[297] 無題 投稿者:KDC 投稿日:2002/01/24(Thu) 20:20

久しくコメントを差し控えていましたが、まだまだかみあわせと全身の健康について混乱や間違った認識があるので、最近、僕自身で少しわかった範囲でまた書いていこうと思います.

1)NO296のスプリントによる為害作用について

スプリントという言葉の定義が問題です.
従来の概念でいうスプリントで問題なのは誰もいったい何o咬合をあげたらよいのか、それからスプリントをいれた場合の正しい顎位をどうやって導くのか正しく知っている先生はほとんどいないのが現状です.ましてや、下顎は立体的に運動し、空間で浮いているのとおなじなのに三次元的にこれは満たしていないのが現状です.
ですから、従来のスプリントはぼくからいわせればただのプラスチックのかたまりでしかありません.

したがって三次元的要素をくみいれていなかったり、またはっきりと何o咬合をあげるといいきれない先生の作ったものは大変危険です.従来の定義のスプリントで症状がかわるのは、顎位が単に変わったための反応だけで症状の改善とはまったく関係していません.

また、スプリントを夜、睡眠時に装着しなさいとよくいわれますが、寝ているときと立ったときではまったく顎位はちがいます.
ですから、間違った位置で装着は大変危険です.
このことは、義歯をよる装着をしないようにといわれるのと似ています.正しい顎位で保持しているものならむしろ睡眠時も装着すべきです.ですから、かみあわせが悪いなと感じている義歯は逆に夜間ははずすべきです.


さて、まずスプリントをいれてのもっとも重大な問題は咬合挙上する必要のない人も十派ひとくるめにして無理に咬合挙上してしまうことです.その結果長期に(6ヶ月〜8ヶ月が限度だとおもいます)
渡って使用すると歯が圧下してしまい、噛まなくなったり、咬合平面が乱れてしまうケースがあり、かえって大変な結果が起こっているのがみうけられます.
また、咬合を何oもあげた時、テンプレートのような場合、症状がよくなるかたがいますが、この原理は簡単で、綱引きのときにはく靴(かかとがひくく、つま先がたかい逆の靴)とおんなじです.
したがって脊椎がそって一時的に症状がらくになったり、また姿勢がよくなったと勘違いしていることが多いと思います.


ただ、正しい体のことをかんがえて装置をつくられている場合で明らかに咬合挙上を必要とする場合は別です.

グゼーの咬合理論を持ち出して、低位咬合のひとが多いという考え方がありますが、僕が日常見ている限り、ほとんど咬合挙上しなくて済んでいるケースが多いように思います.


次に、最近理解していることでわかったことは、歯は関節だということです.これは仙腸関節とおなじ構造をしていることです.
虫歯でない歯が痛むときがありますが、これは歯をAKAすればほとんどの場合いたみはとれます.また顎関節は関節ではないように思います.もし関節ならば顎関節をAKAでアジャストできるはずですが、これはほとんど不可能に近いと思っています.

最後に咬合をたずさわりたいかたにアドバイスですが、全身のこと(西洋医学的な全身ではなくからだの構造特に骨格、筋肉のこと)
をわからないかたはかえって大変な結果を生むのでよくよく勉強してからとりくんで欲しいですし、なぜ、高いとか低いとか患者さんがいうのかを削る前にきちんと考えて治療行為をして欲しいと思います.かみあわせと全身の健康は非常に大切な歯科医の仕事です.

追)異論があるかたもあるとは存じますが、中傷のし合いはやめて、患者さんにとって本当に実りのあるお話であれば、ぜひ返答いただければ幸いです.

http://www.jin.ne.jp/kdc


[296] 顎関節症におけるスプリントの為害作用 投稿者:MIC 投稿日:2002/01/24(Thu) 16:12

http://www.dental-diamond.co.jp/qa/kouku0004-2.html
上記は
私の意見ではありません。
これが最近の研究でわかったんですって......ひや汗;

http://someya.ne.jp


[295] 治療院選びについて 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/01/20(Sun) 23:14

カイロプラクティック・整体師・鍼灸師選びについて、以外と基本的な情報が伝わっていない事が有る様なので、少し書込みしておきます。

日本で、(カイロプラクティック・整体)と看板を掲げている所がたくさん有りますが、そのほとんどが、(講習を少し受けただけの人や、きちんと教育をしていないレベルの低い学校出身)の、事故を起こしかねないレベルの人が、以外と多くいます。

アメリカの大学を出て、日本で開業している先生も数十人いますが、治療の仕方も違い、先生達の間でもレベルが様々です。
上手い先生から下手な先生まで、様々ですので、治療後や数日経って調子が悪ければ、治療院を変える事も必要です。

「アメリカで勉強してきた・・・」と言う言葉や、看板だけで惑わされない様にして下さい。
日本で勉強している整体師や柔道整復師(整骨院の先生など)の方が、腕の良い場合が有ります。


鍼灸師についてですが、基本条件として、鍼は(使い捨て・患者専用鍼)を使用している所をまず選んで下さい。
これは基本的な事なので、多くの方は知っていると思いますが、感染症を防ぐ為です。しかし以外と、この事を守っていない人が多いので、注意が必要です。

それ以外では、筋肉のバランスを整えてくれる所を選んで下さい。痛み・違和感などの有る場所だけを鍼治療をしても、バランスが崩れる事がほとんどなので、(体が機能する様に、筋肉バランスを整えてくれて、痛み・違和感の有る場所も治療してくれる治療院)を選んで下さい。

以上の事は、電話で確認してから治療に行かれると良いと思います。しかし中には、嘘を付いている治療院も有りますので、細心の注意を払って下さい。


[294] スプリントに対する私の見解 投稿者:じゃわ 投稿日:2002/01/20(Sun) 02:34

 スプリントで治療を受けている患者ですが、スプリントにもピンからきりまであることを、このサイトでの情報で知ることができました。スプリントは「顎関節症を治せない器具」というレッテルを貼られつつある気がしますが、私やこのサイトにアクセスされている患者さんの一部にスプリントで確かな症状の改善を得ているのも事実です。そういったスプリントとは、世間一般のものとは異なり、fighter_1992さんが言われたような体の仕組みを理解して、体との調和を考えている治療方針で作られたものではないかと感じます。他の方が使われているスプリントがどういったものなのか、良く分かってはいませんが、私の理解している範囲で自分の使用しているスプリントによる治療について、MIC先生のNo.2727を引用させて頂いた上で少し説明してみます。

● つくり人の基準がみえない(身体の基準の前にまず歯の基準で構築せよ) 何を目安に高くしているのか、高さの量を決めているのか?いかに重篤な症状があったせよ、健康な時期があったわけですから
既存状態を否定しないで、健康だった顎位を目安に治療すべき(はめて上下位置をかえるほど、本当にそんなに狂っていたのでしょうか?疑問です)
<じゃわ>
 確かにスプリントやプレート治療の一部には不自然なほど挙上量の大きいものがあるようです。実際、1cm近く(もしくは以上)も挙がるものも知っています。健康だった顎位を目安に治療すべきとは至極当然のことだと思います。私が使用しているスプリントはその方針に基づいています。私の場合、奥歯にスプリントを装着していますが、せいぜい1〜2mm程度しか上がっていません。
 まあ、高さはどうでも良いことで、つくり人(主治医)の基準は端的に申しますと、理想の全身の状態(例えば、体の歪み等がない状態
)における理想の口腔内との誤差を見ているかと思われます。しかし、理想の全身状態など持ち合わせている人など、殆どいませんし、ましてや重篤な不定愁訴を有する患者はそれから程遠い訳ですから、
あくまで今ある状態から全身バランスを保てる範囲での理想状態に対する口腔内を確認することになるようです。従って、一度に口腔内を理想状態にもっていくことは、全身の状態が理想状態からかけ離れていればいるほど困難で、段階を踏んだ治療が求められるようです。
如何に口腔内と全身との間にアンバランスな状態を作らずに改善の方向へ導けるようスプリントを設計されているかがポイントかと思います。

● 圧による移動の問題:
<じゃわ>MIC先生の話は良く理解できなかったのですが、移動という意味では、スプリントの長期使用により、確かに噛み合わせが変わりました。自分の場合、頭蓋骨の3次元的な移動から始まる全身への好転反応により噛み合わせが変化したと理解してます。よく咬合平面に対して歯が高い、低いとか論じられますが、そうではなく、頭蓋骨の3次元的な歪みが左右の高さのアンバランスを生み出すことも考えられるべきです。頭蓋骨の歪みが大きい場合は、歪みを補正してゆくしかありません。私の場合、それをスプリントで実践して頂いているのです。



● 後戻りの問題:はずすと噛み出すまで顎の位置は不変とすると、歯は合わないしやがて今度は挺出してくるし、無理に歯をあわせると顎がずれます。どちらがどうなるのか、術者にも誰にもわかりません。やってみたとこ勝負?です。治ったかたは偶然でしょう。もしくは最初からいれなくてもよいかたです。
期間と治癒状態の状況をはっきり最初に明示できないわけです。
<じゃわ>
 私の受けている治療は、顎関節症やその他の不定愁訴が完治すれば、外して生活できるという考えはないです。最終的には補綴が必要です。前述したように、骨が動いているのですから、天然歯だけでは
理想的な口腔状態を作り出せません。

● はずしたときの問題:
問題とされているのは、スプリント をはずしたとき歯の高さですから。
<じゃわ>
それは使われるスプリントが単なる治療器具に過ぎないのか、それとも最終補綴までの仮歯の役割を果たしているのかにも依存するかと思います。

>>
第一スプリント自体では硬度問題で滑りますし減ります。よく噛めませんから、またそれでよくなりません。噛ませて鍛える(急性以外)ことが大事です。開口障害の人は開けさせることより噛めることに重点を置きます(:一発より)
さまざま理由で噛めなくなってきたこと(自覚なしに)が、問題です。
食事どうしてますかいれられたみなさんは?(もしかして食事用のものを買わせられたりして?)
<じゃわ>
一番最初の歯科で装着したスプリントは咬合平面がつるつるでしたし、それでめしなど食える代物ではなかったです。一般的なスプリントとはそういったものが多いですね。
しかし、今使用しているものは、歯の凸凹を再現した作りと成っていますので、下顎の位置も一意に決まる構造になっています。めしも装着したままでガンガン食えます。言われるように、噛まなきゃ治らないと主治医から言われています。私のスプリントは24時間装着が前提で、そうするのに全く苦痛を伴わない構造になっているかと思います。
 また、減ってしまうのは間違いないので、これは定期的に作り変え、付け足しはやもえない気がします。
● 形態まで考慮されていない問題:形態が歯の形でない咬合面以外の歯ぐきの形までおよぶ問題になります(咀嚼筋神経機構が働きません)。Oリングででてくる調整場所は噛むところ以外に及びます。粘膜へのあたりかたもそうです。それは歯や歯肉の豊隆(カウンター)の形態に
及ぶことになります、脳が寝ている間でもシュミレーション(歯軋り様運動)をし咬合面以外の粘膜の触れる部分すべて監視してます、だから朝起きると噛み締めていたりします。
<じゃわ>
どうやらこの点に関しても考慮したスプリントを私は装着できているようです。スプリントが歯の形状と見た目何ら変わらないからです。第三者が私を見たときに、スプリントを装着している事は全く気づかれないほど、普通の歯と遜色のない作りになっています。

● 再現性の問題:では仮にそのいい?位置を見つけたとします。その位置で金属やセラミックで移し替えしようとしたら外した瞬間、必ず変わってしまいます。生きている人体(靭帯)ですから、可変するのは当然です。
<じゃわ>
そうですね。装着物の重さで、骨の動き方が変わるそうですね。MBとエステニアでも違いが出ると聞くぐらいですから、歯とは全く比重、重さ、形状の違うスプリントであれば、その影響は大きくなるはずです。

 話が長くなりましたが、昨年4月の寝たきりに近い状態から今の状態まで改善できたのは、スプリントのおかげであり、半年間に及ぶスプリント治療において、自分の骨が動くことによって、体の歪みが減り、姿勢が改善され、開口障害がなくなり、数多くの不定愁訴がかなり緩和、消失していったことを体感してきました。
 MIC先生の治療方針と私の受けているスプリント治療には共通接点が結構あるような気がします。しかし、決定的に違うのは私の治療の場合、「不定愁訴をも患う全ての顎関節症患者を一発で治すのは不可能な治療」のようです。患者の症状によって期間は全く異なり、重篤な患者になればなるほど、理想状態へ導くために、段階的なプロセスを踏まなければならないために治療は長期化してしまうそうです。また、治療開始から最終補綴までの治療期間と費用を初期診察時に示して頂いており、スプリント治療をするのであれば、最終補綴、予後治療まで患者の面倒を診る事を前提とした方針をもって医師が取り組まなければ、無責任な治療になってしまうことは間違いないでしょう。
スプリント治療が適切なものであれば、「決してでたらめな治療ではない」と信じています。


[293] Re[292]: 経験から言える事 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/20(Sun) 00:05

fighterさん、早速の御返事ありがとうございます。

> 腕の良い矯正医・歯科医師などは、ある程度の基準は持っていますが、完全な基準がはっきりしていない為に、今現在も色々と研究をしているのです。

恐らく、私のスプリントは他の歯科医院のスプリントよりは
体のことを考えている代物だと思います。(あくまで、感ですが)
ちなみに先生はスプリントであってスプリントではないとも
言われていました。この辺の意味合いはよく分かりません。

> そこで重要なのが、顎関節症は体の重要な働きに関係している場所で有る為、(腕の良いカイロプラクタ−・整体師)などの経験豊かな、体の事を熟知している先生の協力が、必要不可欠だと感じます。

腕の良い歯科医師と腕の良い整体師ですね。了解しました。
とても貴重なコメントありがとうございました。


[292] 経験から言える事 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/01/19(Sat) 23:30

マリンさん、私は経験から下記の様に書きました。しかし、MIC先生が掲示板で書かれている様に、スプリントが確実に効果の出る基準が確率されていない事に関しては、事実です。

腕の良い矯正医・歯科医師などは、ある程度の基準は持っていますが、完全な基準がはっきりしていない為に、今現在も色々と研究をしているのです。
そこで重要なのが、顎関節症は体の重要な働きに関係している場所で有る為、(腕の良いカイロプラクタ−・整体師)などの経験豊かな、体の事を熟知している先生の協力が、必要不可欠だと感じます。

いつも私が掲示板で書いていた事ですが、「腕の良い歯科医師・カイロプラクタ−・整体師などとの治療が、あらゆる意味において良い・・・」と書いているのは、「互いの弱点や、アプロ−チ出来難い所を、二方の協力でほとんど補える・・」と言う理由からです。


[291] Re[290]: 矯正治療とスプリント 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/19(Sat) 22:46

> しかし、体の事を考えているスプリントで、ほぼ完治してしまったのです。

全てのスプリント(矯正治療)が悪い結果を引き起こすわけではないのですね。
少し、安心しました。


[290] 矯正治療とスプリント 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/01/19(Sat) 20:53

矯正やスプリントについてですが、確かに治療方法や作り方を間違えれば、大変な事になります。
しかし、様々な治療を受けた経験から言いますと、体の仕組みを理解して、体との調和を考えている治療で有れば、大丈夫です。

私が使用したスプリントは装着後、噛み合わないなどの不具合は発生しませんでした。
確かに、個人の症例により様々だと思いますが、その様な場合でも腕の良い矯正医・歯科医師で有れば、本格的な矯正治療ではない、値段の安い細かな矯正治療をすれば、問題は解決出来ます。

また、一つだけ疑問が有るのですが、噛み合わせの治療だけで、(全ての酷い筋肉の歪みや緊張)を治せるのかも疑問です。スプリントによりますが、利点として(筋肉の異常を治せる)と言うのが有るからです。

その理由としまして、私は矯正治療を失敗された後、交通事故をされて、その後、下手な大学病院のスプリントをはめさせられ、左側の首から心臓の方にかけて、(大変な緊張・歪み・圧迫)が出て来ました。
その後、色々な歯科医院で噛み合わせの調整などもしたのですが、最高の結果で少しの改善は有っても、その部分は完治しませんでした。
しかし、体の事を考えているスプリントで、ほぼ完治してしまったのです。

この様な理由から、全てのスプリントは効果が無いとは思いませんが、「下手なスプリントを入れると、体を破壊される・・・」と言う事は事実です。(実際に何人もの患者さんを知っています。)


話しは変わり、MIC先生が書かれている、歯科医師の間での派閥などの件ですが、私も矯正治療を失敗された時に、色々と揉めましたので、大変良く理解出来ます。
この掲示板に来る多くの先生は、一部を除き、基本的に「治す為の答えを求めたい・・・」と言う意向で来ていると思いますので、様々な嫌がらせなどもあるでしょうが、真面目な歯科医師は、屈しないで頑張って欲しいと思います。


[289] Re[288][287]: スプリントの問題 投稿者:MIC 投稿日:2002/01/19(Sat) 12:56

噛み合わせについて研究してくると矯正、ブリッジ、インプラント、手術などなど多数、、
に突き当たります。
真実はわかっているのですが、ここでは刺激が強く本当のことをいうとまた誤解されますので(ヒント:はブラケットとワイヤーでは歯がすべて連結していること、そしてその歯は移動中でぐらぐらなこと そしてそれらをすべてとりさった時にしばらくして、、。)
(頭のいい人はみんなだまっていますね。)
今後は全体のコンセンサス、意識を高かまってから、何かこれらの意見を発言するほうが、良いと考えています。
物事を正面から、ただしく認識できないかたが、いらっしゃるからです。
横しまな考えや利害関係や学閥、流派による縄張り、外国からの得意げな知識の披露(ナソロジーもそうでしたね)
狭い世間で協力したくても残念ながら、そういう悲しい人もたくさんいるということです。

「顎関節症も含め医療において本当に問題なのは、そのことなのです。」
もしかしたら21世紀は膿みがでて自浄作用がでることをこのWEBで期待してます。
協力があれば、微力ですが突破口になります。

みなさまがた是非、今後研鑽を積んでいければ、真実がわかり健康へと導かれていくことと思います。
下記はわたしが矯正のML(メーリングリスト)のやりとりに一節です。
レスにレスをつけたものに返答しています。
これだけでもみなさんは本当に真剣に議論している姿を想像できると思います。
わたしも中傷じみた低レベルの次元で、足をひっぱられるのでしたら、今後は一切沈黙します。
......................................................................................................................
(MICの考え)
実は顎関節症や、歯周病の問題だけでなく、カリエス(虫歯)の問題を誘発します。
http://diary.cgiboy.com/msomeya1205/
11/25日26日当たりを御覧ください。
24日のこの人の7番は結局抜歯になりそうです。これも4を便宜抜去したためです。 あと戻りと、傾斜移動での板挟みです。 正確にミクロン単位でのずれのない矯正による平行移動はいかなる技術をもってして も不可能です。(いかにトルクコントロールしてもいかのもそれふうにカムフラージュ して平行に見せてるだけです。それは身体が一番正直で、後戻りの理由も新しい位置 に馴染めずそこから微妙に動いた位置がよいようです。いかに原因があって歯並びが 悪くなったにせよ。その悪い歯並びの位置が一番ニュートラルと考えていて間違いな いでしょう。
(普通の矯正医の考え)
> 抜歯と歯周病の関係はまず無いでしょう。抜歯して放置された > 場合、歯が傾斜したままの時は問題ですが、矯正がされて歯根 > の整直されれば心配いらないでしょう。

> あと矯正力が大きすぎると歯根吸収が起こります。だから、急 > がずに弱い力を持続的
> に負荷させることが大事です。

(他のあるかみあわせの歯科医の考え)
>>> 私のところに40-50台で来る患者さんの中には若いときに便
>>> 宜 抜歯をして矯正治療した人が何人かいます。

>>> そういう人は、若いときに歯槽骨が一度溶けているためか、
>>> 歯周病の進行がやや早いのです。
>>> 特に歯を抜いた前後の歯の歯軸(歯の向き)の傾斜が異常で
>>> ともに咬合力(咬み合わせの力)を受けることが難しく、こ     >>> のことがますます歯周 悪化要因になっていると思えます。  


[288] Re[287]: スプリントの問題 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/19(Sat) 09:40

MICさん、MR.Xさん、御返事ありがとうございます。
下記のサイトを拝見させてもらいました。
MICさんのスプリントが危険と言われている理由は分かりました。
確かにスプリントを外した直後は上下の歯列が噛み合わなく
なりますね。となると、その後、噛み合わせを調整する為に
歯列の矯正をする、もしくは、補綴物を新たに盛ったり減らしたり
削ったりするという方法は、どうなのでしょうか?

歯列矯正というのは、2〜3年かけて、どんどん歯を移動
させていく治療?だと思うのですが、当然歯が移動している間には
噛み合わせが合わなくなったりしますよね?となると、
歯列矯正もある意味危険な行為という事なのでしょうか?
よろしくお願いします。


[287] スプリントの問題 投稿者:MIC 投稿日:2002/01/19(Sat) 00:28

真実は一つ、顎位は2つありません。
マリン さんへ 画像の関係でこちらに説明しておきましや。
http://diary.cgiboy.com/msomeya1205/


悪徳商売でしたら、わたしでも高率の儲けのほうを選びますよ。
どうぞ新種のスプリントを研究してください。

http://diary.cgiboy.com/msomeya1205/


[286] スプリント 投稿者:MR.X 投稿日:2002/01/18(Fri) 22:13

スプリントですべて治る。
なんとかプレートで何でも治る。
スプリントはすべて有害だ。
かみ合わせを 直せば、すべて治る。

これらは、各々、まったく逆のことを言っているもの
も含まれているように見えますが、実は同根です。
単純明快に白黒をつけ、不安の裏返しとして過度の盲信を
生む手法は、詐欺商法に近いものがあります。

スプリントは、万能ではなく、有害な場合もありえると思います。
また、すべての顎関節症を直せる歯科医もいないと思います。
相対的には、ピンきりで、治す率の高い人、悪化させる方が
多い人、とそれぞれでしょう。

いろいろな疑問が生じた場合、自分で最終的には判断する
しかありませんが、
その前に、少なくとも現在最も主流といわれる理論
を知っておくことが、自己防衛上必要と思います。

http://www.quint-j.co.jp/books/Q_420/Q_420.html

http://www.quint-j.co.jp/books/Q_420/Q_420.html


[285] スプリントは危険!? 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/18(Fri) 16:54

初めまして。
顎関節症掲示板の方で、MICさん(歯医者さんのようですね)が
しきりにスプリントの危険性を訴えているのですが
実際はどうなのでしょうか?
私自身、スプリントをして4ヶ月程になるので
心配になってしまいました。
よろしくお願いします。


[283] 無題 投稿者:ひろき 投稿日:2002/01/12(Sat) 13:18

こんにちは。

MR.Xさんの顎関節症の捉え方に対する、一患者としての意見を書かせて頂きます。

>顎関節症とはいっても、各人別々の原因(不明の場合も含めて)
があり、症状も別々です。

それは顎関節症であったり、不定愁訴なる物が発生する切っ掛け的要因の事であって、原因ではないと感じます。

生体機能バランスと言う物が存在したとして、そこにアンバランスが生じていれば、それが違和感なり症状として表面化するのは、その個体としての適応力なり、全身の筋バランスであったり、精神的適応力であったり、遺伝的要素も含まれるかもしてませんが、要はその時点、生体機能として弱っている部分に現れるものだと思います。
それはその個体に依存される訳ですから、結果現れる症状に差異は生じるでしょう。

>顎関節の異常がある人がすべて、不快な症状を有するわけではなくむしろ、多くは不快を感じないと言われています。
ときどき音がする人はいくらでもいます。

顎関節の違和感、日常的に感じるのはクリック音を自覚されている方はかなりな人数にのぼるかと感じます。

クリック音にしても、それは関節円板の変位だとかいろいろ理由は言われていますが、それ自体にそれ程捕らわれる必要はないと感じています。
しかしながら、諸手を挙げて安心だと言えるレベルの事でもないと感じています。
段階の問題であって、個体の適応力としてその許容を越えた結果の関節円板の状態であり、クリック音とは、その後の開口障害であったり、顎関節周辺の痛み・違和感を起こしうる可能性を含んだ状態であるものだと認識しています。

問題なのは、何故関節円板に障害が発生するに至ったかです。
その辺が非常に曖昧で、結果現象に対する対症療法となっていると思われます。

>どちらかといえば、全身的に筋力の弱そうな人、ストレスに弱そうな人、過去に大規模な歯科治療を受けた人、などが深刻になりやすいように思えます。

これらは、非常にアバウトな表現だと感じ、誤解や偏見を招きかねないと思います。
要はバランスの問題が非常に大切かと感じます。
筋力にしても、強い弱いと言うよりも、バランスが良いか悪いかであって、それは見てくれや個別の筋力の問題では解決には結び付かないかと。

精神的ストレスにしても、何をもって強い弱いの判定が出来うるのか。
心身ともに充実しておれば、ストレスに対する適応力は広がるでしょうし、現状で少なからず追いつめられている者は、適応範囲は狭まり、精神的影響は大きくなると思います。

精神的要素が、顎関節症であったり、不定愁訴を助長している部分は確実に存在していると思います。
ですが、それはある側面、様々ある要素の一つであって、そこだけに依存している治療では回復範囲は限られているかと。

歯科治療が助長している部分もあるかと感じますが、それは現在全身との兼ね合いを考慮していませんから、それを受診する患者の適応力・状態・治療範囲などで、なる者はなるし、ならない者はならない。
多くの人が、その適応内に収めていたり、それが原因として起こっている症状と気づかない為、症状を発生し咬合と関連付ける患者に対しては、患者に問題があると考える風潮が少なからず根づいているかと。


>顎関節症を治すためには、自己治癒能力を高めたり、適応力を高めたりすることが重要で、そういう意味で、自己治癒力を妨げる要因を除去するようなスプリント、抗不安薬の投与なども必ずしも対症療法とはいえないと思われます。

大意は賛成出来ます。
自己治癒力であったり、適応力を高める事は必須だと思います。
しかし、それは患者の状態がそのレベルまで回復しているのが条件であって、治療が適正に行われているのが条件であり、誰でも彼でもいきなりそのアプローチに入れる訳ではないと思います。
治癒力なり適応力が低下しているには原因があって、そこに目を向けずに高める事をしても逆効果なところが否めないかと。

スプリント的な口腔内に装着する治療具とは、私の認識では非可逆的治療をせずに、顎位を誘導する事で全身バランスを適正にし、顎機能を適正にするものです。

現状でのスプリント・マウスピース治療の捉えた咬合挙上をあげ顎関節の負荷を緩和だとか、ブラキシズム抑制だとか、咬合平面をとるなどは口腔内しか捉えておらず、それで治る治らないを言える物ではないと経験しています。

精神安定剤などは、結果として不安定になっている状態が少なからず存在していますから、症状緩和を目的としているのであれば、それは許容範囲に於いては患者の助けになってくれると思います。

肉体と精神は切り離しては考えられないものだと思い、肉体としてのバランスは崩れているのに、その影響を受けている精神状態を薬で押さえているのが現状かと感じます。

>誰に対しても即効する画一的な根本療法は、無いのではないでしょうか?

現状の医科・歯科での顎関節症であったり、顎位の捉え方では完治させるのは大変困難と言うか、私の少ない経験では不可能だと感じます。

>そういう意味では、大学病院が最善であるわけでもありませんが、そこが適している場合もありえるので一概に否定はできません。治す方法は自分で探し出すしかないかもしれませんが、すくなくとも、不可逆的な治療には慎重であるべきです。これは、大学病院でも開業医でも同じです。

非可逆的治療は、やるとしてもそれは治療段階として確実な安定であり、改善が確認され、患者納得の上でしなければいけないと思います。
咬合調整にしても、歯列矯正・手術にしても、患者の全身バランスとして結果が適応内に収まっていれば、まだ良いですが、その行為が原因で逸脱し、症状が発生してしまっても、それを治すすべはそういった施術者には分からない事が殆どと言うか、因果を理解している方はそんな事はしない、出来ないと思います。

根本的な顎位・咬合治療とは、確実に体感としての改善が感じられるものだと経験しています。

つまり言いたい事とは、現状での顎関節症・顎位・咬合・不定愁訴の治療とは、歯科・医科のEBMに基づいた範疇に患者を収めようとしているんであって、それに適合しない患者の訴えは聞き入れられない、精神的問題となってしまっている部分が見受けられるのではと言う事。
よって、現状のEBMの範疇にない因果で症状を発生している患者には、EBMにとらわれた治療とは対症療法の域を抜け出せない。

だから、それを重んじている大学病院やそれを継承している一般的歯科では完治には至らないのだと、私は経験しました。

どうもまとまらない文章で申し訳ないです。


[282] 口が開かない 投稿者:yasu,sibu 投稿日:2001/11/16(Fri) 16:42

最初は左顎がカクカクしていました
コキンコキンと音がしてそのうちに顎がおもくなり
痛くなってきました現在2センチくらいしか口が開きません
どうしたら良いのですか


[281] おっと 投稿者:ミーティア 投稿日:2001/10/16(Tue) 22:25

280の第1パラグラフ:
誤=このことから、最大の要因のひとつが、
正=このことから、体の歪みの最大の要因のひとつが、

失礼しました。


[280] Re[279]: 経験上 投稿者:ミーティア 投稿日:2001/10/16(Tue) 22:23

返答感謝致します。

僕はスプリント/マウスピース系の治療経験者であり、顎位が少し変わるだけで大幅に姿勢が変化するということを実体験しています。このことから、最大の要因のひとつが、顎位であることは間違い無いのではと思っています。

もちろん、歯を直接いじらずとも、カイロにより顎位を誘導することも可能であり、効果的なのでしょう。

しかし、私がお世話になっている先生によると、長く生活を続けた後に最終的に安定する顎位というのは、咬合により一意的に決まってしまうそうです。

つまり、カイロにより一時的に適正な顎位が得られたとしても、それを維持するために適正な咬合を付与しない限りは、最終的にはもとの顎位に徐々に戻ってしまうのではないかということです。

ただ、もしそうだとしても、幸いカイロの治療費は高くありませんので、定期的に再調整して頂ければ良いだけの話ですね(^^) アイエスさんのおっしゃるとおり、顎関節症および関連症状の治療には、必ずしも咬合治療は必要無いのかもしれませんね。


[279] 疑問点へのお答えになっていますか? 投稿者:アイエス 投稿日:2001/10/16(Tue) 19:08

初めまして、ミーティアさん

>歯科治療を原因としない場合でも、食事や遺伝的特徴の問題により、歯や顎が充分に発達せずに噛み合わせ (というか顎位) が悪いケースは多々あり得ると思います。

顎関節症に限らず、全ての病気、現在の健康状態は遺伝的要因は含まれるでしょう。生まれながらにして、虚弱体質の人もいるし、丈夫な人もいます。しかし、現在の健康状態は遺伝だけで引き起こされるものではありません。生まれながらにして丈夫な人も、不摂生な生活をおくっていれば病気がちな体になるし、虚弱体質で生まれた人も生活に気をつけていれば、丈夫な健康体になります。現在の健康状態は遺伝的要因プラス生まれてきてからの食事を含む生活環境の総和として捕らえることができると思います。

顎関節症も遺伝的になりやすい人となりにくい人がいるでしょうが(下顎頭が細い人の方がなりやすいと言われている)、あなたは遺伝的に顎関節症になりやすいから、顎が痛くてもしょうがありませんといわれて、納得する人はそれでいいかもしれませんが、通常の人は直したいでしょう。
顎関節症は遺伝的要因だけで発症するのではなく、その後の生活環境の総和によって引き起こされて考えて良いのではないかと思いますがいかがですか。

今まで柔らかいものばかり食べてきて、顎が未発達の人は顎関節症になりやすいと言われています。食事を改善することは今からでもできることなので食事を改善することは大変いいことだと思います。ただ、痛みが強い時は硬いものを食べるのは良くないようです。


体が歪むのが先にあるのではなく、体は原因が合って歪みます。体の歪む原因は様々なことが考えられます。例えば、次のようなことが考えられます。
1. 長時間の悪い姿勢。
2. 過度の労働による疲労
3. 内臓の機能低下による反射で背骨が歪む
4. 出産時の影響
5. 転ぶ、つまずく
6. 事故
7.長時間の立位、座位
8.悪い食生活
9. 精神的ストレス
などなど、あらゆることが体の歪みの原因となり得ます。

これで疑問点へのお答えになっていますか?

追記
ハンドルネームを一手技療法家からアイエスに変更しました。


[278] Re[277]: ちょっと疑問 投稿者:ミーティア 投稿日:2001/10/15(Mon) 05:11

> 2. 歯科治療をきっかけとしない顎関節症の原因は骨盤、頭蓋骨等のからだの歪みに起因する。悪い歯科治療によって引き起こされた顎関節症およびそれに附随する不定愁訴は、この原因がベースとなり引き起こされる。

歯科治療を原因としない場合でも、食事や遺伝的特徴の問題により、歯や顎が充分に発達せずに噛み合わせ (というか顎位) が悪いケースは多々あり得ると思います。

失礼ですが、「まず体の歪みが先にありき」というのは、結論を急ぎ過ぎではないかという印象を受けます。


[277] まとめと補足説明 投稿者:一手技療法家 投稿日:2001/10/14(Sun) 15:52

こんにちわ、

「顎関節症に対する私のカイロ理論」は前回まででおおむね書かさせて頂きました。今回まとめと補足説明を書き、ここでとりあえず終了とさせて頂きます。おつきあい頂きありがとうございました。

1. 顎関節症は次の2つにわけることができる。

 1)悪い歯科治療によって引き起こされたもの。
 2)歯科治療をきっかけとしないもの。

2. 歯科治療をきっかけとしない顎関節症の原因は骨盤、頭蓋骨等のからだの歪みに起因する。悪い歯科治療によって引き起こされた顎関節症およびそれに附随する不定愁訴は、この原因がベースとなり引き起こされる。

3. 悪い歯科治療によって引き起こされたものは、強烈な不定愁訴を伴うことが多い。また、あきらかに悪い歯科治療によって生じたことが自覚できる。このため、歯科治療をきっかけとしない顎関節症までが噛み合わせ問題、そしゃく筋緊張等、歯科周辺領域の問題を原因として発生すると一般に考えられるようになった。

カイロで体の歪みを直した後に歯の詰め物が取れたり、入れ歯やスプリントが合わなくなったりすることがあります。また、受け口の改善(つまり下の歯が引っ込む)を自覚する人もいます。このことからも体(骨盤や頭蓋骨等)の歪みが原因となり噛み合わせを悪くしていることがあることはあきらかだと思います。

逆に、らんくい歯や親知らずが体の歪みの原因になることもあるかも知れませんが、それについて私はなんとも言えません。

4. 歯科治療によって引き起こされたものもからだの歪み(骨盤、頭蓋骨の歪み等)に基づく噛み合わせ不良というベースがあり、その原因を直さずに歪んだ噛み合わせにあわせ歯を削ったり、抜いたりしたことにより、体のバランス感覚を混乱させ、重篤な不定愁訴を引き起こしたものであると考えられます。

5. つまり、歯科治療によって引き起こされたものの発生機序は次の通り。

からだ(頭蓋骨、顎位、骨盤等)の歪み→噛み合わせが悪くなる→悪い歯科で歪んだ顎位に合わせ歯を削る、抜く→体のバランス感覚が崩れる→重篤な不定愁訴の発生

体が歪んだ段階でもろもろの不定愁訴が発生する。そのなかの一つに顎関節症(クリック音、開口障害、顎の痛み)がある。

6. 従い、歯科治療をきっかけとしない顎関節症やからだの歪みから発生した不定愁訴はからだの歪みを直せば、良くなる。

7. 悪い歯科治療によって引き起こされた顎関節症およびそれに附随する重篤な不定愁訴は良い歯科医のもとできうる限り歯を復元すると共に、もともとベースにある体の歪みを直せば良くなる。

8. 体の歪みを直す方法はカイロでも、良い歯科医が行う顎位誘導でも一長一短はあれ同等の効果が出ると思われます。但し、術者の腕の問題はある。

9.体を歪ませる原因はありとあらゆることが考えらます。生活している限りからだに歪みは生じます。程度の差はあれ、体に歪みがない人はいません。一般的に顎関節症の原因と言われている片噛み癖やほおずえも体を歪ませる原因の一つには入れてもよいと思いますが、メジャーなものとは考えにくいと思います。

以上です。
 
追記
- 出雲の阿国さん、No.272で名前の漢字間違えてごめんなさい。
- No.272で舌下神経を脳神経XIと書いてしまいましたが、脳神経XIIの誤りです。訂正します。頭


[276] Re[275][274]: カイロ 投稿者:ひろき 投稿日:2001/10/06(Sat) 22:00

こんばんは。
ご返信、感謝します。

一手技療法家さんの、カイロプラクティック施術者としての想いが伝わってきました。

>側頭骨下顎窩と下顎頭に隙間をあけるために歯に何かを咬ませ、顎関節に生じていた圧を軽減させるだけでは、とても不定愁訴を克服することは困難と思います。スプリントは頭痛の時の頭痛薬と同様の対症療法ではないかと考えています。

その通りと思います。
現状での一般的なスプリントとは、単なる咬合挙上を挙げる事で、顎関節の負担を軽減する為だけとしか、私も感じていません。
私が治療して頂いてきた、一般的スプリントを用いた歯科医の方達は、言葉では「上記の意味合いと、咬合をとる意味でも有効であって、そう調整してあるんだけどね」
って言葉を聞かされてきました。

私の率直な感想は、今ある咬合であり、上下歯列での咬合平面上での噛み合わせ・接触面なる物は、現状のスプリントでも考えられているとは思います。
問題だと思う事は、その、診察に行っている時点で、咬合・顎位はズレ・歪みを生じている状態であり、それを元に、単なる咬合平面上での調整では、体は付いて来ないって事ですね。


>つまり、頭蓋骨の歪み(不正顎位)という原因を取り除かずに、頭蓋骨の歪みにあわせ歯を削ったため不定愁訴が発生したと考えて良いのではないかと思います。
歯科治療をきっかけとしない顎関節症をあるわけで、これは頭蓋骨の歪み(不正顎位)から発生したと考えて良いのではないかと思います。

ある意味、その通りだと思います。
顎位不正(頭蓋の歪み)があるからと言って、顎関節症なる症状が顕著に現れない人もいますし、それ以外の不定愁訴を訴えている人も大勢いるかと感じます。

顎位不正にしろ、頭蓋の歪みにしろ、結果的には全身の歪みや不均衡を生じる事であり、その具体的症状とは、患者個々の様々なケースで多少なりとも違ってくる事はありますが、根本はやはりリンクしていると思われます。

私は一患者ですので、カイロの本当の奥深さはまだ知り得ません。
現状では、歯科治療・顎位を適正にする事で、即座に体の安定であり、症状の消失が得られる位置がある事を知らせて貰いました。
勿論、数回の調整で即座に完治に至らない事は重々承知していますし、そこには、筋や靭帯・骨格が適正になり、それに馴染むまでの猶予があるかと思います。

一手技療法家さんも、今後とも精進され、一人でも多くの苦しむ人達の助けになって頂きたいです。
これは患者の身勝手な要望ですが、人の体の未知数を思うと、お願いしたくなります。

そして、私の主治医の方にも、私をここまで導いて下さった方達にも、感謝の気持ちで一杯です。



[275] Re[274]: カイロ 投稿者:一手技療法家 投稿日:2001/10/06(Sat) 11:55

こんにちわ、ひろきさん

1. ほぼ完治するまで良くなっているのに失礼なこと書いてしまい申し訳ありません。ひろきさんも多くの人が行っているスプリント系の治療をされていると勘違いしていました。スプリントは多くの人の顎関節症の症状を簡単に、廉価に(といってもカイロも同等?)軽減させてきたと言うことでその存在意義は大きいと思いますが、 単に、側頭骨下顎窩と下顎頭に隙間をあけるために歯に何かを咬ませ、顎関節に生じていた圧を軽減させるだけでは、とても不定愁訴を克服することは困難と思います。スプリントは頭痛の時の頭痛薬と同様の対症療法ではないかと考えています。

また、カイロはスプリントで治療されている方の症状を緩和させる対症療法/補助手段として有効であるばかりでなく、それ以上のお役に立てるものと個人的には考えています。

2.<この顎位とは、単なる上顎に対する下顎位と言ってしまうには、あまりに重要かつ全身との因果が深いものとして捉えないといけない物と経験しています。
私の捉える・捉えさせてもらった「顎が良くなる」とは、口腔内は勿論、全身としてのトータル的バランス・機能が保てる意味での顎であり、顎位です。>

ひろきさんが行っている治療法の詳細は存じ上げませんが、顎位を正常化するというのは頭蓋骨の歪みを直すと言うのとさして違いのないことと考えます。左右の側頭骨が前後にずれていれば顎位を正常化することは不可能だと思います。頭蓋骨矯正とは顎位も含めて頭蓋骨の歪みを正常化させるものだと御考えになって結構だと思います。つまり、ひろきさんの実践されている治療法とカイロでは理論的には大きな違いがないのではないかと感じました。違いは頭蓋骨の歪み(これを不正顎位と言い換えることもできると思います)を徒手を使って正常化するのか器具を使って正常化するのかの違いだけではないかと考えています。どういう器具を使うのかは分かりませんがマウスピースタイプのものかヘッドギアタイプのものではないかと想像しています。
また、器具で矯正するにしてもカイロと同様に術者の腕の違いはずいぶん出るのではないかと思います。

また、カイロでは骨盤と頭蓋骨に次のような連動性があると一般に考えています。形もにてますよね。

頭蓋骨         骨盤
----- -----
後頭骨         仙骨
側頭骨         寛骨
顎関節         股関節

3.<私は自分の経緯で、歯科的治療から、不定愁訴が発生したと、自身で体感しました。
ですから、自分の中では、その因果は明確であり、治療初期の頃も、顎関節症を治そうとしていたのではなく、噛み合わせをとる事で、不定愁訴を治そうとしていました。>

ひろきさんが歯科治療から不定愁訴の発生を自覚したと言うのは次のように説明できるのではないかと思います。マウンテンさんのケースも同様。

頭蓋骨の歪み(不正顎位)→噛み合わせが悪くなる→歯科で噛み合わせが悪い歯を削る→体のバランス感覚が崩れる→体に大きな歪みをもたらす→重篤な不定愁訴の発生

つまり、頭蓋骨の歪み(不正顎位)という原因を取り除かずに、頭蓋骨の歪みにあわせ歯を削ったため不定愁訴が発生したと考えて良いのではないかと思います。

歯科治療をきっかけとしない顎関節症をあるわけで、これは頭蓋骨の歪み(不正顎位)から発生したと考えて良いのではないかと思います。

4. <@なんの外的要因・歯科的治療の経験がなければ、自然の流れの中で培われてきた咬合・顎位なるものが、その個体にとって適正とは言い難いものがある。>
生活している内に、体に歪みは必ず生じますからそうでしょうね。程度の違いはあれ、体に歪みを持ってない人はいません。外的要因にカイロも入るのかしら。

<A現状での歯科・医科の一般的な咬合・顎位の捉え方が、全身との兼ね合いを考慮してはいない。>
同感です。ホリスティックなアプローチが必要なことはよく耳にするところです。

<Bカイロプラクティックの主眼である、脊椎の歪みや骨盤のズレを矯正し、神経の生理機能を回復させ、衰えた自然治癒力を向上させる理論体系自体が、現状での日本の医科では、民間療法の域を抜け出せない。>
カイロにももう少し注目がいってもいいのではないかと思います。

<カイロプラクティックは、私も幾つかの施術院で治療して頂きましたが、大変素晴らしい施術だと感じ、今もそう思っています。>
カイロに肯定的御理解を頂きありがとうございます。

<そう言った、本質を捉えた施術と、全身の兼ね合いを考慮した歯科的治療が手を結べば、改善を促進する体系になると、かねがね感じています。
ただ問題なのは、歯科的治療においての、咬合・顎位の捉え方が、口腔内に留まっている現状かと思います。>
将来的にはそうなるといいですね。最近では歯科医の方の中にもカイロを勉強されている方がいる様です。


お風邪の中、御回答を頂き恐縮です。一日も早く顎位が正常になり不定愁訴が全快することをお祈りいたします。


[274] Re[273]: カイロ補足説明 投稿者:ひろき 投稿日:2001/10/04(Thu) 17:19

こんにちは。
興味深く拝見させて頂きました。

ちょっと不摂生がたたりまして、風邪引いてしまったので、不明瞭な書き込みがありましたら、ご了承下さい。(言い訳はその辺で)

>1 彼は顎関節症の勉強をかなりしており、顎関節症信者みたいなところがあり、顎さえ良くなれば全ての症状が直るかのごとく考えていました。実際には顎が良くなっても、腰痛が残っています。

私とは、簡単に言ってしまえば俗に言う噛み合わせ信者ですね。
それに至った経緯や経験・体験などの流れは確実に自分の中でありますが。
ここで気になる点は

・顎さえ良くなれば、全ての症状が治るかの如く…

この「顎」とは、どういった意味合いを含む顎なのでしょうか?
私は顎位と言う言葉を度々使わせて頂いてます。
この顎位とは、単なる上顎に対する下顎位と言ってしまうには、あまりに重要かつ全身との因果が深いものとして捉えないといけない物と経験しています。

私の捉える・捉えさせてもらった「顎が良くなる」とは、口腔内は勿論、全身としてのトータル的バランス・機能が保てる意味での顎であり、顎位です。

そして、私が受けさして頂いている歯科治療とは、「顎関節症を治すのが主眼ではなく、全身機能を適正にする為の歯科治療であり、顎位誘導・咬合付与」と理解して頂ければと思います。

顎関節症とは、不正顎位から波及している不定愁訴の一つであり、頚部などの痛みから、めまい・頭痛・自律神経失調症などなどの症状の一つとしか捉えていません。

そう言った意味では、顎関節症を治せば全て良しとは、全く思っていません。


>顎関節症が歯科医の方が中心となり研究されているために、このような理論になったのではないかと思います。

それは、私に関しては違います。
私は自分の経緯で、歯科的治療から、不定愁訴が発生したと、自身で体感しました。
ですから、自分の中では、その因果は明確であり、治療初期の頃も、顎関節症を治そうとしていたのではなく、噛み合わせをとる事で、不定愁訴を治そうとしていました。


>顎関節症が全身の筋のアンバランスを引き起こし骨盤の歪みを生じさせ、腰痛を引き起こしたのではないと言えます。

それは、賛成です。
繰り返しになりますが、顎関節症とは、顎関節周辺の症候群であり、それ自体が、顎位・咬合の不調和から起因している症状の一つと考えていますので、そう言った意見となります。


私の考えでは、頭蓋の歪みが先か、不正咬合・顎位が先かは、結論を持ち合わせていません。
ただ、いろいろ経験して言える事は

@なんの外的要因・歯科的治療の経験がなければ、自然の流れの中で培われてきた咬合・顎位なるものが、その個体にとって適正とは言い難いものがある。

A現状での歯科・医科の一般的な咬合・顎位の捉え方が、全身との兼ね合いを考慮してはいない。

Bカイロプラクティックの主眼である、脊椎の歪みや骨盤のズレを矯正し、神経の生理機能を回復させ、衰えた自然治癒力を向上させる理論体系自体が、現状での日本の医科では、民間療法の域を抜け出せない。

C顎関節症なる言葉が一人歩きをしてしまい、顎関節症自体が局所疾患として治療体系が、世間の主流で確立されてしまっている。

そんな、全般的な世間の背景が確実に存在し、それらで言われている咬合・顎位を基盤にして診断・治療している限り、この現状は混沌とした域を脱する事は出来ないと感じています。

カイロプラクティックは、私も幾つかの施術院で治療して頂きましたが、大変素晴らしい施術だと感じ、今もそう思っています。
そう言った、本質を捉えた施術と、全身の兼ね合いを考慮した歯科的治療が手を結べば、改善を促進する体系になると、かねがね感じています。

ただ問題なのは、歯科的治療においての、咬合・顎位の捉え方が、口腔内に留まっている現状かと思います。


>マウンテンさんやひろきさんも顎の問題はほとんど良くなったのに不定愁訴は残っているのではないですか?

私に関しては、上記しました様に、顎関節症限局ではなく、「不定愁訴を治す為の歯科治療」を長年望み、徘徊し、辿り着いた現段階ですので、なによりも不定愁訴をクリアーさせて頂いています。

文章にしていると、ラチが開かない不満が多々あり、実体験を言葉にする難しさを、常々思います。

以上、一患者の経験からの意見として聞いて頂ければ幸いです。

今言える、私の中での一つの結論は、顎位を適正にし、咬合を付与して頂く事で、全身の不具合が改善し、ほぼ完治する日が目前と実感出来る患者が、少なくても一人存在していると言う事です。


[273] カイロ補足説明 投稿者:一手技療法家 投稿日:2001/10/04(Thu) 12:10

補足説明させて頂きます。
歯の矯正をしてから、物凄く悪くなった人のことを書きましたが、現状(こちらにきてから約2ヶ月)では顎の開け閉めはほとんど気にならないくらいスムーズになっています。また、歯の噛み合わせが悪く、右の犬歯の後ろ当たりの歯がカチカチと当たり気分が悪いていっていたものが、歯の噛み合わせも良くなりました。これに伴い肩等のつらさもとれましたが、まだ骨盤の歪みが残り、腰痛も残っています。

このことから何が言えるかと言うと、
1 彼は顎関節症の勉強をかなりしており、顎関節症信者みたいなところがあり、顎さえ良くなれば全ての症状が直るかのごとく考えていました。実際には顎が良くなっても、腰痛が残っています。

「咀嚼筋が、全身の筋のアンバランスの引き金となる(ひろきさんの1078のレス)」とひろきさんは御考えになっている様ですが、これは現状、顎関節症が歯科医の方が中心となり研究されているために、このような理論になったのではないかと思います。


骨盤、頭蓋骨の歪みがそしゃく筋を含め、全身の筋のアンバランスを引き起こすというのが、正しいと思います。つまり、顎関節症が全身の筋のアンバランスを引き起こし骨盤の歪みを生じさせ、腰痛を引き起こしたのではないと言えます。

「カイロ的手法でも、顎位を捉えようとする物がありますが、結局のところ、顎位を最終的に決定づける物とは、上下歯列の歯の当たりですから、やはり、適正な歯科治療をせずに適正な顎位は得られないと感じます。(ひろきさんの927へのレス)」とも述べられていますが、頭蓋骨を矯正すると言うことは上の歯が生えている上顎骨、下の歯が生えている下顎骨の歪み、位置を直すことになる為に、歯の噛み合わせをかえることになります。頭蓋骨が歪んでいるから歯の噛み合わせが悪くなっているのであり、歪みをとれば良くなるわけです。ただし、らんくい歯等長時間かかってなっているものや親知らずは頭蓋骨矯正では当然直りません。


2 過去ログを読んでいても、顎の問題は良くなったが、不定愁訴がいまいちとれない方がおられる様ですが、このことからも不定愁訴の主要な原因を顎の問題に求めるのは無理があると思います。マウンテンさんやひろきさんも顎の問題はほとんど良くなったのに不定愁訴は残っているのではないですか?不定愁訴の多くは骨盤や頭蓋骨の歪みから生じているのが正しいと思います。



[272] カイロ 投稿者:一手技療法家 投稿日:2001/10/02(Tue) 19:50

こんにちわ。出雲の御国さん、ひろきさん。
マウンテンさん、最初の御挨拶もなく書き込みしてしまい失礼しました。今回3回目です。
過去ログ等大変興味深く拝見させて頂いております。全部は読みきれておりませんが、顎関節症の発生原因について、カイロ(?)における顎関節症の発生原因を少し長くなりますが書かせて頂きます。これには私自身の考えも少なからず(ほとんど?)入っているので、典型的なカイロの考えとは言えないことをご了承ください。

カイロが顎関節症に有効な理由は次の2つに大きくわけられると思います。

A 頭蓋骨の歪みによる脳神経の圧迫/伸長
顎関節症に関係する筋肉は脳神経によって支配されています。脳神経は脳に始まり、頭蓋骨に開いた特定の穴から出たのち各筋肉に行くので、頭蓋骨の歪みは脳神経を圧迫したり、伸長させたりして、支配している筋肉に異常収縮を引き起こします。頭蓋骨の歪みを直すことにより脳神経の圧迫伸長を取り除き、筋肉の収縮異常を正すことができます。

脳→三叉神経(脳神経V)→下顎神経→蝶形骨の卵円孔→咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋、側頭筋、顎二腹筋
前腹

脳→顔面神経(脳神経VII)→側頭骨の内耳孔→顎二腹筋後腹、表情筋

脳→舌下神経(脳神経XI)→後頭骨の舌下神経官→舌筋群

B 骨盤と頭蓋骨の影響
後頭骨と仙骨は硬膜 (脳とせき髄をつつんでいる硬い膜)で繋がっています。また、重力の影響、筋肉の影響もあり、頭蓋骨と骨盤は連動します。

例えば、右の骨盤が左の骨盤より低くなった場合は、右側の背中や首の筋肉そして、そしゃく筋の緊張が起きます。時間の経過(数年以上)とともに今度は左の骨盤が下がりだし、右の緊張に加え左側の筋肉の緊張が起きます。また、硬膜 の左側が引っ張られ、後頭骨も左側がさがり頭蓋骨が歪みます。さらに時間が経過すると、右がさらに緊張してきます。右左右左と緊張は強くなって行きます。

ある程度、そしゃく筋の緊張が強まった時に顎関節症がおこります。

骨盤矯正すると顎関節症の症状が緩和するので、骨盤と顎関節症が関係しているのは確実です。ただ、きっちりと直すには蓄積された緊張を少しずつ取り除いていかないといけないので、ある程度の期間と施術回数がかかります。また、連動しているからと言って、骨盤だけ直せば頭蓋骨も直ると言うものではありません。
頭蓋骨矯正は顎関節症をきっちり直すためにはどうしても必要不可欠なものだと思います。

先に書いたC字カーブは右側頭骨前下方、左側頭骨後上方のケースで、右側のそしゃく筋の収縮が強い時におこります。口をあけた時に顎が左に流れるC字カーブがおこります。この状態で、さらに左そしゃく筋の緊張が強まった時にS字カーブがおこります。

施術をすると体は変化します、その変化を見て取りそれにあったことをやらないとなかなかきっちりとは直りません。1回症状が緩和したからと言って、体が変化してきているのに気付かずに同じことを何回もやってもけっしてきっちりとは直りません。このへんがカイロの奥深いところであり、上手下手が出るところだと思います。私自身も日々努力しているところです。

なお、歯の矯正をして歯を抜いてから物凄く症状が悪化したという患者さんがいますので、顎関節症の原因の一要素として歯の影響があることは確実と思いますが、歯の影響ではない顎関節症もあるのではないかと思います。また、このような歯の影響で悪化したのが確実な患者さんでもカイロでかなり良くなりました。

みなさんがんばって下さい。



[271] Re[270][269][268]: 頭蓋骨矯正 投稿者:ひろき 投稿日:2001/09/25(Tue) 20:18

初めまして。

一手技療法家さんの顎関節症に関する治療のスタンスは、少なからず理解させて頂きました。

私も、以前少なからずカイロであり、鍼灸であり、整体であり、気功でありの施術を受けさせて頂いてきました。

私の感じるのは、歯科治療と、それらの施術が提携して治療に当たれれば、それは相乗効果を期待でき、患者にとっても治療過程での症状の辛さを軽減出来る有効な体系であると認識しています。

しかしながら、如何せん、現状とは個々が独立した施術を施ししているのが主流であり、また、日本に於いての医療類似行為との現状から、なかなか患者が全てを任せる事が出来ないのも事実と感じます。

以前、カイロプラクティックの施術者の方にお聞きした、治療院選びのポイントを書かせて頂きます。
まあ、これも多くの中の一つの目安として書かせて頂きます。


>1.カルテをとり、診療日誌を確実に付ける所。

2.問診を確実に事細かくとる所。

3.検査を確実ににする所。

この3つは、絶対に欠かしたくない事項ですね。

なぜなら、正当な(個人的見解)カイロプラクティックをやってる人は、これを欠くと治療できない筈なんです。

私が絶対カイロプラクティックじゃない!と思う行為は、症状を聞いたら、検査も適当にすぐ治療に入る人。

ボキッと音がしたら「はい、治った!」と言う人は、問題外!


当たり前と言えばそうですが、素人患者の認識とは、大抵それ以下である事が多く、頭蓋骨矯正や仙骨矯正など、ただただ言われるがままって状況が、なんちゃって整体士をのさばらしている現状の一つかと感じます。

なにか、これから施術を受けようと考えている患者に対しての、全くの個人的意見で構いませんので、アドバイス頂けたらと思います。

また、顎関節症や咬合から波及している症状を抱える患者に対しての個人的見解を、さらにお聞かせ頂ければと感じます。


[270] Re[269][268]: 頭蓋骨矯正 投稿者: 一手技療法家 投稿日:2001/09/19(Wed) 17:44

私が卒業した国内のカイロの学校では、顎関節症に関わるテクニックとしてはTMJ(顎関節)のアジャスト法を習ったことはあります。ただ、このアジャスト法は顎関節の関節円板の位置を戻す為のものと口の開け閉めに関わる筋肉の緊張をやわらげる為の物です。TMJのみに働きかけるアジャストだけでは先にも書いたとおり対症療法にしかなりません。

軽いものであればTMJのアジャストと骨盤矯正だけでもある程度、改善が見られると思いますが、最終的には頭蓋骨矯正までしなければ、重い顎関節症はきちっとは直らないと言うのは私の見解です。これは自分自身による研究と経験に基づくものです。ただ、カイロ業界には研究熱心な人が数多くいますので、顎関節症を直せる人は大勢いると思います。又、顎関節症を直すのが不得意な人もまた大勢いると思いますので、顎関節症でカイロなりにかかる場合は直せるか事前に問い合わせたり、かかった人の評判を聞くことをお薦めします。ピントはずれの施術をしていたら何回、何年通っても決して直らないと思います。

カイロにはいろいろなテクニックがあり、ばきばきしないで体の歪みを矯正する数多くの方法があります。ただ、どうゆう施術方法を取るかは施術者に任せられることになるので、ばきばきするのが得意な施術者にばきばきしないで下さいと言っても通らないと思います。事前にどう言う施術法をするのか問い合わせ、納得した上でかかればよいと思います。ちなみに、私はばきばきはしません。また、最近テレビで頭蓋骨矯正をやっているのを見ました。その人は痛みがでる程強い力で、頭蓋骨の骨を動かしていましたが、あんなに強い力を入れなくても頭蓋骨は動きます。

なお、私はカイロや整体の全てのテクニックに通じているわけでもないし、業界を代表する立場にありません。ここに書いたことは一手技療法家としての一見解であることを御了解下さい。


[269] Re[268]: 頭蓋骨矯正 投稿者:出雲の阿国 投稿日:2001/09/17(Mon) 12:45

> 一手技療法家ですが

整体とかカイロプラティックの先生ですか?
これらの分野では、額関節症は、おっしゃるような頭蓋骨矯正で治療できるというガイドラインが確立しているのですか?
整体など身体の歪みを直すことをうたっているものでも
筋系帯療法とかいろいろな流派があるようで
整体未経験の私としては、怖いです。
バキバキとかゴキゴキとかいわせられるようなイメージがあって…
身体が異常に固い私は
神経が傷つくような、そんな根拠の無い畏れを持っています。

具体的にお書きになっているのを読むと、「そうかもしれない」
と納得もしています。
私が抱いている想いは可笑しいでしょうか?


[268] 頭蓋骨矯正 投稿者:一手技療法家 投稿日:2001/09/13(Thu) 15:37

一手技療法家ですが顎関節症の見解を書かせて頂きます。顎関節症は何年も良くならない人でも頭蓋骨矯正を行えばたいてい良くなリます。

顎関節症の主な症状は次の通りです。
1 口を大きく開けられない。
2 口は大きく開けられるが、開け閉めする時にC字叉はS字カーブを画きながら開く。クリック音がする。

この主症状に附随して、顎が痛い、耳に違和感がある、腰痛、肩こり、頭痛等の症状や不定愁訴を伴っていることが多い。

上記2の原因は頭蓋骨(23個の骨で構成されている)が歪み、側頭骨(耳の所にある骨)の位置が左右で違う為に、顎関節症になっています。一方が他方より相対的に前方下方に変位していることがほとんどです。その為に、顎関節(側頭骨にある)の位置も同様に変位している為に、下顎骨(下の歯が生えている骨)がc字カーブを描きながら開け閉めされます。S字カーブを描く場合はさらに違う歪みが加わっています。スムースに下顎骨が動かず、一方の顎関節に異常な圧がかかるのでクリック音がします。

上記1の原因は上記2とは違うタイプの頭蓋骨の歪みによります。

顎関節のみアジャストしても対症療法にしかなりません。きちっと直すには頭蓋骨の歪みから直さないと直りません。また、頭蓋骨の歪みは骨盤の歪み、上部頚椎の歪みとも深いかかわりがあるのでそちらも直す必要があります。


[267] 無題 投稿者:ひろき 投稿日:2001/09/03(Mon) 22:50

こんばんは。

>私もわからないから、手を付けないというスタンスです。

おっしゃる意味が、分かるようで、分かりません。

ある意味、分からないのだから、手を付けないって事は良い意味で捉えられます。
でも、本当に、そこに、咬合・顎位・噛み合わせに何がかあると思っているのであれば、そういったスタンスはとれないのでは?と勝手に思います。

現状では、様々な制約があるでしょう。
保険であり、現状の流れであり、顎位の理論自体が混沌としている。
そして、患者が治したいのと同じ様に、歯科医は医業で生計を立てなければいけない。

要は治れば良いんじゃないですかね。
それが一番気持ちいいんじゃないですか。

それだけでは通用しないのが世の中であり、でも本質はそれに尽きるのだと思います。

誤解してほしくないのは、だからエビデンス・論理的主観を無視しても良いって事ではありません。

私は一素人患者ですから、専門家の方を納得させられるだけの言葉を持ち合わせてはいません。
しかし、患者だからこそ得られる実体験は持ち合わせています。

改善を否定するのは簡単です。
プラシーボ・たまたま・あなたにとっては合う治療だったのでしょう・・・などなど。

論理的に納得出来る事って言うのは、確かに大切です。
それは将来的には絶対不可欠の事でしょう。

では、今苦しんでいる人にとって、現状の主流の治療法が最善だと思われるのでしょうか?
分からないから手を付けない。それは正論です。
その次ぎはどうなっているのでしょうか。
分からない物には蓋をして、分かる事だけでなんとかしちまえって感じに見受けられるのは私だけでしょうか?

いや、別に、これは個人の方に言っている訳ではありません。
たまたま、きんかんさんと言う、主流の考えをおっしゃっている方に対しての個人攻撃の様になってしまっていますが、私はきんかんさんの意見は尊重しているつもりです。

ただ、現実に体験してしまった事に対して、議論させて頂ければとの言葉になってしまっているだけの事です。

難しいですね。
理論的には一患者である私が納得してきた治療はいくつかあります。
でも、改善と言う形で具現化してくれたのは一つでした。

患者の意見としては、理論よりも改善、頭で理解するよりも体感って事が、今の所の本質です。
勿論患者サイドでの意見です。

なんだか、きんかんさんの質問の答えにはなっていませんが、また頭を冷して考えますので、お付き合い下さい。


[266] Re[265]: わからない。 投稿者:じゃわ 投稿日:2001/09/03(Mon) 13:01

                   
> 咬合が全身に関与していると主張する方わからないは是非、その理論を科学的な記述方法で記述して欲しく思っています。生半可では到達できない知識・技術といっても、それが修行や経験や意欲といったものでは困るんです。論理的に理解できて検証が可能なものでないと。
>

私は咬合が全身に関与していると主張する医師の方数名の本を読み、又実際にお会い、カウンセリングを受けてきました。その方々皆さん
に言える事だと感じたのですが、彼らは「研究者」じゃなく、「医療に従事する人」でした。先生方と話をした時、「論文も書いたけど、啓蒙書の方を先行して書くようにしている」とおっしゃった方がいました。不治の病と言われ、顎関節症の治療法が迷宮化する中、一人でも多くの患者さんを助けたいという信念から来ていると思います。大学病院って結局研究者の方々が多いんですよね。きんかんさんが困るとおっしゃるのはそれらが学術論文等で評価される段階じゃないし、科学技術的に体系化できるレベルじゃないから使えないという事なんでしょうが、僕ら患者からすれば、役に立つ治療法をすぐにでも応用展開してもらいたいものです。少なくとも同時並行で進めてもらいたいものです。「医療に従事される方」(勝手にカテゴリー化してしまいましたが)である先生方はそうされていると思います。
 私は機械メーカの研究開発者なのですが、最近現場での経験技術というものが後世において体系化されていくプロセスが存在することを感じました。体系化されない状態でその技術を結果が良いからという理由で使ってゆくと、その技術が使えるかどうか微妙な対象が出てきた場合、
その技術の性能を100%引き出さずに、既に体系化されている技術を併用して最低限のセーフティを確保した上で、最適解を探す作業をします。ここでセーフティを確保できるかできないかは、その対象を解析して、何処まで把握でき、体系化されていない技術のある程度の限界点を把握できているかにかかっている訳です。ですから、体系化されない技術はそのあたりのチェックアンドバランスをしっかり働かせた上で使用する事が重要になります。そしてその結果は体系化する上で重要なデータとして存在することになります。
 何が言いたいかと言うと、一患者としては仮に体系化されていない技術(その医師の中では体系化されていることは多いのですが)を使用されたとしても、そういった「チェックアンドバランス」を働かせる技術と「インフォームドコンセント」による患者との信頼関係を構築できる医師であれば、その方に委ねてみたいと思うものです。そうじゃない医師がきんかんさんが[No.263]で述べられていたように安易に歯を削るからまずいのだと思います。
 それと私がお会いした「咬合が全身に関与していると主張する医師」は皆さん自らの治療法を自らの体で経験されていました。その先生達なりに自らの治療法を体系化できている部分もおありでしょうし、その治療法でのセーフティの領域もある程度把握されているように伺えました。
 しかしこうやって文章を書いているうちに大学病院の方々は殆ど研究者じゃないかと言っていましたが、私が接した数名の医師に関してはどっちでもないような気がしてきました。


[265] わからない。 投稿者:きんかん 投稿日:2001/09/03(Mon) 09:24

>だから、現状での主流は咬合にはあまり触れない傾向にある一要因かと思います。
理論のない(現状での理論)・試行錯誤・行き当たりばったりの咬合調整とは、症状を悪化させる部分があまりにも大きいからです。

>多くの場合が、咬合調整しても改善が無い・自覚症状が悪化しているのではなく、その咬合調整に於いての中身が伴っていないからだとの、経験での結論です。

>なんて、言うのは容易いですが、その中身を改善に繋げる為の知識・技術とは生半可では到底得られないのも現実である様です。

私もわからないから、手を付けないというスタンスです。

咬合が全身に関与していると主張する方わからないは是非、その理論を科学的な記述方法で記述して欲しく思っています。生半可では到達できない知識・技術といっても、それが修行や経験や意欲といったものでは困るんです。論理的に理解できて検証が可能なものでないと。


[264] 無題 投稿者:東京もんです 投稿日:2001/08/31(Fri) 13:25

議論が医療と、医業と話の食い違いがでてきているようなので、勝手に個人的意見を入れてみます。

医業的側面では、僕らが生きる手段は、保険という方法で得られる収益と、また俗にいう、自費治療の2つに大きく分けてあるように思います。

その一方で、医療という側面では、医療行為としては認められているが、保険という制限の中ではその治療をする事が出来ないものもあります。一般的には、矯正とか、インプラントとかがもしかしたらよく知られるところの物かもしれません。

多分、議論はこれからも進むかと思いますが、少なくとも顎位、顎関節、咬合という面での話。それと、現在の保険制度の規制の(あえてこういった表現を使います)中での実態。

自費治療の善悪等について。

それと、現在進行している話は分けて進めるべきかと個人としては思いますが、いかがでしょうか?

そして、この話の結論が少なくとも問題点の抽出也、今後どういった
形の歯科医療であるべきか、それと同時に患者サイドになる人間はどういった形で負担をする形になるか、そういったところまで進むと面白いのかなって、勝手ながら思います。双方、すれ違いよりそこから生まれる何かが実は、とりあえずなのかもしれませんが、大事な気がします。

で、最後に、多分僕の意見をいれとくべきかと思いますので入れときます。

考えうるベストを妥協するのではなく、やりつづけるしかないかなって思ってます。弱い人間と自覚しながらも医者っていう言葉にこだわりを持つしかないのかなって思うようにしています。

まあ、あんましまともな結論ではないですがそんな感じです。

一番は人間と人間の係わり合いという関係性から何かが生まれるのかなって、最後に思います。僕は、そう思いながら、日々生きてます。

チャンチャン。


[263] 安易な治療 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/30(Thu) 22:16

>それより、歯科医の方々で力を合わせて、少しづつでも研究なりを進めて、人間の体の中での咬合の重要性を解明し、広めてもらいたいです。そうしないと、咬合を軽んじて、合わない詰め物や冠を平気でかぶせてしまったり、簡単に歯を削ってしまったりする先生が減らないと思いますし、患者はそこで悪くなった体をひきずって、治してくれる歯医者を捜してさまようという悪循環は消えないと思います。

不定愁訴と咬合の関係の有無に関らず、咬合の重要性についてに認識
は、私とて変わるところはありません。しかしながら、現状の保険制度のなかでは、咬合というものはいかにも軽んじられていると言わざるをえません。諸外国にくらべ、日本の歯科は20分の1〜5分の1程度の低い治療費に据え置かれています。例えばこの掲示板にも、簡単に歯を咬合調整されたとよく記述されていますが、その費用はたった1歯に160円です。これは果たして責任を取るリスクを引き受けられるものなのでしょうか?たった160円であとでぐじゃぐじゃ言われるのなら、絶対したくないことなのです。日本の保険は量をこなさなければ決して経営的に成り立たないものなのです。患者の側も費用負担の覚悟が出来ている人はまれです。この間など、保険の初診で
検査をしてレントゲン撮って治療までして一部負担金2000円で高すぎると文句をいった患者がいました。歯科は一回200円から300円はずだと。一般の患者の認識はこの程度の人もいるものなのです。
安い治療費で安易な気持ちで治療を受ける患者、安易に歯を削る歯科医。顎関節症に限らず、日本の歯科医療は根深い問題を抱えています。


[262] Re[260]: 顎関節症と不定愁訴 投稿者:アンジュ 投稿日:2001/08/29(Wed) 16:03

こんにちは。こちらに投稿するのははじめてです。
きんかんさん、一患者として少し発言させてもらっていいですか。
生意気かもしれませんが、許してください。

> 咬合にとらわれた妄想性障害など精神疾患のひとも実際にはいます。

これはどうやって判断、そして証明するのでしょうか?
咬合と顎関節症や不定愁訴の関係が証明されていないので、
咬合が原因だとは言えないとのことのようですが、そこのところが曖昧なまま、精神疾患が原因だ、と証明するのは、それもまた難しいような気がするのですが・・・。

私の場合は咬合調整で、あちこちの歯を削られたとたんに体中がねじれた感覚におそわれ、まっすぐに歩けなくなりました。あまりの急激な体の変化だっただけに、どうしてもそこには、 咬合にとらわれた妄想性とか、精神的なものとかの入る余地はありません。
ある意味、貴重な体験をしたと思っています。
(歯医者さんが皆さん同じような経験をされたら、きっと話は早いのだろうなあと思います。)

もし、精神的なものが原因で顎関節症になっている人がいたとして、一方で私のように咬合が原因で苦しんでいるものがいたら、きんかんさんは歯科医として、どちらの事例に興味をもたれますか。

うまく言えないのですが、患者は、精神的なものが原因だという答えを求めて歯科に行くのではなく、専門的な見地からの答えを求めて行くのだと思います。

でも、いろいろ歯科めぐりをしてわかりましたが、咬合についてはまだまだ未知の世界なのですね。それならそれでいいんです。そのままを言っていただければ、患者は医者を責めたりはしないと思います。

それより、歯科医の方々で力を合わせて、少しづつでも研究なりを進めて、人間の体の中での咬合の重要性を解明し、広めてもらいたいです。そうしないと、咬合を軽んじて、合わない詰め物や冠を平気でかぶせてしまったり、簡単に歯を削ってしまったりする先生が減らないと思いますし、患者はそこで悪くなった体をひきずって、治してくれる歯医者を捜してさまようという悪循環は消えないと思います。


[261] Re[260]: 顎関節症と不定愁訴 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/29(Wed) 15:18

こんにちは。

>「顎関節症と咬合」の関係を重要視しすぎるべきでないというのが、現在の主流的考え方なのではないでしょうか。

おっしゃる通りですね。主流の考えとはそうであり、それは日本に限らず、欧米諸国もまた主流は同じ傾向にあるとか思います。
TMJ・TMDとの捉え方の差が、今現在の日本でどうであるのかの実状は分かりませんが。

>逆に身体表現性障害としての咬合の違和感がある場合もあります

顎位と全身とは密接な関わりがあるとの見解から話を言わせてもらえば

顎位が乱れても全身に影響が波及し、全身の歪みが顎位に影響する事もあると思います。
そこでキーになるのが、全身の自然な歪みに対して、ある程度リセットさせうる機能が顎位・歯を噛み合わす事にある様に思われます。
全てでは勿論ありませんが、全身に於いてのバランスセンサー的役割を顎位が担っていると思います。

>咬合にとらわれた妄想性障害など精神疾患のひとも実際にはいます。

勿論全てのケースを知る訳ではないですが、多くのケースに於いては、それ自体に?を感じます。

その意味とは、現在一般的歯科治療として捉えられている「咬合・顎位・噛み合わせ」に於いての見解・知識・技術が前提での、患者が訴える咬合に対する妄想性障害との診断であるからです。

私も現状での認識の歯科なり大学病院に於いては、咬合妄想性障害であるでしょう。事実、精神科に言ってくれと言われてきましたし。

そこが問題じゃないかと思います。
自覚的不正咬合を訴える患者・咬合で不定愁訴改善を求める患者の咬合状態・顎位状態とは、一般的な歯科医にとっては問題ある様には見えないと言うか、現状での歯科での認識では、適合ラインにあるケースが殆どだと感じます。

そう言った認識の歯科医の方が咬合調整をする事が、大変危険だと思います。
だって自分の認識上では問題無いのに、咬合に手を加えるとは、なんの指標・知識・理論が無いからです。

だから、現状での主流は咬合にはあまり触れない傾向にある一要因かと思います。
理論のない(現状での理論)・試行錯誤・行き当たりばったりの咬合調整とは、症状を悪化させる部分があまりにも大きいからです。

多くの場合が、咬合調整しても改善が無い・自覚症状が悪化しているのではなく、その咬合調整に於いての中身が伴っていないからだとの、経験での結論です。

なんて、言うのは容易いですが、その中身を改善に繋げる為の知識・技術とは生半可では到底得られないのも現実である様です。

なんだか、こう言った事を訴えるのは、自分で言っていても受け入れ難いと思いますが、それは経験・体感・改善で得てしまっているので訴える他、しゃーないです。

少なからず、体で瞬間的に変化・改善を体感出来る顎位と言う物があり、それを判断する為の基準もある訳です。

ですから、顎位と全身との因果を多少なりとも理解しての、現状での主流的治療をしているのなら、まだ良いかと思います。
全身を考慮していない咬合調整などは、リスクが高すぎるからです。

そんなとこです。


[260] 顎関節症と不定愁訴 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/29(Wed) 09:16

「顎関節症と不定愁訴は関係ない」とは、考えていません。
「顎関節症と咬合」の関係を重要視しすぎるべきでないというのが、
現在の主流的考え方なのではないでしょうか。

咬合と不定愁訴の関係は、わかりませんが、顎位・噛み合わせの不具合が全身の不定愁訴を誘発するという考えが仮に成立しうるものであるとしても、逆に身体表現性障害としての咬合の違和感がある場合もあります。また、咬合にとらわれた妄想性障害など精神疾患のひとも実際にはいます。


[259] 質問です。 投稿者:jink 投稿日:2001/08/29(Wed) 00:09

こんばんは。jinkです。
今日は前振りのネタがない....。

さて。質問が2つあります。
まず、現在の学会での流れの主流は「顎関節症と不定愁訴は関係な
い」とのことのようですね。これを証明するような報告ってのはあ
りますか? 論文でも学会の発表でもなんでもいいです。

私の場合は、いくつかの体験から「関係は絶対にある」と思ってい
ます。
●最初に親不知を抜いた時期と不定愁訴が強くなった時期が重なっ
ていたこと。
●二本目の親不知を抜く際、麻酔が効いていくのと同時に不定愁訴
が一気に消失したこと。(麻酔が切れたら不定愁訴が復活しました)
●不安定になった顎位に対し、ティッシュや脱脂綿を咬むことで一
時的な不定愁訴の緩和を体験したこと。
などです。

もう1つは「一般的なスプリント系の治療で下顎をフリーにすると、
自然と下顎が適切な顎位になる」という説明を受けたとの書き込み
が以前ありました。
これっていうのは、確かな事実なのでしょうか? スプリント系の
もので保険が効くものは、どうして保険摘要になっているのでしょ
うか。それこそ、エビデンスはあるのでしょうか?

きんかんさんに限らず、解る方がいらっしゃったら教えて欲しいで
す。よろしくお願いします。


[258] 希望は有ると思います 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/08/28(Tue) 22:15

最近4〜5年余りの咬合治療の技術の進歩は著しいものがあります。
治療の確実性も大幅に向上してきています。
私は現状の技術レベルは、うまくコーディネートすれば
エビデンスと言えるほど確かな証拠を求められるレベルに有ると思います。
咬合治療をする歯科医の協力体制ができれば、
比較的短期間に、明確な証拠を提出できると思います。
ですから、
> 良くも悪くも、顎関節症治療とは、顎関節の疾患・症候群として捉え>られ、顎関節・周辺部及び精神科的アプローチとして体系付けられた
>事は、恐らく長期的に揺るがないでしょうね。
と言うようなことは無いと信じています。

私自身もその方向でアプローチしていますが、
他にも、たとえばEzone治療を研究しているグループも
咬合と頭痛の関係について多くのデータを蓄積していると聞いています。


[257] 無題 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/28(Tue) 12:03

こんにちは。

>咬合と不定愁訴との関係は、現在はまだ解明されていないということですね。

解明されていようが、いまいが、現象・症状は現実に起きています。
そして、歯科界全体の流れの中で、積極的に解明しようとしているとも思えません。

良くも悪くも、顎関節症治療とは、顎関節の疾患・症候群として捉えられ、顎関節・周辺部及び精神科的アプローチとして体系付けられた事は、恐らく長期的に揺るがないでしょうね。


>今の議論の混乱は、顎関節症に不定愁訴も含めることにより起こっているものです。

私の見解とは

顎位・噛み合わせの不具合が全身の不定愁訴を誘発。
その不定愁訴の中に顎関節症が含まれるって事です。

顎関節症⇒不定愁訴ではなく
顎関節症=不定愁訴です。

あなたが歯科医として顎関節症や咬合を捉えている様に、私は患者として、自分の体験から導き出された事を言っているに過ぎません。

今まで歯科医や精神科医・医科の医師に言われてきた事は単なる情報であり、納得も改善もさせてもらえませんでした。
悪く言えば、情報の押し付けであり、それに納得出来ないあなたの性格の方に問題があるとでも言いたげでした。

今治して頂いての相違点は、まず「体感」として改善するのが分かる点であり、今までのように、逸らかされている様な説明でなく、納得のいくインフォームドコンセントが得られる事です。

そんなとこです。


[256] 顎関節症・咬合・不定愁訴 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/28(Tue) 09:25

顎関節症と咬合ということに関しては、咬合を重要視しすぎないという現在の歯科界の流れがあります。しかし、咬合と不定愁訴との関係は、現在はまだ解明されていないということですね。
今の議論の混乱は、顎関節症に不定愁訴も含めることにより起こっているものです。


[255] 山田先生へ 投稿者:jink 投稿日:2001/08/27(Mon) 23:37

> 誤解されているところがあるように思いました。
> どう説明したものか迷っていたのですが、
> jinkさんが適切なまとめをしてくれたと思います。
>
「適切なまとめ」とのお言葉、恐縮です。
私は、喧嘩腰の議論をするよりも、肯定派も否定派もいろいろな意見を聞いて、考えるきっかけとなればと思い、自分の考えを述べたまでです。
ありがとうございます。


[254] ちょっとひと休み? 投稿者:jink 投稿日:2001/08/27(Mon) 23:34

どうも。jinkです。
私は治療でプレート系(?)のある装置をつけています。最近、メ
ガネ屋さんの前を通るたびに「あの超音波洗浄器にこれ入れたらき
れいになりそうだなぁ。でも、見知らぬ人の眼鏡の汚れが移りそう
だなぁ」と葛藤しています。

さてさて。だんだん議論が噛み合わなくなってきたように思います。
大前提としての顎関節症の定義がずれてますね。
きんかんさん(の紹介している文献)のいう顎関節症は、顎関節限
定のいわゆる3大症状(クリッキング・開口障害・顎痛)であり、
私やひろきさんなどのいう顎関節症は、顎関節の不具合だけでなく
全身の不定愁訴をも含んだ症候群(?)のことを言っているようで
すね。
そこでは「治る」という定義も異なってくるのではないでしょうか?
3大症状が治まるのか、全身の不定愁訴まで含めて治まるのか。
前提部分が噛み合わない以上、この議論は今後も平行線を辿ってい
くのではないでしょうか。

きんかんさんの発言で「50才台になると自覚症状は殆どなくなる」
とのことですが、それも個人的に怪しいと思います。
3大症状に関しては治まるということなのでしょうか? というこ
とは「50才台には治りますからあと20〜30年は我慢してください」
ってことですか?しかも、不定愁訴に関しては関係ないと。正直、
そう言われたらかなりショックですね。
だいたい、そのくらいの年齢になったら顎位以外が原因でも不定愁
訴の1つや2つは持つようになりますよね。「顎関節に関してはも
う問題ないですね。肩凝りや腰痛は、あなたくらいの年齢になれば
誰しも出てくるものですよ」ってことでしょうかね?
そういえば、yah●●の掲示板でも同じような議論があったような。


う〜む。今回は落とし所がないので、凄く中途半端ですが、このへ
んで。


[253] Re[249]: 「不勉強」ってのとはちょっと違う。 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/08/27(Mon) 22:38

久々に投稿します。福岡の山田歯科です。
不定愁訴と咬合の関係を理解しない歯科医に非難が集まっていて
一時はどうなることかと思いました。
誤解されているところがあるように思いました。
どう説明したものか迷っていたのですが、
jinkさんが適切なまとめをしてくれたと思います。

少し、追加させてください。
私自身は咬合治療で全身症状を治療することを
主にやっている、いわば咬合派の歯科医です。
その立場からしても、咬合が全身的症状を引き起こさないと考える歯科医たちを「不勉強」と決め付けにくいところがあります。
患者さんの声に謙虚に耳を傾けて欲しいとは思いますが、
一方で、彼らが熱心に勉強した結果、咬合は全身と関わらないと考えるようになったのも事実です。
熱心に研究しているほど、自分の考えに自信がありますから、
余程確かな証拠を出さないと、咬合で不定愁訴が起きるなんて認めません。
そして、咬合派の歯科医たちは証拠を出せていません。

私は治療にアプライアンスと言う装置を使います。某教授の考案による装置です。優れた考案だと思うのですが、その教授いわく「医者はこんなこと信じちゃくれないよ」だそうです。
このことからも現状がどのようか想像できると思います。
咬合派はごく少数なのです。
患者さんが偶然出会う可能性は殆ど無いと思います。
だから咬合派でない歯科医の治療を受けざるを得ないのが
一般的なのです。

非咬合派は、勉強の結果非咬合派になったのであって、
そこで、患者さんが不定愁訴の原因が咬合にあると強調すれば、
治療が混乱して、状況を更に悪くしかねません。
皆さんの書き込みを見てそれがとても心配になりました。

ところで、きんかん先生に質問です。
別に深い意図は無いので気楽に答えていただきたいのですが、
先生はどのような証拠があれば、不定愁訴と咬合に関係がある
と認めることができますか?

私は色々な咬合治療の講習会に行っても、
納得できる証拠を見せてもらったことがありませんでした。


[252] 最近思うこと 投稿者:KDC 投稿日:2001/08/27(Mon) 13:48

しばらく、傍観者としてさまざまなレスを拝見させていただきましたが、やはり本当に大変なことが起こっていると思い再度投稿させていただきます.
以前のレスでバイオプレートの上西先生のことが書いてありましたが、本当にがんばっている先生もいるんだなと大変心強く思いました.

さて、噛合と不定愁訴、あるいは顎関節症の関連についてですが、
前回、書きました通り、顎関節症という言葉は大変不適切な言葉と思います.
顎関節に異常は単にその部分に限局した考え、アプローチでは絶対に治りません.森を見ないで木をみているようなものです.


そういう発想をぜひとも多くの歯科医のひとに知ってもらいたい.
そして、さまざまな考えがあるとは思いますが、実際に患者さんが治ればよいかと僕は考えています.
歯科医は万能ではないと僕は患者さんにはっきりといっています.
絶対に治せるという保証はないと....
しかし、患者さんがその気になること、自分の健康に対して責任をきちんともたれさえすれば、ぼくたちは自分の能力を最大限発揮してがんばっていきます.と最初にぼくはいつもお話しています.


また、噛合とみなさんは簡単にいうけれど、その前に適切なな検査と適切な治療計画、適切な処置を行っているのでしょうか?
僕が毎日診療をしていて本当に一生懸命がんばった形跡がほとんどありません.今、歯科医に求められているのは結果はどうであり、自分の能力の限界にチャレンジしてベストをつくして患者さんにのぞんでいるかどうかの気概の問題だと思います.
このような不定愁訴の患者さんを多く排出している現状において未だに旧来の考え方で取り組んでいてもなんら解決することはできないと思います.

かつては僕もさまざまな噛合理論で行ってきて結果的に多くの不幸なかたを排出してきたうちの一人です.
そうしてようやく、いまこのことに気付き本当にすばらしい歯科医としての人生を歩んでいます.多くのかたにこのことをお教えしたいですが、それは頭の中をいちど空にしてそして今までの自分の実績、過去をすてることからしかできません.
大変な努力とたいへんな時間がかかります.そしてぼくももうすこしで病院がつぶれる寸前までいきました.
しかし、そんななかで患者さんのことを一番にそしてまずなによりもなぜそうなのかを追及していくことで道は開けると思います.

前のレスで患者さんが書いてありましたがようは、治せるか、どうかにかかっていると思います.そういう意味では、エビデンスに沿った診療をおこなうことは臨床家、さらに高い次元で勝負するのが治療家だと最近思います.
患者のみなさんもさまざまな不信感があるとは思いますが、決して希望を捨てず、そしてこれを機会にして今までの自分自身を振り返りそして、すばらしい健康を取り戻せるようにがんばってください.

そうすればかならず救ってくれる名医にあうことができます.

http://www.jin.ne.jp/kdc


[251] 無題 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/27(Mon) 13:45

顎関節症・顎位・咬合・骨格・筋バランス・咀嚼機能・下顎運動・姿勢 etc・・・。

要はバランスだと思います。
全くの適正なバランスがあったとして、それに近ければ身体機能とは安定しているものだと思います。

ただ、人間は機械じゃないとの書き込みがあったと思いますが、例えば、車だって、多少のバランスのズレがあったって、すぐにトラブルが起きるなんて単純なものではないし、人間だって、アンバランスなら、それ相応な適応力があると思います。
そして人間には自己回復力があり、自然治癒力があります。

顎関節症であっても、非可逆的咬合治療であっても、「それ相応な適応力」の範疇であれば、問題は最小限で済むでしょうね。
何もしなくても、適応力で収めてしまうケースも多々あるでしょう。

その範疇で収まっている症例に対しては、現状での捉え方でも良いとは思えませんが、現状を考えると、頭ごなしに否定する無意味さを感じます。

しかしながら、私の様な適応出来うる範疇を越えてしまった症例に対しては、現状での治療とは、付け焼き刃にもなりません。

そう言った症例・適応範囲を逸脱してしまった患者とは、確実に存在しているんです。

そう言った患者に対しての現状の対応とは、医科・歯科の概念では受け入れられない為、その訴えは奇異な物に映る為、精神疾患にされてしまうんです。
薬で押さえられてしまうんです。
薬が効けばまだ良いのかもしれません。現状では。
それすら効果が出ない患者はさ迷い疲れ、本当に精神的にも窮地に立たされてしまうんです。

それが現実の姿だと思います。
適応範囲内にある患者の統計をとったところで、そこで得られる所見とは、適応範囲内にある患者にしか意味を持ちません。

現実とは、噛み合わせに異常を訴えても、大概は問題視されず、調整してもらったところで、それは既存の咬合平面上での調整です。
その調整を施して改善されない自覚的咬合異常とは、既存の理論では問題ないだけの話です。

顎位とは、確実に身体バランスに深く関与しているものと実感しています。

その事を歯科医・患者が認識せずして、現状の治療に窮している患者は生涯その重荷をしょわなければいけないでしょう。

そんな事で良い訳がないんじゃないですかね。
知らないのならまだしも、現実に知ってしまい、苦しむ人達が現実に大勢いるんですから。

きんかんさんの歯科に、私の様な全身不定愁訴持ちの患者が来たらどう対応して頂けるのでしょう。

下記の様な現状を説明するのでしょうか。
他科、例えば内科・整形・精神科を紹介するのでしょうか。
咀嚼筋が痛むと言えば、気にせず、歯を噛み合わせない様にしてみて下さいと言うのでしょうか。開口訓練を指導するのでしょうか。
首・肩がいつも凝ると言えば、なんて言うのでしょう。
私もです、きんかんが効きますなんて言うのでしょうか。

私はそんな事をずっと繰り返し、どこでも問題無い、あるとすれば精神的なものだって言われてきました。

じゃあ何故、今顎位を適正にする事で、訴えてきた不定愁訴が消失しているのでしょうか。

・そういうのをプラシーボ効果って言うんだよ。
・元々、気の性だった症状なんだから、気の持ちようで治ったんじゃない?
・そう言う事もあるみたいですね、治って良かったですね

そんな答えを頂いてきました。
開いた口が塞がりません。

医科・歯科関係者に留まらず、普通の人達でさえ、同じ様な考えであり、そこに、顎位に何かがあるのでは?と感じる方は希なようですね。

はてさて、どうしたものか。

ちょっと熱くなりまして、失礼な発言もありすみません。


[250] 顎関節症の長期経過観察 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/27(Mon) 09:31

「顎関節症の自然経過に関する報告によると、長期経過観察した結果、
多くは関節雑音を除いて無症状となっていた。その年齢分布においても50才以降で発症率は急激に減少する。したがって、現時点では、顎関節症は進行性ではなく、自己限定的な疾患であると考えられている。」

顎関節症のマネージメントからの引用です。顎関節症の治療に際して、咬合治療を行ったものと行わなかったものとの長期観察例では、両者の予後に差はなかったとも聞いています。このことが、現在の歯科界が非不可逆的咬合治療に否定的になってきている理由だと思います。そして、顎関節症には「理想の咬合を求める治療」ではなく、「マネージメント」=「管理」が必要とされるのだと理解しています。


[249] 「不勉強」ってのとはちょっと違う。 投稿者:jink 投稿日:2001/08/27(Mon) 00:06

どうも。jinkです。
風呂に入ると頭が冴えます。大学入試や入社試験の小論文で、問題
を出された後に「お風呂タイム」があったら、私の人生は違ったも
のになっていたかも知れません(笑)。さて、前置きはこのくらい
にして。

現在の歯科界では咬合と全身の不定愁訴は関係ないとされているよ
うですね。エビデンスもとれてないとか。(エビデンスについては
詳しく解らないのですが、ある説を証明するためのデータのような
ものとして、この言葉を使わせていただきます)

とはいえ、ここにくる患者さんは「関係ある」と思っている人が多
いようです。実際、私も、親不知の抜歯から不定愁訴が一気に出て
きました。
また「ここでは、顎関節症は咬合が原因とのコンセンサスが出来て
いるように見受けられますね。」とのことですが、このサイトがそ
のような主旨というわけでもないし、誰かに強要されたわけでもな
いです。「そうなんじゃないかな?」「そうかもしれない」という
意見があり、賛同している人が多いのかなと思います。
つまり、(エビデンスはないものの)これだけの体験談というか実
例があるわけです。

もちろん、こんなことを書くと「じゃあ、抜歯しても矯正してもな
んともない人がいるじゃないか」という反論がでるかと思います。
そこに理論があるのではないでしょうか。抜歯して顎関節症になる
場合、ならない場合。矯正して顎関節症が治る場合、悪化する場合。
そこにどんな違いがあるのか、どのような状況だと良くなる(ある
いは悪くなる)のか。そのような理論が存在するのではないかと考
えます。
そして、現在の一般的な歯科治療においては、この理論がないもの
とされているので、回復したりしなかったり、結果的に「不適切な
(悪化する)」治療をされたりということになるのではなと思いま
す。そのため、治療が「いきあたりばったり」になっていて、結果
的に悪化してしまえば患者は「不勉強」と思ってしまうのではない
でしょうか。

不勉強についてこれ以上突っ込もうとすると「現在の歯科大学の制
度が...」とか「そもそも歯学界が...」とか、わけわからなくなる
ので止めておきますが。

ここで、以前から何度も書き込んでありますが、患者にしてみれば
「治ればいい」んです。そこにエビデンスがあろうがなかろうが。
関節円板が完全に戻ろうが戻るまいが。医学一般常識から離れてい
ようがいまいが。
歯科医師のかたはそういうわけにもいかないのでしょうが、患者に
してみればこの一点に尽きます。
そして、口腔内・顎関節部以外の不定愁訴をも見越し、上記のよう
な理論をもって治療している医院は確かに存在すると私は感じてい
ます。

現在の主流では、顎関節症と全身の不定愁訴の関係は否定されてい
るようですね。でも、そうではないと考えている人もここにはいる
ようです。
私もそうではないと考えます。願わくば、私の考えが地動説であっ
て欲しい。そう思います。


[248] 掲示板から 投稿者:ヨッシー 投稿日:2001/08/26(Sun) 02:53

 こんばんは。初投稿です。


<あるところで矯正治療をしていたのですが、つい先日装置をはずしました。いままで高いお金をはらい治療を続けてきましたが、結局どの歯医者も精神的なものだとか手術を薦める歯医者ばかりでした。私は矯正治療前、スプリント治療をしましたがこの先生はあご(顎位のずれ)と体のおこるさまざまな不定愁訴を否定する先生でスプリントで適切な治療そして改善がないまま矯正治療をし失敗しました。

 経験者として矯正治療はリスクがとても高いと言えます。矯正治療前にまず顎位や筋肉バランスをととのえる治療などをしてまず不定愁訴など痛みを完全に消してから、再発しないようにという流れがよいような
気がします。私は不定愁訴がありながら歯科医の言われるがままに治療をしてしまい体をぼろぼろにされてしまいました。

 やはり経験からもめまいや首の違和感など体のあらゆる不調をどんなに訴えてもそれを「それはあごからきているとはいいきれないし、それは違う」という体との関係を否定する先生や、「手術をしなければ根本的な完治は無理」とかいう先生には気をつけたほうがいいと思います。>



 これは僕が掲示板で書いたものです。この考えについて歯科医の方の意見を聞きたくてこちらにかかせていただきました。あごのずれと体の不定愁訴の関係を認めてくれる先生はなぜこんなにすくないんでしょうね。わかってくれない先生にかぎって精神病みたいにいうような気がします。一患者としてすごく腹立たしいです。みなさんの意見っまっています。


[247] Re[246]: 単純な疑問 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/25(Sat) 21:43

こんばんは。

>適性な顎位といっても、円盤が転位したままでは何の意味があるのかと思うのです。

顎関節症を患う方のほとんどが、関節円板に何だかの損傷であったり、転位を生じていると思われます。
中には下顎頭が偏摩耗しているケースも少なくない様で、私も例外ではありません。

一時は、関節円板の状態に対して自分自身敏感であり、情報を求め、検査を求めた時期もありました。

今のスタンスとしては、円板自体は気になりません。
私も多くの方達と同様に、手術の選択を迫られ、あなたは手術しなければ顎関節における症状は改善しないと言われました。
しかし、手術したからと言って完治する保証も約束出来ないと。
そして私が最も訴えている不定愁訴は論外であると。

本格的治療開始の初期から、私は顎関節症を治そうとしていたのではなく、噛み合わせを整える事で不定愁訴を治そうとしていました。

ですから、それらの歯科医の説明には全く納得がいかずに、私の体感として良好(全身であり、顎関節周辺の)と思われる噛み位置・顎位とは、歯科医にとっては常識外の咬合であった様です。

一時期は、体にとって安定する顎位・噛み合わせが試行錯誤で得られるのなら・全身の不定愁訴がなくなるのなら、咀嚼、要するに食事がままならなくなっても良いと思って治療にあたっていました。
それほど、自分の体感・経験としては「不定愁訴=噛み合わせ」である事が明確だったんです。

今の見解としては、円板自体が不良な形態となっていても、癒着して機能を果たせなくても、問題なのは円板の状態ではなく、体にとって安定の得られる顎位に誘導する事であり、その顎位で咀嚼・下顎運動が円滑に行われるのかだと認識し直しました。

結果として円板が復位しようがしまいが、私としてはあまり問題ではありません。
勿論主治医の方は私なんぞは及びもつかない程のデータ分析・予後に起こり得るファクターに対処する為のケア・技術を常に考えて下さっています。

ここで書き込んでいる私の意見とは、全くの素人患者の意見であって、経験と多少の情報が後押ししてくれているに過ぎない事をご理解下さい。

ただ現実として、今まで多くの歯科での治療で消失する事のなかった、円板が直接的に関与しているであろうクリック音は、治療開始して一ヶ月を待たずに消失しました。

勿論私が大分改善させて頂き、完治と言う言葉が現実味を持って実感出来ている事とは、顎関節症の事を言っているのではありませんよ。
それも含めた不定愁訴が改善している事を言っているのです。

一つ疑問があるのですが、きんかんさんは、以前はいろいろ咬合と全身にかんする情報を入手されたり、講習会などにも参加されていたとの事ですが、実際に体験された事はあるのでしょうか。
ただ、そこで改善があったのなら現在の見解とは違っていたと思われるので、ヤボな質問かもしれませんが。

私も患者として、高額な治療費を出して多くの自費治療であり、顎位と全身を関連付けた治療をしている歯科で治療をしてきました。
私の経験では、全く混沌としているとの感想ですか。

実際かなりな高額治療費を負担してきたから、そんな悠長な事は言ってられないのですが、とにかく治る事。それに尽きる事に最近気づきました。
治り、体が自由に動かせ、頭がクリアーに働いてくれる自分を取り戻せれば、私もいい歳ですが、全然希望が湧いてきます。

顎に捕らわれず、肩凝りを気にせず、めまいが無く歩け、姿勢も自然と良好になる。
なんの問題もないじゃないですか。
後は次ぎの自分を探しに歩きだせば良いだけの話です。
体が良くなれば、自然と思考はポジティブになり、可能性に身震いします。

>青い鳥のようなものとなるのではないかということです。

青い鳥、結構じゃないですか。この現状で私ごときが治して頂けた事、治して頂ける技術と理論に巡り合えた事自体で、私は青い鳥を見付けた様なものです。

またまた意味不明の書き込みで申し訳ないです。
今度はもっと冷静にいきますね。


[246] 単純な疑問 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/25(Sat) 20:49

顎関節症で最も多いのは、関節円盤の転位を伴うものです。
この一般的に多いタイプの顎関節症で、顎位を適性な位置にし
さえすれば、関節円盤の位置が復位するのだろうかということです。
私の聞いたところでは、まあ発症から半年以内であれば、可能性
があるということ、しかし陳旧性のものでは復位するのは非常に
困難であるということです。
適性な顎位といっても、円盤が転位したままでは何の意味があるのか
と思うのです。

生体は機械ではなく、可塑性と適応性に富むものです。
顎関節症が発症して長期に経過すると、円盤のずれた位置でそれなり
の適応というものが成立してしまうので、円盤の復位というのは非常
に困難なものとなるのです。このような状態で適正な顎位というものを求めても、青い鳥のようなものとなるのではないかということです。


[245] Re[243]: 顎関節症, Re[240] 投稿者:じゃわ 投稿日:2001/08/25(Sat) 15:05

こんにちは、1ヶ月ほど前に一度投稿したのですが、皆様の御説の深さにただ、傍観するだけになっていました。久々に投稿します。私も顎関節症の治療中で、一患者として、意見を述べさせていただきます。

> 顎関節症といのは原因不明のものですが、トリガーとなるものに
> 歯の治療も含まれていると考えています。そのために、歯の治療
> にあたっては、開口、咬合その他いろいろな面について配慮は必要で
> あると思っています。しかし、根本的には原因が解明されていません
> し、その人の持つ素因・そのときのストレス状況によって容易に起こ
> りうる場合がありますから、歯の治療の全ての責任を押し付ける訳に
> はいかないと考えています。不適切な治療といいますが、ではどういうことが不適切か定義されていませんし、ガイドラインがあるのでもないのです。

 私もその意見に同意いたします。というのも、私の主治医が「君がなぜこのような状態に陥った最初の原因は私にも分からない」と正直におっしゃてくれたからです。(笑)確かにとりかかりの歯医者で治療中に左顎のクローズドロックが発生したのが、事の始まりでしたが、それ以前から随分姿勢が悪いことは指摘されていたので、そのあたりも微妙に絡み合っているのかもしれません。最近は自律神経失調症気味なのですが、これもすべての原因がこれらにある訳ではなく、生活習慣やストレスからも起因しているでしょう。ですから、私自身の状況から考えると、きんかんさんが引用された

>治療・管理ということになるのだが、そこでは、薬物療法、心理療
>法、理学療法そして歯科的治療・管理を併用するのが通常である。

というのは正論かと思います。しかし、私は最近このように考えています。重度の顎関節症(ここでは、顎の症状だけではなく、不定愁訴の類いも含んでいます。)に陥った場合のいくつかの要因を考えた場合、以下の要因が挙げられるかと思います。
 
 肉体的(骨格的)要因
  ・顎位の異常からくる不正咬合
  ・骨格のゆがみ
  ・先天性的なもの
 精神的要因
  ・ストレス

 これらのそれぞれの要因を定量化できたとして、数値が100を超えた時に重度の顎関節症に陥ったとすると、私の根拠のない推測ですが、

  肉体的要因…70
  精神的要因…30

といった配分ができる気がします。つまり、重度の顎関節症に陥る患者さんはやはりかなりの肉体的要因を有している方々なのではないでしょうか。このホームページ上では咬合が原因とのコンセンサスが得られているのではとの指摘をされていましたが、私は、顎関節症発症の大部分の要因が咬合を含めた(中心とした)肉体的要因にあると思っています。そう考えると、咬合治療とは顎位の補正もさることながら、全身骨格のゆがみの補正・補正後の維持をめざすものだと考えますから、少々ストレスが溜まっても健康を維持できるためのマージンを大きくする上でやはり重要と言わざるを得ないかと思います。
 また、精神的要因を緩和する術として薬物療法、心理療法、理学療法
があると思うのですが、ある患者さんにとって精神的要因が顎位の不安定さからくるものであれば(私にはあてはまります)、咬合治療が精神的要因を除去するための一助になり得る場合もあると思います。
といっても私もまだ全然完治していないので、現在継続中の咬合治療に更に薬物・理学療法を併用するプランを計画していますが…。一つの病院でここまでを網羅してもらうのは大変ですので(というか、そんな病院ありますか?)、互いの治療が互いの足を引っ張らないように考えてやっていこうかと思っています。
 

   




[244] Re[243]: 顎関節症 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/25(Sat) 14:04

きんかんさん、こんにちは。

長い間不定愁訴・顎関節症に苦しみ、多くのドクターショッピングを繰り返し、現在は、ほぼ改善させて頂いている患者です。

一患者の勝手な意見を言わせてもらえれば、きんかんさんのおっしゃられる顎関節症の現状とは、最も一般的な捉え方だと思います。

私の経験では、それらの対症療法では治らないと思います。
ある程度改善する事は可能かと思いますが、それは治るのとは意味が違うんじゃないでしょうか。

本来、精神的・肉体的ストレスで顎関節症にはならないと思います。
そこに適正な顎位があり、それを保持出来る咬合があれば。
不定愁訴もしかりです。

それは顎位から波及している症状に対しての事であり、それがクリアー出来て初めて他の要素を言及すべきだと思います。

問題なのは、それをクリアー出来るだけの歯科的治療が世間の主流に存在しない事ですか。
だから、根本原因を取り巻く他の要因を潰す・緩和する治療が主流になる現状も分からなくはないです。

そういった現実を認識した上での対症療法なら良いですが、現実はきんかんさんのおっしゃる傾向にある訳ですね。
それは今までのドクターショッピングで嫌と言うほど味わいました。

どんどん本質とは離れた表面的な治療になってしまっているとしか思えません。

どうしたら、私の様な意見の者と、きんかんさんの様な見解の方と同じ土俵でお話が出来るのか、真剣に考えました。
結論は限りなく不可能に近いのかなってところにいつも辿り着いてしまいます。

でもそれでは、あまりに悲しすぎると私は思ってしまいます。
結局のところ、顎位の変化による身体状態を体験したか否かの問題になってしまうんですね。理屈は後から付いて来る様な気がします。

こう言った意見は歯科医としてでなく、一患者としてのきんかんさんに言いたいです。
現状のおっしゃる様な治療体制に疑問を感じていないなら、もう私はお話する事もないかと思います。

ただ、歯科治療・顎位に対しての見解を再認識し、全身との関係を考慮した治療で、今までたらい回しになっていた患者が実際に改善している事実のある事も、頭の隅にでも置いてもらえると嬉しく思います。
大学病院を始めとする一般的な歯科では、あなた噛み合わせ・顎位は問題ないと太鼓判を押され、しぶしぶやってもらったスプリントや咬合調整では治るどころか悪化しました。
しかし、同じ様に顎位に対する治療で大幅な改善をさせて頂いています。

それは気の性でも、プラシーボでもなんでも無く、正しく顎位と全身との兼ね合いを適正にしてもらったから得られる改善であり、顎関節症もその多くの症状の一つだったと言う事ですか。

だから顎関節周辺のみに対するアプローチでは不定愁訴は改善されない訳です。顎関節症自体が顎位から波及する不定愁訴の一つだからですね。

それが、今まで経験してきた多くの対症療法、経過、顎位を適正にする事で得られた改善を自分なりに客観的に判断した見解ですね。

そんなところで、いろいろと失礼致しました。


[243] 顎関節症 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/25(Sat) 09:30

顎関節症といのは原因不明のものですが、トリガーとなるものに
歯の治療も含まれていると考えています。そのために、歯の治療
にあたっては、開口、咬合その他いろいろな面について配慮は必要で
あると思っています。しかし、根本的には原因が解明されていません
し、その人の持つ素因・そのときのストレス状況によって容易に起こ
りうる場合がありますから、歯の治療の全ての責任を押し付ける訳に
はいかないと考えています。不適切な治療といいますが、ではどういうことが不適切か定義されていませんし、ガイドラインがあるのでもないのです。
顎関節症の患者の年齢層は10代後半、20代、30代に集中します
が、もし歯の治療に原因を求めるなら本格的な顎位が変化するような
補綴を多く行う中年以降に患者が多発するはずです。
また、圧倒的に女性患者が多いのですが、若い年齢層で女性ばかりが
治療を受けているのではありません。
顎関節症は発症して3年ぐらいが一番つらい時期ですが、少数の例外を除いてそれが一生続くというのではないのです。


[241] 顎関節症について思うこと。 投稿者:jink 投稿日:2001/08/24(Fri) 23:49

私は只の一患者です。ドクターショッピングも運良く
(?)あまりせずに現在の治療法と巡り会いました。
ですので、かなり独り善がりの理論展開になるかもし
れません。鵜呑みにするのは危険です。と、前置きを
しておいて。

私の場合、社会人1年目で生活習慣も学生時代とは大
きく変わり、ストレスが溜って、親不知を抜歯したこ
とで顎位がずれて顎関節症になったと思います。

顎関節症の原因はたしかに、この序文に書いてある通
りだと思います。ストレス、素質、生活習慣。納得で
きます。ただ、歯医者での不適切な治療も原因の1つ
にあるとは思いますけどね。
私はこれらが複合的に影響し、何かの引き金で顎関節
症が顔をだすのではないかと考えます。

そして、顎関節症の治療は「顎位」に求めるのがよい
と思います。原因は様々だけど、治療法は顎位に求め
る。不思議なことでしょうか? 例えば、スポーツを
していて靭帯を傷めた場合、そのスポーツを止めたら
傷めた靭帯は治るのでしょうか?ギプスなりで固定し、
安静にする必要があるかと思います。
ある原因で症状が起きたとして、その原因を取り除く
だけでは、それ以上悪くなることを止めることはでき
ても、適切に回復していくとは限らないのではないで
しょうか。

もちろん、すべての顎関節症において顎位にアプロー
チすれば良くなるのか?と聞かれたら、それは「わか
らない」もしくは「すべてとは言えないと思う」と答
えるでしょう。何ごとにおいても(もちろん歯科治療
や医療に関しても)「絶対」というものは存在しない
と考えますので。

私は現在、顎位にアプローチする治療を受けていて、
改善に向かっているようです。残業もできずにフラフ
ラになって帰宅する生活から、調子のいい時は残業し
て帰った後で夜のドライブに出かけられるくらいにな
りました。
とはいえ、治療を始めてまだ1ヶ月程度。今後どうな
るかはわかりません。状況によっては転院も考えるこ
とがあるかと思います。(もしも先生が見ていたら、
すごく失礼なことかもしれませんが、治療に納得がい
かなかったり、改善がみられなかったらそれは当然の
ことと思います)
私の治療法を知りたい方もいらっしゃるかもしれませ
んが、こんな状況なので、申し訳ないのですが、私に
個人的に問い合わせをするのは、もうしばらく待って
欲しいと思います。すみません。


きんかん(べにや)さん御自身は「顎関節症」はどん
なものと考えているのですか? 顎関節症の人が全身
の不定愁訴を訴えることに関してはどうお考えですか。
また、ご自分の医院に顎関節症の患者さんが来た時、
どのような対応をしてらっしゃるのですか? 差し支
えなければ教えていただきたいと思います。


[240] 顎関節症になってしまった・・に書いたコピペです 投稿者:きんかん 投稿日:2001/08/24(Fri) 01:28

以前、ここを訪れたことのある歯科医です。顎関節症もちです。
ここでは、顎関節症は咬合が原因とのコンセンサスが出来ているように
見受けられますね。しかも、歯科医の顎関節症に対する姿勢に随分と
批判的な方が多いようですね。不勉強とも書かれています。しかし、次の文を読んで頂きたいと思います。これは最近出版された歯科医向けの
本「顎関節症のマネジメント」2001年6月医歯薬出版の序文です。

近年の歯科臨床は大変なスピードで変化している。なかでも、顎関節症
の概念は猛烈な勢いで変わろうとしている。
 以前は、顎関節症といえば咬合異常で生じるものと相場が決まっていて、咬合病という言葉ができたほどである。そして、顎関節症というとミステリアスなわかりにくい病気で、この病名がついた患者は一般開業医の扱うべき病気ではないと思われていた。そう思われていた原因は、経痛や頭痛のような顎関節症ではない疾患を鑑別できずに、むやみにスリントや咬合調整だけでなんとかしようとしていたことにある。また、部のカリスマ的ともいえる歯科医が作り出した咬合偏執的な想いと額間症の概念が混ざり合って、幽霊のようなイメージが作り出されたこともの原因の一部かもしれない。
 ところが疫学や解剖学の研究が進んで、この病変の真の姿が見えてくと、ストレスや素質、生活習慣など、咬合以外の要素が現れてきた。さに、アメリカでは時代の要請もあってAACD(American Academy  of Craniomanndibular Disorder)と言う学会がAAOP(American
Academy ofOrofacial Pain)と名称を変えて口腔顔面痛の理解と管理に重点をおくようになった。ここでは、顎関節症の概念が、従来のとら
え方では全く理解できないような、幅の広いものに変化している。
 この変化は時代の要請にマッチした合理的なものである。筆者の顎関
節症臨床においても、、きちんと手順を踏んで患者を管理しようとするならば、はじめにしっかりとした除外診断を含む診断を行い、次いで、
治療・管理ということになるのだが、そこでは、薬物療法、心理療法、
理学療法そして歯科的治療・管理を併用するのが通常である。このようにすると、従来は手に余ったような患者でもかなりスムーズな治療・管
理が可能になる。かつてのような、咬合に重点をおいた試行錯誤による
治療管理は完全に過去のものになった。

(以下省略)


[239] 私の治療経過! 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/20(Mon) 05:48

こんにちは、KDCさん、ヒロキさん、レスありがとうございます。
金属アレルギーの件良く判りました、まあ、今の所なんともないんで
このままで、行きたいと思います。あんまり過敏になってもと思うので。
其れとヒロキさん顎位、噛み合わせを、適正にすれば治るんです。
正しくそうですね、其のとおり治るのです。

痛感してます、怒りさえ覚えます、以前の自分を振り返り涙さえも、
そんな事で終わっときます。



[238] Re[234]: 私の治療経過! 投稿者:KDC 投稿日:2001/08/16(Thu) 16:11

さて、金属アレルギーノ問題ですが、お口の中にばらばらな統一性ない金属をいれた場合にガルバニー電流という電気が流れ、一種の電池のような状態になります.そのことによって金属が腐食し、継続的にその金属を飲んでいる状態になり、蓄積によりアレルギーがでます.

しかし、勘違いしないで欲しいのはその人にあった金属かどうかということと、同時に量的なことも重要なファクターになります.
また、保険治療と実費の治療では金属はまったくことなります.

http://www.jin.ne.jp/kdc


[237] Re[236]: 高い、低い? 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/13(Mon) 21:43

こんばんは。

>私、ヒロキさんに直接メールにてレスと写真お送りしました。
貴方は、歯のあたり面をつるつるに削られ、顎が正中線からはずれ身体のバランスを崩し現在に至る様に思いますが?

メール見させて頂きました。
多くの試行錯誤をされてきた事が分かります。

一応断っておきますが、私はその事に対して全く否定はしませんよ。
と言うより、私も一時期自分の感覚を信じ、それに見合う咬合を仮歯やブリッジ・スプリントなどを無理矢理調整する事で、改善をはかっていた事がありますから。

私の経緯とは、元々の噛み合わせ・顎位が不正であり、そこに左上顎7番を抜歯した事で、顎位が急激に変化・自覚症状が一気に襲い、その後の咬合調整により、咬合面がツルツルとなり、様々な治療によって、顎位も変化し続けていた経緯です。
正中は元々ズレていたし、必ずしも正中が下顎位の適切な位置とも思っていません。

>患者の中には、低顎位で悩む患者、ある1本の歯が長い為にアルツハイマーに似た症状に悩む人、(8年ほど前にNHKでやってた、アルハイマーおも治す噛み合わせ )患者は、せんさ万別、100人居たら100人の症状があるのでは

低位顎位、要するに噛み込みが深い事であったり、逆に高位であっても、私はそれは結果でしか無いと思いますよ。
その結果に至る要素には、元々の噛み合わせが不正であったり、不良補綴・抜歯・歯列矯正・精神的肉体的ストレスでのブラキシズムといろいろある訳ですね。
ですから1本の歯の重要性とは正しく重要であり、そこまでに至る経緯や症状などは、それぞれだと私も思いますよ。

ですから問題なのは、それらの因子は重要ですが、結果として上下歯列の歯の当たりにアンバランスが生じる事で全身に影響が及び、それを治すには、個体にとって安定する3次元的下顎位に誘導し、そこで下顎・咀嚼が機能しうる咬合を付与する意外に道は無いって事ですね。


>人間の身体も測る機器が有るでしょうか

それが無くては、適正は得られないでしょうね。
それは機器であり、また生体が反応する判断基準となるのかと思います。

私が自分の試行錯誤と歯科医の協力で得てきた行き当たりばったりの咬合調整で、私なりに理解した事
それは試行錯誤の中では、全てを網羅しきれないって事です。

例えば私の訴えどうりの噛み合わせを作って頂くと、確かに首であったり、肩の痛み・違和感が消失した事もあります。
ですが、それは顎関節であったり、咀嚼機能・下顎運動を無視した、ただ噛んでいれば安定出来る下顎位・噛み合わせでしかなかったって事ですか。

タイヤ・ホイールバランスの記述がありましたので、引用させて頂ければ

タイヤ・ホイールバランスを取る事に関してはホイールバランサーなどにかければ、その単体の適正は得られる訳です。

ですが、その役割とは、結局車などの部品の一つであって、その駆動を伝達する他の要素、四輪アライメントであり、それらをサポートするシャフト・アーム類、シャーシバランス、サスペンションなどに始まる足回りから、電気回り、エンジン回り、ブレーキなどなど、それらの全てが適正にならなければ意味の無い事です。

私が言いたいのは、その比喩に適当に当てはめさせて頂ければ、顎関節症をホイールバランスの歪みとすれば、その結果であるホイールバランスだけを捉え、他の四輪アライメントをちゃんとしたテスターにかけずに、トーインだけとか、タイヤを交換するとかの、個々に対するアプローチしか、現状の歯科ではしていないと思います。

顎関節症であれば、顎関節の負荷を軽減だとか、安定剤の処方だとか、手術をするなどとは、結局顎関節・その周辺しか見ていないとは思いませんか?

体とは、車と同じでトータルで診ていかなければ、そんなのは付け焼き刃でしかないとの結論です。

適正な顎位とは
・心身にとり、バランス・安定が取れる自然な位置
・顎関節・頚椎にはじまる脊椎にとって結果適正な位置
・咀嚼機能・下顎運動が円滑に機能出来る位置

でなければ、結果として意味がない事じゃないでしょうか。

そう言った位置とは、現状での咬合が高い・低いと言う事でなく、心身にとっての適正な顎位であって、それは高低差・左右差などの様な2次元的な事でなく、下顎の回転を含めた3次元的下顎位で無ければいけないのでは?との結論です。

>なにが言いたいか、と言うと、こんな患者でも歯医者の技量で治る、と言う事です。

勿論その通りですね。私であっても、現在歯科医の方の治療によって改善しています。
ですが、そこで施される治療とは、歯科だけの理論・技術では難しいと思います。
何故って、簡単に言ってしまえば、体をトータルで診れなければいけないからですね。

顎関節のみを捉えるのであれば、噛み合わせのみを捉えるのであれば、それは手術やスプリントで癒着や負担を軽減、咬合平面だけでの調整をすれば問題ない訳です。

しかしながら、実際問題は、それらは体全身に影響を与える訳です。
であるなら、体全身に対しての反応を診られなくて、どうやって適正を診ると言うのでしょうか?
適正な顎位なるものの判断基準が得られるのでしょうか?

そんなところが、私の個人的な意見です。

結論は簡単です。噛み合わせ・顎位から波及している症状とは、噛み合わせ・顎位を適正にすれば治るんです。

その中身が重要なんですね。




[236] 高い、低い? 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/13(Mon) 19:43

ヒロキさんヘ、高い、低い、そんな次元の事でなく?
私、ヒロキさんに直接メールにてレスと写真お送りしました。
貴方は、歯のあたり面をつるつるに削られ、顎が正中線からはずれ身体のバランスを崩し現在に至る様に思いますが?

患者の中には、低顎位で悩む患者、ある1本の歯が長い為にアルツハイマーに似た症状に悩む人、(8年ほど前にNHKでやってた、アルハイマーおも治す噛み合わせ )
患者は、せんさ万別、100人居たら100人の症状があるのでは

噛み合わせの根拠ですが、車ならタイヤのバランスはホイルとタイヤを組、バランサーにかけ、ウエイトで調整して円周上に重たい所が無い様になんて測る機器があり目で見て判る、人間の身体も測る機器が
有るでしょうか、根拠なんか無いと思いますよ、ただ言えることは
私のレントゲン写真の様に正面から見て勘合面が平面に近く無いといけない、アーチ状じゃいけない、此れ、本に書いていた様に思います。

顎関節症のこと、色々読んで自分なりに勉強しました。
私も一患者です歯医者じゃ有りません、理論なんか有りません。

なにが言いたいか、と言うと、こんな患者でも歯医者の技量で治る、と言う事です。


[235] Re[233]: これが原因でないの? 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/11(Sat) 22:29

こんばんは。

>最近、ある本で読んだ話だと、奥歯が一〜、三ミリ違うだけで噛み合わせ異常になり、体調を崩すというのです。

噛み合わせがズレるとは、結局数mm単位での歯の当たりが変わる事が重要なんだと思いますよ。

数mmと聞くと、たいした事ない様に思われがちですが、口腔内での歯の当たりで考えた場合、その数mmの変化が如何に大きいかが分かるかと思います。

問題は、一度数mmの変化であっても噛み合わせ・顎位なる物にズレが生じると、それはただ単に高い低いと言った次元の事でなく、その影響とは下顎の3次元的歪みとして現れる事じゃないでしょうか。

噛む位置の高低差が変わった事で、その後の下顎位とは、そのまま以前の状態で待ってくれている物では無いと思います。

下顎の位置を決定付けるのは、上下歯列の歯の当たりであり、顎関節ではないのでしょうか。

ですから、一度噛み合わせにズレが生じると、その時点で下顎位は3次元的に歪んだ状態となり、その時点での自覚的違和感とは、直で改善に繋がるケースは本当に初期であるか、まれなケースでは無いかと感じます。
要するに、一度違和感なりが生じているケースにおいて、その状態での歯の高低差を調整するとは、さらに顎位の状態を悪化させる因子を多分に含む事に思われます。

私の結論は、適正な顎位を導いてからの、咬合の付与が一番理にかなっているのでは?と言ったところですか。

トオルさんの書き込みですが

>大学病院での治療は、多分一度に適度な噛み合わせ位置まで持って行く為に白いレジンで約4ミリ厚のマウスピース

そこで言われる適度な噛み合わせ位置の根拠とはなんなのでしょうか。それが一番重要じゃないですかね。

>医師に話すと、こんなに盛ったら、腰の悪い人とかに使う(テンプレート、うろ覚え?)やて言われ削られた

その医師が適切かはさて置き。
咬合挙上を著しく上げる事で、咀嚼筋に始まる筋の弛緩が得られる事はありますね。
しかしながら、それ自体がその後の咀嚼機能・下顎運動において結びつくものでしょうか。

高すぎるから削る・低いから盛ると言った単純な事でなく、そこに顎位に対しての適切な誘導があるのか無いのかが重要なんですね。
顎位さえ適切な誘導があり、そこで噛む事の出来る咬合が付与されれば、自然なバランス・高低で体・筋弛緩も改善も得られる物じゃないでしょうか。

>金属アレルギーの症状で、異種の金属を入れると金属と金属が反応してアレルギー反応が出ると言う事聞いたのですが、保険治療と、実費治療の使われている素材はいっしょでしょうか?

保険であろうが、自費であろうが、それらで使われる素材とは、概ねその歯科医に依存されているケースが殆どではないでしょうか。

勿論保険で対応出来る材料には限度がありますが、アマルガムにしろ、レジンにしろ、インレーにしろそれらの素材のメリット・デメリットが存在し、保険で適用を望む患者に対してなら、それで用いられる素材のチョイスとは、ほぼそれぞれの歯科医に依存されている状態ですね。

クラウンなどにしても、金であったり、メタボン、金パラ、オールセラミックなどなど、材質的にはいろいろありますが、それらの利点や影響とは、材料費だけの差ではなく、いかにマージンの精度がとられているのか、その材質が身体に及ぼす影響などを考慮しなくては、結果としては何を入れても変わらない状態ともなり得ませんね。

問題は、その技工物の精度であり、その材質が体に及ぼすであろう影響じゃないでしょうか。

ただ、金額が高いから、安いから、見た目が良いからなどなどの表面的な事だけに拘っていては、なかなか自分の口腔内を守れないんじゃないかと思います。

そう言った意味でも、患者自身の認識を変えていかないと、結局は何も変わらないのかなって思います。


[234] 私の治療経過! 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/11(Sat) 11:25

前のレスで判ると思うのですが、5年前、私噛み合わせが、非常に低くなり、左に顎がずれ、かみ締めも強く四六時中かみ締めて、何時も
顎に力が入ってる状態で、その時の開口は、25ミリほどしかなく発音障害まで出て、お尻を突き出し胸は医師にはと胸だね、と言われる程

大学病院での治療は、多分一度に適度な噛み合わせ位置まで持って行く為に白いレジンで約4ミリ厚のマウスピース、でも入れられなかった、入れると、頭痛、等の不定愁訴が強く、診察も2週間から3週間おき、夜だけ入れると言う事だが、5ヵ月で近くの歯医者に転院

この時、思った、急激な顎の変化は身体が受けつけないと、

人間、オギャと生まれた時、歯は殆ど生えてないと思う、でも成長にしたがい、知恵熱が出たり、第一反抗期、第二反抗期など色んな症状
が出る、歯の成長と共に熱が出て、めまい、イライラなど出るのでは
何か前の治療でそんな事考えてた、

2ミリのプレートに歯医者にて植樹にて盛る一日に1ミリ以下ほど
右に盛れば左が浮き、左に盛れば右が浮き、の繰り返し体調も其の日により違う、一度ずっと盛っていたら高額位、自分でも明らかに高い事自覚してたのだが、其れで家の庭先の土の移動をしてた時、背中の筋肉て言うか筋がバリバリって、首から腰まで音たてて弛緩した

医師に話すと、こんなに盛ったら、腰の悪い人とかに使う(テンプレート、うろ覚え?)やて言われ削られた、けど調子もいまいち良くなかった。

と言う事で

其れと鎌田さんのレスで、其のとおりだと思います、有る大学の教授の研究で健康な人の大臼歯の噛み合わせを1000ミクロン、01ミリ
高くするだけでも異常習癖が出ると書いてる本もあります。

KDCさんへ、金属アレルギーの症状で、異種の金属を入れると金属と金属が反応してアレルギー反応が出ると言う事聞いたのですが、
保険治療と、実費治療の使われている素材はいっしょでしょうか?


[233] これが原因でないの? 投稿者:鎌田秀樹 投稿日:2001/08/10(Fri) 21:54

私は深刻な顎関節症・噛み合わせ異常に係り、今大変です。
自分なりの方法でやったり、近くのできるという歯医者に行ってもほとんど効果がないのですが、最近、ある本で読んだ話だと、奥歯が一〜、三ミリ違うだけで噛み合わせ異常になり、体調を崩すというのです。これは信頼できる歯医者の意見なので、これが本当の治しかた打と思いますが、認めてくれますか。


[232] 最近の診療2 投稿者:KDC 投稿日:2001/08/10(Fri) 13:30

コメントありがとうございました.
大変、真摯なご意見に感謝しております.
さて、前回の続きを書きたいと思います.

前回は下顎の位置と全身の関係と歯の重要性でしたが、
今回は現在の歯科治療における危険性についてご説明いたしたいと思います.

噛合した時の力は上顎の場合、頭蓋骨に分散されます.
頭蓋骨はなぜ縫合形式をとっているかというとこの咀嚼時の力を分散させるために、ある程度余裕をもたせるためです.
また、呼吸時にはこの縫合部が動いています.


したがって、歯科治療においてたとえば前歯を犬歯から犬歯までをつなぐような補綴物を装着するとこの縫合が可動しなくなり、不定愁訴を誘発する原因になります.事実、このようなケースを多く見てきました.ですから、できるだけ補綴物は連結しないのが原則です.

次に、歯科金属によるアレルギーの問題ですが、僕が考える限り、大変深刻な問題だとおもっています.
特に、アマルガムは水銀が含有されており、現時点では人体に問題ないとの見解ですが、やはり僕の長年見た感じではよくない結果がでている気します.
本来、口腔内にいれるものがその人にあっているかどうかをチェックすることと、さらにどのくらいの量まで可能なのかをきちんと検査する必要がありますがほとんどされていないのが現状です.

また、医科の先生方も口腔内にどのような金属がいれられているかはほとんど知られていないのが現状です.そのため、ステロイドを20年間つけていたかたがいました.

ですから、結論からいうととにかく歯を大事にして、できるだけ予防に力をいれ、そして健康志向に多くの方が考え方をかえていく必要があります.
機会があればその3を書いていきたいと思います.



http://www.jin.ne.jp/kdc


[231] Re[229]: 最近の診療 投稿者:ひろき 投稿日:2001/08/08(Wed) 23:41

初めまして。

読ませて頂きました。
基本的な考えには同調いたします。
HPも見させて頂き、理解しました。

不定愁訴の原因や関連性がどうなのか。
顎関節症がなんなのか。
不正顎位・咬合関連症候群・噛合不全症候群と名前はなんでも言い訳ですね。

とにかく口腔内における問題が、全身に波及し得る事実があり、その中に不定愁訴と言われる物があり、その中に顎関節症と言われるものも含まれているんですね。

顎関節症と言う症候群名・疾患名が一人歩きをし、顎関節・その周辺のみに対するアプローチ法が主流になっているからこそ、なんだか訳の分からない現状になり、各地を徘徊する患者が表面に出てきただけの話ですね。

今後も御自身の負担にならない程度に、ご意見をお聞かせ願えればと思います。

歯科医も、そして患者も認識を改めなくては、なにも変わりませんね。
それが今後の医科であったり、世間を多少なりとも変えていく原動力になるかと思います。

あまりに本質を追い求める方が少なすぎます。
それに気が付く人が少なすぎます。

そんな事で良い訳がないですね。自分が良くても、周りが良くても、そんな事は関係ありません。
これからの子供達に対しての責任は、今の我々にあり、それが責任と言う物でしょう。
気づいてしまった者・知ってしまった者の責務であると感じています。

今後もいろいろご苦労もあるかと思われますが、一人でも多くのさ迷う者達を救ってあげて下さいね。


[230] KDCさんヘ 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/08(Wed) 22:12

こんばんわ、トオルと言います。初めまして
仙腸関節を治せば噛み合わせ、口の開かない人も、、、

ほんと、自分も仙腸関節を治せば腰痛も治ると言う整体師の施術を受けてました。(大津ですけど)
これは、また書こうと思っていたのですが、今書いときます。

それは、ヘルニアの手術後、全然治らないもので、ひょんな事で本屋で本を見て、電話をして見つけたのですが、、、、

施術前は、腰が痛く、全身症状で悩み行きました。
1週間、毎日施術してもらいマッサージしてもらい、治療しました
腰から首までの痛みはとれたのですが首から上の症状が取れないもんで首から上を、自分でマッツサージしました。首筋から顎、等

有る時、プチと言う音と共に頭の凝りが取れたとたんに
私の場合左顎が悪いので、左顎から足先まで、なんか虫が走る左側を
身体を動かす、と其れにより足にいったり首に来り、胸にきた時なんか大変で心臓が止まる思いしました。

慌てて左側にテッシュを噛み歩きました。夜中怖さこらえて
と言う事で仙腸関節を調整すれば噛み合わせも治るのも判るのですが
噛み合わせを治せば、骨盤の位置も安定して仙腸関節も治るのでは
でも、同時に治療すれば以外と早く治るかも

がんばって一人でも多くの患者を助けてあげてください


[229] 最近の診療 投稿者:KDC 投稿日:2001/08/08(Wed) 19:15

今回、このホームページをはじめて知り、こんなに多くのかたがお悩みなのかとあらためて大変なことだと思い、書込みをさせていただきました.

現在、大阪市内で開業している歯科医です.
特に噛み合わせと全身の健康を中心に診療を行っているものです.
専門分野はいわゆる不定愁訴を中心に診療と研究を行っています.

さて、このホームページに書込みをするにあたり大変考えました.
というのは、どれだけ正しくかつ正確にみなさんに理解していただけるかということと、歯科医のみなさまがたがみられたとき、さまざまな考え方があり、論争をするのが大変労力がいるからです.

しかし、自分が知っていることはとりあえずお教えし、そしてひとりでも多くのかたが救われ、また健康をとりもどせるように願い書かせていただきます.

さて、本論にはいりますが、そもそも顎関節症ということば自体がおかしな物で、一般的には雑音や疼痛、機能障害を定義していますが、そこだけをみても基本的にはだめです.つまり肩こりや頭痛や腰痛と同列で考える必要があります.従って、噛合不全症候群の中の一症状としてかんがえていく必要があります.


さて、人間を家で例えるとどうなるかというと骨盤の後ろの仙骨という骨があり、この関節を仙腸関節といいますが、この関節のゆがみが家の柱がおかしくなった状態です.
また、屋根が下顎骨にあたります.では歯はなにに相当するかというと最後のボルトをしめる役割になります.
ですから、仙腸関節をのゆがみを確認し、スクリーニングしなければ、その症状がどこからきたものかがはっきりしません.
したがって、口が開かない場合でも仙腸関節に問題あれば調節してやればその場であきますし、歯科治療はまったく必要ありません.

このことがまず第一条件です.
その次に姿勢の問題ですが、さまざまな症状を治す前にかならず姿勢を改善させなければなりません.
簡単にいえば姿勢が悪いのに歯科治療で噛み合わせを治療するのは、あるいは、その他の疾患をなおすことに精力をつぎ込むのは森をみずして木だけをみているようなものです.
このことは、西洋医学の最大の欠点で、大学教育のなかでほとんどの医療関係者が陥っている欠点だと思います.

姿勢を矯正するには、その方向に行くわけがあるわけですから、それを除去する方法をかんがえればいいわけです.
たとえば、傾いた家に住んでいれば人間の姿勢は傾きます.
この人の傾きを修正するには原因となっている家を真っ直ぐにしてやれば姿勢は矯正されることとおなじです.
この原因の僕が患者さんを見ている限りではほとんど90パーセントは歯の萌出方向や部位などが原因だと思います.

ではどうしてその部位をみるかというと、ある検査方法(それは一部の人だけしかしていませんのでお教えすることはできません)で簡単にわかります.そしていくつかの東洋医学でいういくつかの経絡をチェックします.

それから個別に症状を見ていく必要があります.

次に下顎のことについてですが、いまでも多くの先生は顎の良いポジションを顎関節内にもとめていますが、そうではなく、体に対してよいポジションを考える必要があります.

つまり下顎は立体ですから、左右、上下、回転の三つの要素をみなければなりません.そしてこの位置をみつけるのにアプライド.キネジオロジ-を用いてきめます.整体の先生でも良く勉強をされている方ならばよくご存知ですが、歯科の先生はほとんど知られていません.

この段階で下顎のポジションをきめてから、次の段階で咀嚼運動をみなければなりません.
咀嚼運動は長いあいだなおざりにされてきました.
というのは、長い間、有名な歯科医の理論で限界運動という範囲のなかでしか詰め物を作ってきたために、実際にはそのような運動はされていないものをつくり続けた結果よくはずれる、われる壊れるなどの現象がいまでも絶えません.

ですから、1つは良いポジション、上顎は関係なく その位置から良い咀嚼運動を目指すのが本筋です.

僕がやっているかぎり、歯周病の多くはかなり関連していることと、虫歯(ある特定の部位にできる)ものはからだのショックアブソーバー的役割をはたしていると思っています.


歯が大切ということは良く噛んで健康ではなく、そういうものからのアプローチではなく生命維持にかかせないものなのです.

さらに最近おもうことは寝たきりの老人から家族や看護婦のかたが入れ歯を取り上げることです.
入れ歯は噛むためのものではなく、むしろ頚部の筋肉や舌を安定した位置にキープするものでこれをとりあげること殺人行為に近いと思ってもよいとおもいます.


まだまだかくことはつきませんが、僕のいっていることは患者さんを診察していてきずいたことばかりで、エビデンスはありません.

また、この病気は本人がどれだけ治したいか、そしてその人の性格によってきまります.
患者さんの多くをみていて、感謝の気持ちがないひと、自己中心的なひと、思い込みの激しいひと、おかねがかかることはいやなひと理屈っぽい人はなおすことは不可能だと思います.
ですから、まず自分自身を振り返って、そしてよく考えた人しか治療の対象とならないような気します.

機会があれば次回再度書込みをしたいとおもいます.

なお、このことについては感想は伺いますが、異論や議論やその他は受け付けません.なぜなら、以前に命が磨り減るようなことはこれ以上したくないからです.

http://www.jin.ne.jp/kdc


[228] 治療での症状U! 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/06(Mon) 10:03

プレート治療して判ったのですが、今まで気が付かない病気が出て来まして、自分では目と顎を平行にすれば良いと思い先生に調整をお願いしていたのですが、調整も終盤になろうとした頃、ある日突然、
右足、足底部に痛みを感じ、整形外科にてレントゲンを撮り判明、
病名は忘れたのですが、生まれた時に着いてなく、成長するにしたがい、着く骨、が着いてないのが判明。(此れは、女性に多く3人に一人位の割合で居るそうですが)

何時も、右かみ合わせを高くすると、右大腿骨、ひざ、足の裏と云う様に決って出てくる症状で、現在も右噛み合わせは、左に比べ低いのが現状です、でもこの噛み合わせ位置が良く、腰痛や足の痛みなど無いベストな位置と私は思っています。

低い状態から今の噛み合わせ位置まで上げたのですが、2から3ミリ
で、今はチャント、ブリッジ等で歯を入れてるのですが、
上顎に入れる、入れ歯、落ちる入れ歯は問題です、私もここ10年来
左上顎に、実費にて歯に、冠(かん)をかぶせ其の冠と冠で持たすタイプの入れ歯、(4本抜けているので固定のブリッジに出来ない)で
何時も落ちない様にかみ締め、ていたような気もします。

今は、部分入れ歯に良く使われるタイプに今回変えました、落ちる
心配が無いので、非常に楽です、

でも顎関節症になった原因は今だ自分にも判りません。何故なら
小学生時代からの病症なんで、

今は右顎関節部が完全に磨り減り、丸みがあるはずの関節がきのこ状
になり頭蓋骨まで減っている状態ですが、口は開く、関節部の痛みは
無く、少々の痛みは有るのですが何とかなる様な症状まで回復してます。
皆さんも、治る病気です、きっと治る治せますよ!

私の論理にこんなレスで悪いのですが、書きこみさせていただきました。すみません、    
                        以上です


[227] プレート治療での症状! 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/05(Sun) 21:41

プレート治療で完治と有りましたが、ほんとに色々な症状が出ました
皆さん、そうだと思うのですが、

前のレス見てもらえれば判ると思うのですが、まず長い間の歩行困難
(200メーター)も歩けない、足がつって、痛くて、あと、めまい
腰痛、手足のしびれ、六感神経痛、等

私は一応、保険での治療でプレートを作成してもらいました
私の、プレートは1ミリ厚の普通の透明のプラスチック製の物です
6千円位だった様に思います、
最初、其れでもかみ締めが強いもので一番奥にあたる歯部分は、10日も持たなく磨り減り穴があきかみ締めが強いのが判りました。
でも、何度かそのプレートに植樹にて補整して行く内に、奥歯部分の穴も明かなくなり噛み合わせも上がって行き、順調に完治の道をたどるかに思えたのですが、歯医者のミスで植樹を歯の勘合面に盛るはずがプレートと歯の部分に盛られ、まったく入らず応急処置を行い帰りました。
この日、丁度仕事の忙しい日、其れが判っていたので、歯医者行ったのですが、そんな事も行ってられないので、プレートをはずし半日
仕事したんですが、後頭部に熱を持ち真冬の雪が降る日に首の後ろに
濡らしたタオルを当てて、仕事したのですが次の日には、以前の自分
に戻ってました。

其れから、1週間後にブレートが出来あがりまた壱からの始まりで
この時すでに2ヶ月の治療期間が過ぎようとしてました。

噛み合わせを上げるのは時間がかかるが、下がるのは早いのです
まして重たい物を持つと早いです。この時、実感しました。
其れからと言うものは、主事医以外には、診て貰わない事にしてます

でもこの時点で、一応、身体の不調はあるものの1日うろうろ仕事出来てもんで非常に悔しい思いしました。

こんなレスで悪いのですがあと何度かレスしますよろしく!


[226] 私の場合 投稿者:トオル 投稿日:2001/08/05(Sun) 12:37

掲示坂でのレスでお分かりと思いますが、トオルと言います
私、幼少時代からの顎のクリーク音があり、顎は何時も、かくんかくんと音がしてました。其れと幼少期の原因不明の腹痛、で小児科へ行き、胃、腸等の検査で病院へ行ってました。

その頃から虫歯はかなり有りひどいもんでした、まあ一応社会人に成り26歳位の時に、虫歯を治し抜けてる歯を入れて貰う為に、S歯科
に行き、歯科治療を受け約10本位の歯を抜きました。二度三度に分けて、一応虫歯と名のつく歯は無くなったのですが、、、、

保険で、入れ歯を入れたのですが、なんか噛み合わせが低くなっている事に気付いたのか、前歯に樹脂で噛み合わせを上げる為に付けたんですが後頭部が痛く付けていられなく自分ではずし、何とか仕事してました。
そのころ、交代勤務で仕事してたもので、当然夜勤もあり、寝不足での身体の疲れぐらいに思い、昼勤になれば何とか仕事出来ると思い、
昼勤に替わり鉄鋼関係の仕事をしたのですが、真っ直ぐに自分では歩いているつもりでも歩いてなかった。

あと月に一度位ある、めまい等自分にも判らない、全身症状、で
此れは余談になるのですが、何時も正月明けに、病院に行ってた、何年もの間、此れは、正月に食べるスルメの制じゃ無いかな?顎使うんで

身体のバランスが非常に崩れての重労働で、其れから4年後に椎間板ヘルニア4番5番の真中に発症、手術で良くならず、1年半年自宅療養
少しましになったので、腰に負担のかからない仕事を選び就職、4年後に再発、脊髄の専門の整形外科での検査、でもそのころ順番待ち
の間も座ってられなく何時も、長いすで寝てた、
検査の結果、異常がなく、あと何処が痛いと聞かれ、はじめて顎が
痛い事に気ずき、話をすると、其れは歯科口腔外科だと言う事で受診
マウスピースでの治療で良くならず、

ひょんな事で今の歯医者にめぐり会い、家からも近い事もありそこで受診、プレート治療により、ほぼ完治しました。



[225] なぜおき始めたのか 投稿者:センム 投稿日:2001/08/04(Sat) 00:27

顎関節症なぜおきるのか違う観点からお話しましょう。根源は他の動物よりも進化が早く知能の発達がもたらした頭蓋重量の支えが負担になってしまったこと、食べ物に熱を加えたり、小さく刻んだりと加工を加え始めたこと、そして顎骨、歯列、歯そのものの形態が草食、肉食動物の機能を有していることがすべてなのです。


[224] 日々の積み重ね。 投稿者:コレソン 投稿日:2001/07/27(Fri) 17:54

こんにちわ、以前、足を鍛えると顎関節症にいいと書いたものです。
足を鍛えると、自然と、姿勢が正しくなっていくようです。
毎日ジャンプスクワット、ふくらはぎを鍛える運動をかなりやってます。
(最近暑いので、やりすぎに注意ですが。。)
毎日続けると精神的にも良いしいいと思います。
ただし気をつけたいのは、筋肉が張ると、気持ちも張るという所です。
ですので、ストレッチを結構な時間をついやして、やっています。
筋肉が弛緩すると気持ちの張りもなくなってくるので。。
それと精神的な張りもなくすために、自律訓練法などもやっています。

今は仕事が出来ないので、
朝起きて、ストレッチ、
暑くなる前に、縄跳びをくたびれるまで、
暑くなってきたら、考え事をしないように、ためになる本を読む。
4〜5時頃から、ジャンピングスクワット、ふくらはぎの運動を体力が持つまで、その後ストレッチ、そして、早めに就寝、、、
の繰り返しの毎日を送っています。
大変ですが、その分得るものも大きいですよ。

それと、顎関節症に良い、顎の運動が↓に乗ってたので、自分にあう運動を探してみてやってみたら、間接円盤が少しずつ元の場所に戻ってきてるような気がします。

ただし、自分に合わない運動をしたら、逆効果ですが、、、、(前にそれで失敗しました^^;;;)

http://www.urban.ne.jp/home/mak/j.index.html

それでは、乱文失礼致しました。
少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。


[223] 現状に対する私見 投稿者:ひろき 投稿日:2001/07/21(Sat) 18:58

こんにちは。

さて今回は、私が経験してきた顎位誘導・咬合治療に関しての経緯から。

今まで多くの歯科で、それらで言われる顎位誘導なる物を多々受けて来ました。

●顎位と全身症状を関連付けた治療をしている歯科では

・下顎の3次元的歪みを修正する
・一応の判定基準らしき物は在る様だが、結局は患者と歯科医の妥協点を模索
・それで治らなければ、顎位とは関連していない

●一般的歯科では

・患者の訴える個所の歯の当たりを、削る・盛る(スプリントor天然歯・補綴物)
・適正な顎位が見えていない時点での矯正・手術を薦める
・元々、顎位と全身症状との関連を理解・認知していない為、調整自体試行錯誤であるし、顎位との関連も否定

そう言ったところでしょうか。
どちらにも共通している点は

・調整が試行錯誤である。(結果的な部分を含め)
・所謂症状の波に対しての、歯科医サイドの理解・患者に対してのホローが無い。(要するに、施術者自身が試行錯誤である為、予後が予想出来ない)
・治らなければ顎位とは関係無いとの結論付け

○今、改善している治療・技術・理論では

・患者は何を言わずとも、適正・症状の改善する顎位に導いてくれる
・症状の波であったり、今後の治療段階が患者に伝わる様に説明してくれる。その段階が実際に改善と言う形で現れる。
・顎位と関連が無いと、他の歯科で言われて来た症状が、現に消失している

以前通っていた歯科では、治療法には合う合わないがあると言いますが。

それは本質を無視した観念です。
顎位から波及している症状、それは顎関節症であったり、不定愁訴であったり。
それらは顎位を適正にする事で網羅されなければいけないゴールであり、特定の治療法で治ったり、治らなかったりとは、それ自体が発展途上、或いは不適切な治療だと感じます。

それによって改善したと感じる歯科医や患者は、お互いの妥協点を見出しただけの様な気がします。

それでは、いつまで経っても現状は変わらず、不本意な治療をされたが為に、予後がかなり悪化している患者に対しても

・気のせい
・精神的疾患
・顎位とは関係ない

との、理論のすり替えが現に行われている背景にも繋がっていると思います。

顎位を誘導し、適切な機能を再現する治療にあたって、そこに治る事実に対しての不確かさが存在するのは、その歯科医の知識・技術不足に他ならないと経験で感じます。

スタンダードなところに出発点がある様です。
3次元的下顎位とは、一般的に言われる概念・範疇で問題ないのでしょうか。
例えば根尖病巣に対しての適切な処置とは、普通に行われているのでしょうか。
それが与える影響とは。
下顎がバランスセンサーとして、どうあるべきなのかの概念はどうでしょうか。

なんだか書いてる自分が理解不足を否めませんが、そんなところと思います。

ただ、不確かな治療をされて来たが為に、顎位が問題であるのに、たらい回しにされ、身も心もズタズタにされている患者が少なからず存在しているって事実は確かです。
そんな中に自分も入るとすれば、そんな私でも完治する事が出来そうですって事実もあります。

それらの差とはいかなる物か。

以上、現状に対する一患者の私見です。





[222] Re[221]: 難しいですね 投稿者:まる 投稿日:2001/07/21(Sat) 11:33

こんにちは

>本質を捉えた方法論は存在している様に感じます

おっしゃるようにいくつか有ると思います.
また基準もあります.
いくつかの基準を元に検査してゆくことで、有る程度の診断はつきます.
残りの部分は、スプリントなどの可逆的な治療をしていき、患者さんの体感した変化や感覚をお聞きして最終的に診断が付くものだと思います.
私のお話ししたのは、100%完全なものがないと言うことです.
どうしても私たちは100%を目指しますし、その裏付けとして客観的なデーターが欲しいと考えるためそのようなお話しをしました.

>ちょっと素人が専門家の方に対して失礼な発言が多々あったとお詫びします。

とんでもありません.
ひろきさんの書かれていることを読ましていただくと、感心するばかりです.これほど的確な考えを持っていられるのはビックリします.
歯科医がだらしないために詳しくなられたのかもしれませんが・・・

私こそまとまりのない文で申し訳有りません.


[221] 難しいですね 投稿者:ひろき 投稿日:2001/07/18(Wed) 22:33

こんばんは。

情熱を持って治療に取り組んでおられる様で、やはり未知の分野であったり、本質的な事柄を捉えようとされる人は、そうでないと務まらないと感じます。
私は、その理論が現状でのエビデンスに適合しようがしまいが、本質を捉えた方法論は存在している様に感じます。

ただ、その治療法の本質を捉える事自体がかなり難解である様ですね。
問題は、その治療法云々でなく、そこで捉える顎位・咀嚼機能・下顎運動・筋肉バランスを補正・誘導して行く為の基本概念・判定基準なのかなって感じます。
言ってみれば、それが理論であって、治療法と言う形はその結果だと思います。

確かに理論はかなり存在していますね。
患者が治療をさ迷う様に、歯科医の方達も混沌とした物を抱えていらっしゃるのでしょうね。

>個々の患者さんのどこを元にして基準とするのか?

確実に基準とされる物があると思われます。
なんだかのシグナルがあり、それも判断材料となっていると思いますが、それ自体が難解すぎるので、素人としてはそこまでであるし、その因果関係は一朝一夕では理解出来る物では無い様です。
頭で理解するよりも、臨床での効果なりでその持つ意味などが後から付いて来る物なのかもしれません。あくまで想像の域ですが。

シンメトリー自体がどこまで必要性のある事なのか分かりませんが、それにもこだわる限度があるでしょうし、それは結果として現れる事の様な気もします。

これはあくまで私の見解であって、それは現在の改善と、主治医の方のインフォームドコンセントによるところですが。

頭蓋骨全体・全身の重心バランス、それはカイロ的であったり、モアレなどであったり、その判定基準は様々あると思いますが、私の経験では、どうやらそれらがある程度改善しても、なかなか全体的な改善・体感としての改善を得るのは難しいのかなってところです。
勿論それらは密接な関係があるでしょうが。

整体系での症状の改善を促す施術自体は、それが適切であれば、全身のアンバランスを補正していく助けになると感じます。
しかし、そこに歯科的治療での適正な顎位誘導が無い事にはと言うか、それに尽きると思います。

あくまで整体・カイロ・鍼灸・漢方・その他理学療法から薬物療法に至るまで、それらは顎位に対してはサポートであり、しかし適正な顎位誘導があった時には、相乗効果であったり、お互いを補う事が期待出来る大変有効な事だと思います。

ちょっと素人が専門家の方に対して失礼な発言が多々あったとお詫びします。

>そのためこれからも勉強してゆかなければならないと思っています.

患者の勝手な願望としては、いろいろな歯科医の方達に頑張って頂きたいです。それが今後を変えていく力になっていくと思えるからです。
そして患者の認識も変わっていかなければいけないでしょうね。

いまいち整理がつかなくて、要領を得ない文となりまして。


[220] Re[219]: お返事ありがとうございます 投稿者:まる 投稿日:2001/07/18(Wed) 19:54

ひろきさん、これからもいろいろお話をしてゆきましょう

>まずは、安易に天然歯に手を加えない事ですかね。
次に、ある意味顎位を誘導する事で、体に何だかの反応が現れると書きましたが、その後に症状の波があるとしても、まずは心地よさが実感出来なければ、その調整は不適切である事が多いのではと感じます。
その治療に理論があり、技術が伴っているのか。
それはインフォームドコンセントで納得出来る事と思われ、改善として実感出来ると思います。

その通りだと思いますよ!

現在いろいろな理論が有ります.
わたしもいろいろな研究会におじゃまして勉強させてもらってきましたが、どこの研究会の理論も無理があるのではと感じる部分があります.
私がいろいろな理論を勉強していて感じることは、上顎骨、頭蓋骨全体と下顎位、全身の重心バランス、などいろいろ基準に検査しそれを元に下顎位を決定していくのがいろいろな理論の基礎になっています.
ですがどの理論も、これだけではないですが、人間は左右対称(シンメトリー)であると言うところに執着しすぎている傾向があると思うのです.
当たり前ですが人間は、基本的に左右対称であるのですが、左右が1oも違わず対称ではありません.
個々の患者さんのどこを元にして基準とするのか?
これは、個々の患者さんによって違ってもいいものではないかと考えています.わたしも答えが出ているわけではありませんが、最終的にはいくつかの基準から検査をして総合的に絞り込んだ顎位で患者さんに使ってもらいそこから調整を加えてゆく形になってゆくのではないかと考えています.そのためこれからも勉強してゆかなければならないと思っています.
ひろきさん疑問思っていることとかないですか?
一般的にこう言われているけれど、どうも違うようなとか
有りませんか?




[219] お返事ありがとうございます 投稿者:ひろき 投稿日:2001/07/18(Wed) 15:33

まるさん、こんにちは。

まるさんが、どういったスタンスで治療にあたられているのか、多少なりとも理解出来ました。

私の顎位に関する見解は、そう言ったところです。

>体は悪いは悪いなりにバランスを取ろうとしています.ですからいい方へ顎位を戻そうとしても、症状は強くなることが有ります.

それは経験でも理解出来ます。
世間では、それを好転反応・症状の波などなど言われている様ですが、その言葉自体・反応自体が一人歩きし、ある意味誤魔化しの表現として使われている事があるとも思います。

顎位を適正に誘導する、咬合に手を加えると言う事は、その動きの良し悪しに関わらず、体には体感・症状・改善・悪化としてフィードバックされる物だと思います。

適正な誘導でも、その反応はありますが、不適正な誘導でも反応として現れ、その認識を誤ると、患者は身動きが取れなくなります。

>高低差が重要であるとかないとかというよりも、顎位とは上顎に対する下顎位ですら、上下・左右・前後的など三次元的に下顎がどのようにずれを起こしているかになりますので当然高い・低いを考えなければならないです.

おっしゃられる事は理解出来ます。
現実的に、一般的歯科での顎位とは、咬合平面での早期接触や、所謂歯列不正を正す事だと認識しています。

患者の訴えとしても、この歯が当たりが強いから削ってくれ、ここの当たりが低いから盛ってくれ等々、自覚的なポイントでの所見を訴える事が多いと思われます。
ある意味それも正当だと思いますが、ある程度症状があったり、顎位のズレが生じていると、そういったポイントだけでの調整では、顎位を適正に誘導する事はたぶんに不可能に近いと思います。

問題は、おっしゃる通り、上顎に対する下顎位な訳で、それは患者個々の骨格の形態・口腔内状態・下顎運動・咀嚼機能にとってバランスの保てる範囲に収めなくてはいけないのだと思います。
それに付随して来る物が、顎関節であり、上下歯列の歯の当たりだと思います。
ですから、適正な顎位を維持する意味での高低差は重要であり、そこには前後差・左右差も勿論関わっていると感じます。

そういった意味でも、顎位を誘導する手段としては、スプリント系の、下顎に3次元的位置を付与してからの、補綴であったり、歯列の構築が不可欠だと感じます。


>実際どのように顎関節症を治療してゆけばいいか、患者さんが本当はこうじゃないかなとか思われることなどをこの場を借りてみなさんで考えて行ければと思います.

まずは、安易に天然歯に手を加えない事ですかね。

次に、ある意味顎位を誘導する事で、体に何だかの反応が現れると書きましたが、その後に症状の波があるとしても、まずは心地よさが実感出来なければ、その調整は不適切である事が多いのではと感じます。

その治療に理論があり、技術が伴っているのか。
それはインフォームドコンセントで納得出来る事と思われ、改善として実感出来ると思います。

とりあえず思い付くのはこんなところですかね。
上記した事は、私の経験での事ですので、当てはまらないケースもあろうかと思いますが。


またまた勝手を書き連ねましたが、その背景には、この様な現状で本質を捉えようと日々努力されている歯科医の存在があるからですね。

そして、このサイトに来られる様な歯科医の方達も、そういった人だと感じます。

今後とも、こちらこそ宜しくお願いいたします。





[218] Re[217][216][214]: 初めて投稿します 投稿者:まる 投稿日:2001/07/18(Wed) 13:38

ひろきさんがお話ししていることは、わかります.
今の歯科の現状では、顎位を求めて行く理論でパーフェクトなものはないのは事実だと思います.
私は、ひろきさんのように自分の考えをしっかり持っている方を対象に書いたわけではなく、一般的に混同されている方が多いように思うため書かせてもらいました.そのあたりはご理解下さい.

確かに言葉の使い方は難しいのですが、ひろきさんの言われることを専門的な言葉を使うならば、

>顎関節症と不定愁訴と言うよりも、不正顎位から波及する症状が、顎関節症であり

=顎口腔機能異常というのがよい言い方であると思います
顎口腔機能異常の中で顎関節部に症状や問題があるものを顎関節症といいます.
日本では顎関節症と何でも言いますが、それは日本だけです.
不定愁訴は、原因が明確に出来ない症状の総称であると私は理解しております.
ですから、ひろきさんの認識と私の認識では大きな違いはないと考えます.

>不正顎位から波及する、所謂不定愁訴と言われるものは、確実に存在すると認識しています。
少なくとも、私に限っては、それは顎位の問題であり、そこから波及している首・肩の痛み・めまい・不整脈などなどの多くの症状は、それを個別に対処していたのでは、改善・完治は不可能です。

確かに私もそうだと思います.長期間の顎位のずれなどにより頸椎などに変形をもたらしていうるようなケースで全身症状が強い場合などは、
1.民間療法などで全身および頸部の筋肉の緊張の緩和などを行う
2.ハードスプリントではなく、ナイトガード的な弾性のあるマウスピースを使用してもらう
3.全身症状の改善を見ながらハードスプリントを使い顎位修正をしてゆく
簡単に言うと私はそのような順序で治療を進めます
ゆえに、個別に処置をするという意味ではないことを理解していただきたい.
不定愁訴が強い方ほど、顎位修正には慎重にならないと、いきなりハードスプリントを入れたりすると、症状がひどくなることがあります.体は悪いは悪いなりにバランスを取ろうとしています.ですからいい方へ顎位を戻そうとしても、症状は強くなることが有ります.

>私が思うに、現状での咬合における高低差自体はあまり重要でなく、その状態がいかに適正な顎位に対してズレているのかって事だと思います。
恐らく、大半の患者達は、適正な顎位に補正した時点で、今ある歯列・咬合平面での咬合では顎位を維持出来ないと思われます。

高低差が重要であるとかないとかというよりも、顎位とは上顎に対する下顎位ですら、上下・左右・前後的など三次元的に下顎がどのようにずれを起こしているかになりますので当然高い・低いを考えなければならないです.
歯列・咬合平面に関しては、骨格的に分類は出来ますが、個人々違いがあります.歯の欠損、歯列不正などが原因で顎位のずれを起こさせている場合が多いですが、その方の歯列、咬合平面までもを治療する場合としない場合は有ると思います.

長々書きましたが、わたしもひろきさんに自分の考えを押しつけるつもりはありません.
逆にひろきさんのように客観的に見てられることはすごいと思います.

できればお互いの考え方を言うよりは、実際どのように顎関節症を治療してゆけばいいか、患者さんが本当はこうじゃないかなとか思われることなどをこの場を借りてみなさんで考えて行ければと思います.
よろしくお願いします.


[217] Re[216][214]: 初めて投稿します 投稿者:ひろき 投稿日:2001/07/17(Tue) 13:59

まるさん、初めまして。
歯科医の方の様で、今後もいろいろディスカッション出来たらと願います。

話がすすめば、対立する様な議論が生じる事もあろうかと思いますが、基本的に私は患者として、歯科医の方はその立場としてですが、目指す所は同じだと思いますので、議論の先にあるものが見付けられればと感じます。

>”不定愁訴”or全身症状をまず分けて考える必要があると思います.

顎関節症と不定愁訴と言うよりも、不正顎位から波及する症状が、顎関節症であり、全身症状を伴う不定愁訴であると認識しています。

勿論、不定愁訴と言っても、それは顎位から波及している事に限定しての話ですが、その判定基準は一般的にはありません。
一番分かりやすいのが、医科での検査・診察で取りたてて問題はないが、自覚的症状が存在する。
そういったケースでは顎位を疑うべきと思うし、顎位から波及している症状とは、それを適正にする事で、症状は消失します。

顎位が全てではありませんが、認知・適正な治療法の普及がされていない為、世の中に顎位で苦しむ人は埋もれていると感じます。

問題なのは、現状において顎位を適正にする事が出来る理論・技術なるものが一般的に存在していない為に、仮に顎位を適正にする事で全身バランスを戻そうとしても、そこに試行錯誤的な手法が加わると、適正を得る事は不可能に近くなると思います。

現状での一般的治療の主眼とは、顎関節症・3大症状に対する対症療法であり、仮にその3大症状が緩和されても、首や肩の痛みなどなどの所謂不定愁訴が改善しないケースがあるのは、それはある意味当たり前の事だと思います。
顎関節症であったり、不定愁訴を個別で治療していても、それは全体を捉えていない為、ある程度の個別での改善が時にあるにせよ、それは本質ではない為、完治には至らないと感じます。

不正顎位から波及する、所謂不定愁訴と言われるものは、確実に存在すると認識しています。
少なくとも、私に限っては、それは顎位の問題であり、そこから波及している首・肩の痛み・めまい・不整脈などなどの多くの症状は、それを個別に対処していたのでは、改善・完治は不可能です。

今までも、多くの医科・歯科でのドクターショッピングを繰り返してきて、そこには噛み合わせと全身症状に対して否定的なところも、肯定的なところもありました。
それにたいする医師の見解も重要ですが、仮に肯定的であっても、そこに本質を捉えた治療が無ければ意味は無く、試行錯誤での治療では、改善するどころか悪化する可能性の方が高くなるでしょう。

>低位、高位咬合と言うことについては、大変難しいと思います.
何を持って低い、高いと言うのか?一人の患者さんでも、高いところを基準にするか、低いところを基準にするかでも違いますよね!

私が思うに、現状での咬合における高低差自体はあまり重要でなく、その状態がいかに適正な顎位に対してズレているのかって事だと思います。
恐らく、大半の患者達は、適正な顎位に補正した時点で、今ある歯列・咬合平面での咬合では顎位を維持出来ないと思われます。

まずはこんなところで。
いろいろ自分本位に書いていますが、これは私の経験と今ある改善を客観的に判断したつもりでの認識です。
これに関して、別に他人に押し付けようとか、他の意見には耳をかさないって考えは全くありません。

いろいろ意見を伺える事を願います。






[216] Re[214]: 初めて投稿します 投稿者:まる 投稿日:2001/07/17(Tue) 02:48

はじめて書き込みさせてもらいます.
じゃわさんのお書きになっていることは、歯科医の私から見ても結構あたっていると思います.
ひろきさんのかかれていることも正論ではないかと思います.
私は投稿されている方々の文章を読ませていただいて思うことは、顎関節部分の症状(咀嚼筋の症状を含む)と、総称してよく使われる言葉ですけれど”不定愁訴”or全身症状をまず分けて考える必要があると思います.
どうも不定愁訴=顎関節症のイメージを受けます.
また私が治療していて患者さんといろいろお話を聞いていると、よく患者さんから質問されるのが、”顎関節症の治療をすれば肩こりや頭痛や腰痛がとれますか?”
などと聞かれます.
私は患者さんにはよくなることもあるし改善されないこともありますよと答えます
なぜなら全身の症状がまずあり、かみ合わせのずれによって症状が強く出ているだけかもしれないし、逆かもしれないしそれはわからないと思うからです.
ですから、まず顎関節部の痛みや筋肉の痛みなどを取るように治療して行き、顎関節部や筋肉の痛みなどが軽減して他の症状が改善するかを見極めなければ、原因が顎関節症にともなったものかを判断できないと思うからです.

>カイロプラテックしていたのですが、施術した直後は姿勢がよくなったのですが、その後左顎のロックが余計ひどくなり、朝目を覚ますとロックしているという状態が毎日続いていました。最近までは姿勢が以前とは違う方向でゆがみはじめていました。よく顎関節治療にカイロと矯正器具のコラボレーションの話がでてきますが、顎の状態をも考慮した

このことについては、認識が少し違うと思います.
整体は一度に治療しすぎると、直後はよくなってもこり返しみたいに症状が出ることがあるわけですから、左のロックがひどくなったことなどを整体の先生にお話をして治療を継続して受けてみるのもいいほうほうだと思います.
整体の先生に十分今悩んでいる症状などを理解してもらうことが重要です.

>顎の症状を考慮した施術ができる整体士が日本を多くいるとは思えませんし、するなら、顎関節治療を実施する歯科、口腔外科とタッグを組める整体士にかかることが大切だと思います。

顎に関連した痛みなどについては、整体の先生にお話をすればある程度わかってもらえると思います.
整体の先生は、全身のバランスを考えて治療をしているはずですから、どの部分に筋肉の緊張などがあれば、関連してどこに症状が出るなどは理解されているはずです.
私のところには、整体の先生からの紹介患者さんもいらっしゃいますが、治療前に整体の先生から全身の状態をお聞きしたうえで、かみ合わせのずれがどのようになっているか検査したケースがいくつかありますが、全身症状とかみ合わせのずれが一致したケースもありますし、そうでないケースもありました.
不定愁訴などがある患者さんは、整体の先生にかかりながら顎関節症の治療を進めてゆくことについては、改善の近道であると思います.
ただ症状によっては、一度の治療でやりすぎは禁物です!

>低位咬合ではなく高位咬合・・・

低位、高位咬合と言うことについては、大変難しいと思います.
何を持って低い、高いと言うのか?
一人の患者さんでも、高いところを基準にするか、低いところを基準にするかでも違いますよね!
現在客観的に咬合の高さを測定したりする検査器具はないはずです.
私は、高位咬合という意味が今ひとつピンときませんが?!
私が治療させていた患者さんの中では、低位咬合が多いのではないかと思います.

>24時間使用できるスプリントを装着し、正しい噛み合わせの状況下で噛む力を使って、補正してゆくことになります。まだ始めたばかりなので、その効果はまだ先にならないと分かりませんが、少なくとも左顎のロックは無くなりました。

じゃわさんこのことからすると顎関節部の問題は、どちらかというと難しくないケースだと思います.
あまり悩まないで、治療を続けられるとよいと思います

的はずれだったかもしれませんが、お許しください
じゃわさん、ひろきさん失礼しました.








[215] Re[214]: 初めて投稿します 投稿者:ひろき 投稿日:2001/07/16(Mon) 22:59

こんばんは。
初めまして。
一度投稿していたら、寸前でフリーズしてしまい、2度目の投稿となった為、相応しくない点があったらお詫びします(笑)

>症状とその人に合う治療法は千差万別だという事です。

今後の私の書き込みは、私の個人的な意見として受け取って頂けたらと一応言っておかせて頂きます。

顎位・噛み合わせから波及する症状に対しての治療とは、千差万別では無いと認識しています。
勿論、その患者個々の症状・顎位によってその過程は違ってくる面はありますが、最終的に辿り着く終着点は一つと感じます。
顎位がどの程度のずれがあるのか。咬合平面での当たりはどうなのか。歯の表面の凹凸は適正な顎位を保つ状態にあるのか。咀嚼筋群に始まる筋肉のバランスは取れているのか。

それらの一つが適正になってもある程度の改善がある時があり、逆を返せば、全てが適正にならなければ、完治は有り得ないと感じます。

その患者が抱える現状の顎位が、低位であろうが、高位であろうが、それ自体が問題では無く、問題はいかに適正な顎位とのずれがあるのか。
それは高低差でもあり、左右差でもあり、前後差でもあり、言ってみれば3次元的な位置的・空間的・接触的問題だと思います。
それに追随して来る物が、咀嚼筋群のバランスであり、頚椎から始まる脊椎の問題に直結している物と思われます。

改善すべき問題は、上顎・下顎に捕らわれる事無しに、全体バランスを捉え、それによる筋肉・骨格のバランスを見越せなくして安定は得られないのでは?との結論に私はあります。

ですから、「低位咬合ではなく高位咬合でも不定愁訴に陥ることもあり、そういった患者さんも治療しています」
との事は、ある意味当たり前の事と認識する次第であり、注目すべきは、理論ばかりでなく、技術・改善・経過・結果であると思います。

なんだか、ある意味否定的な書き込みと思われるかもしれませんが、そうではなく、こういったディスカッションが、本質・真実へと導いてくれるものと思い、書き込みさせて頂きました。

歯科の世界は混沌としていると思います。その中で患者がいかに適正な治療を受け、「完治」に辿り着くには、こういった情報交換が不可欠だと思われます。
この場をお借りして、より良い議論が出来る事を望みます。


[214] 初めて投稿します 投稿者:じゃわ 投稿日:2001/07/16(Mon) 00:14

こんばんは、いつも興味深く読ませて頂いております。私もここに投稿されている多くの方々と同様の症状に陥っている者です。私の場合、左顎のロックと偏頭痛、全身のだるさ、胸の痛み、首の痛み、下痢等の症状になります。皆様の文面を読ませて頂いて思うのは、症状とその人に合う治療法は千差万別だという事です。顎関節症について早く原因解析とそれに対する処方が体系化してゆくことを願って止みません。なぜならば、この病気、それぞれの先生によって思想(治療方法)が全く違うので、ずぶの素人が情報志向になったところで落としどころが判断できない状況になるのが関の山だなあと感じているからです。しかし、やって駄目ならば次の治療へという顎関節症治療のスタンスは危険と費用を伴うので、ある程度のプレジャッジができるような情報提供がこのような掲示版で行われていくのであればと思い、私も微力ながら協力させて頂きたいと考えた次第です。(管理者にそのような意図がなかったとしても、私個人の意見として、そのような位置付けでこの掲示板を受け止めている部分があります。)
 私はある歯科で治療を始めたところですが、その先生の考え方を少し紹介させていただくと、
 ・正しい姿勢と顎の位置が保持されている時に、咬合平面で上下の歯の長さは適正であるか否か

が基本思想となり、それを実現するためのスプリントと補綴を併用した治療をされます。ここで、皆様の理論と少し違う(と感じる)部分はその歯科では下顎の位置を3次元的に正しい位置に補正するという
思想というよりか、上顎を正しい状態(平行状態)へ誘導することに主眼を置かれているようです。どちらかというと下顎はぶら下がっているだけという考え方のようです。これは3次元的な位置を無視しているという意味ではなく、顎の状態以上に姿勢を重視される歯科なので、噛み合わせで骨格のずれと上顎のずれをまず補正してゆき、それが実現されると下顎の位置も序々に正しい位置に誘導されてゆくという考え方があるからです。また、ブラキシズムの考え方も重要視されているので、24時間使用できるスプリントを装着し、正しい噛み合わせの状況下で噛む力を使って、補正してゆくことになります。まだ始めたばかりなので、その効果はまだ先にならないと分かりませんが、少なくとも左顎のロックは無くなりました。私の場合、姿勢がすごく悪いので、その歯科の思想に合致している気がします。以前、カイロプラテックしていたのですが、施術した直後は姿勢がよくなったのですが、その後左顎のロックが余計ひどくなり、朝目を覚ますとロックしているという状態が毎日続いていました。最近までは姿勢が以前とは違う方向でゆがみはじめていました。よく顎関節治療にカイロと矯正器具のコラボレーションの話がでてきますが、顎の状態をも考慮した施術ができる整体士が日本を多くいるとは思えませんし、するなら、顎関節治療を実施する歯科、口腔外科とタッグを組める整体士にかかることが大切だと思います。
 文章が長くなっていますが、もう一点報告したい点がありまして、その歯科の先生が曰く、「低位咬合ではなく高位咬合でも不定愁訴に陥ることもあり、そういった患者さんも治療しています」とのことで、その場合、歯を高くするどころか、逆に削る必要もあるそうです。私はこの話を聞き、顎関節症とそれに伴う不定愁訴の症状を低位咬合症候群と名づけ、治療をされている先生のことを思い出しました。あの治療法は優秀なのかもしれないが、万能ではないのではと危惧します。最近はこの掲示版ではOut of date Topicsになっていますが、少し触れさせて頂きました。
 今後、私は長い闘病生活が続きそうですが、その過程において投稿すべき情報があれば、随時していこうと思っております。


[213] 結構なスピードで回復中 投稿者:コレソン 投稿日:2001/07/09(Mon) 08:53

おはようございます。みなさんはじめまして。
ある所で「足を鍛えると全身に良い」というのを見て、(金さん銀さんも行ってましたよね!)縄跳び、スクワット、散歩、等をして、足、ふくらはぎを鍛えた後、
足を中心にストレッチをして、自律訓練法などで、リラックスするようにしてます。すると、不思議と顔の歪みや、姿勢等が良くなってきて、結構なスピードで回復しています。
今は他に精神科のお薬を飲みながら、口腔外科にかよってます。今はまだ、お薬に頼らないと駄目ですが、
自分自身で、体のケアをするのも大事かなと思います。

では、みなさんも夏ばてにお気を付けて^^


[212] 注意! 投稿者:とくめい 投稿日:2001/07/03(Tue) 03:32

http://www.biotreat.net/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=463;id=
言いたい放題です。今さらですが・・・・・


[211] Re[210]: 補足です。 投稿者: 投稿日:2001/06/16(Sat) 00:10

ジムさん、お久しぶりです。その後の経過はいかがでしょうか?
良かったらお聞かせ下さい。


[210] 補足です。 投稿者:ジムビーム 投稿日:2001/06/02(Sat) 22:42

 それから、完治へむけてのコースとしては、俺の場合、
 「調整をしながら様子を見、食事中以外は常に装着した状態から、改善とともに徐々に装着する時間を短くしていく。
 そうしていくうちに、装着時間がゼロになり、それでいて症状が感じられない時が、とりあえずの完治である」
 というような感じのようです。ただし、それでどうしても症状がとれない場合は、
 「それまでの装着・調整により、適切な顎位を特定した上で、」
 ひろきさんも書いておられましたように、
 「歯の山と谷を、少し削るなどすることにもなるかもしれない」
 そうです。

 俺の歯は、全て天然のものです。その最後の段階では、最新の注意を払う必要が、患者である俺自身にも、必要だと思っています。

 とにかく、現在は多少の波があるにせよ、以前とは比べ者にならないほど、カラダはラクです。

>貴さん

 下に、「例の装着器具は、下顎用につくりかえるようにはできないのですかね」と俺は書きましたが、
 考えてみると、基本的にTMDで問題なのは、やはり下顎の動きですよね。ですから、「上の溝にそって、下顎をそえる」やり方を、単純に「下の溝にそって・・・・」と逆転するのは、そうはいかないのかもしれないですね。
 
 その件に関しては、俺も先生に訊いてみようか、と思っています。

>ひろきさん

 俺も、自分の適切な顎位は、「もっと右」だと思っていました。
 しかし先生によるとそうでもないようで、むしろ「あまりに右にもっていくと、右が悪くなる可能性がある」そうです。
 
 要はやはり、「右や左」のように”ヨコ”だけではなく、それに、”タテ”、”奥行き”を含めた三次元的な咬み方。

 しかし、読めば読むほど、俺とひろきさんの状態は似ているようですね。俺も、「力を入れようとすればするほど、下顎が勝手に左へいき、ついにロックしてしまう」状態だったので。

 ひろきさんは右利きですか?俺は右利きです。
 右利きだと、当然、物をとろうとしたり字を書くなどのときは、当然右腕を使いますよね。その時、下顎を左にやると、右肩・右腕は非常にラクになる。

 あんがい、こういうところに原因があるのかもしれません。
 


[209] こちらでは、はじめまして。 投稿者:ジムビーム 投稿日:2001/06/01(Fri) 01:04

 こちらには、初めて書き込みします。経過報告です。
 
 現在俺が使用している装着器具には、「あまり」の部分があります。上の歯をおおう装着器具についた溝にそって、下の歯をあてるわけですが、その溝には「あまり」があり、きっちりと溝にそって噛めたときは調子が良いのですが、俺の場合、咬み方にへんな癖があるせいか、その「あまり」を利用して、どうしても適正な顎位からはずれてしまう時があります。
 当然、その時は調子が悪くなります。
 
 「あまり」のない、咬んだときには全くずれることのない装着器具が欲しい、という欲もあります。しかしあまりに固定してしまうのもどうか、というのが、素人判断としても、迷うところです。

 現在の私の先生は、装着器具をはめた時の「咬み方の練習」もご指導してくれます。今まで、そんな先生に会ったことはありませんでした。
 咬み方に気を付けて、装着器具をはめていると、100パーセントとはいきませんが、それまでの苦しみはかなり軽減します。俺はコンタクトなのですが、まず目の違和感が消え、視界がクリアになります。肩や肩胛骨の違和感がとれます。指先のしびれがとれ、キーボードが楽に打てます(それが嬉しくて、貴さんにあてたメールの前フリが長くなってしまったほど)。
 それまで左の肺だけで呼吸していたような息苦しさが消え、吸い込むと両肩に、両肺に酸素が満たされていきます。
 
 つまり、良好な状態なわけです。
 
 最近、舌の位置を変えるなどの自己対処方をしなくても、普通に歩ける自分がいたりすることがあります。これは、本当に大きな進歩だと思います。
 ギターを弾きながら歌を歌うと、頭が痛くならず、顎や耳に激痛が走らず、コードを抑える指先にも痛みはない、そんな時があります。歌い終え、演奏を終えた時は、当然、全身に解放感が残ります。

 これも、ちょっと前までは、考えられないことでした。
 
 自分の適切な顎位は、もう自分で把握しています。「治る」という確信のようなものが、今はあります。
 調子の波はもちろんあります。しかし、以前のように「もうどうにもならない」ということはなくなりました。

>ひろきさん

 笑うことは確かに良いですね。笑う時の顎の位置に気をつける必要があるとは思いますが。
 俺もコメディやおもしろいこと、大好きです。昔はもっとシニカルでしたが、今は、「笑うことに肯定的」であるようにしています。
 変なかっこつけや自意識、冷笑さを捨てて、「素直に笑うことを肯定する」と、世の中には、ほんとうにいくらでも、楽しいことがあるとびっくりします。

>貴さん

 俺も矯正経験ないんですよ。それで、ちょっとどうアドバイスすればいいか・・・。
 とにかく、俺のように上の歯に装着器具をつけられない、というわけですよね。それではその時点で、頓挫してしまうことになりますね。
 下の歯につけるというふうに、なんとか先生にお願いはできないものなのですかね。あくまで素人判断ですが、「下の溝にそって、上の歯をあてる」ことによっても、適切な顎位を確保することは、可能なような気がするのです。今俺が装着している現物をみても、それは可能である気がします。
 先生には、またやっかいな手間を増やすこととなるかもしれませんが。

 ちょっと内輪の話になってしまいますが、「色っぽい女性」や、「惚れずにいられない女性」というのに、俺は何人か出会ってきました。しかし、彼女たちを「尊敬」したことは、ありません。

 貴さんの辛さが、同じ病気を持つものとしてよく理解できるだけに、その辛さのなかでも、自分なりになんとか工夫して仕事を続けようとする姿勢には、俺は、男女の境界を越えて、「尊敬」しました。つらいときには、そういうヤツがとりあえず一人、存在しているのだと思い出していただければ、幸いに思います。

 さて、治るぞ!


[208] 参考になれば 投稿者:そまてっく 投稿日:2001/05/30(Wed) 20:50

OKwebからこちらにきました。皆さんの苦労、お察しします。

治療や医療ではないのですが、顎の使い方を良くして、全身を楽にするトレーニングがあります。何かの足しになればと思い、紹介させていただきます。

簡単な(乱暴な)説明になってしまいますが、意をくんでもらえればありがたいです。
本格的にはフェルデンクライスメソッドの教師のところで習ってください。併記のURLから探せば見つかると思います。

楽な姿勢(できれば仰向けに寝て両膝を立てる)で、やって下さい。疲れたら休み休みやって、1日1回程度やると良いと思います。

軽く口を閉じて、頭の天辺を見るような感じで頭を小さく動かします。何回か繰り返したら、口を軽く開けて力をもっとぬいて同じことを繰り返します。(このときは口が開いたり閉じたりするように)
次に、唇を閉じた状態で上下の歯を離し(口の中があいている状態)、下あごを左に軽くずらして元に戻すことを繰り返します。その後、右にも動かします。(左右に動かさないで片側ずつやるのが重要)
続いて同様に下あごを前へ軽く突き出してもとの所に戻す動きを繰り返します。その後、後ろへ引き込む動きを軽く繰り返します。
そうしておいてから、顎の下に丸い時計がある(顔面に対して直角)と思って時計回り反時計回りと動かします。
最後に、顎を前に突き出しながら口を開ける動きを繰り返します。

だいたい30回ぐらいずつゆっくりと繰り返すと良いと思います。
力が入ったり、無理な感じや痛みがあるならもっと小さい動きでやります。それも無理な場合はイメージだけでも効果が出ますので、無理せずやってみてください。
このとおりやる必要はないですが、軽く楽な範囲・速さで動かすことが条件です。回数も少なくても良いです。ポイントは疲れないこと、スムーズに優しく動かすことです。
やりながら常に全身のあちこちを緩めるようにするとさらに効果的です。

http://www.pureness.co.jp/


[207] Re[206][205][204]: 今の現状 投稿者:ひろき 投稿日:2001/05/28(Mon) 01:31

こんばんは、貴さん。

えっと、まずあやまらないで下さいね。貴さんなりに、症状と戦って得た考えをここで言っているだけですんで、私も自分の経緯で話しているだけですんでね。

私は症状で肉体的にも精神的にも辛い時は、無理してでも笑ってましたよ。気持ちは勿論笑う状況じゃないですけどね。
顔、口元だけでも、笑顔にするんですね、そうすると、それに気持ちが付いてくる時はあります。
後、お笑いのテレビをよく見てました。結構好きなんで、心の底から笑えると、気持ちもなごやかになりますよ。

私の経験をお話すれば、私の場合は、症状が出てきた時期から、下顎が左に勝手に移動していました。
勿論、スプリント系の治療具を装着していない時期は、どんどん下顎は左に移行し、ロックするまででした。

特に仕事中、私は整備士でしたんで、無理な体勢での整備、無理な姿勢で力を入れなければいけない状況が殆どでしたが、そんな時は決まって、下顎は左に勝手に移動し、その影響で、顎関節・首・肩の痛みは洒落にならない程でした。

その頃の私の考えは
「下顎が左に行ってしまっているのが、そもそもの症状の原因なんだ。これは歯科に行って、下顎が左に行かないよう、なるべく正中に近い噛み合わせにしてもらわなくては」
との見解でした。
それは5年ほど前のお話ですが、昨年の末くらいまで、私の基本的な考えはそうでした。

しかしながら、現在良好な顎位とは、私の嫌った左方向であるのですね。
勿論、そこには方向だけでなく、3次元的な顎位、咬合平面での上下歯列の噛み位置(治療具での)がある訳ですが。

言いたい事は、スプリント・プレート系を装着していない状態での下顎の動く方向とは、体・顎位にとって良好な位置に行こうとしているものであり、そこに症状があり、改善が得られない要因の一つとしては、咬合平面での上下歯列の噛み合わせが無い事と思われます。

後は、歯の当たり面の山と谷の状態ですか。
>なんかこうも二日三日で悪くなってしまうと、自分でプレート削っているのかな?って思いました。

スプリント系は、レジンタイプが主流と思われますが、勿論長期間装着していれば、摩耗する事は確かですね。

上下の歯の山と谷がフィットする事で、ピンポイントの位置決定が得られると思われますが、それ自体が平面に近ければ、それだけピンポイントでのキープは困難となり、結果当たりは滑り、その分削れるといったケースが多いと思います。

それは、適正に近い物でもある事で、不適正な物の場合は顕著に現れる事と思います。
ブラキシズムにしても、潜在的作用で、上下の歯の当たりを適正にしようとして、結果的に歯軋り・食いしばりとなっていると言う考え方もある様です。

これ自体の考えが、どれほどの方に適応出来るのか定かでないですが、貴さんは、貴さんなりに悩まれ、自分の良いようにしていきたい訳ですから、そこで色々試行錯誤して行く事は、悪い事では無いと思いますよ。
それがストレスになってしまっては辛いですが、何が真実で、何が自分にとって良い顎位・噛み合わせなのかを悩み、苦しむ気持ちは、大変理解出来るので、ちょっとずつで全然構わないと思うんで、頑張って下さいね。

ちょっと視点を変える、考え方を見直すと、結構本質に近づいたりするのかなって、過去を思うと感じます。

>理論にもなっていないような自分自身の考え方も、なんか嫌になってきます。

それで良いと思いますよ。そういう経験をしていくから、次のステップへ繋がっていくものだと感じます。
好きな自分も、嫌いな自分も全部受け止めてあげる、それが一番自然なんじゃないですかね。あるがままですね。

それに理論になってない事は無いですよ。
よっぽど現実から目を背ける事無く、改善していこう、理解していこうって言う気持ちが伝わってきます。

とにかく、頑張りすぎも心身にとって負担になりますね。
疲れた時は、一端思考も休み、また頑張りだせば良いんじゃないですか。

半ば気休めですけどね。でも気休めだろうがなんだろうが、今頼れる事はどんどん試していくのも良いかもしれませんね。
その根本に、自分の考えの本質さえ持っていれば、いつかそこに辿り着けると思いますよ。

頑張りましょう。





[206] Re[205][204]: 今の現状 投稿者: 投稿日:2001/05/28(Mon) 00:21

こんばんは。ひろきさん今の現状について御指摘いただいてありがとうございます。色々と勉強になりました。

>その高さを1cm挙げる事で、改善される貴さんの症状とはどう>いった物なのでしょう?
>顎関節の痛み・クリック音なのか、首・肩の凝りに始まる全身の>不定愁訴なのか。
>それとも両方なのか。
確かに違和感はあります。
でも確実に体の不定愁訴は全身から痛みが抜けたような感じがしました。でもこの理論を書いて今日で二日目ですが、やはり悪くなってしまっています。
なんかこうも二日三日で悪くなってしまうと、自分でプレート削っているのかな?って思いました。歯科の先生には「それは歯が動いているせいだ」って言われていたんですけど、多分最初のいいと思ったのって高いからではなく、歯の噛み合うでこぼこが
きれいにあり、結合がうまくいってたからかなーと思います。
でもプレートが高くなった時には今までにない感触だった事は間違いなかったので、前に書いたような理論を自分の憶測だけで、書いてしまったと言うわけです。もうしわけありませんでした。


でもひろきさんの言う通りですよね。
今の現状の状態でこていするなんてあり得ないですよね。
私もそう感じます。良い位置と本来の歯の結合により
良い所が見つかればと思っています。

>貴さんは、普段何も口腔内に装着していない状態で、下顎はどう>動こうとしていますか?
>例えば、する事もなく、ぼーっとしている時、もしくは、緊張状>態にあり、何かを集中してやろうとしている時、下顎はどうでしょう?

そうですね。下顎の装着しない状態では昔からだらーと垂れ下がっているように感じていました。今はいつも装着しているので
はずしてもなんか筋肉が覚えているような感じがして
よくわかりませんが、、。集中しているときには
どちらかというと奥歯が足らないようなかんじでして、
垂れ下がっているように感じる顎を口をつむって堪えているような感じがします。顎は前にせりだしてくるようなかんじでしょうか。
集中すればする程、目のしょぼつきとか足の痛みとかがよく出てきます。楽な位置ではないですね。私にとってみれば。

だからいつも低かった時にもプレートは前歯と下の歯が重なった時に隙間をうめて前に出ないような仕組みにしてもらっています。
顎には窮屈かもしれませんが、私には顎の開閉とからだの影響が少ないと体でかんじています。

私も最近はわからなくなってきています。自分がどうしたらよいのか。今日は良くても明日はだめで、
「こうだ!」と思っても体はいっこうによくならない。理論にもなっていないような自分自身の考え方も、なんか嫌になってきます。
ひろきさんの励ましはとてもうれしかったです。私も
治ると信じて明日を生きていきたいです。では


[205] Re[204]: 今の現状 投稿者:ひろき 投稿日:2001/05/26(Sat) 19:46

こんばんは、貴さん。いろいろお悩みの様で、心中お察しします。
私は、矯正についての知識は殆ど無いのであれですが、考えられる事を書いていきたいと思います。

> 先日「プレートの高さを上げて欲しい」とお願いしました。
> いつも最初作って間もなくは凄いいい状態になるのです。
> でも調節でプレートを削られれれば削られる程、どんどん
> 悪化してく。

これについて、恐らくスプリントの事と思われますが、矯正中なんですよね。どれだけの周期で歯列が動くのか分かりませんが、その都度の作り直しとなるんでしょうか。
まあ、それは置いといて。

高さを高くする、噛み合わせを挙げる。
一概にこれが個人の良好な顎位に結びつくとは思いませんが、一時の軽減については、適合する所もあるのかなって思います。

その高さを1cm挙げる事で、改善される貴さんの症状とはどういった物なのでしょう?
顎関節の痛み・クリック音なのか、首・肩の凝りに始まる全身の不定愁訴なのか。
それとも両方なのか。

適正な顎位とはなんなのか。
それは万人に共通の位置では無い事は確かと思われます。
例えば正中。上下歯列・前歯の位置が上下あっているか。
これって私は大分不確かな判定基準と思います。

幼い頃からの歯の生え方、噛み癖、その間に行ってきた歯科治療での歯の当たり等々の蓄積が、現在の皆さんの噛み合わせだと思います。
だから、今ある正中とは、必ずしも身体に適応しうる位置とも思えません。

問題なのは
・上下歯列の歯が当たった時に、咬合平面としてのバランスがとれているか。
・咀嚼筋群のバランス、顎関節の円滑な周動が確保されているのか。

と思われます。

私が思うに、貴さんがスプリント・プレート系を削る事で体調が悪化するとは、高さが低くなるからでなく、削る事で顎位が不適正な位置に移行しているからなのかなって思います。
もしくは、症状の波での不安感と、顎位に関しての治療サイドの不確かさが、調整を助長しているのか。

私が思うに、確かに咬合挙上を挙げる事で、一時の改善が得られる事が往々にしてあると思います。
それは私の経験でも感じる事です。
問題は、ただ挙げれば良いって問題でなく、そこにはある程度の顎位的要素、3次元的な下顎の位置が含まれて初めて多少の改善があると思います。

そしてそれが本質では無いとも思います。高さを1cm挙げる。
元々の噛み合わせの高さはそれ程だったのでしょうか?
そして、例えその高さで改善があったとして、それをキープ出来るでしょうか。将来的な咀嚼機能として。

なんだか話が理解不能な所に行きつつある様な。。。

要するに、私がいいたい事は、改善が得られる顎位とは、高さと言うよりも、まさしく3次元的下顎の位置ですか。
今言える事はそうと思います。そしてその位置で快適に噛む・咀嚼出来る上下歯列の歯の当たりがあるのかって事。

貴さんは、普段何も口腔内に装着していない状態で、下顎はどう動こうとしていますか?
例えば、する事もなく、ぼーっとしている時、もしくは、緊張状態にあり、何かを集中してやろうとしている時、下顎はどうでしょう?

恐らく、そう言った無意識の状態で下顎が動こうとしている方向が適正な顎位に近いのかなって思います。
勿論、その状態では、上下歯列の噛み合わせは適合していないので、噛んだ感じは不安定と思いますが。

なんだか文章にしているとラチがあかなくてもどかしいですが、プレート・スプリント系を一生付けていないと生活出来ないなんて事は有り得ません。
私はその為に、多くのドクターショッピングを繰り返してきた訳です。

私も一時期、歯列を拡大していく治療法を半年間、真面目に受けていましたよ。
私は、上顎歯列に対して、下顎歯列が広い様です。
そして、曖昧な矯正的治療もしてきました。
しかし、現在は納得出来る良好状態を得られいます。

私のような患者を納得させるには、歯科医の方にとっては大変な作業と思われますが、現在納得出来てるので、私的には何の問題もありません。

何が言いたいのか分からなくなって来ましたが、久々にヘビーな仕事して来たんで、思考回路が混乱ぎみかも。

矯正治療に関しては、知識がないので、アドバイスのしようが無いですが、なんでしょうね。私が一回その歯科医の方とお話してみたいです。

それも違うか。
なんかアドバイスになってませんね。すみません。
ただ、改善の道はあるんだよって事ですね。
現在言いたいのはそれだけですか。

なんか支離滅裂な書き込みで申し訳ないです。
でも、貴さんなりに、現状を良くして行こうとする姿勢には共感します。
頑張って下さい。それが今言える最大のエールでしょうか。



[204] 今の現状 投稿者: 投稿日:2001/05/26(Sat) 00:02

ここに書き込みするのは初めてかもしれません。どうも
貴です。
今の私の現状と疑問点につきまして、書かせていただきます。
今私は矯正とプレート治療しています。
今の矯正歯科では私の理論はとおらない所もありますが、先生は私の体へのダイレクトな反応をみながら対応してくれています。
顎へのアプローチが少ない事が不安でしょうがないのですが、
私が勉強不足だった事もあり、矯正も中段するわけにもいかずに
今はまだ通っています。

先日「プレートの高さを上げて欲しい」とお願いしました。
いつも最初作って間もなくは凄いいい状態になるのです。
でも調節でプレートを削られれれば削られる程、どんどん
悪化してく。これは多分たかくすることによって顎関節への負担を減らす効果があるんでしょうね。
201でひろきさんも書き込みしてましたよね。
それで私は今の自分が「快適」と思えるプレートを作って欲しいと
お願いしました。
それには先生も「ちょっと無理があるかも」ということでいしたが、先生の理解の領域でしてもらいました。
それは1センチくらいの高さでしょうか。
まだ私の良い位置にはちょっと差がありますが、
少しはましに生活が送れるようになっています。
今の私の「良い位置」とは左の悪い私は、
この今のプレートの高さに少し顎を左に動かし、下顎を
後ろへ下げる(これは顎関節が奇麗に入るって表現ですね。後ろに下げているほうが開閉もうまくいきますし。
そうすると前歯と下の歯との距離が1センチほど
開いてしまいます。
矯正して先生はこうなるっていう理想をたてて
やっているのでしようけど、この状態であるなら
流れも又変わってくるものと思います。(例えば歯を抜いて前歯を後ろにさげるとか)
でもその3D的な歪みをどうしたら矯正や足したりするやつ
(皆さんが書いてある漢字読めない、、すいません)
は可能なんでしょうか。
このままプレートもしたままの生活になってしまうんでしょうか?
なんかとっても不安です。
ま、路頭に迷っていた頃よりかは今の自分に快適な
顎位がわかっているだけでもありがたいことなのですが、
なんか今のちりょうといい不安な要素が多々あります。
矯正の歯科変わった方がよいのでしょうか?
でも高額なお金も払っているし、矯正は進んでいるし、
先生はよくは対応してくれるのですが、、、。
なにかこの発言を読まれて御指摘やアドバイスなんかありましたらよろしくおねがいします。


[203] Re[202]: クリック音の正体は? 投稿者:ひろき 投稿日:2001/05/22(Tue) 22:12

どうも、jinkさん。
クリック音の正体ですか。素人なりの意見で良ければ、私も参加させてもらいます。

まずクリック音と言われる物を整理すると

口の開閉時・もしくわそのどちらかの動作をした時に発する顎関節の音と思われます。
音の種類としては2種類に大別されると思われます。
@カクカク、カックン、コキン
Aミリミリ、シャリシャリ、ミシミシ

@に関しては、多くが、関節円板が開口時に前方に転移し、閉口時に下顎窩付近にもどる際に発する音と思われます。
この前方転移が戻らないと、開口障害となるかと思います。

Aに関しては、関節円板が損傷・転移などの原因によって、そのクッションとしての機能が不十分となり、下顎骨・下顎頭が直接、下顎窩・側頭骨と接触する為、骨の接触・摩耗する音と思われます。

現在結論は難しいのではとも思いますが、何故関節円板がそれらの損傷・転移といった影響を受けるのかって事に集約されると思います。
トラブルシューティングが如何に確実に行われるか。

jinkさんはプレート系の治療具を装着され、上下顎が正中であると改善が得られている様ですね。

まず考えられるのは、その関節円板によるクリック音が発生していた時点での、顎関節部のクリアランスがどうであったかと感じます。
プレート系で咬合挙上を数mm挙げるだけで、確かに顎関節のクリアランスは確保出来ると思われます。

また、下顎の位置を正中に合わせる行為によっても、その時点で3次元的な下顎の位置変化は起こり得るので、それらの複合要素が、jinkさんの顎関節にとって適正に近い位置となったのではと思われます。

プレート系で挙上を数mm、正中にする為に数mm下顎の位置をずらすとは、結果的に下顎全体を3次元的に動かす事であって、顎関節部のクリアランスも、数mm単位の調整範囲なのではと思います。

ですから、見た目の下顎位置の変化が些細でも、そこには確実に下顎骨全体の位置移動があると思われ、私は経験からも、関節円板がクリック音の正体で納得出来ます。

時々、咀嚼筋が常に緊張状態で、その筋繊維がコキンなどと音を発するケースもありますが。

なにか誤り、認識不足がありましたらご指摘下さい。


[202] クリック音の正体は? 投稿者:jink 投稿日:2001/05/22(Tue) 00:38

 こちらでは初めましてです。

 クリック音の原因として「関節円盤のずれ」ということが一般的にいわれて
いますが、本当にそうなのでしょうか? もちろん、関節円盤がずれてしまっ
たためにクリック音がする人はいると思います。でも、私の場合は円盤のずれ
というよりは、下顎骨(?)のずれが原因では?と思うのです。

 私は現在テンプレートで、右にずれた下顎が正中になるように矯正していま
す。下顎がずれている時はクリック音がかなりするのですが、正中付近にある
時はクリック音がしないのです。

 ここで疑問なのは、クリック音の原因が関節円盤にあるとしたら、下顎の位
置が多少変わっても音は出るのではないかということです。関節円盤は前の方
に移動してしまって下顎骨からはずれてしまうようですが、私の下顎は前後方
向の位置は殆ど変わっておらず、左右方向に移動させています。知らないとこ
ろで三次元的に下顎が動いているのでしょうか?

「関節円盤のずれ」以外にもクリック音の原因があるのかな〜? と思って聞
いてみた次第です。


[201] 顎位 投稿者:ひろき 投稿日:2001/05/04(Fri) 10:18

顎関節症、噛み合わせに関しての表現は多々ありますが、突き詰めて行くと、それは顎位なんですね。
顎位とは、勿論下顎の位置って事ですが、下顎の位置っていうのは、下顎骨の形態、上下歯列のアーチ、上下の歯の当たり、咀嚼筋群のバランスなどなど、単なる下顎の位置と言ってしまうには、あまりにその抱える重要性が深いのかなって思います。

一般的なスプリントとは、顎位を探す物ではありませんよ。
簡潔に言えば、噛み合わせの高さを挙げる事で、顎関節の負担を軽減するスぺーサーの役割でしかなく、それ以上でも、それ以下でもありません。

一般的な歯科で、スプリントを調整するとは、患者がどうもここが高いとか、低いとかの訴えに対応しているだけで、それ以上の意味も、理論も無い訳です。
ですから、調整が回数を重ねてくると、嫌な顔をされたり、おかしいですねと悩まれたり、精神的なもの・気にしすぎですと言われてしまうのです。
それは、一般的な咬合調整も同じ事です。だから思考錯誤になってしまい、最後には精神的なものと言われてしまう訳です。

共通して言える事は、現在の普通の歯科では、噛み合わせ・顎位の理論が無いと言う事ですか。(これは個人的意見ですので流して下さい。)
ですから、補綴が恐い訳です。矯正が恐い訳です。天然歯を削る事が恐い訳です。それらの行為で顎関節症になる訳がないんですね。そこに理論・技術があれば。

某有名歯科大学に行こうが、アメリカの大学に行こうが、教科書レベルで、それらの因果関係は教えられていないので、完治する事は、まったく至難の技と思います。
でも、アメリカなどの国は、歯科医療、歯に関しての技術レベル・世間の認識が、日本などとは比べ物にならないくらい高いですから、日本の現状よりは、まだましかとも思います。

時々、掲示板でも、顎関節症が治りましたとの書き込みありますが、多くの方が、顎関節症は改善しているが、不定愁訴は残っている状態と思います。
そうじゃないんですね。本質は。
そこで得られているものは、適正な顎位ではなく、顎関節の負担が軽減したために、顎関節周辺の症状が収まっているだけで、ですから不定愁訴、首、肩に始まる症状が残っている訳です。

適正な顎位とは、治すと言うより、本来のその人の持つ状態に回復させてあげる事であって、無から有を作る訳ではないんですね。
ですから、それが顎位から波及している症状であれば、顎関節症も、不定愁訴も、それらは全て網羅されていなければならない訳です。
そして、顎位から波及しているか否かの判断基準は、現行の医療では判断し難いものがありますね。だって、噛み合わせから全身の不定愁訴、顎関節症になる事さえ否定されている状態ですからね。
後は患者本人が、体の訴えをどれだけ理解し、その訴えに対応出来うる歯科医の方を探すしか無い訳です。
ですから、顎関節症・不定愁訴は治らないのでなく、治せない訳ですね。現状の捉え方では。

全く個人的考えですので、断定的な書き方ありますが、およその本流は、私はそう捉えています。


[200] Re[199]: なかむらさんへ 投稿者:ひろき 投稿日:2001/05/01(Tue) 22:33

どうも。ちょっと理論と関係ないですが、高校生にあおられたんですか。粋がった奴はどこでもいますね。

私も以前原チャリで箱根や奥多摩いってたとき、単車や車に煽られましたよ。ムカツキますね。ポテンシャルの差は歴然なのに、まさに弱いもの、性能の劣るもの苛めですね。
私の時は、連れの単車乗った奴が、逆にそいつら煽ってくれて、事無きを得ましたが、その後は想像に任せます。

単車にしても、車にしても、事故るのは付き物ですね。なんだか以前の自分を見てるような、親近感を覚えますよ。
事故る事自体、ライディング・ドライビングの怖さを身を持って体験出来る事ですが、それが取り返しのつかない事にもなりかねませんね。

そんなとこで、横レスでした。


[199] なかむらさんへ 投稿者:Tetsu 投稿日:2001/05/01(Tue) 00:45

事故ですが、
これは、丁度1年前の4月中旬でした。
新しく原付バイクを買って三日目の夜に
高校生ぐらいのスクーター族にあおられて
また、乗りなれないバイクで、しかも体のバランスが悪い状態でしたから(最近は、多少腰の位置が安定してきて、バイクに乗ってる、という感じがしてきました。)
精神的にまったく余裕が持てずに(今となっては…)、恐怖のあまりフルスロットルで逃げたところ、
前方のS時に気づくのに遅れて、ガードレールに突っ込みました。
あの体で、乗る僕が悪いのですがねぇ。
多分、50kmぐらいでぶつかったと思います。(リミッターのため)
で、ハンドルバーで、お腹を強く強打しました。
そして、バイクとともに道路に投げ出された感じです。
どうやら頭は打たなかったようです。
衝突した瞬間に、お腹がもろにあたって跳ね返った感じだったんで。
あとから病院で分かったことなんですが、
腎臓を強打して、内出血したため、
僕は、事故の後、バイクを起こして乗ろうとしたんですが、
気を失って倒れちゃったんだそうです。
自力で帰ろうとしたんですねぇ^^:
運ばれた病院で、たってレントゲンを取ろうとしたときも、
倒れたのを覚えてます。
横になってると、お腹が痛いだけで意識はあったんですよね。
で、その後2週間ほど入院しましたが、
むちうちとか、いたいとか、そういう症状は出なかったです。
からだのバランスの悪さとか、食いしばりとかも、事故以前からあったし。
こううつ剤、自律神経の薬を今の3倍飲んでいたので、
飲む前や、減らした最近のほうが、首や方の筋などが凝っているのかもしれないです。
ご心配ありがとうございます。

ひろきさん
ちょっと長文なんで、またあとで読みます。
なぜか、食いしばりがひどいようで、だからか、朝ぐったりしてるのかもしれないそうです。
嫌になるほど、健康になりたいです!>はっぱたい

http://www.ne.jp/asahi/tetsu/engine/


[198] Re[195]: 歯が抜ける 投稿者:東京もんです 投稿日:2001/04/30(Mon) 22:30

> 歯科は医療か?
> 歯の抜ける事の意味は?
>
> 誰か教えて。
> 私の推測
> ・・・・骨格のバランスが崩れる時、イキナリだと生体にとってストレスが大きくしんどい。そこで、徐々に歯がぐらついてきて徐々に生体の骨格バランスを落ち着かせる。バランスがとれることが、生体に理解された時、歯が抜ける。・・・・
>                  だめかな?

個人としては面白いと思います。そう考えると、納得いくような現象は臨床上ある気もします。(今はこの表現の方が安全と思いますし、自然と思います。)

もし、そう考えるならば、医療となりますね。
ただ、今まで考えられている歯科の領域をはるかに越すような気がします。
それと、まだその領域まで、科学という点では、言う事は出来ない気がしますが…

歯が抜ける現象からの意味は例えば、歯周病学的にや、ウ蝕による歯の崩壊という意味では、(もっぱら細菌学的側面となるのでしょうか?)考え尽くされている気はしますが、(もちろん、その研究はますます盛んに、予防的側面や、新しい治療法という側面等、積極的に更に驚くべきペースで進んでいるよう感じますが)、まだ、その推側は、あくまでも推測の領域を脱してはいないのではと個人ながら思います。

だけれど、やはり、推測の領域は推測の領域と言う方がこの場合、自然なのかなって思います。実証されていない物を、議論ベースに載せる危険性のほうが、はるかに多いような気がします。個人としては。

ですから、上記のような捉え方で、歯は何故抜けるというという議題では、正直、おいらは答えようがありません。ごめんなさい。

で、おいらの場合、今考えられている範囲でいかに歯の保存を考えるかを第一に置くようにしています。

そして、多分でしかないのですが、ここらの推測が仮説となって、仮説が又、あらぬ化け物を生まぬよう、これ以上は、発展させない方が良いのかなって個人的には思います。

とはいえ、一個だけ、逆に質問です。
おいらは歯科は医療と思っていますが、ぬらりひょんさんは、どう考えられているのですか?

そして、技工士さんも、当然ながらおいら達と同じく医療従事者と捉えていますが、そう捉えていないのですか?

まあ、くだらない、横レスでした。
チャンチャン。

ほんでは。


[197] 無題 投稿者:あごがきになる。 投稿日:2001/04/30(Mon) 19:05

ある雑誌で顎がいがむと、顎の骨が発達するとあったのですが本当なのでしょうか。だれかおしえてください。


[196] Re[192]: ひろきさん、なかむらさんへ 投稿者:なかむら 投稿日:2001/04/26(Thu) 11:56

てつさん、お元気ですか?ご返答ありがとう

> 首のはり、これにつきますよ。
私も鞭打ちで毎日首のはりに苦しめられてます。

> なかむらさんへ
> バイクの事故は、ありました_、骨折とか特にないです。
軽い衝撃、衝突は如何ですか。時速3〜4kmでも自動車後部に
ぼんやり座っているだけでも鞭打ちになるといわれてます。
そゆうこといっさいなければ私の問題意識(顎関節との関連主題)はなくなります。
でも、それがてつさんの症状を聞いてると気になることがひとつあるんです。もしよろしけば、是非細かなことでもいいんですが
その事故についてお聞かせ願いますか?なんなら、個人的な連絡でも。でも当方は会社のアドレスでして。。。


[195] 歯が抜ける 投稿者:ぬらりひょん 投稿日:2001/04/25(Wed) 22:26

歯科は医療か?
歯の抜ける事の意味は?

誰か教えて。
私の推測
・・・・骨格のバランスが崩れる時、イキナリだと生体にとってストレスが大きくしんどい。そこで、徐々に歯がぐらついてきて徐々に生体の骨格バランスを落ち着かせる。バランスがとれることが、生体に理解された時、歯が抜ける。・・・・
                 だめかな?


[194] 関係ないレスです。 投稿者:ひろき 投稿日:2001/04/25(Wed) 16:48

どうも。
以前、北野たけしさんの番組ないで、「何故人を殺してはいけないのか?」と言うテーマで話していましたが、その中でのある所の模範的回答に、「自分が殺されたくないから、人は殺してはいけない」的な事を言っていて、なんだか複雑な気持ちになりましたね。
じゃ、殺されても良いと思っている人なら、殺しをしても良いのかって、揚げ足を取りたくなります。

人間も動物ですから、本能的にはそうかもしれないけど、人間には良心・抑制力・知性がある訳で、そんな観点から言えば

人を殺すとは、その人の存在を現実から消す訳で、その周囲にいる家族などの悲しみ・精神的ダメージ・その人の将来に対する責任が取れるのかって事と思います。
そんなもんは、勿論取れる訳がありません。取れるとしたら、蘇らせる位でしょう。

言ってしまえば、殺すとは、個人の一方的考え・理論の押し付けであって、そこには、なんら因果関係は無い訳です。

格闘技・ストリートファイトとは、両者合意の上で体を使った表現をしている訳ですが、苛めなどは、いじめる側の一方的理論の押し付けですよね。

ですから、殺すとは、機能していた個体の機能を一方的に奪ってしまう訳で、それに対して責任が取れないのであれば、それはすべきでは無いと言う事ですかね。

歯科治療でも、天然歯を削ったり、抜いたり、歯列を動かしたり。
それらは、結果的に機能を奪う訳で、その先により快適な全体的機能があれば良いですが、そうでなかった場合、それはある意味「殺す」と同じかと思います。
現実的に命を奪う訳ではありませんが、一方的理論の押し付けが、結果として機能を奪う事に変わりは無いと思います。

その責任がとれるのか。それは知らなかった・技術不足では済まされない現実があるかと思います。
極端ですが、整体師が、患者の首の骨を鳴らしたりして、首の骨が折れてしまったとして、この手技をして骨が折れるとは知らなかった・技術不足でした、で許される事ですか?って事と思います。

ちょっと極端でしたね。
なにかが言いたいんですが、訳分からなくなりまして、後味が悪いですが。
不適切な言葉がありましたら、すみません。


[193] Re[192]: ひろきさん、なかむらさんへ 投稿者:ひろき 投稿日:2001/04/25(Wed) 13:30

こんにちは。
切れそうですか。それって結局ストレスなんで、それを発散する物があるのが一番良いんですけどね。
治るのが一番ですけど、あまりに短絡的なんで。

私も症状が落着かない時は、切れそうでしたよ。ってゆーか、切れてました。
私の場合は、どうしようも無い程フラストレーション溜まってた時は、サンドバック蹴ったり、乱取りしたり、とにかく出来る範囲で体を動かして、発散してたか、カラオケ行って、絶叫してたか。酒飲んだか。
Tetsuさんはブルーハーツ聞くんでしたよね。「人にやさしく」「ロクデナシ」なんて好きですよ。「気が狂いそおー」なんてフレーズ、あの頃の自分にぴったりだと思って、好んで歌ってましたよ。

どれも症状には悪い事ばかりですけど、私の場合は、それを覚悟で発散してました。その時は、症状と精神の安定を天秤にかけたらそうなっていたんでしょう。

バイクで山とか行った時とか、叫んでみては?
「ざけんな、首がいてーんだよっ!どないせーちゅうねん!」
結構すっきりするかも。。。

顎位から波及する症状がある事は確かと思いますが、それが全てでも無いとも思います。
Tetsuさんのケースでは、恐らくそうであると思いますが、結局こういった症状・不定愁訴って、消去法で原因を消して行くしかないんですよね。
その原因として、顎位に当たりを付けて、現在治療している訳で、でもそこには症状の波が存在し、なかなか単純にすぐ良好になるケースって難しいのかもしれません。

そんな中で、重要なファクターは、患者自身の心の持ちようが関わっていると思います。
ある意味、治療法とは、それに対して手助けしているだけであり、結局治すのは自分自身なんですね。
自分との戦いなのかもしれません。私は宗教の信者ではありませんが、結構好きなフレーズありますよ。

「己こそ、己の寄るべ、己を措きて誰に寄るべぞ、良く整えし己こそ、まこと得がたき寄るべなり。」
「自ら悪をなさば、自らが汚れ、自ら悪をなさざれば、自らが浄し、浄きも浄かざるも、自らのことなり、他の者に依りて浄むることを得ず。」
要するに、自分自身こそ、自分の拠り所であって、最終的に自分以外は誰にも頼れないものである。良く調整・訓練された自分自身こそが、本当に得がたい拠り所なんである。
自分で悪い事をすれば、他人でなく、自分自身が汚れる。自分が悪い事をしなければ、なにより自分が清らかでいられる。清らかに暮らせるのも、汚れた生活を送るのも、皆自分自身の事である。他人によって自分を清めてもらう事は、決して出来ないものである。

って事ですね。

人間、苦境に立たされた時、言葉で救われる事があるようで、言霊って奴ですね。そんなのを見付けられるのも良いかと思いますよ。

とにかく、一つ一つをクリアーして行く事と思います。

頑張れ!


[192] ひろきさん、なかむらさんへ 投稿者:Tetsu 投稿日:2001/04/25(Wed) 11:08

やっぱり顎なんでしょうか…
今、心療内科の薬を服用してますが、
それを飲んでても、ぎゃーって切れちゃう、というか、切れたい気分になります。
首ばっかりもんでいるわけにもいかないですし。
今の、プレートで顎の位置を変えるのは、うまくいってると思います。でも、しんどさ、血行が悪いみたいなものは、あんまりです。
目が疲れるのは、相変わらず。頭の周りもいらいら。
家族は、特に左の親知らずを抜いてから、肩こりがって言うんです。
首のはり、これにつきますよ。
車のハンドルを握っても、肩(背中側です)がはっていて、凝っていて?ハンドルを握ってられないです。バイクなら、止まったときに、腕を伸ばせるからまだましです。止まるたんびに、肩回して、首もんでます。。
なかむらさんへ
読んでてつまらないものを読んでくれてどうもです。
バイクの事故は、ありました_、骨折とか特にないです。
それに、1年前から乗り始めたばかりです。
ただ、中学のとき、まだその頃は健康でしたが、
バスケ部で、1日20km走らされつづけたため、ひざを悪くしました。
軽い、半月版損傷でした。ぽきっぽきなって、たまに引っかかったり、痛んだり、っていう奴です。僕の場合は、精神的に、駄目でしたが、、、部活がひどかったので。。
高3のときに不定愁訴、最初は腰にきました。
その後、いろいろです。

今、冷静に書いてるみたいですが、薬がなかったら、いやそれでも、切れそうですよ…
僕は、顎の位置を考えた、はの矯正で、葉を動かせば、治るのじゃないかって思ってます。
奥歯、ひどく内側に向いてるし、左側は、高いし…
レスありがとうございました。

http://www.ne.jp/asahi/tetsu/engine/


[191] 無題 投稿者:なかむら 投稿日:2001/04/20(Fri) 15:22

[No.188] 目、首、肩が辛い… From Tetsu 2001/04/09(Mon)
へのレス
興味深く拝見。深く同情します。一つになります。なにがその
ようなことにいたらしめたのですか?まさかバイク好きのようですが、転倒とかそれで怪我などをなされたのではないですよね。
そうした場合、そちらからが原因で(整形外科等で診断を受けたて一見正常だととしても)今の症状の原因になることも考えられますよね。私はそこが非常に気になるのでよろしければ話していただけますか?顎関節症を持つ親から


[190] 捉え方・現状 投稿者:ひろき 投稿日:2001/04/16(Mon) 18:08

こんにちは。
私の認識する、顎関節症・顎位・咬合・噛み合わせ・不定愁訴、そして、歯科治療の現状を書きたいと思います。

T、顎関節症とは。

顎関節症とは何か。
これは、顎関節、下顎と上顎(頭蓋骨)とを繋ぐ関節、そこにある関節円板と言われる軟組織の位置のずれ・損傷により引き起こされる、下顎の回転・滑走運動の阻害です。

症状として、クリック音・開口障害・顎関節周辺の痛み、違和感などが挙げられると思います。

世間の一部で認識されている、不定愁訴と、顎関節症は直接結び付くものではないと認識します。

U、顎関節症の原因

これは、噛み合わせ・顎位です。
いくつかのケースで検証してみます。

@精神的・肉体的ストレス
多くの方が、クリック音などの症状を持ち、しかし、以前まではことさら違和感を感じず、他の症状も無かったのに、突然ないし、少しずつ開口障害・痛みが発生していく原因には、不適正な噛み合わせ・顎位が根底に存在します。

考えられる事は、元々不適正でありながらも、身体の適応内にあった状態が、精神的・肉体的ストレスによるブラキシズムの助長により、適応範囲以上の負荷が、顎関節に及んだ結果と推測出来ます。

そこには、長年に及ぶ、顎関節自体のストレスの蓄積による、適応能力の低下もあるでしょう。

関節円板とは、所謂、顎関節におけるクッションの役割を持っており、その意味合いは、噛み合わせ・咀嚼運動による顎関節部の負荷・加圧を吸収する事にあると思います。

そう言った役割も持っている訳ですから、多少の不正咬合・顎位の不適切も、関節円板で適応内に収めようとしている訳です。
しかし、許容範囲にも勿論限界があり、その要因の一つが、精神的・肉体的ストレスによるブラキシズムであると認識します。

ですから、精神的・肉体的ストレス、ブラキシズムとは、数ある要因の中の一つであり、原因ではないと認識する訳です。

A不適切な歯科治療に起因するもの
噛み合わせに直接的な働きかけを行う歯科治療には
・虫歯に於いての、補綴・抜歯。
・咬合治療・審美目的での歯列矯正・抜歯。
・咬合調整と称した歯を削る行為。

これらの治療は、普通に現在行われているものですが、それが何故不正咬合・顎関節症に結びつくかと言うと。
現在一般的に考えられている噛み合わせ・咬合の理論とは、簡単に言ってしまえば。

上下歯列は顎関節を介して互いに向かい合って生えており、最も歯の表面が広く接触する場所に下顎が位置しているのが、理想的な咬合である、と言う考え方の様です。

ですから、その理論上において、体のバランスを見越した咬合・顎位は存在しないと思います。

おそらく、適正な顎位とは、今ある歯列・噛み合わせを一端忘れ、顎関節・関節円板・咀嚼筋群にとって最も安定・機能する顎位を導き、その顎位に準じた歯列であったり、噛み合わせを構築していく物と認識します。
ですから、一般的理論の歯科治療において、軽減する事はあっても、完治には結びつかないと感じ、そんな所からも、「顎関節症は治らない」と歯科関係者に言わしめる元と感じます。

そして、顎関節症と噛み合わせの関連性は、およそ一般的歯科では否定されており、そこに不定愁訴の関連がある事も、勿論否定されている事が、その相関関係を作り出していると感じます。

ですから
・精神安定剤・筋弛緩剤・消炎鎮痛剤を処方する薬物療法
・下顎体操・低周波・マッサージなどの理学療法
・下顎を直接手で動かす徒手誘導
・咬合挙上を上げる事で顎関節の負担を軽減するスプリント療法
・顎関節腔にアプローチするパンピング療法
・手術療法

とは、全て対症療法であり、それ自体で完治に至らしめるものでは無いと認識します。

V、不定愁訴
顎関節症とは、不正咬合・不正顎位に起因する症状の一つであり、それ自体が不定愁訴の一環であると認識します。

ですから、クリック音・開口障害・顎関節周辺の痛みが軽減しているのに、他の不定愁訴に変化が見られない事があるのは、それ自体が不定愁訴の一つであり、その原因である咬合・顎位が適正にならなければ、改善は得られないと思います。

不正顎位から起因されうる症状として。
★上半身
・頭痛
・顎関節周辺の痛み、違和感(顎関節症)
・耳周辺の痛み、違和感
・めまい(平衡感覚の不安定)
・目の奥、周辺の違和感、焦点が合わない、まぶたなどの痙攣
・顔全体の歪み、違和感
・首・肩・背中・胸の凝り、痛み
・腕の痺れ、震え
・胸の圧迫感、呼吸しずらい
・不正脈、動悸
・消化器官などの機能低下
・腹が張る
★下半身
・腰痛
・足の痺れ、震え
・膝痛
・足腰の安定感の低下

などなど考えられ、それはもっと多くの個所に波及している物と推測されると思います。
それらの根本的原因は、顎位・咬合の不正によって引き起こされる、咀嚼筋群のアンバランス、骨格の歪みである様です。

ですから、世の中には、幾つかの不定愁訴に苦しむ人は限りなくいる訳で、そこでは多くの対症療法が繰り広げられています。
それらの症状の原因として、不正顎位に起因するものが少なくないと考えるのは、この現状を認識するに、あながち的外れでは無いと認識するものです。

以上、私の経験と、多くの情報・アドバイスを総合した結論であり、思うがままに書いた為、不適切な事があるかもしれませんが、一患者の意見と言う事で。





[189] Re[188]: 目、首、肩が辛い… 投稿者:ひろき 投稿日:2001/04/09(Mon) 09:30

こんにちは。
首・肩・背中・胸の筋肉の痛みとは、まさしく顎位・咬合の不適切より波及する症状と認識します。

一応断っておきますが、他の疾患の疑いをクリアーしているのが前提での話ですが、Tetsuさんのケースでは、ほぼ間違いないと思います。

>左っかわは、下あごの奥歯のところらへんから、鎖骨の右側らへんまで、筋がすごく張っていて、伸ばすといたいです。
そして、背中の両肩(後ろ側です)らへんが、パンパンに張っていて、硬くなっています。

これは、大変気持ちが分かります。状態的には、私と随分似ています。

>首の筋の張りや、首の後ろ側の頭からの張りが取れれば、体中の不定愁訴がとれる、という考えは、あたっていますか?

これは、ほぼおっしゃる通りと思いますよ。
胸鎖乳突筋(首)・僧帽筋(首の後ろから肩)の痛み・凝り・張り・血行不良の原因は、咀嚼筋・咬筋・翼突筋・側頭筋の炎症・損傷が原因であり、さらに、それらの原因が、顎位・噛み合わせなんです。


Tetsuさんの通われる歯科では、レーザー治療は行っていませんか?
レーザー治療に関わらず、咬筋・翼突筋を弛緩させる事で、首・肩・背中・胸の不快感は軽減すると思われます。
それは対症療法ですが、因果関係を体で認識する手段としては、重要と感じます。

Tetsuさんのやられているプレート治療は、根本的にはそれらの症状を軽減させる方向にあると認識してます。
やられてみて、どうですか?症状の波は確かにありますが、改善を体感されていますか?

咬筋・翼突筋に炎症・痛みを出す原因に、顎位以外に、根管部の炎症があります。
事実、私は顎位は大分良い位置に来つつありますが、根管部の炎症がある為に、翼突筋の炎症が残っており、結果として、胸鎖乳突筋・僧帽筋の痛み・血行不良が現在もあります。

この炎症は、およそ5年前の治療にさかのぼり、何度となく再発してきたものです。現在治療して頂いてますが、何故再発したか、何故現在良好になりつつあるのか。それは説明を受け、自分も納得ずみですが、根管治療に対しては、防湿処置として、「ラバーダム」と言われるものが必需品である様です。
唾液に含まれる細菌が、治療中に根管部に進入すると、それがさらなる炎症の元として、再発の原因となるようです。

最終的な薬の根充措置に於いても、根管部に薬がしっかり行き渡っているかも、重要なファクターです。

そう言う原因も考えられると言う事です。

これは素人患者として、経験の話ですんで、専門家の方のアドバイスがあると良いですね。

とにかく、頑張って下さいよ。応援しています。




[188] 目、首、肩が辛い… 投稿者:Tetsu 投稿日:2001/04/09(Mon) 08:06

まず、今の症状を。
首!
首を右に傾けると、左の首の付け根(背骨のあたり)が、ぐぎっとなる。
常に、そこは張っている。
首の付け根は、両方とも辛いけど、
左っかわは、下あごの奥歯のところらへんから、鎖骨の右側らへんまで、筋がすごく張っていて、伸ばすといたいです。
そして、背中の両肩(後ろ側です)らへんが、パンパンに張っていて、
硬くなっています。
常に腕を回してないと、こってこって辛いです。
要するに、左の首回りの、側面と、後ろ側(首の付け根から、頭のところまで)の血行がとても悪いと思います。
この症状を見て
皆さんはどう思われますか?
今、顎の位置を矯正する治療を行っています。
先生曰く、肩の筋肉が、プレートをいれる前と比べて、
だいぶ楽になってる、といいます。
確かに、肩(首のつけね)の筋肉は、自分でもんでも柔らかいです。
でも、左側の首筋は、一見普通ですが、もむと、かなり張っていて、
首を伸ばすとみしみしいいます。
プレート治療は、始めて2ヶ月半ぐらいです。
だから、まだ治療は完全ではないのですが、
プレートの調整をしてもらっても、首筋の張りは消えません。まったく影響しないのです。
そこで前々から疑っているのが、
左の下あごの奥歯です。
もう、5ヶ月前からすごい気になっていて、
今年になって、顎の治療を始めたときにも、先生に訴えました。
親知らずが、奥歯を押して、
奥歯が上に押し上げられているのです。
ついこの前、先生が、そんなに気になると、
無意識のうちに、顎の動きが狂う、といって、
抜いてもらいました。
でも、抜いても、変わりませんでした。
プレートをつけてるから、あまりわかんないですが、
やっぱりすごい、奥歯に違和感を感じます。
そこで、名古屋の矯正歯科の本を思い出しました。
その先生は、奥歯が、数ミリでも(親知らずに押されたりして)
高くなると、首筋が四六時中張るというのです。
まだ、その本を読んだ当時は、体のだるさばかり感じていて、
首にそんなに意識がなかったんですが、
今思うと、これがあたってるんじゃないか、と思います。
もちろん、首の張りだけが症状じゃないですけど、
今本当に辛いのは、体中の血行が悪いことです(すっごいこる、自律神経失調症の診断←首があんなに張っていたら、当然じゃないかな。今の先生も、首の血行が悪いから、精神的な症状も出るといってた)。
首の筋の張りや、首の後ろ側の頭からの張りが取れれば、
体中の不定愁訴がとれる、という考えは、あたっていますか?
何か、直す手段があれば教えてください。治療法とか。

ちなみに、心療内科に約2年になります。
整形外科、内科でも、異常はありません。
今の一番辛い症状すべてが、
血行不良で説明できると思うのに、
その原因がわかんなくてとても辛いです。

http://www.ne.jp/asahi/tetsu/engine/


[187] Re[184]: しゅびましぇんでした。 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/04/04(Wed) 21:06

あ、いえ、こちらこそきつめのレスですみません。まだ、前の議論の余韻が残っているようで、、、、

>どうしても歯科で、できる事やってよい事と、医科でするべき事を区別したくなってしまいました。また、不定愁訴や体調不良の治療成績についても、患者さんの、思いや、感情が入ってきてデータにならない気がしたものですから>
そうですね、それが一番の問題ですね。治療成績をしっかり判定しないと、終いには何やってるか判らなくなりますから、歯科医の精神衛生上も悪いですし。自分も覚えがありますが、咬合治療は劇的な効果が有るもので、なんか自分がすごい人になった気になるので危なかった事があります。
私は、初期からカイロプラクターやオステオパシーの術者と一緒に仕事をしていたので、随分助かりました。それでも結構、何が何だか判らなくなりそうで、きつかったです。
近頃では大学の整形の先生とも協力関係が出来たので、治療効果の判定法に関しては随分教えられます。歯科医が単独で全身的な変化を追っていくのは、不可能ではないでしょうが困難なことは間違いないです。

しかし、技工士さんが単独で咬合治療に挑戦するのは珍しいケースですね。どうやってしたのですか?


[186] Re[185]: 傍観者さんへ 投稿者:傍観者 投稿日:2001/04/02(Mon) 11:58

ぬらりひょんさん。ありがとうございました。
長い先の入れ歯の時のことまで想定されてのお考えだったので、よく理解できましたし、
歯に手を入れるということを私は安易に考えていたかも知れませんでした。やはり重要なだけに、より慎重にということでしょうか。
今もあるプレート系の治療をしているのですが、いずれは補綴などをしてプレート無しの状態を想定してものですから・・・・。
>
> つまり、整体の道具としての口腔は歯科でご飯を食べさせていただいている私にとっては、意識の外でした。ということです。

確かに今の治療ではモノを食べるという摂食や咀嚼機能に大きく不安があり不満に思っていたので如何に咬合を再構築して行くのか非常に謎です。

>  御自分の健康についてきちんと考えておられますか?歯科だけにこだわるのでなく整体などに行かれたりしますか?

このことに関しては同時進行でいろいろやっています。
整体・マッサージ・針灸・・・・・などなど。ウォーキングなんかも。
ちなみに骨折は3年前に2回やりました。今は特に影響を感じていません。
元々はこれらの治療の堂々巡りで何とかしていたものをふとしたことから咬合治療のことを知り新たに追加して取り入れたという具合です。
勿論、病院は基礎疾患があり定期的に通っています。
しかし、その咬合治療を始めてから最近、症状の悪化が酷く本末転倒の
ような状況になってしまっていて困った現実を抱えています。
結局、どの治療に的を絞って行って良いのか困っている状態です。
時間も費用もそれぞれに掛かり、悪循環の中です。何とかせねば・・・・。
ハア〜(__)といったところでしょうか。

何れにしても、補綴への認識が少し変わりました。有難うございました。


[185] 傍観者さんへ 投稿者:ぬらりひょん 投稿日:2001/04/02(Mon) 03:54

 納得がいかなかったのは、口腔のバランスです。私たち、この際ひとさまは置いといて、私は、20年ほど入れ歯を作っております。うまくいく入れ歯は、形がほとんど似てくるのです。大きさも形も似てくるのです。ですので、あの最終補綴から入れ歯になったときのことを考えると私は、機能する入れ歯をどう作ってよいのか解らないという事です。(勿論私の視野が歯科に凝り固まっているからなのですが)

つまり、整体の道具としての口腔は歯科でご飯を食べさせていただいている私にとっては、意識の外でした。ということです。
 もうひとつについてですが、私は不定愁訴は、誰にでも多かれ少なかれ有るものだと思っています。全てにおいて健康な人はいないのですから、不定愁訴はある意味、一生お付き合いして行くものだと思っています。良くなったり、悪くなったりでお付き合いをして行くものだと思います。
 御自分の健康についてきちんと考えておられますか?歯科だけにこだわるのでなく整体などに行かれたりしますか?生活に気を使ったりしていますか?歩いてみえますか?普通の病院にはかかってみえますか?けがや、骨折の経験はないですか?
 全ては、トータルです。歯科は骨格系の一部分にすぎません。確かにダイレクトに症状が変化したりしますがそれを受け入れるだけの環境を整備されてみえるでしょうか?また、それを持続される努力をなさいますか?全てを術者に任せきりにしていませんか?その事が全て意識的にできるのは本人以外無いと思うのですが。
 そんな意味で、不定愁訴と共に生きて行こうと受け入れられたとしたらずいぶんと違った事が見えてくるような気がしますが。そして数々の咬み合わせからアプローチされる先生方の治療成績もウンと上がると思いますが。


[184] しゅびましぇんでした。 投稿者:ぬらりひょん 投稿日:2001/04/02(Mon) 02:45

 理解力に乏しくてスイマセンでした。福岡の歯科医さん、勝手に解釈をしてしまい、意見までのたもうてしまいました。ゴメンナサイ。先生も、不定愁訴に対して咬合治療からアプローチをかけられる方でしたか。

 私の体験をお話します。10年ほど前、自分の技量が未熟だったにもかかわらず、不定愁訴に 咬み合わせから、挑んだものですから患者さんをはじめDRや、周りの皆さんにえらく、ご迷惑をかけてしまった苦い思い出があるものですからどうしても歯科で、できる事やってよい事と、医科でするべき事を区別したくなってしまいました。また、不定愁訴や体調不良の治療成績についても、患者さんの、思いや、感情が入ってきてデータにならない気がしたものですから冠をはずして、一人の自然科学の研究者として携わるにはやりがいのある研究テーマ、としてとらえ、歯科医療行為とは別のものにしてしまいました。

 ですから今は、先ず患者さんの口腔環境を整える。咀嚼に耐えうる環境を造る。それが第1の目的で、それによって起きる体調の変化(現時点においては、好転していると言ってくれる患者さんが多いが、5年先、10年先は判らない)については、とりあえず歯科と切り離して、医師や整体師に相談していただくといった方法をとっています。

 福岡の歯科医さんや上西先生やその他多くの、咬み合わせの研究をなさってみえる先生方が、日本国民万人に歯科を医療として認めさせる日が、早くくることを待っております。ありがとうございました。

(私が、危惧したのは、日本の歯科医療を改革しようと意図した勇気ある少数の方々が、ここではないですが袋叩きに会うのを見るにつけ
その歩みが、鈍くなったりしないかな?或いはおかしな方向にすすみはしないかな?、ということです。)


[183] Re患者さんにとって 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/04/01(Sun) 17:02

こんにちは、ぬらりひょんさん。上西先生との議論にかまけて、ぬらりひょんさんのコメントにレスするタイミングを失っていました。

始めに誤解を解いておきたいのですが、へろへろ先生と私を混同していませんか?私は、不定愁訴を治療するために咬合治療を選択しました。その点では上西先生と全く同じスタンスです。そして、私が本当に議論したかったのは、低位咬合が不定愁訴の原因となるかどうかでした。

私の行っている方法では、やはりプレートによる治療なのですが、咬合高径はあまり上げません。時には上下の歯牙が殆ど接触するほどの挙上量です。そのように少ない挙上量で不定愁訴を解消できる以上、低位咬合や咬筋の短縮が不定愁訴の原因であるとは考えにくいと思ったのです。その辺の議論をきっちりとしてみたかったのですが、残念なことに議論の入り口であのようなことになってしまいました。

患者さんにとってみれば治ればいいのは確かです。しかし、私は仕事としている以上、それでは納得が行きません。咬合治療が驚くほどの有効性を持つことを体験しているからこそ、そのメカニズムを明らかにして、更に有効性を高めたいと望んでいるのです。




 


[182] Re[181]: 患者さんにとって 投稿者:傍観者 投稿日:2001/04/01(Sun) 03:21


>  私としても経験からすると、あの口腔内はなかなか納得いくものではありません。私たちの歯科関係者にとっては(視野が狭い事は承知しています)常識の範囲外ですので受け入れる訳にはいかなかったのだと思います。
>
このお話しは具体的で非常に興味がありますね。是非、素人に何処が納得いかなかったのか少し解説してください。お願いします。
(あの口腔内ってそもそも何のことですか?)

>  しかし、まったく視野を変えて、整形外科の医師が不定愁訴を改善する方法として、医学雑誌に発表していたらこれだけ反応があったでしょうか?。或いは、整体士の方が、その業界紙に、「歯科医師の協力のもとにこんな治療成績をあげています」と書かれていたらここまで反応をしたのでしょうか?。歯科医師を名乗るから皆さん同業者として、「おいおい」と言うことになったのではないのですか?
>
>  さらにいえば、咬み合わせが変化する事で起きる体調不良、不定愁訴に関しては歯科大では、学習しないのではないですか?学習をしてない事を行なうにはそれなりの免許(?)の取得が必要なのではないでしょうか?例えば、医師とか、整体士の資格が必要な気がします。それも付け焼刃の資格でなく、臨床経験の豊富な。そうしてこそ、初めて、「咬み合わせと全身についてのバランスの取れる」歯科医師であり、整体士であり、医師であるといった人間が誕生するのではないでしょうか?
>

なるほど、これも興味深い内容です。
つまり顎関節や咬合という歯科領域以外のことを言及したりするに当たっては
歯科医師免許以外にも医師免許等、トータルで総合的な診断・治療が必要である。
と、いうことになるのでしょうか。?
だとしたら私自身、根本的に治療法の選択を間違っていたことにもなるし
私としては衝撃的な出来事です。私の主訴は不定愁訴であり顎関節症が
主訴ではないのに咬合治療を取り入れている訳ですから。

是非是非、今後の参考の為にももう少しお話しを聞かせて下さい。
宜しくお願いします。


[181] 患者さんにとって 投稿者:ぬらりひょん 投稿日:2001/03/31(Sat) 22:37

歯科医師(?)の方々からの声で議論は終わりを迎えたようですが、技工士の私からも一言参加させてください。

 私としても経験からすると、あの口腔内はなかなか納得いくものではありません。私たちの歯科関係者にとっては(視野が狭い事は承知しています)常識の範囲外ですので受け入れる訳にはいかなかったのだと思います。

 しかし、まったく視野を変えて、整形外科の医師が不定愁訴を改善する方法として、医学雑誌に発表していたらこれだけ反応があったでしょうか?。或いは、整体士の方が、その業界紙に、「歯科医師の協力のもとにこんな治療成績をあげています」と書かれていたらここまで反応をしたのでしょうか?。歯科医師を名乗るから皆さん同業者として、「おいおい」と言うことになったのではないのですか?

 さらにいえば、咬み合わせが変化する事で起きる体調不良、不定愁訴に関しては歯科大では、学習しないのではないですか?学習をしてない事を行なうにはそれなりの免許(?)の取得が必要なのではないでしょうか?例えば、医師とか、整体士の資格が必要な気がします。それも付け焼刃の資格でなく、臨床経験の豊富な。そうしてこそ、初めて、「咬み合わせと全身についてのバランスの取れる」歯科医師であり、整体士であり、医師であるといった人間が誕生するのではないでしょうか?

 それまでは、何が正しいのかは、わからない。というのが答えではないですか?。様々な方法があり、それによって少しは体調が楽になった患者さんがいる限り、(その一瞬限りなのかもしれませんが)その方法が、間違いであるとは、言えない気がするのですが。バイオプレートの使用により体調が良くなった方々に対して不安を、あおってもなァと、思ってしまいます。少なくとも咬合調整と称して歯を削りまくり、最後には大学病院に送るDrよりマシな気がします。
 患者さんにとっては、自分達の健康に寄与していただける人間が大事な人であり、その人が、医師であろうが、近所のおばちゃんだろうがどっちでもよいことであり、もっと言えば、「よくなった!!」と患者さんにいってもらえた人が、一番だぜ。ここまで書く「ぬらりひょん」の主治医を、紹介したいけど怒られるだろうな。


[180] Re[179]: みなさん ありがとうございました 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/31(Sat) 17:10

> そして、これは余談ですが、ここの掲示板はもう一つの掲示板に比べて文字が大きいのか、すぐに下がってしまうのが気になります。

どうも。調子はいかがですか。

なんといいますか。こんなややこしいやりとりをするようになるとは思っていなかったので、最もシンプルなタイプの掲示板をチョイスしてしまったのですよ。

今後このタイプの掲示板ではないものを用意する可能性もあります。あっちの掲示板もちょっとプログラムにミスがあったりするんで。まあ、気長に待っててください。

ツリー式にしてくれという希望を出された方もいました。考えてみます。

http://gakukansetsu.com


[179] みなさん ありがとうございました 投稿者:わたし 投稿日:2001/03/31(Sat) 13:03

バイオプレートに関する一連の議論は、わたしの福岡の歯科医さんに対する質問に端を発したものですが、わたしはわたしなりに結論が出ましたので、議論の終了に同意いたします。

今回の議論は、バイオプレート治療を検討していたわたしにとってはとても参考になるものでした。また、これからバイオプレート治療を検討するかも知れない多くの方々にとっては貴重な資料となるのではないかと思います。

マウンテンさんは、以前にも書き込みをされてますように、「◯◯歯科医院に行ってください」という明確なことは言えません。困っている患者さんに対してこのように対応せざるをえないのは、辛いものがあるのではないかと思います。

しかし、多くの患者さんからの情報が集まることにより、自ずと方向性が見えてくるのではないでしょうか。例えば、バイオプレート治療に興味を持たれた方には、今回の議論を読んで頂き、御自身の責任で決断して頂けば良いのです。

そして、これは余談ですが、ここの掲示板はもう一つの掲示板に比べて文字が大きいのか、すぐに下がってしまうのが気になります。もし、この掲示板を残す方向でご検討でしたら、誰の書き込みに対する応答なのかが分かり易くなれば、引用も少なくなり議論もし易くなるのではないかと思います。

最後に、このようなサイトを提供してくださった管理人のマウンテンさん、質問に親切に答えてくださった福岡の歯科医さん、議論に参加してくださった上西先生、そして多くの方々に感謝いたします。


[178] Re[175]: 追記 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/30(Fri) 21:24

山田先生への謝罪があるということで、一応、この件に関しての追求はここまでとさせていただきます。

この件に関して私にメールをくださった方、ありがとうございました。これ以上事を荒立てるつもりもないので、とりあえずここまでということにさせていただきます。

それからNo.162の上西先生の発言、管理人である私への質問等の発言ですが、これに関してメールしてくださった方もありがとうございました。

行き掛かり上矛先が私に向けられただけであり、私は特に気にはしていません。大丈夫です。ただ、補足したい点があるので、No.166での私の発言と同様のものになりますが、書かせていただきます。

> ここのURLです。はじめは歯科医師または業者がやってるHPかと思いましたよ。

> マウンテンさんは顎関節症をビジネスとして捕らえられたのでcomドメインを取る必然性があったのかと思いましたから。

これはすでに書きましたが、分かりやすくて憶えやすいドメインにした方がいいなと思って取得しました。個人がCOMドメインを取得してもかまわないし、非営利の個人サイトでCOMドメインというサイトは無数にあります。

> 通常はnetドメインだと思うんですが、、

これの意味が分からないという方がいらっしゃいましたが、COMは通常カンパニーとか、会社を意味するドメインなのですよ。だから、個人がCOMドメインというのはおかしいのでは、という上西先生のご指摘だったわけですね。もちろん、上に書きましたが個人がCOMドメインを取得してもかまいませんし、イコールでビジネスのサイト、というわけではありません。

私はこのサイトにバナー(広告)は付けてませんし、リンクもしてません。完全なインディペンデントです。利益は1円も発生していません。

それから、以下の上西先生のコメントは、どこをお読みになってそう解釈されたのかよく分からなかったので、レスしてませんでした。

> そしてマウンテンさんの手記?を見ると治療途中だが、お問い合わせして頂ければ、良い歯科医院を教えない事もないというニュアンスのコメントがあったからです。

「はじめに」の中に書かれていることですかね。先生はそう解釈されたのかもしれませんが、現在私はメールをしていただいた方に、具体的な歯科医院名を上げて「ここへ行きなさい」ということは行っていません。

そもそも、この掲示板を別枠で作るきっかけとなった「わたしさん」という方は、私に「バイオプレートというものをご存じですか。効果はありますか。説明会をやっているようなので参加してみようと思うのですが」というメールをしてくださった方です。私は「現物を見たこともないので分かりません。試しに説明会に参加してみて、御自分で判断されてみてはいかがですか」という内容の返信をしました。

私が特定の歯科医院の名前を宣伝していたとしたら「バイオプレートなんてダメですよ。◯◯歯科医院に行ってください」という返信をしていたでしょう。

ここは結果的に、そういった患者同士が個々に連絡を取り合って成り立っているサイトです。特定の治療法や、一つの歯科医院を宣伝する場所ではありません。御自分の体ですから、最後は自分の判断ですよ。よく考えてから、治療を開始した方がいいと思いますよ。というアドバイスはしています。

あと上西先生、私がどこの誰だか知りたいというのであれば、なんなら和歌山まで行ってもいいですよ。機会があれば。そのスタッフという人にもお会いしてみたいですしね。

他の方のメールでも見ましたが、バイオプレートの説明会で個別診断料が2100円ということですね。プレートの値段はともかく、これは良心的な値段設定だと思いましたよ。30分話するだけで5000円とか1万円なんて先生もいましたから。

私はメールしてくださった方達には可能な限り返信します。自分が顎関節症だと気付いて、どうしていいか分からず不安だったときの記憶まだ覚えてますから。ですから、No.161のなおきさんとかですか。

> しかし直っても直らなくてもこの先生であれば信用できる、まかせたいと思いたいのです。

これが患者の本音だと思いますよ。顎関節症になってみないと、この気持ち分かんないですよ。絶対。

なおきさんはどうやら相当疑心をいだくようになってしまったようですね。無理もありません。

上西先生、ここを読まれてる他の先生もそうですが、お願いですから、こういう患者さん達がっかりさせるような言動はしないでくださいね。

それだけはほんとお願いします。

http://gakukansetsu.com


[177] ??? 投稿者:なおき 投稿日:2001/03/30(Fri) 20:22

・それから 福岡のとある歯科医さんって URLで分かりますが、タクちゃんですね。身内の援護は有り難いですが、福岡の歯科医さんとはお互いに議論は止める事で了解してますので、刺激しないようにお願いします。一応ありがとうです。

・あれ、これはすでに答えてますよ。 わたしのところのスタッフです
???????????????????????


[176] Re[175]: 追記 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/03/30(Fri) 19:30

承知しました。メールをお待ちします。


[175] 追記 投稿者:上西 投稿日:2001/03/30(Fri) 05:23

福岡の歯科医さんこと山田先生ならびに管理人様へ

このたびの私の協会のスタッフが先生のことを揶揄する伝言を投稿したことで、先生の感情を害し、さらにはこの伝言板の紛糾を招いた事はひとえに私の管理不行届きによるものでした。

ここに心中よりお詫び申し上げます。

また、当人からも後日先生のもとに謝罪のメールを差し上げさせることと致します。

敬具

http://welcome.to/bioplate/


[174] 保険導入のルール 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/03/29(Thu) 08:54

>ではどうしたらいいのか?とにかく一般の方に普及させてしまうことが先決だというのが、私の結論です。
顎咬合治療は歴然とした医療ですが、残念ながら、そう言うふうにして、針や整体などと同じ経緯で保険導入や認知がされるのではないかと思います。>

健保の点数や導入については中央医療制度審議会において、保険者代表、医療側代表、行政側代表の協議で決定します。健保導入については明確なルールがあります。有効性の証明は勿論ですが、治療法として一般的に普及していることが必要です。特定の個人が行なっている特殊な治療法は、健保適用される可能性は有りません。


>そうですね。今回の混乱をみても分かるように理論だけでエビデンスを取るのはとても困難です。この伝言板に書いた理論は、何度も言いますが教科書レベルの生理学の話しです。>

覚えたてで使ってみたいのは解りますが、エビデンスの使い方がおかしいですよ。それに、何度繰り返して言っても、間違いはやはり間違いで、事実にはなりません。私は自分の話の根拠となる文献の一部を提示しました。NATIONAL LIBRARY OF MEDICINE
のコンピュータ検索で集めた論文を基に話しているのです。それを示しているのに、「教科書レベルの話」を繰り返すのでは、あんまりじゃありませんか。


>福岡の歯科医さんが言ってたようにあの数字や有効症状の記載に迷惑を受けている先生もいることがわかりましたので。>

これじゃあ、まるで、私の治療法がバイオプレートより劣っていると言わんばかりですね。私が迷惑しているのは、正しいと確認されていない治療理論を真実のように書くので困る、と言う点です。


>この分野の大家、大先輩のところで地獄に落とされたと訴える方を何人も診させて頂いてます。>

これもひどい表現ですね。患者さんには厳しい現実ですが、治療法が確立していない現状では、どの治療法でも失敗例は起こりえます。私の使ったいる治療法でも副作用の報告はありますし、私自身、テンテンプレートで咀嚼障害を起こした患者さんの治療経験もあります。複数の大学関係者からバイオプレートの副作用の処置で困った話も聞いています。
 プレート系の治療法の中でも咬合挙上量の多いバイオプレートには、歯牙の好ましくない移動が多いのは当然ですが、その副作用を補って十分なだけの有効性を証明しないと、治療法としての正当性を主張できません。開発途中の治療法だからこそ、慎重な科学的アプローチをする必要があるんじゃないですか?


>とは言っても、理論のどの部分が推論の域を脱しないか、HP上で明確にしていくこととします。>
ご理解いただけて感謝します。この点だけでもお話をして良かったと思います。


>それでどこからエビデンスを引っ張って来たのかという表記は、バイオプレート治療の優位性をなくすことに繋がる部分が大きくて現時点ではできないところがあります。>

勘違いしてませんか?求めているのは有効性を示すデータです。それだけで十分なのです。対象となった疾患、治療期間、有効性の判定法、症例数、などの必要な項目を備えたデータを提示すれば良いのです。それが妥当なら、誰でも納得するでしょう。
「有効性判定は患者さんの自己申告です」では納得できません。まして、患者さんに対して、心理面での影響力を重要視しているとご自分から表明しているのですから、術者バイアス、患者バイアスが特に大きいと考えるべきです。その状況で、上西先生の判定法であれば、有効率で50%以上の誤差が出て当然です。上西先生が70%の有効率と思っている疾患に対して、有効でなかった可能性もあるのです。


>ある、歯科のMLで抜歯することや矯正の危険性を投稿したことがあります。ちょうど1年前です。そのときもこの伝言板とまったく同じ事態になってしまいました。

蜂の巣を突く大騒ぎです。最後は人間性がどうしたこうしたとかの攻撃になってしまったです。これって常套手段ですね。
非常に残念ですが、歯科界の体質って、こんなもんです。>

あの時も上西先生は今回と同じような受け答えをしていましたね。あの時は相手は歯科医だけでしたが、今回は歯科医は私だけで、他の方たちは患者さんですよ。歯科界の体質ではありません。





[173] これで終わりですか、上西先生 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/29(Thu) 04:48

> では私はしばらくこの伝言板から離れて、自分の仕事に専念させて頂きます。
> また折を見て覗かせて頂きますが、まずは、いろいろのサゼッションありがとうございました。
>
> みなさんのご健康を祈念いたしております。
>
> ではまた


上西先生、これでおしまいですか。

[No.165] みんな気付いているのですよ From 福岡の歯科医

> 取るべき行動は決まっているではありませんか?

[No.159] がっかりです From なおき

> 最後にやはり「たくちゃん」問題をはっきりわかるようにご説明を頂きたいです。

[No.155] とりあえずここは From Tagoshu

> 「福岡のとある歯科医」さん自身からの説明が欲しい所です。

以上の方達の、このコメントへの返答は一切なしですか。

それとNo.142で先生に「それならば名乗れよ」と実名開示を迫られた傍観者さん。

そして、No.93で「バカで海老オタク」と書かれた山田先生にも、一言もなにもなしですか。

御自分に都合のいいコメントを書き残して、「じゃあね」というのが先生のけじめの付け方なのですか。

先生、Tagoshuさんはバイプレの患者さんなんですよ?

他にもいらっしゃいましたよね。横浜の方とか。kittyさんとか。

今現在、先生の治療を選択して、受診されてる方達がここを見てるんですよ。これでいいんですか?

こんなのだれも納得しやしませんよ。

先生がもう来ないと思われるのは御自由ですが、そのあとここではどんな会話がされるとお思いですか。

一言でいいんですよ。

何か言っておくべきことがあるのではないですか。

バイオプレート協会の会長としてではなく、一開業医としてではなく、一人間として。

立ち去るのであれば、最後に誠意を見せてください。

http://gakukansetsu.com


[172] Re[171]: こんばんは 投稿者:上西 投稿日:2001/03/29(Thu) 04:13

> 上西先生、こんばんは。

こんばんは ひろきさん

> 私が思うに、バイオ治療に限らず、現在の咬合に対する治療法は、エビデンスの元、それに沿った証明段階に於いては、幾分の時間の猶予が必要と感じます。
> 事実、先生も、この治療法に関して、臨床データの裏付けに依る部分を肯定していると認識致します。

そうですね。今回の混乱をみても分かるように理論だけでエビデンスを取るのはとても困難です。この伝言板に書いた理論は、何度も言いますが教科書レベルの生理学の話しです。
それでもこれだけ感情的に反論が出てしまうのですから、教科書レベルを超えた理論展開がひとつでもあれば、それを多くの歯科医師に認めさせるのは非常に困難な作業とみなさんもわかったと思います。

どうしても認めたくないという方の攻撃を完膚なきまでに抑える作業は天文学的な労働となります。

まして、同業者の間でこうですから、自律神経失調症の原因だとかを医科に認めさせることはほとんど不可能です。

お分かり頂けたでしょうか?

理論から攻めては、みなさんが生きている間に達成できるとは到底思えません。

したがって、臨床データから数字で証明する以外はないでしょう。また、それを発表したからと言ってそのデータの信憑性は疑えば切りがないですから、それも無意味なのかもしれません。

エピソードとしてお話しますが、私の友人に整形外科医、スポーツドクターで有名な先生がいます。
高校の同級生です。その人に直頚椎をプレート治療で治した術前(頚椎が真直ぐ直線になっている画像)、術後(頚椎が生理的な彎曲を取り戻している画像)のレントゲン写真を見せました。

その先生は自分の医院でも腰痛の方に市販のテンプレートを時にするという方でしたが、その2枚の写真を見て、烈火のごとく怒り出しました。『こんなもん、あり得ない!嘘に決まってる。他人の写真に決まってる!わしは騙されないぞ!』と言い出したのです。

決定的な証拠となるはずのレントゲン写真でさえ、こうです。
しかも私が彼を騙してどうするのですか???

北浜の料亭で、しかもバイオプレートを応援して頂いている製薬会社の社長の接待に招かれていたという状況、その場を静めるのに苦慮しました。

ではどうしたらいいのか?とにかく一般の方に普及させてしまうことが先決だというのが、私の結論です。
顎咬合治療は歴然とした医療ですが、残念ながら、そう言うふうにして、針や整体などと同じ経緯で保険導入や認知がされるのではないかと思います。

いずれにしても長い道のりです。

でもやりがいはあります。
顎咬合治療がすべての医療のプライマリー治療となる可能性は充分あります。(すべてというとまた叩かれそうですが、、)

> 問題は、バイオHPに於いて、理論・技術がエビデンスの元、すでに証明されていると示唆されうる表現方法であり、議論内容に於いても、先生曰く
> >私に話したいと思わせるメッセージをお願いします
>
> と言う観念は、この現状では先生の立場、ひいてはバイオユーザーの信頼関係にも悪影響を及ぼすと危惧します。
>
> この様な場で、この様な現状となった今、そこに求められるのは、善悪に捕らわれず、本当の真実、虚栄も誇大も無い、ありのままの姿であると思います。
> それが語られないのであれば、この議論はここで終焉としなければ、それこそ、誤解が誤解を生み、多くの人間にまで、その影響が波及しかねません。

バイオプレート治療を知っている人がいて、
信じたい人がいる
信じられない人がいる
信じたくない人がいる

それぞれの立場によって、あのHPを見た時の受け止め方は違うのだろうと思います。

その点を考慮してHPを新しく作りなおす計画は去年から進めています。

例えば有効性などの数字での記載を見直す、または削除するとか、その都度の有効性を表示または問い合わせによって答えるとか検討しています。

他のプレート治療の有効性とかけ離れた数字が出ているのが、攻撃の的になってると分かりました。それは本当のことですから、良いとは思いますが、気に入らない先生もたくさんいる事も考慮しないといけないでしょう。福岡の歯科医さんが言ってたようにあの数字や有効症状の記載に迷惑を受けている先生もいることがわかりましたので。

顎咬合治療全体の発展を考えると譲歩はありかと思います。

それでどこからエビデンスを引っ張って来たのかという表記は、バイオプレート治療の優位性をなくすことに繋がる部分が大きくて現時点ではできないところがあります。

的を得ない答えをするとお叱りの原因のひとつです。

でも、あれだけヒントを出しているのだから、歯科医師の先生達はやはり自分で見つけて欲しいです。また、自分で自分の身体に試してみれば何が正しいのか分かると思うのですが、、、
そう言うのを省略して果実だけを得ようとするのは頂けないですね。

一方患者さんにとって、どこまで証明されたものか、どの部分は証明されていないのか、どの程度の確率でどこまで治るのかは、ぜひ知りたいのは当然です。

そしてバイオプレート協会としてもそれに答える必要があると思います。

この相反するテーマをどうするか?現在のところは個別の問い合わせと説明会でお答えしている状態です。

とは言っても、理論のどの部分が推論の域を脱しないか、HP上で明確にしていくこととします。

> >なるほどです。伝言で心を伝えるのは難しいですね。言葉に対するニュアンスは個々違いますから、気をつけたいと思います。
>
> その点にも争いの元の一端があるように思います。
> そろそろ水掛け論に、お互いピリオドをうち、原点に戻った議論を模索しても良いかと思います。
> それがかなわないのであれば、議論はここまでにせざるを得ないと感じます。
>
> こんな事をしていても、苦しむ患者達は救われません。
> そして、今後の咬合治療にも、結びつく物ではないと思われます。

そうですね。
顎咬合治療といっても、先生毎に考えが違うと言った状況です。
この分野の大家、大先輩のところで地獄に落とされたと訴える方を何人も診させて頂いてます。

何が正しくて何が間違っているか、これははっきりとさせていかないと、それこそ歯科医療全般に見直さないといけないと痛切に思います。私自身も歯科治療によって体調がおかしくなったことがこの治療の世界に入ったきっかけです。

ある、歯科のMLで抜歯することや矯正の危険性を投稿したことがあります。ちょうど1年前です。そのときもこの伝言板とまったく同じ事態になってしまいました。

蜂の巣を突く大騒ぎです。最後は人間性がどうしたこうしたとかの攻撃になってしまったです。これって常套手段ですね。
非常に残念ですが、歯科界の体質って、こんなもんです。

自分の知らない事、違う考えをどうして一旦受け止めることができないのだろうか?
攻撃して黙らせて、それで安泰で良いのだろうか?

そこには苦しんでいる患者さんの存在は無視されてしまってます。
これでは真実が歯科界からは広まることはないのです。

ですので、私はバイオプレート協会の医院を全国で展開していくことで、それが正しい事を証明しようと思ってます。

去年8月に渋谷にバイオプレート協会の直の専門医院を出しました。たった月4日の診療のためでした。
今週、大阪トヨタ本社ビルの一室を借ります。たった月3日の診療のためです。
そして和歌山で一番はやっていた上西歯科を私は捨てることになるでしょう。
本気でなければできませんよ。こういうこと。

この本気さに興味がある歯科医師の方はぜひバイオプレート治療を見に来てください。そして本当の歯科治療がこれだと分ったならば、バイオプレート協会にぜひ就職してください。

全国各地で開業なされている先生、勤務されている先生のご連絡をお待ちしてます。

では私はしばらくこの伝言板から離れて、自分の仕事に専念させて頂きます。
また折を見て覗かせて頂きますが、まずは、いろいろのサゼッションありがとうございました。

みなさんのご健康を祈念いたしております。

ではまた

http://welcome.to/bioplate/


[171] こんばんは 投稿者:ひろき 投稿日:2001/03/29(Thu) 00:03

上西先生、こんばんは。

私が思うに、バイオ治療に限らず、現在の咬合に対する治療法は、エビデンスの元、それに沿った証明段階に於いては、幾分の時間の猶予が必要と感じます。
事実、先生も、この治療法に関して、臨床データの裏付けに依る部分を肯定していると認識致します。

問題は、バイオHPに於いて、理論・技術がエビデンスの元、すでに証明されていると示唆されうる表現方法であり、議論内容に於いても、先生曰く
>私に話したいと思わせるメッセージをお願いします

と言う観念は、この現状では先生の立場、ひいてはバイオユーザーの信頼関係にも悪影響を及ぼすと危惧します。

この様な場で、この様な現状となった今、そこに求められるのは、善悪に捕らわれず、本当の真実、虚栄も誇大も無い、ありのままの姿であると思います。
それが語られないのであれば、この議論はここで終焉としなければ、それこそ、誤解が誤解を生み、多くの人間にまで、その影響が波及しかねません。

>なるほどです。伝言で心を伝えるのは難しいですね。言葉に対するニュアンスは個々違いますから、気をつけたいと思います。

その点にも争いの元の一端があるように思います。
そろそろ水掛け論に、お互いピリオドをうち、原点に戻った議論を模索しても良いかと思います。
それがかなわないのであれば、議論はここまでにせざるを得ないと感じます。

こんな事をしていても、苦しむ患者達は救われません。
そして、今後の咬合治療にも、結びつく物ではないと思われます。

失礼致しました。


[170] 私もがっかりしてます 投稿者:めっと 投稿日:2001/03/28(Wed) 23:29

上西先生、NO.162とNO.167の連続投稿はちょっと
いやらしくないですか??故意でなければいいのですが。


[169] Re[168]: はい? 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 23:18

こんばんは あごちゃん

>  精神的ってなんですか?やっぱりエリートという言葉はどうあれ適切ではないと私は思います。
>  優しさというか心が伝わりません。
>  医療とは癒しであるもと私は思っています。
>  直すことも大切ですが、そこに心がないのは私は嫌いです。
>  まるで、きれいになりたい、変わりたいと思っている女性たちをターゲットにしている、エステと対して変わらないですよ。

そうか、これはダメですね。素直に反省します。
どんな場合にも誘導はだめですね。

>  治療費のことはよくわかりました。
>  たしかに一生を考えれば安価ではあると思います。
>  ただ、一生を左右することだからこそ、もっと慎重にそしてわかりやすくみなさんに伝えるべきだと思います。
>  私達患者は先生のちょっとしたことにもすぐ心がゆらいでしまうのですから・・・。

なるほどです。伝言で心を伝えるのは難しいですね。言葉に対するニュアンスは個々違いますから、気をつけたいと思います。

http://welcome.to/bioplate/


[168] はい? 投稿者:あごちゃん 投稿日:2001/03/28(Wed) 22:50

> 有り難うございます。
> あごちゃん エリート イコール お金持ちと考えてませんか?
> 私の言葉が足りなかったのかもしれませんが、エリートとは精神的なものですね。
>

 精神的ってなんですか?やっぱりエリートという言葉はどうあれ適切ではないと私は思います。
 優しさというか心が伝わりません。
 医療とは癒しであるもと私は思っています。
 直すことも大切ですが、そこに心がないのは私は嫌いです。
 まるで、きれいになりたい、変わりたいと思っている女性たちをターゲットにしている、エステと対して変わらないですよ。
>


> 一時的な出費がきついのであれば、いくらでも御相談ください。
> 本当にバイオプレート治療を受けてみたいのであれば、快く分割に応じます。現在もそうやってバイオプレート治療を受けている方は少なくありません。
>
> 「ないけどやりたい」
> 「じゃ、いいよ、払える範囲で、どうぞ」です。
>
> 多くの方は錯覚に落ち入ってます。
> 保険は安いってのは嘘です。
> 保険医療費の負担は1人当たり年間平均23万円です。つまり10年間で230万円も支払っているのです。
>
> つまり、保険医療は高額だと言わざるを得ないです。
> しかも、それで治っていないなら、全く意味がない。
>
> 治らない自費治療は最悪ですが、バイオプレート治療は顎関節症に関しては問題なく治りますので、どちらが安いかじっくりとお考え下さい。
>
> ま、バイオプレートを選んだからと言って保険医療費代を払わなくても良いということにならないのが残念ですが、、、
>
>
 
 治療費のことはよくわかりました。
 たしかに一生を考えれば安価ではあると思います。
 ただ、一生を左右することだからこそ、もっと慎重にそしてわかりやすくみなさんに伝えるべきだと思います。
 私達患者は先生のちょっとしたことにもすぐ心がゆらいでしまうのですから・・・。


[167] Re[156][154]: ほぼ チャット状態 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 22:17

> > ここで歯科医ですよと名乗っている人が全て歯科医で、患者さんですよと言ってる人が本当の患者さんなのか?
> >
> > それは分からないですね。マウンテンさんもふくめて。
> > そういう意味では少なくとも腰痛の広場の見城さんのように管理人さんは素性を明らかにしておくべきと思います。
> >
> > いかがですか?
>
> はあ???
>
> どうしてそこに話がいってしまうのですか?

ここのURLです。はじめは歯科医師または業者がやってるHPかと思いましたよ。

そしてマウンテンさんの手記?を見ると治療途中だが、お問い合わせして頂ければ、良い歯科医院を教えない事もないというニュアンスのコメントがあったからです。

マウンテンさんは顎関節症をビジネスとして捕らえられたのでcomドメインを取る必然性があったのかと思いましたから。

通常はnetドメインだと思うんですが、、

そういう問題をクリアーするには素性を明らかにするのが良いはずですね。
だのにしていない。そこのところお伺いしたいですね。

それと、タクちゃんが『福岡のとある歯科医』というハンドル名を使った意味によって、何がどう変わるのか?私には分からないですが、、それも教えて欲しいです。

http://welcome.to/bioplate/


[166] Re[162][156][154]: ほぼ チャット状態 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/28(Wed) 22:00

> ここのURLです。はじめは歯科医師または業者がやってるHPかと思いましたよ。

> マウンテンさんは顎関節症をビジネスとして捕らえられたのでcomドメインを取る必然性があったのかと思いましたから。

分かりやすい、憶えやすいドメインにした方がいいなと思って取得しただけです。まさか先生ほどの方が、個人がCOMドメインを取得してもかまわない。ということを御存じないということはありませんよね。非営利で、個人のサイトだけどCOMドメインのサイトなんて、星の数ほどありますよ。

> 通常はnetドメインだと思うんですが、、

そこまで追求される方はいません(笑)

私はこのサイトにバナーは付けてませんし、リンクもしてません。完全なインディペンデントです。利益は1円も発生していません。

> それと、タクちゃんが『福岡のとある歯科医』というハンドル名を使った意味によって、何がどう変わるのか?私には分からないですが、、それも教えて欲しいです。

「何がどう変わるのか?私には分からない」・・・

先生、これ本気で書かれてるんですか?

大丈夫ですか?

この掲示板の、先生の一番最初の書き込みにはなんて書かれてますか?

そうそう、ここを読まれているみなさん。

上西先生の一番最初の書き込み、No.28の「Goodmorning,everybody?」てやつですね。それと、No.93の福岡のとある歯科医の書き込み、「Re[92]: 99.9999%と言う表現」というやつですね。

この二つ、別ウィンドーで開いて並べてみてください。

よほど言語能力が低いか、鈍い人でない限り、何かに気付くと思いますよ。

http://gakukansetsu.com


[165] みんな気付いているのですよ 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:49

>それと、タクちゃんが『福岡のとある歯科医』というハンドル名を使った意味によって、何がどう変わるのか?私には分からないですが、、それも教えて欲しいです。>
 
あのコメントを見れば、私と同じ福岡の歯科医である必要があったとわかるはずです。しかし、そんなことはもう良いです。上西先生の意図はみんな気付いています。取るべき行動は決まっているではありませんか?


[163] Re[159]: がっかりです 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:24

> 最後にやはり「たくちゃん」問題をはっきりわかるようにご説明を頂きたいです。

なおきさん。がっかりされているのは、あなただけではないですよ。掲示板には書き込みしないけど、私にメールだけしてくるとい方達、大勢いらっしゃいます。みなさん困惑してるし、人によっては引いてますよ。だって、上西先生っておそらくウェブ上では最も有名な先生のお一人ですよね?

そこの先生の「スタッフ」が、あんな書き込みしてくるんですから。しかもその「タクちゃん」なる「スタッフ」は、実在するのかも分かりません。どうなんでしょうね。

まあ、以前私にメールくれた方は大勢いらっしゃるので、待っていれば、おのずと答えは明らかになると思います。

「タクヤ」さんかな?

「タクジ」さんかな?

「タクロー」さんかな?

なんでもいいですけど「タクちゃん」出てきてください。

http://gakukansetsu.com


[162] Re[156][154]: ほぼ チャット状態 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:21

> > ここで歯科医ですよと名乗っている人が全て歯科医で、患者さんですよと言ってる人が本当の患者さんなのか?
> >
> > それは分からないですね。マウンテンさんもふくめて。
> > そういう意味では少なくとも腰痛の広場の見城さんのように管理人さんは素性を明らかにしておくべきと思います。
> >
> > いかがですか?
>
> はあ???
>
> どうしてそこに話がいってしまうのですか?

ここのURLです。はじめは歯科医師または業者がやってるHPかと思いましたよ。

そしてマウンテンさんの手記?を見ると治療途中だが、お問い合わせして頂ければ、良い歯科医院を教えない事もないというニュアンスのコメントがあったからです。

マウンテンさんは顎関節症をビジネスとして捕らえられたのでcomドメインを取る必然性があったのかと思いましたから。

通常はnetドメインだと思うんですが、、

そういう問題をクリアーするには素性を明らかにするのが良いはずですね。
だのにしていない。そこのところお伺いしたいですね。

それと、タクちゃんが『福岡のとある歯科医』というハンドル名を使った意味によって、何がどう変わるのか?私には分からないですが、、それも教えて欲しいです。

http://welcome.to/bioplate/


[161] がっかりです 投稿者:なおき 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:19

私が上西先生のHPの掲示板に「バイオのことが書いてありますけど
反論しないのですか?」と書いたものです。まさかこんな展開に
なるとは思いませんでした。私は非難、中傷されてますとはかいてません。上西先生の考えに意見があるみたいですからお互い議論されてその経過を見たかったのです。こんなひどいやりあいになるとは思いませんでした。残念です。私はエビデンスだのなんだのという専門的なことは一切わかりませんが、わからずとも救いを求めてこのホームページや上西先生のホームページを見てるわけです。両先生方の医療技術の違いなど私にはわかりません。やはりこの場で判断するところは文章から感じ取れる人柄になるのだと思います。医療技術が確立できていないことはわかります。しかし直っても直らなくてもこの先生であれば信用できる、まかせたいと思いたいのです。

>私が、ここの伝言板に来た理由は、福岡の先生が何の根拠もなくバイオプレート治療を非難していることに忠告するためです。
そして、分った事は福岡の先生は顎咬合治療を評価するだけの学力、知識がまったくないということです。

つまり、福岡の先生の言動には違法性があるという結論に達してます。もちろんその判断は私がするものではないですが、、
そう言う訳ですので、非紳士的な福岡の先生が私に非難されるのは当然、自然です。今の所、訴えられないだけでもましと思って下さい。

と書かれていますが、本当に非紳士的でしたか?この掲示板を見られている方々に聞きたいです。
もし中傷されてると感じられたのであれば中傷しかえすというのが医療現場にいらっしゃる方のされることなのでしょうか?

本当にバイオプレートは魅力的ですばらしいものかもしれません。そう思って上西先生のHPを見られている方もたくさんいるでしょう。わたしもそのうちの一人です。その方々がここ最近のこの掲示板の一連のいきさつを見られたらどう感じられるのでしょうか・・・。

最後にやはり「たくちゃん」問題をはっきりわかるようにご説明を頂きたいです。


[160] 無題 投稿者:ひろき 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:15

なんだか皆さんエキサイトしてますね。
なんか、議論の矛先があらぬ方向に行きつつあると感じます。

白黒はっきりさせるのは、それはそれで重要な事と思います。
それは、そう思います。

なんなんですかね?
私の認識では、咬合に関する治療法を実践されている歯科医・その関係者の方達は、現在多く居ると思います。
その方達には、理念・臨床経験が存在している訳で、そこにエビデンスがあろうが、なかろうが、その道を突き進む事は、ある意味大事な事と思います。

現状での議論に於いても、バイオを選択するか否かは、結局患者の最終判断であり、そこには、症状・知識・情報量が存在している訳です。

これ以上、無意味な確執、罵り合いが、意味ある事には思えません。
是々非々を問う事も重要ですが、今、患者が望んでいる事は、治療法の是非では無いはずです。

上西先生が、バイオ治療に関して、その臨床結果が万全であると言うならば、それはそれとして、一つの意見として受け止めれば良いのだと感じます。
その本質を判断するのは、患者であり、歯科医であり、医療従事者ですが、そこで行動を起こす事自体、もう自己責任の範疇であり、ここはそれらを裁く場では無いと思います。

リモートホスト問題にしても、個人的興味はありますが、それ自体、もう子供の喧嘩の様であり、そこで結論を導き出す事での影響を思うと、なんだか他人事とは思えません。

現在、顎関節症・噛み合わせに苦しむ人達は、自覚している方達でもかなりな人数になると思われます。

これは単なる横レスですので、今後の動向は見守りたいと思っています。

なんなのでしょう。皆さんの意見には、それぞれの、知識・情報量・臨床データ・思惑などがあると思いますが、皆さんの忙しい時間をさくかもしれませんが、一歩身を引いた所での分かち合いを望みます。
誹謗・中傷合戦なんて、子供でも出来る事です。

大変失礼な横レス、すみませんでした。




[159] がっかりです 投稿者:なおき 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:12

私が上西先生のHPの掲示板に「バイオのことが書いてありますけど
反論しないのですか?」と書いたものです。まさかこんな展開に
なるとは思いませんでした。私は非難、中傷されてますとはかいてません。上西先生の考えに意見があるみたいですからお互い議論されてその経過を見たかったのです。こんなひどいやりあいになるとは思いませんでした。残念です。私はエビデンスだのなんだのという専門的なことは一切わかりませんが、わからずとも救いを求めてこのホームページや上西先生のホームページを見てるわけです。両先生方の医療技術の違いなど私にはわかりません。やはりこの場で判断するところは文章から感じ取れる人柄になるのだと思います。医療技術が確立できていないことはわかります。しかし直っても直らなくてもこの先生であれば信用できる、まかせたいと思いたいのです。

>私が、ここの伝言板に来た理由は、福岡の先生が何の根拠もなくバイオプレート治療を非難していることに忠告するためです。
そして、分った事は福岡の先生は顎咬合治療を評価するだけの学力、知識がまったくないということです。

つまり、福岡の先生の言動には違法性があるという結論に達してます。もちろんその判断は私がするものではないですが、、
そう言う訳ですので、非紳士的な福岡の先生が私に非難されるのは当然、自然です。今の所、訴えられないだけでもましと思って下さい。

と書かれていますが、本当に非紳士的でしたか?この掲示板を見られている方々に聞きたいです。
もし中傷されてると感じられたのであれば中傷しかえすというのが医療現場にいらっしゃる方のされることなのでしょうか?

本当にバイオプレートは魅力的ですばらしいものかもしれません。そう思って上西先生のHPを見られている方もたくさんいるでしょう。わたしもそのうちの一人です。その方々がここ最近のこの掲示板の一連のいきさつを見られたらどう感じられるのでしょうか・・・。

最後にやはり「たくちゃん」問題をはっきりわかるようにご説明を頂きたいです。


[158] Re[155]: とりあえずここは 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:04

>「福岡のとある歯科医」さん自身からの説明が欲しい所です。

そうですよね。患者さんだって気分悪いと思いますよ。だれですか「タクちゃん」て。

ハンドル「タクちゃん」でけっこうですから。ここに出てきてください。別にあの書き込みがうんぬんということは議論しません。なぜ「福岡のとある歯科医」と名乗る必要があったのかだけ釈明していただきたいと思います。

http://gakukansetsu.com


[157] Yahoo掲示板 投稿者:Tagoshu 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:01

Yahooの掲示板でココのことがちょっと話題になってますね。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834886&tid=3za4df9ga4oa4bba4ka4da4a4a4f&sid=1834886&mid=1&type=date&first=1


[156] Re[154]: ほぼ チャット状態 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/28(Wed) 21:01

> ここで歯科医ですよと名乗っている人が全て歯科医で、患者さんですよと言ってる人が本当の患者さんなのか?
>
> それは分からないですね。マウンテンさんもふくめて。
> そういう意味では少なくとも腰痛の広場の見城さんのように管理人さんは素性を明らかにしておくべきと思います。
>
> いかがですか?

はあ???

どうしてそこに話がいってしまうのですか?


(1)匿名のハンドル名を使えると言う事が、いい加減なものだと言いたかった
(2)福岡出身の歯科医であった
(3)単なるジョーク

仮にこれのどれかだったとしても、先生はそんな認識で掲示板に書き込みしてくる「スタッフ」を雇われているということですか。

匿名のハンドル名を使えると言う事が、いい加減なものだと思っていて、もしかしたら福岡出身の歯科医で、そうでなくても、単なるジョークで「福岡のとある歯科医」なんてハンドルで書き込みしてくる「スタッフ」が先生の側にいらっしゃるということですか。場合によってはそうとれますよ。

ちょっとお願いがあるんですが、以前私にバイオプレートや上西歯科医院に関してメールしてくださった方達で、御存じの方いたら私に御連絡ください。

上西歯科医院に名前に「タク」のつく「スタッフ」は実在するのですか?

実在するか否がだけでけっこうです。御連絡、お待ちしています。

http://gakukansetsu.com


[155] とりあえずここは 投稿者:Tagoshu 投稿日:2001/03/28(Wed) 20:59

「福岡のとある歯科医」さん自身からの説明が欲しい所です。


[154] ほぼ チャット状態 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 20:48

>なぜに「福岡のとある歯科医」などというハンドルを使用する必然性があったのか。疑問ですよ。

必然性? 疑問?

(1)匿名のハンドル名を使えると言う事が、いい加減なものだと言いたかった
(2)福岡出身の歯科医であった
(3)単なるジョーク
のいづれかと思いますが。

ここで歯科医ですよと名乗っている人が全て歯科医で、患者さんですよと言ってる人が本当の患者さんなのか?

それは分からないですね。マウンテンさんもふくめて。
そういう意味では少なくとも腰痛の広場の見城さんのように管理人さんは素性を明らかにしておくべきと思います。

いかがですか?

http://welcome.to/bioplate/


[153] 保険医療費 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 20:28

追記

> 多くの方は錯覚に落ち入ってます。
> 保険は安いってのは嘘です。
> 保険医療費の負担は1人当たり年間平均23万円です。つまり10年間で230万円も支払っているのです。
>
> つまり、保険医療は高額だと言わざるを得ないです。
> しかも、それで治っていないなら、全く意味がない。
>
> 治らない自費治療は最悪ですが、バイオプレート治療は顎関節症に関しては問題なく治りますので、どちらが安いかじっくりとお考え下さい。
>
> ま、バイオプレートを選んだからと言って保険医療費代を払わなくても良いということにならないのが残念ですが、、、

この問題は大きいですよ。
たしかに保険医療制度は良い面もたくさんあります。

互助的にみんなが支払うお金でみんなの病気を治すって発想は良い事だと思います。

しかし、1年間で23万で、年間5%の上昇をしてますので、今後10年間で実は300万円も医療費を支払います。
このお金がみんなに使われる訳ですが、やっぱり自分の病気を治すことに最優先して使いたいと思うのです。

今、この治療で私の病気が治ることが分かっていても、自費治療だと言う事で、それに躊躇してしまい、私の出してるお金でみんなの病気が治されてるって矛盾していると思いませんか?

この矛盾を是正する案を考えてます。
もしかしたら、近々、来月にでも労働厚生大臣に会えるかもしれません。
この問題 何か妙案ありませんか?

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[152] Re[151][149][148][146]: 上西先生、この質問にお答えください 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/28(Wed) 19:54

> 私のところは3台常時接続で、年中無休の出入り自由です。

そうですか。それはけっこうなことですが、ではその3台接続されたPCの内のどれかから、先生の「スタッフ」である「タクちゃん」という方が「福岡のとある歯科医」というハンドルで歯科医を装い、あの発言を書き込んだということですね。

わかりました。

先生の側で働いてらっしゃる、その「タクちゃん」なる人物にぜひ確認してみたいものですね。関西のプロバイダーを使っているのに、なぜに「福岡のとある歯科医」などというハンドルを使用する必然性があったのか。疑問ですよ。

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[151] Re[149][148][146]: 上西先生、この質問にお答えください 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 19:47

> > あれ、これはすでに答えてますよ。
> > わたしのところのスタッフです。
>
> 「スタッフ」ですか。そうですか。なるほど。
>
> では「タクちゃん」なる「スタッフ」が、先生と同じリモートホストから「福岡のとある歯科医」を名乗り、あの発言を書き込んだということですね。
>
> では、これが事実と解釈させていただきます。

私のところは3台常時接続で、年中無休の出入り自由です。

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[150] Re[144]: 中坊法律事務所です 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 19:42

こういう コメントはおもしろいですね。

公平先生 ですか、お久しぶりです。

> じゃから特許権が付与されても、それをもって“治療効果のある証”とはならないのじゃ。

でも、効果のないものに高いお金をかけまへんです。

> 参考になったかのう。これで5000円ぐらいもろうてもよろしいかぁ?最近、懐が寂しゅうてあかん。

そうですか?京都の旅館があるでしょう。あれがある限り先生は心配ないですから、うらやましい限りですね。

しかし、一向に先生ところから請求書が私のところに来ないのですが、それで、よろしいんですか。

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[149] Re[148][146]: 上西先生、この質問にお答えください 投稿者:マウンテン 投稿日:2001/03/28(Wed) 19:35

> あれ、これはすでに答えてますよ。
> わたしのところのスタッフです。

「スタッフ」ですか。そうですか。なるほど。

では「タクちゃん」なる「スタッフ」が、先生と同じリモートホストから「福岡のとある歯科医」を名乗り、あの発言を書き込んだということですね。

では、これが事実と解釈させていただきます。

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[148] Re[146]: 上西先生、この質問にお答えください 投稿者:上西 投稿日:2001/03/28(Wed) 19:31

あれ、これはすでに答えてますよ。
わたしのところのスタッフです。

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