[454] Re[453][452][451]: 最近思うこと。 投稿者:ひろき 投稿日:2002/08/31(Sat) 21:18

レオさんこんばんは。

>私も同感です。この病気の(おかげもあって)ずいぶん友人と疎遠になったりもしました。家族からもなんか煙たがられているみたいです。

皆さん同じですね(^^)
親しい人に、親しいと思っていた人に自分の気持ちを理解してもらえないと言うのは本当に淋しいものです。
でも、誰が悪い訳でも無いんですよね。
ただ、そんな現実もあるのかなって体験出来た事がプラスになれれば良いなって思います。

>つらさに軽重のない世界・つらい時に堂々とつらい顔できる世界になればと思っています。(無理かー)

そうですね。
でも自分がなかなか理解されないけど、現実に事実として症状を抱えている、それを認識しているなんて状況ってなかなか無いのも事実ですよね。
こんな事は、私自身がどん底に辛い状態から回復しているからこそ言える事かもしれませんが、今改善して想う事は、やっぱ健康って良いな!ってジイ様みたいな発想ですよ。

例えば、顎関節症だったり、顎位・咬合に起因する不定愁訴を抱え込んでしまい、その症状の苦しさから、今まで築いてきた生活が脅かされてしまったとしても、それがあるがままであるのなら、それを拒絶するんでなく、受け入れて、必ず治す気概に変えていけたら気持ち良いですよね。

なんて生意気な事言ってますけど、私もこれだけ苦しんだのは生まれてこの方初めての経験でした。
自分自身に涙し、家族関係でも現実に対しても涙を流しました。
現実を怨みましたし、自分の症状を理解してくれない周囲の人間まで恨みました。
まさしく現実問題としての生活があり、受入れられない状況では、患者の訴えは空回りするばかり。でも訴えなければなにも変わらない。
私の場合は、それでも受け入れてくれ、また様々な幸運と巡り合わせて頂きました。

だから、私は同様な患者さん達には是非とも治って頂きたい。
いや、治らなくても、その方それぞれの目指す自分、納得出来る状態になって欲しいと心から想います。
じゃないと悲しすぎるし、また治らないものとは思っていませんから。

レオさんの憤りの力が、きっと今後のレオさん自身の力になっていくんだと思います。
頑張って下さい。必ず治しましょうよ!


[453] Re[452][451]: 最近思うこと。 投稿者:レオ 投稿日:2002/08/29(Thu) 22:31

 はじめましてレオといいます。

> > もちろん痛みは辛いのですが、1番辛いのは、この病気の辛さを周囲の人が理解してくれていないような気がするところです。
 
 私も同感です。この病気の(おかげもあって)ずいぶん友人と疎遠になったりもしました。家族からもなんか煙たがられているみたいです。

 でもこのごろ思うのですが、人間の共感能力は(同情する能力を含めて)恐ろしく低い位置にあるのではないかと思うようになってきました。自分も含めて・・・
 だから「なんとなく分るような分らないような、でも大変なんだな」くらいに人には思ってもらえればいいと自分は思う「努力」をしています。じゃあ自分はどうなんだ(他の“苦しい人たち”に対して)?といわれるとそれも大変難しい気がします。
 あと「理解」という名の「誤解」があります。たとえば量的なことでいうと、受け取る側は顎関節症=5のつらさの「理解」 本人は=100のつらさ といったような食い違いが起きると、
辻褄合わせで往々にして、本人側がたとえば5のつらさのような振りをしたりと余計つらい目にあうと思います。
 でも一番困るのは人の話を聞いてない人です。たとえば、私は顎の痛みは幸いにしてないのですが、「どう痛みはこのごろ?」なんていわれることしばしばです。(医者ですらこうだから) 「気持ち悪さが気持ち悪い」って言ってるのに・・・ 
 つらさに軽重のない世界・つらい時に堂々とつらい顔できる世界になればと思っています。(無理かー)


[452] Re[451]: 最近思うこと。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/08/27(Tue) 20:29

こんばんわ。

> もちろん痛みは辛いのですが、1番辛いのは、この病気の辛さを周囲の人が理解してくれていないような気がするところです。

私も同じ悩みを持っています。自分の病気の辛さをまわりの人は全くわかってくれません。「最近、顔色いいね。」だってとか。
辛いですよね。

> 半年前、急に口が開かなくなりました。クリック音が大きくなりました。当時、近所の歯科医院で治療中だった私は歯科医に相談したところ、アゴの関節専門の先生に診てもらった方が良いとのことで、現在大学病院の口腔外科に通院しています。

この、文面から。クリック音が大きくなったのが歯科治療中だったとうけとめられますが。歯科治療との因果関係があるんではないでしょうか。。。

ともかく、がんばっていきましょう。


[451] 最近思うこと。 投稿者:アコ 投稿日:2002/08/26(Mon) 22:51

現在、大学病院で治療中のアコです。はじめまして。
私の場合、現在26歳ですが、十数年前にアゴのクリック音に気付いたものの痛くもなんともなかったし、『顎関節症』なんて病気を知らなかったので、そのままにしていました。
(『顎関節症』という病名を知ったのは、森高千里の件がきっかけだったような気がします。)
半年前、急に口が開かなくなりました。クリック音が大きくなりました。当時、近所の歯科医院で治療中だった私は歯科医に相談したところ、アゴの関節専門の先生に診てもらった方が良いとのことで、現在大学病院の口腔外科に通院しています。
そこではまず、色々なレントゲンを撮り、MRIもやりました。そして、スプリントを作っていただきました。診察していただく時は、電気をかけて超音波治療もしています。そんな治療をして半年が経過しようとしていますが、最近、肩こりがひどく、首の後ろがいつもだるく、気持ち悪くなったり、頭痛がひどくなってきました。
もちろん痛みは辛いのですが、1番辛いのは、この病気の辛さを周囲の人が理解してくれていないような気がするところです。
「子供の頃からよく噛んで食べれば、そんなおかしな病気にはならない」と言われたことまであります。
とりあえず、地道に頑張って治していけたらいいな〜と思いますね。


[450] 顎間接症なのかな? 投稿者:かず 投稿日:2002/08/22(Thu) 00:24

はじめまして、かずと申します。
最近、口を開けると右あごの辺が痛み(ミシミシと音がする)指2本位しか開かなくなってしまいました。ここ数ヶ月は休みの日になると偏頭痛と吐き気が続き困っています。歯の治療暦は5年程前に親知らずが生えてきたので全部抜歯しました(左右上下1本ずつ)治療後1年位してから左顎が突出してきてバランスが悪くなってきてしまいました。
ここ数ヶ月は体調が悪いので内科や神経外科にも通院しましたが
ストレス性の自律神経失調症と診断され内服薬のみの治療で改善されません。まずどこに相談すればいいのか判らないので教えてください。


[449] Re[445]: 危ない歯科医とは? 投稿者:レオ 投稿日:2002/08/14(Wed) 16:17

 ふみ様 その後体調はいかがですか?
 
 医療過誤に関する言及が、あったので日本の法体制の不備を、経験から記したく思います。
 
 まず、以下の点から私は訴訟あきらめました。また訴訟やれるような気力もありませんでしたので・・・

 治療後、症状が悪化しなおかつ、固定してから障害等級に基づいて、遺失利益・慰謝料等は支払われるのですが、さまざまな不定愁訴、(めまい、脱力感、手のしびれ等)は、それがあるからといって、等級が上がることは難しいと思われたからです。(大変優秀な鑑定医について、因果関係をこちらが証明できれば別ですが)

 また、その「障害等級」そのものが問題で、「言語、咀嚼機能」に関しては2等級しかなく、それも「常に流動食しか食べれない、第三者から聞いて言語が明瞭に聞き取れない等」(障害等級表そのものの文言ではありませんが・・・)と他人から見ても重篤でないと、等級外になってしまいます。

 私の場合は手術後に下顎頭の変形、顎関節の亜脱臼になったことは、「証拠保全」したレントゲン等で明白なのですが(その他不定愁訴あり)、そのことを証明できたとしても、上記の等級にあてはまらないので、勝訴したとしてもいいとこ50万から100万だといわれました。

 でもその証拠保全そのものに、もうすでに20万近く払っているのです。その後の、裁判費用その他もろもろ考えるとまったくの「赤字」です。

 弁護士については4人に見解を聞きました。(その中には医療事故専門にやっている方2人いました)

 無論、お金だけで裁判するのではないのですが・・・私は上記のことだけで、「やる気」なくしてしまいました。

 もし、これから裁判考えている方いれば、症状によって和解金、結果も違ってくると思いますので、上記の書き込みはあくまでも参考にしてください。
 まだいろいろ言いたいことありますが、また機会あったら・・・聞いてください。


[448] Re[446][441}「心因性」という言葉 投稿者:ふみ 投稿日:2002/08/14(Wed) 15:28


>
>  わたしはいずれ治ったときに、医師の職業倫理の低さからくる言葉の暴力について何らかのスマートな形で社会的批判を加えてやれたら、と思っています。
>  医療過誤の問題も当事者(しかも治っていない)が法廷闘争するのはあらゆる意味で負担が大きく難しいですね。今はとても無理ですが、健康を取り戻してから社会的に何らかの発言をしたい、、、そんなことを考えながら日々症状と闘っています。
正面からのご意見有難うございました。
わたしも、この経験を必ず社会に返したいと思っています.
少なくとも私の知る限りでは,以前は声をあげなかった事に対して
少しづつ状況は変わってきていると思います.
企業モラルの問題,医師の医療過誤に対する壁も以前に比べるとずっと低くなってきたように感じています.
後は歯科医の医療姿勢に関する問題がひそかに大きな問題と思っています.どの分野で有れ,自浄努力という言葉が望めないのであれば
わたしは誠実に堅実に出来るところから声をあげていければよいなとおもっています。

私がここでこのような事を言うまでも無く,経過はいろいろであっても皆さん孤独な被害者であることに耐えていらっしゃるのに・・・

が,一度だけこんな気持ちをなげかけてみたかったのです。
場違いだったらごめんなさい
わたしにレスを下さったるみさんに感謝します.


[447] 気がついたこと 投稿者:るみ 投稿日:2002/08/14(Wed) 04:25

下のコメントに関してですが、相談等はやはりここの別の掲示板の方が良いかもしれませんね。
 ただ、インフォームドコンセントに関する考え方などはここでも良いかな、と言う気がします。これも大事な医療のひとつであるし、ここをごらんになっている医療関係者の方にも一緒に考えていただければとおもいます。特に顎関節症のように客観化しにくい不定愁訴を抱える患者にとってさらに負担としてのしかかるのは、人格問題に言及するようなパターナリズムと責任回避の発現形態であるような一部の医師の言動だからと思われます。もちろん患者にも様々な人がいるのと同様、一概に括ることはできませんが。


[446] Re[441}「心因性」という言葉 投稿者:るみ 投稿日:2002/08/14(Wed) 01:58

初めて書き込みします。今までこの掲示板は眺めるだけだったのですが、ふみさんの書き込みに思うところあったので書かせていただきます。
 私は3年ほど前から症状が重くなって苦しんでいます。
これまでの経験から明らかにモラルに欠ける医者も比較的そうでない医者も含めて自己防衛の手段として「心因性」というブラックホールに患者を突き落としてしまうことが往々にしてあるようですね。

 その打撃の大きさは受けた者にしかわかりません。ふみさんの気持ちも、私同様ここに来ている患者さんの多くが共有してくれることと思いますよ。「インフォームドコンセント」という「とりあえず説明した」的既成事実が医療過誤の「トラブル」から医者を守るすべのように考えている医療者が多いのも事実です(もちろんすべてではありません)。

 症状を抱え苦しい中、人並み以上の理性を保つのは並大抵のことではありませんが、せめてそうした「この人はナーヴァスになっているな」という「言質」を取られるような言動は絶対にさける、形容詞をなるべく省いて淡々と、しっかり相手の目を見つめてしゃべる、
こういったことが私の取ってきた医者のの自己防御・警戒心に対する私の自己防御でした(もちろん毎回そんなに満足いくようにはいきませんけどね)。もちろんこういった態度にたどり着くまで数限りなく傷つけられましたけど。

 ふみさんも、もちろん理性的に振る舞われていると思います。悔しい気持ちをここに書くことで発散できるなら全然かまわないと思います。
 そして今後はモラルあるよい歯科医に巡り会うことを願ってやみませんが(私もまだ模索中です)、運悪く「とんでもない」のに袖すり合ってしまった場合、(今度は)被害に遭う前に逃げてくる判断力と行動力も大事ですが、
二次被害の「言葉の暴力」を回避するためにも淡々と振る舞うのは大切だと私は思います(ちなみに管理人のマウンテンさんのケースを読んで、苦しい中にもその客観的記述に感心しました)。

 うまく気持ちが伝わっているわかりませんが、、共感するところがあったのでこんなことを書きました。

 わたしはいずれ治ったときに、医師の職業倫理の低さからくる言葉の暴力について何らかのスマートな形で社会的批判を加えてやれたら、と思っています。
 医療過誤の問題も当事者(しかも治っていない)が法廷闘争するのはあらゆる意味で負担が大きく難しいですね。今はとても無理ですが、健康を取り戻してから社会的に何らかの発言をしたい、、、そんなことを考えながら日々症状と闘っています。


[445] 危ない歯科医とは? 投稿者:ふみ 投稿日:2002/08/13(Tue) 11:45

たしかに、権威で顎関節症は治りません
もうひとつ私がややこしいと思う歯科医は,田中真紀子的な歯科医でしょうか。
私達にわかりにくい国会,政治の現状についてわかいやすいことばで、しかも国民の立場に立って,メディアを使ってどんどん明快に話しかけてくる.
その内人々は幻想を持ち始める・・・・この人はなんかやれるかもしれない…・・やってくれるかもしれない・・・・と
治療法が確立しない混沌の中にはいつもこれと良く似た人が人が現れるのでしょうね.
私は出会ってしまいました.
真紀子さんは遅すぎる辞任でおわりましたが、わたしも今検討中です.
そう言えばこのサイトで,医療過誤をどうするとかいう話はあまり登場しませんね。




[444] Re[442]: 自律神経おおとの関係 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/08/09(Fri) 20:52

 こんにちわ。
わたしが最近気になっていることですが。
> 最近転職して一日中デスクでパソコンを使うようになり、慢性肩首に凝りがあるので家に帰るとだるくてすぐ横になるようになりました。しかし加えて最近では椅子にじっと座っているのが苦しく、横になっている以外の時は常に後頭部とあごが張っていて気分も落ち着かず、何も手に付かない状態になっているのに気がつきました。

会社では、いま、電子化と称して。パソコンで事務処理を全ての社員がするようになりました。(デスクトップ型です。)そして、ここ3〜4年社員の姿勢が猫背気味に。。。そして、なんかイライラしている人が多くなった気がします。
パソコンに向かう時の姿勢をみていると、みんな猫背で、首は上を向いてディスプレイをにらみ。手先と視線が違っています。もろ、このときの姿勢が体に記憶されているんではないでしょうか。とうぜんかみ合わせもずれているのでは。

以上。パソコンは顎関節症の原因になりえるんではないかという推測でした。ちゃんちゃん。


[443] Re[441][440][439]: 私の疑問です 投稿者:レオ    投稿日:2002/08/09(Fri) 14:28

>ふみ様
 私もサンタという犬がいます。顎関節症になってからの20年、入れ替わり立ち代わり、いろいろな動物が家にいました。犬は3匹目です。動物にはずいぶん助けられました。何とかかんとかやってこられたのは犬、猫たちのなぐさめのおかげだと本気で思っています。まったくの余談でした。
 さて、「ガイドライン」の件ですが、題名うろ覚えで間違えて記してしまったので、おわびかつ訂正します。正式な本の名前は「日本歯科医師会雑誌 1997vol.50 no.7 特集 顎関節症の診断と治療 顎関節症の診断と治療のガイドライン作成委員会報告書」です。おわびします。歯科医師のための本ですので、かなり難解です。「あーこんな治療もやってるんだ」位の参考にはなるかと思いますが、(でも読まなくても、差し支えないと思います)


[442] 自律神経との関係 投稿者:エリー 投稿日:2002/08/09(Fri) 14:10

いろいろな方の経験を読んで励まされています。
私の症状と疑問を少し書かせて下さい。

幼少のころ、かみ合わせが下あごが前に出ていたのを
親が気にして、当時何かのうわさで聞いた、「フランス式」の
矯正法-スプーンを逆向きにかむ-を暇さえあればさせられて、
時には割りばしなども使い、とにかく上下のかみ合わせの前後
を直しました。

強い噛みしめ癖があり、ものごごろついたときから、黙っているときは噛み締めていました。
幼いころからその気はありましたが、20代に入り、自律神経失調症と診断され、付随するあらゆる症状がありました。
数年間治療を続け、薬の服用をやめても生活できるようになってしばらくたちました。

最近転職して一日中デスクでパソコンを使うようになり、慢性肩首に凝りがあるので家に帰るとだるくてすぐ横になるようになりました。しかし加えて最近では椅子にじっと座っているのが苦しく、横になっている以外の時は常に後頭部とあごが張っていて気分も落ち着かず、何も手に付かない状態になっているのに気がつきました。かみ合わせ治療を掲げる歯科医を訪ねるとスプリント治療はあるが、先生が乗り気では無く、今のところはマッサージやストレッチをして筋の緊張を取り除くくらいしかしていません。頭重感と気力のなさは自律神経失調の症状にまた戻ってしまったかのようで、とても不安です。なにか顎と関係があるのでしょうか。
その点でご経験のある方がいらっしゃったら教えて下さい。


[441] Re[440][439]: 私の疑問です 投稿者:ふみ 投稿日:2002/08/08(Thu) 17:22

レオ様
早速ありがとうございました。
余談ですが、レオは私のペットの名前です.
今後ともよろしくお願いします
ガイドラインは取り寄せます。

>  あと、治療に関しては大学病院だけに限ったことではありませんが、またふみさんご本人もそう思われているかもしれませんが、元に戻れない治療、歯を抜く・削る・骨を切るといった非可逆的治療な方法はなるべく避けたほうが良いのではないでしょうか。
ほんとうにその事は身体で理解してしまったので、気を付ける上にも気をつけたいと思います.
2度目に削られた時3日後には頚椎のヘルニアになってしまいました。鬱とか言う診断も頂いてしまいました.
精神的な要素で、頚椎ヘルニアになったり,腰も殆どそれに近い状態になったりするか!!と内心思いましたが。
もう突然の出来事にパニックになっていましたので、最終的に神経内科のお世話にもなってしまいました.
でも、わたしは妙なプライドから薬は飲んでいません。
(随分シップにはお世話になっています.)
鬱ではなくて,顎関節症のひとつの形だよ。といいたいのですが
通じないのがまた心の傷になってしまいます.
ごめんなさいここへこんなこと書き込んで・….
経過と状態をできるだけ書きとめて,先ず言葉でがんばってみます.
それが通じなかったらその時はまた考えます.
ありがとうございました。
また報告させてください
>


[440] Re[439]: 私の疑問です 投稿者:レオ 投稿日:2002/08/08(Thu) 16:16

>はじめましてレオといいます。お互いつらい毎日ですね。
私は大学病院での手術で失敗してしまいました。だからといってどこの大学病院も「怖い」とは思いたくありませんし、ましてや人にそんなこと言える身分ではないのですが・・・
 でもそんな、私の経験から感じていること、情報をお伝えしたく思います。
 まず、大学病院、厚生労働省、日本歯科医師会等いわゆる「日本医療界のトップ」が顎関節症をどうとらえているかは、確か5〜6年くらい前に刊行の「顎関節症治療のガイドライン」をご覧になればわかると思います。大きな図書館もしくは日本歯科医師会に頼めば読める・買える(と思うんですが)。(より新しいガイドラインなりができているやもしれません)。
 あと、治療に関しては大学病院だけに限ったことではありませんが、またふみさんご本人もそう思われているかもしれませんが、元に戻れない治療、歯を抜く・削る・骨を切るといった非可逆的治療な方法はなるべく避けたほうが良いのではないでしょうか。咬合調整にしても歯をクラウン等で足す治療ならばもし、悪くなったとしても後で、とればいいんですから(学術的にはそんな単純なことではないかもしれませんが)でも、削ったら、骨を切ったりしたら、そして以前よりももし悪くなったら、「悪いながらも以前のほうが良かった」時の状態には戻れません。(思い切って削ったほうが良い場合があるのかもしれませんが)
 もし削る、切る等の治療を促されたら、その根拠を事細かく聞くこと、そしてその証拠としてできれば、ポーダブルカセット等で会話をとっておいたほうがベターです。(もし万が一のために)
 もし手術などになったら、また漫然と長期間にわたっての治療も功を奏しないときなどは、セカンドオピニオンとして他の大学病院(それもそこの主任教授と違う学閥の教授がいる病院)に意見を聞かれると良いと思います。
 あと、高度先進医療、権威というものにとらわれないほうが良いと思います。本当に権威でしか直らない病気はむしろ、少ないのではないでしょうか?
 あと、今耳の後ろ、腰とか痛いとのことですが、その痛みを軽減させる「治療」(かみ合わせの治療以外に)はやっておられるのでしょうか?しっぷとか、痛み止めとか・・・私の場合はトランキライザーですが、(この薬がなかったら今頃どうなっていたかと思うとゾッとします)あと鍼灸も。
 根本治療ももちろん大切ですが、毎日どうやったら少しでも楽になるか、を考えていくかも「対症療法」としてすごく大切だと思います。それを教えてくれるのが実は「内科」「外科」ということがあるかもしれません。
 あと自分の主訴と医者がとらえる「患者の症状」が食い違うと、とんでもないことになります。このコミュニケーションのずれをなくすためにも、医者に見せる見せないは別にしてメモでまとめていくとよいかもしれません。(私は大学病院でこれをやらなかったので意思の疎通が希薄になったと思っております)
  以上、長々と書いてしまいましたが、何か参考になれば幸いです。良い先生と出会えることを心より祈っております。


[439] 私の疑問です 投稿者:ふみ 投稿日:2002/08/08(Thu) 14:12

大学病院へ行こうと思っていたふみです.
たくさんのアドバイスを頂き有難うございました.
まだ,行っていません。
担当医からの紹介状がなかなか頂けなかった事と,そのおり、
歯科医師学会は,噛み合わせとか,顎関節症にあまり前向きではないよ.という言葉を頂いてしまった事も(そうなんでしょうか)あり私なりにいろいろ考えてしまいました.
私のように突然自分の本来の噛みあわせを無くしてしまった場合
どうやって新しい噛み合わせを求めたら良いのか、わからなくなってしまいます。
じじつ、今はめている仮歯的なものも殆どいじっていないにもかかわらず,私の中では変わってきています.
腰が痛くて,首の回りにくい感じは相変わらずで,加えて、左の親指の関節あたりが固まったようで曲がったままになりつつあり、力を入れるといたい状態になってきています.
身体が何か悪いほうに変化しているのを感じます
私の理論の中で,ひろきさんが言っておられた,正しい噛み合わせは,リセットに役割を持つ・・と言うご意見には全くそうだと思いますが,どうやって私はそれを手にしたら良いのか?という段になると,大きなため息がでます。何をどの先生にどのように伝えていけばよいのか?
身体の異変を少しづつ直しながらの治療で無い限り,良い噛み合わせというものを私に作る事は無理なのではないかとおもえてきます。
こんな状況で,例えば細かい不便なところをいじってもらうのはすごく矛盾した、事によると危険な行動に見えてきます。
といって、噛む,しゃべるといった部分にも支障が出てきてくると
なんとかしたくなってしまいます。
進むもとどまるも地獄。といった感があります.
なんでも歯のせいにしているようですが,ほんの1年前までは
私は健康だただけにくやしい!
こんなことをわかって治療に当たってくださる先生をさがすのか、それとも患者がわがある程度の経験を持っておられる先生相手に
「ここがこんな感じがして…」とかすこしづつ直していただくしかないのか,今私は本当に悩んで動けなくなっています.
なんだか,懐疑的な文章がだらだらと、ですみません。
もしどなたか何か反応してくださったらしあわせです。


[438] 下顎枝矢状分割術後 投稿者:なお 投稿日:2002/07/30(Tue) 18:47

はじめまして、20年ほど前友人に下顎を殴られたのをきっかけにクリック音、脱臼癖がきになっていたのでその当時の大学病院、有名歯科医を訪ね歩いた結果、某国立病院の教授が権威との事で自宅から4時間かかる病院にいきました。3年ほど様子をみたところ、今から24年前に前述の友人とは別の同級生に顎をけられ「その際に顎堤が変形したのでそれを起こす手術が必要」との教授の弁で今から13年前に手術を行いました。4カ月間顎間固定され流動食ばかりでした。その後固定装置をはずしても咬筋の緊張、手術前よりも強い下顎のづれた感じ、等あって執刀教授および近隣の開業医に通いましたが明快な回答はなし。ところが今から6年ほど前にとある開業医をたづねたところ、下顎頭と下顎苛がほとんど脱臼しかけ筋突起、下顎頭の変形も著しいとのこと。ほぼ医療事故に違いないとのことで、弁護士に頼んで証拠保全までは行ったが裁判は断念しました。今の法体系ではいくら不定愁訴、変形があったとしても咀嚼、言語機能がきちんとしていれば勝てる見込みおよび勝訴したとしてもそれに見合うぺイは不可能との事でした。整体、針、カイロ等やりましたがなんともなりません。今は星状神経節ブロック注射を麻酔科で行っています。そろそろあきらめ時かな


[437] ももかさんへ 投稿者:ななし 投稿日:2002/07/28(Sun) 22:57

ここ(このホームページの別の掲示板)ですよ。

http://www.gakukansetsu.com/yybbs/yybbs.cgi

http://www.gakukansetsu.com/yybbs/yybbs.cgi


[436] Re[435][434]: 矯正か悩んでます 投稿者:ももか 投稿日:2002/07/28(Sun) 21:25

どうも返事ありがとうです。なんだか恐いような感じで。
矯正歯科の先生は、とりあえず矯正してかみ合わせをよくする
顎関節症が良くなるは分からないということを言ってみえました。
スプリントの先生は症状の出ない位置にしてから矯正ということでした。

スプリントまでならいいけど、矯正して失敗なんてなるととり返しが
つかないしで悩むんですよね・・・・・。

他の相談場所ってどこですか????


[435] Re[434]: 矯正か悩んでます 投稿者:花子 投稿日:2002/07/27(Sat) 18:13


>  矯正も顎関節症の治療なんですか?

矯正は顎関節症の治療には ならないような気がするんですが・・
私の不確かな知識によると。。
矯正の目的は審美的な要素が強いと思います。 噛み合わせまで 考慮して矯正できる先生はあまりいないのでは・・ 今の状態でいきなり矯正するのは かえって危険なのでは?? それより何らかの方法で顎の位置を安定させて 不定愁訴を取ることのほうが先のような気がします。 仮に矯正するにしてもそれからのほうがよくないでしょうか??

出っ歯を治せば良くなるのかな???悩んでます。

最終的には なおした方がいいのかも・・しれませんが 出っ歯を治せば顎関節症が治るんでしょうかね??

それから 相談の掲示板は別のところにありますよ。




[434] 矯正か悩んでます 投稿者:ももか 投稿日:2002/07/25(Thu) 22:00

顎関節症で悩んでます、首や背中の痛みがあり某本でスプリント治療を
知り3月から上の歯の一部だけスプリントをはめる治療を開始しました。
なんだか最初は良かったんですが耳鳴りや耳閉塞感などの症状や、顎に時々痛みが走るようになり・・・・・。
心配になり他の歯科医に相談した所「矯正のほうがいい」と診断されました、出っ歯なんですよね。
現在治療してもらっている医師に言ったところ、治らなければ金属?
のスプリントに変更し装着を続けなくてはいけないし、最終的には矯正が必要だと言われました。
 最初は軽い顎関節症だからスプリントを1年くらい着ければ治るような
感じの話だったのに・・・・・不信感が最初から色んな想定を話してほしかったです。
 矯正も顎関節症の治療なんですか?噛み合わせが悪いからなると考えるなら、出っ歯を治せば良くなるのかな???悩んでます。


[433] 顎関節症 ? 投稿者:新村 奈緒美 投稿日:2002/07/23(Tue) 20:02

とっても、耳から首から顎にかけて痛いです。さっき、ちかくの医院に行ったら、顎関節症.....?といわれて、びっくりして画面を開きました。


[432] Re[421] 姿勢と目の「おでこのシワ」と「一重瞼」について 投稿者:ゆき 投稿日:2002/07/13(Sat) 01:04

はじめまして。
No.421のひろきさんのご意見、私も同じ考えで治療を進めてみたので、
同じように感じていたかたがいたんだと、思わず感激してしまいました。

これから、私の体験談を書かせていただきます。
長文になってしまい、すみません。

私は小学生くらいから、目を見開くとおでこに年齢不相応なシワが出ることがわかり、ずっと気にしておりました。
また、瞼も生まれつき一重で、かなり厚ぼったく、睫も真下に向かって生えていました。
食いしばりや歯軋りも子供時代からありまして、
当時から、不眠や睡眠時無呼吸、偏頭痛や突然の強烈な不安感もあり、
今考えると当時から、少しずつ身体のバランスが悪くなっていたんじゃないかと思います。

顎関節症になったのは16歳のときなのですが、
足の親指の爪切りをしていたときに、食いしばってしまっていたためか、
突然「ガクン」という音がなり、右の顎間接を痛めてしまいました。
それが夜中だったこともあり、また数日で症状が軽くなってしまったので、そのまま放っておいてしまいました。

私は、学生時代からパソコンをほぼ1日中使っておりまして、
社会人になってからは何日も徹夜で作業することもしばしばになりました。現在まで10年くらい、そんな生活をしております。

24歳のとき、20歳のときの健康診断にはなかった「脊柱側わん症」が出てしまいました。とくに診断の必要はないようだったので、そのまま放っておいてしまいましたが、4年くらい前から、身体の不調が目立ち出し、気になってはいたものの、猛烈な忙しさに歯医者さんにすら行けない状況でした。

しかし、一昨年の冬あたりから、
短時間でも座っていることすらできなくなり、
クイックマッサージに通って、一時しのぎをしておりました。
そのときに「坐骨神経痛があるようだ」といわれて気になりました。
また、「身体の力が抜けない」とも言われ、
肩や首、背中をいっぱい揉んでもらっても、数日経つとまた元のカチンコチンに戻ってしまっているような状況でした。

去年の夏、瞼が下がってきたのか、視界が狭くなったのと、
長時間モニターを見つめているせいでドライアイになってしまって、逆さまつげが辛くなりました。
このままだと今の仕事を続けられないのでは? と不安になり、
美容整形で二重瞼にしようかと病院に予約まで入れていたのですが、
土断場で「眼瞼下垂症」の存在を知り、手術を思いとどまり、
専門家に一度診てもらおうということになりました。

その数ヵ月後、風邪をひいたことから歯茎全体が痛み出し、
歯医者さんへ行ったところ、
「咬み合わせが低いので、このまま放っておくのは良くない」ということで
スプリントを使った矯正をすることになりました。
自分でも気にして、先生から教えていただいたストレッチをやってみたり、
電動歯ブラシで徹底的に歯磨きしたところ、これだけでも体調はだいぶ良くなりました。

でも、まだ、身体の力も抜けないままであったため、
食いしばり癖がなかなか取れませんでした。
偏頭痛など、体調にもムラがあるので、
思い切って眼瞼下垂症の診断を受けることにしました。
やはり、なにかを凝視するときに、おでこにシワが寄る人は
眼瞼下垂症の疑いは強いようです。
シワができるほどおでこに力が入るため、首や肩が凝りやすいのだそうです。
私の場合も眼瞼下垂症と診断されましたので、手術を受けることにしました。
手術後すぐに奥歯の咬みしめ癖とおでこに入っていた妙な力は取れました。
自然に眠れるようになり、寝起きにかならずあった倦怠感もなくなりました。

現在、手術後2週間くらいです。
昨日、2週間ぶりに矯正のため歯医者さんのほうへも行ってまいりました。
まだ、右の関節音はするものの、スプリントがないときでも咬み合わせがよくなり、姿勢も良くなったと言われました。
手術をしてからは、これまで気にしないとできなかったストレッチを無意識に自発的にやっているようになり、
自然と身体の筋肉が伸びようとしているかのように感じます。

眼瞼下垂症の診断をしてくれた先生がおっしゃってたことなのですが、
日本人の瞼の中には西洋人にはない繊維質の束があるそうで、
これがあると二重にはなりにくいのだそうです。
また、睫が下向きに生えてしまうので、逆さまつげになってしまうんだそうです。
私は逆さまつげでよく目をこすってしまっていました。
目をこすることが多いと
瞼を上に上げるための瞼板が外れてしまい、眼瞼下垂症に罹ってしまうのだそうです。
これを聞いて、アメリカでは「肩こり」というのを聞かないのはそういうことなのかなぁ? と妙に納得してしまいました。

私の場合、いろんな要因が偶然に重なって、不定愁訴があったように思います。
また、姿勢や咬み合わせにも少しづつ影響があったように思います。
なので、顎関節症で悩んでいるすべてのかたにこの方法が当てはまるかは不安なのですが、
咬み合わせや肩こりと同時に、視界の狭さやおでこのシワ、
逆さまつげに悩んでらっしゃるかたは、
一度、眼瞼下垂症かどうかの診断もお受けになってみてはいかがでしょうか?

眼瞼下垂症については、私もインターネットで知りました。
専門に紹介しているサイトもあり、そちらの体験談にあった病院で診察してもらいました。

まだ、顎関節症と脊柱側わん症は治っておりませんので、
これから、がんばって少しでも良くしていきたいと思っています。
せっかく筋肉も伸ばせるようになったので、ストレッチトレーナーのいる整体にも行ってみようと思っています。

それでは、また、なにか気が付いたことがありましたら、
書き込ませていただきます。


[431] 掲示板No.3974の記事について 投稿者:ママリン 投稿日:2002/07/12(Fri) 13:21

掲示板No.3974の記事について私の感じることを書かせてください。記事に登場するT医科歯科大のO教授は一時私の主治医であったこともあり、私のT医科歯科大不信の原因の一端になった人物でありますが、そのことはここではおいておきます。
私の場合、唾を飲み込む回数は普通より多いと思います。(何をもって普通と言うかという問題はありますが)それは、なぜそうなってしまうかと言うと、私の一番悩んでいる症状、「顔の中に何かうにょうにょするものがある」に伴って、口の中に唾液とは違う何か泡のようなものが出てきてたまっていくのです。その場その場で飲み込まざるを得ないので、必然的に飲み込む回数が増えます。その自覚もあります。
私もピアノさんと同じで噛み合せはめちゃくちゃでかみ締められない状況です。飲み込むときのかみ締めがどうのという理屈は私自身にとってはあまりピンときません。
私自身の経験では腹部膨満感が症状として強かったときは今のようなうにょうにょ、にゅるにゅる(泡のような物が出る擬音です)症状は起こっていませんでした。
いろんな症状の方がいらっしゃるので、一概には言えませんが、あくまで私個人の場合ということで書かせていただきました。


[430] 掲示板No.3974の記事について 投稿者:ピアノ 投稿日:2002/07/10(Wed) 10:22

おはようございます

>個人的な感想としては、新しい事実と言うよりも過去の経験で嫌でも感じていた事の一部が臨床報告された程度に思います

私も現在感じていることで、呑気症について記事の内容と同じ事を担当歯科医からも神経内科医からも説明されました。
掲示板の投稿でも腹部膨満感を訴えられる方いらっしゃいますね。

しかし私の場合、噛みあわせがズレて噛み締められない状態になってから呑気症がひどくなったのは、これいかに・・・という思いです。

長年の虫歯治療で歯を削りすぎで、上下の歯が当たらない状態でも、食いしばりと同じ状態の顎位にあるということなのでしょうか。


神経内科の先生は東洋医学併用で、舌を見ます。舌が膨張して歯型がついているのは、体に水がたまってむくんでいる状態。
記事にある「つばを頻繁に飲み込む」ことと何か関係があるような気がします。つばを頻繁にのんでいるかどうか意識したことないですが。4−5分でつばを飲み込むのが頻繁なら、普通の状態というのは何分なんでしょうね。

http://members.jcom.home.ne.jp/sakura394/


[429] はじめまして。 投稿者:佐藤 太一 投稿日:2002/06/28(Fri) 22:29

>管理人さん
ぼくも、顎関節症で悩む毎日です。
恥かしいのですが、告白します。

事件ファイル No1
「朝一くしゃみ事件」
その日は、スガスガしい朝でした。
朝起きて鼻炎の僕がくしゃみをしたとたん、「へけっしゅ!」
・・・・・はずれました。

事件ファイル No2
「おならして腰痛。ヘルニアか?ヘルニアか?事件」
その日は、肌寒くお腹もご立腹の昼下がり。
公園で散歩している僕を一発のおならが襲いました。「へんみっ」
・・・・・腰痛。

事件ファイル No3
「」


[428] 顎関節治療と自分自身の観察 投稿者:れな 投稿日:2002/06/19(Wed) 13:01

こんにちは、はじめまして。


私は今は地方の市立病院口腔外科でスプリントなどいろんな装置を試している顎関節症のものです。実は、私も「顎と歯」という題で患者側のHPを作ろうかとHPソフトを手に入れようとしていたときにここに出会いました。体験談が私と同じですっごく感激です。

★原因の始まり

私はどうも立つのが辛かった20年前のから顎の不具合が出ていたものです。そのころちょうど落ち込むことがあって、めがねをかけ始めたのもこのころです。ストレスと姿勢と顎は関係ありそう。

★治療前までの症状

私の場合は変な事を口走ったり、妄想を見たり精神的におかしいんじゃないかってところまで行きました。でも、スプリントのおかげで緩和されてます。症状としては書いたとおり
    精神的な面
    口腔が狭くて呼吸が出来なかったみたいで貧血
    腸の不具合
    げっぷやおなら
    肩こり腰痛、首こり
    視力の低下(噛みしめてた方が視力も低い)
    歯肉がやせて血の通わない色になる
    歯並びが悪くなる
が目立ちました。

★私の治療(途中経過)
治療はまだ途中なんですが、私の場合まず
   「スプリント」 
   「耳下と背中に低周波装置」
をつけて筋肉を軟らかくしてもらいました。軟らかくしてもらいスプリントをはめると首、肩、腰の痛みが取れ、腸の調子も改善されてきました。でも、その後に・・・
   「首が前に出て腰の曲がったおばあちゃん状態」
   「受け口にしてる」 
ようになってしまいました。とても仕事ができる状態ではないです。そこでいろいろ自分なりに工夫したら、
   「奥歯にお箸を噛む」
   「あくびをしたり笑う」
と口奥に空気がたまって
   「気持ちが良く、姿勢が良くなる」
ことに気がつきました。どうも、バレエの基本姿勢のような形なんですが
「重心がとれている」
ようなんです。

体がつらくて寝ているしか無かった私も、あくびをした状態だと歩くことも立ち続けていることも出来ます。それに、味覚、聴覚、鼻の通りもよくなったんです。ただ、その顎の状態はストレスに弱く寒いだけで筋肉が硬直して口が開きません。いろいろ試している内に、あくびをした状態を閉じていくと親不知の部分や歯の傾斜分の隙間があることに気がつきました。今はそのことを基本に先生にいろいろ試してもらっています。HP作者の体験談に「治療した歯に問題」があることがわかって、私も当てはまるか考えてみた方がいいのかなぁって思ってしまいました。

学校の歯健康診断に「顎関節症」が入るそうです。でも、私の場合
   「なんか変?たぶん親不知を抜いたときから」
   「口が開けにくいなぁ」
   「体がつらいなぁ」
っていうだけで、顎の音もそれほど気になりませんでした。そして、歯医者さんも「気にしすぎ〜」ってだけだし、口の開閉もお医者さんの許容範囲だったみたいです。これからどんなふうに予防、治療ができていくんでしょうね。私は実験台の一人かな〜でも役に立てれば良いんだけどな、なんて思いながら走れるようになるまで治療していこうと思ってます。(口腔外科の先生付き合ってね〜)

乱文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
また寄りますね。

                     かしこ   


[427] Re[426][425][423][422]: 姿勢と目に関して。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/06/16(Sun) 23:56

 こんにちわ。ひろきさん。
ひろきさんのレスはとっても参考になります。
やはり、経験者だからわかることってありますよね。

> 噛まないとは、噛む事でそれ以上の歪みを抑制するだけであって、なんの解決にもならないし、咀嚼や就寝時等の無意識下のブラキシズムまでは抑制出来ません。
> だから食事の後や起床時に症状を強く感じる事に繋がっていると思います。

そうなんです。夜はナイトガードというものをつけているんですが。
朝起きると、酷い鬱状態になり、腰のあたりが痛いんです。
ひろきさんの指摘があたっているんではないでしょうか。

> いなかもんさんは良い整体の方と巡り合った様で、それが良い風の流れとなってくれると思いますよ。
> そう言う流れってあると思います。

そうなってくれるとうれしいんですが。実は、整体は有効な治療法だとおもいますが。やはり、噛み合せが本当の原因ですから。噛み合せが治って初めて完治だとおもいます。
そして、いままでいろんな経験をしてきたので最後までわからないとおもっているのが本音ですが。。

では、ひろきさんレスどうもありがとうございました。


[426] Re[425][423][422]: 姿勢と目に関して。 投稿者:ひろき 投稿日:2002/06/16(Sun) 08:56

いなかもんさん、こんにちは。

NO.423での私のレスは、いなかもんさんの状況や言葉の引用をさせて頂きましたが、これは私の感じる一般的な咬合関連症候群の患者の現状として、私個人の意見として書きましたんで。

私の経験してきた事って、それぞれの詳細に差はあれ、経緯であったり症状の流れがあまりに他の患者さん達と似通っています。

>正常なガクイがない状態ですから、歯はむしろ噛み合せない方がいいんです。

そこが悪循環のループから抜け出せない重要なポイントかと思います。


体は歯を噛み合わせる事で得られる安定だったり、ある種のリセット作用をコンスタントに求めている。

しかし、顎位・咬合が不適切な状態で「噛む」事は、顎関節を始め全身の歪みやアンバランスを生ずる。

だから、症状を来している者にとって最重要項目とは、噛まない事ではなく、適切に噛める様にする事だと思います。

噛まないとは、噛む事でそれ以上の歪みを抑制するだけであって、なんの解決にもならないし、咀嚼や就寝時等の無意識下のブラキシズムまでは抑制出来ません。
だから食事の後や起床時に症状を強く感じる事に繋がっていると思います。

ですが、現実的に適切に「噛める」状態にないのであれば、今出来る事とは「噛む」事で得られるべき安定でありリセット作用を「噛む事以外」で補う事になりますか。

それが所謂対症療法って奴ですね。
対症療法にもいろいろある訳で、まだまだ問題は尽きないのですが。。。

いなかもんさんは良い整体の方と巡り合った様で、それが良い風の流れとなってくれると思いますよ。
そう言う流れってあると思います。



[425] Re[423][422]: 姿勢と目に関して。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/06/14(Fri) 22:58

こんにちわ。ひろきさん。またまたレスさせてください。

> 要はリセット出来れば良い訳ですけど。
> 噛む事でリセット出来ない部分を、AAOPや精神的ストレスを無くすだとか、整体等での施術で補っているのが現状なのかな?

ひろきさん、私の現状をするどく突いていますね。
全くその通りです。
正常なガクイがない状態ですから、歯はむしろ噛み合せない方がいいんです。そのガクイの代わりに整体の施術で補っているのが現実だとおもっています。ですから、最終的には、噛み合せが元に戻らなければいけないと思っています。しかし、整体のお陰で、冷静な思考力を戻せてきたのは感謝です。
あとは、歯医者さんしだいかぁー。。。。とおもうんです。

ひろきさん。では、またです。


[424] Re[423][422]: 姿勢と目に関して。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/06/13(Thu) 21:17

ひろきさん。こんにちわです。

> 私の体験では、顎位のバランスがとれ、そこでの咬合が得られると姿勢は勝手に良くなろうとします。
>
> そこでのポイントは「噛む」事です。一瞬でも歯を噛み合わせる事で、バランスの歪みがリセットされている感覚です。
>
> 顎位・咬合の状態に関わらず、生体反射として歯を噛み合わせる事である種のリセット作用がある様に思います。

 たしかに、そう思います。じつは、私も3年ほどまえですが。全身骨格をみてする、スプリント治療をしたことがありました。そのときは、ガクイ全体が高いためパニック症候群になってしまった経緯がありますが。。。
しかし、その時のスプリントは高さ以外は完成度が高く。いまでも時折口に入れるときがあります。すると、噛むと体全体がねじれて(ねじれがもどる?)全身が楽になります。
 全く、噛むということは重要なことなんですね。


[423] Re[422]: 姿勢と目に関して。 投稿者:ひろき 投稿日:2002/06/13(Thu) 10:51

いなかもんさん、こんにちは。

姿勢って難しいですね。
私の体験では、顎位のバランスがとれ、そこでの咬合が得られると姿勢は勝手に良くなろうとします。

そこでのポイントは「噛む」事です。一瞬でも歯を噛み合わせる事で、バランスの歪みがリセットされている感覚です。

顎位・咬合の状態に関わらず、生体反射として歯を噛み合わせる事である種のリセット作用がある様に思います。

顎位・咬合状態にズレや歪みが生じている場合、生体反射としてのリセット効果がないばかりか、新たな歪みを助長してしまいます。ですから余計に、意識的或いは無意識下でリセット出来る噛み合わせの位置を探している様に感じます。

噛んでも噛んでもリセットされない。
しかし確実に心身のアンバランスや歪みは起こっている。
そしてリセットされない事自体が、生体のストレスとして積み重なっていく。日常生活や仕事等での慢性的環境で。

そして、現代はストレス社会と言われる程の精神的ストレスにさらされている。

そんな悪循環が習慣化する事で、過度のブラキシズムや顎関節の負担、そして顎関節症や全身の不定愁訴へと発展していくのではないでしょうか。

それでも人は生きる中で、生活があり仕事がある訳で、リセット出来ない歯を噛み合わせ、姿勢も歪み、それが骨格の配列を見出し、筋のバランスを崩していく。
個体のキャパシティの限界が近づき、悪循環がさらなる歪みを促進させる。
そうなってくれば、もう自分の事だけで精一杯になってしまい周囲に気を使うどころか保身に走り、保身の為の攻撃性が増してくる。

なんだか恐いっすね。

要はリセット出来れば良い訳ですけど。
噛む事でリセット出来ない部分を、AAOPや精神的ストレスを無くすだとか、整体等での施術で補っているのが現状なのかな?

私はそんなふうに感じますよ。


[422] 姿勢と目に関して。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/06/12(Wed) 22:11

 こんばんわ。ひろきさん。
私が会社で、日ごろ感じていることを聞いてください。
私の会社はここ5年で全社的にパソコンによる電子化を進めてきたんです。でも、なんか社員のみんなが攻撃的になったように感じるんです。
 これを、姿勢、噛みあわせの視点で考えて見ました。
社員のみんなはデスクトップパソコンに朝から夜まで向かっています。その時の姿勢はみんな猫背で首を前に出し、目は上目ずかいで歯を思いっきりかみ締めています。当然、普段の姿勢も猫背、顎は前に突き出すようになってきました。

パソコンに向かう時、目線は指先ではなく。かなり指先より高いところをみますね。これも良くないんではないかと思います。
こうゆうわたしもいま、パソコンに向かっています。気分がわるくなることはしょっちゅうあります。

 こんなふうに感じるんですが、どうでしょうか???

 


[421] 姿勢と目 投稿者:ひろき 投稿日:2002/06/11(Tue) 23:45

こんばんは。

ちょっとセルフケアとは違う事柄なんですが。

私は現在歯科治療をして頂き、今まで慢性的な猫背でした。
治療段階が安定してくるに従い、自分の意図とは関係なく姿勢が勝手に良くなっています。

一時期は症状の波の様に、姿勢も良くなったり戻ったりを繰り返していました。
でも自覚的に顎位を維持できているか否かが関連した体感で感じられていました。

そして現在だいぶ顎位も安定してきており、それに伴い姿勢が良い状態が持続しています。

具体的に表現するとすれば、スプリングをちじめれば応力で元に戻るが如く、どれだけ猫背状態にいても、適正な顎位で噛む事でそこにスプリングの応力が働いているが如く顎を引き胸を張る良い姿勢に勝手になるんです。

以前整形外科や整体等で姿勢指導をされ、どれだけ意志の力でそれを制御しようとしてもままならなかった、所謂良い姿勢が勝手に噛む事でなるんです。

そして、題名にある「姿勢と目」ですが。

私は所謂一重まぶたと言う奴で、その中でもまぶたがあつぼったい部類になるかと思います。
なにが言いたいかと言えば、良い姿勢になる事で顎が引けて、言ってみれば僧侶の方が棒で背骨を矯正するが如くになる訳ですが、その状態で前方を普通に見る子とが出来ないんです。

姿勢は良い、咬合の安定感もある、それ以外の不定愁訴もない、でもその姿勢で普通に見ようとすると、目に必要以上の力を加えなくては視界として自然に見る事が出来ないんです。

具体的に言えば、その総合的に良い姿勢で前方を普通に見ようとすると、おでこにシワがよるほど力を加えないと通常の視界を得られない。

そこで、無理をして顎と言うか頭を後方に倒した所謂悪い姿勢にすると、他の症状は出ますが、事、視界に関しては必要以上の力を加えなくても見えるんです。

今まで数十年の蓄積のある不良姿勢が結果的に目の周辺筋群のパターンを生じているのかもしれないし、それは予後の経過を診る事で改善されるかもしれません。

でもそこで感じたのは。
ここでは一重まぶたで、所謂あつぼったい人?
そう言う人は必然的に視界を確保する為、機能的に顎を引かない不良姿勢になる傾向があるのでは?

元々の顎位・咬合が適正な方向にある人は、その成長過程で二重になったり、機能的に不便のない程度のまぶたになるのかな(笑)

とっても素人的で、かつなんの根拠もない話ですが、今感じている感覚をそのまま書いてみました。

なにか意見のある方いらしたら。
それに関わらず、いろいろなお話をしてみたいですね。


[420] Re[419][418]: セルフケア 投稿者:ひろき 投稿日:2002/06/09(Sun) 12:43

こんにちは。

いなかもんさんは太陽光線がお気に入りなんですね。
お天気の良い日に、のんびり太陽の光にあたっているなんて想像しただけでもほのぼのしてきます。

以前、太陽光線に含まれる紫外線・可視線・赤外線が自然治癒力を促進するとの事で、治療法として実際の太陽や太陽光線を再現した機器での光線療法をしていましたよ。

びっしょり全身汗まみれになるまで浴びていました(笑)
時間にすれば数十分ですが、大変気持ちが良いものですよね。

紫外線による皮膚への影響は確かにある様ですが、日頃から日光を浴びて皮膚の防護機能を高めるのは大切ですね。
そして、なんでもやり過ぎは毒になるって事でしょうか。

ほどほどに気持ち良いと感じている程度であれば、光線による効能の方が弊害よりも優っている様に思います。
そして自分のその時々のコンディションを見極めながらやる必要があると思います。
体調の安定していない時に、無理矢理汗をかくまで浴びていても良い事ないです。(多分)
自分は無理して浴びてフラフラになるなんて事結構あったし。

ちなみに、我々にとって直接結び付きそうな効能をあげておきます。

・鎮痛・殺菌・抗毒素・消炎・解熱・造血作用
・ビタミンDの生成・骨化作用
・内分泌・新陳代謝の活発化
・血液循環・呼吸機能の向上
・自律神経機能の調整作用による精神安定と安眠
・免疫調節作用
・体質改善

まだ効能はありますが、我々の不定愁訴改善に繋がりそうなものでも結構ありますね。

まあこれも肯定派の一方的な意見ですんで、試したい方がいらしても慎重に判断されるのが良いかと思います。

青竹踏みは気持ち良いっすね。
最近では百均でも売ってるし、足裏の反射帯が書いてあるイボイボのもありますね。
私の周りの人達は痛がりますけど、私はへっちゃらです。
やり過ぎると足の裏が凸凹んなってキモイっすけどね。

足繋がりで、足湯も良いですね。
結構セッティングが面倒ですが、頭寒足熱になります。
めまいと不整脈でフラフラな時にいきなり高温の足湯をしてぶっ倒れた事ありますよ(笑)
馬鹿ですね。でも本当に辛い時って即効性望んじゃいますから。
やはりどんな時も焦らず冷静にでしょうか。。。

余談ですが、私症状がかなり辛い時期も出来る限りジムに行ってたんですね。
そんな状態で筋トレするなんて良い事ではありませんけど、結構追いつめられてたんでね、無理してでも好きな事くらいはしないと精神衛生上良くないって事にして、家族の批判を尻目に。
そんな前振りはどうでも良いんですが。

その頃はベンチを好んでやっていましたが、その時々の咬合状態で挙上重量は20kgは違いましたよ。
悪い中でも良い咬合の時は渾身の力を出せるんです。
そして良い姿勢でフィニッシュまで動作出来ます。
全身の筋肉のバランスがとれているのが分かるんですね。

明らかに咬合状態に違和感がある時は、ただ重いだの軽いって次元の事じゃなく、バーを持つバランスは保てないし、胸鎖乳突筋は痛いし、限界近くなると背骨を歪ませないと力が入らないし、重いから持てないんじゃなく、根本的な力を出す信号が欠落している感覚でしょうか。
これほど咬合状態を図れるバロメータは、その頃は運動だけでしたね。
体を動かす事で咬合バランスが適正なのか否かが瞬時に分かりますね。

そんな訳で、体を動かすと言う事は確実に身体機能を取り戻す為に必要な事ですが、その時々のコンディションを良く知り、その時々に見合った事をするべきですね。
症状を抱えている時期の運動は、量ではなく質だと思います。
どれだけ自分の心に厳しく、体に優しくではないでしょうか。

どうしても、症状がある時はネガティブになるし、実際に体の自由は効きませんが、そんな状態が長期化すると、それが甘えや慣れになってしまう傾向があると思います。
出来る事は出来る、出来ない事は出来ない、そんな当たり前の事を精神だけで判断するんでなく、しっかりと体と相談しながら判断していきたいものですね。

なんて、こんだけ偉そうな事が言えるのも、自分が症状に慣れ、甘えていたからですが(汗)

まあ、焦らずぼちぼちが良いですね。
そんな浮き沈みでも継続していけば、絶対に良い方向に行くと思います。

今日もお天気良いから、久しぶりにボケボケしながら太陽に当たってこようかな〜。


[419] Re[418]: セルフケア 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/06/08(Sat) 21:07

こんにちわ。ひろきさん。
 大変参考になりました。ひろきさんのレスを見て。わたしもカキコしたくなりました。
 わたしが、よかったなーと思ったのは。「直射日光を顔にあてる」つまり、日向ぼっこです。単純で簡単ですが、とってもよかったです。おかげさまで、顎の筋肉の緊張がとれてきました。考えてみれば、お日様のひかりってレーザー治療みたいなもんではないでしょうか?(レーザー光よりももっと強力で、いろんな成分があり。しかも治療費はただ)
 あまりに、気持ちよかったもので。仕事を休んで朝から夕方まで、公園のベンチで横になっていたときがあります。おかげさまで、顔が焦げたなどといわれましたが。。。

 あと、土踏まずを刺激したり。足踏みなどもやりました。足踏みなど、鏡をみながらすると体の歪みがみえてしまいますね。
 
 こんなもんですが、どうでしょうか??

 では、またよろしくお願いいたします。

 


[418] セルフケア 投稿者:ひろき 投稿日:2002/06/07(Fri) 18:13

こんにちは。

皆さんそれぞれの症状で苦しんでおられると思います。
私は幸い私にとって適切な歯科治療をして頂く事で、顎関節症症状や全身の不定愁訴は改善してきており、日常生活を症状に捕らわれる事なく過ごし、社会生活への復帰も徐々に歩み始めております。

確かに適切な歯科治療を受診していく事が根本的解決であるとは思いますが、実際問題としてそれが普通に供給されていない現状もあります。

でも患者はそれを受ける事は勿論重要ですが、今現在症状に苦しみ戦っている訳で、現実的な対処をしていかなくては日々の生活を乗り切るだけで精一杯ですよね。
実際に私がそうでしたから。
何をするにも、まずは自分の症状と相談し、説き伏せたり説き伏せられたりの日々でした。

ですから、気休めでも患者自身で出来うるセルフケアで、少しでも現状を楽に気持ち良く過ごせるなら、それに越した事は無いのではと思い、私の経験で思い出せる範囲の、そして主治医や多くの方達に伺った手法を参考までに書こうかなと。

まず、顎位・咬合から起因する不定愁訴を引き起こしている要因の一つとして、顎位・咬合のアンバランスにより引き起こされる咀嚼筋群のアンバランスです。
表層筋から深層筋に至るまで、その影響は甚大です。
自律神経系にも影響を及ぼしている部分もあり、その為意志の力では制御出来ない不隋意筋への影響も少なくありません。(症状としては、不整脈や呼吸困難、内臓機能の低下等)
どちらにせよ、結果として咀嚼筋群のアンバランスが全身の筋群に影響を与えている事に変わりは無い訳です。

ですから、キーワードは「筋の弛緩」にある訳です。
勿論、弛緩させれば全てOKなんて事ではありませんが、筋のスパズムを軽減させる事=症状の軽減に繋がる部分は少なからずあります。

@ シャワーを当て、弛緩させる

これはとても単純ですし、誰もがやってみた事がある手法かと思いますがなかなかあなどれませんね。
私が症状で辛かった時期は、シャワーの温度を40度位にして、まずは体の末端から温め、最終的には咬筋・側頭筋・翼突筋・顎二腹筋・舌骨筋・胸鎖乳突筋(乳様突起の当たりを集中的に)・僧帽筋・後頭筋を集中的に当てていました。
細部の筋は、はたして外部からのお湯でどこまで弛緩されるかはさだかでは無いですが、意識してやると言う意味では良いかと思うし、また実際に効果もありましたよ。
当てている時間は、その日のコンディションにもよりますが、気持ち良くなるまで・筋の弛緩が感じられるまでですか。平均的には10分位はやらないと、なかなか効果は得られなかった記憶があります。
なにせ適正な治療を受けていない時期でしたし、効果が得られない時も。

似た手法で、蒸しタオルを患部に当てる事もしばしばやりましたが、蒸しタオル自体の持続時間が大変短いし、温度調節も難しかったので、あまりやりませんでした。
注意点としては、いきなり高温でやってはいけません。かえって状態を悪化させる事もあります。
後、その日のコンディションによって、温度調整や当てる場所等を考えないと同様ですね。
大前提として気持ちが良いのかが大切です。
嫌々やっていたりしては、かえってストレスになるだけです。

A ストレッチ

これもお馴染みな対処法ですね。
ですが、なかなか皆さん続かなかったり、現状でのやり方を間違えていらっしゃる様ですので、経験として言える事だけ。
手法としては、一概にストレッチと言っても様々ありますが、まず症状を抱えている患者にとって適していると思われる手法だけ。
軽くアップで体をほぐすって言うのは共通していますが、なんでも良いかと思います。その場で足踏みでも。
具体的なやり方は、ちょっと言葉で伝える自信がありませんので、要点だけにしておきます。
まず呼吸。
筋を伸展させる時に吐く訳ですが、あまり拘らずに息を止めない事だけ意識する。
得てして、限界まで伸展させている時は無呼吸状態になりがちですが、なにもそこまでやる必要はありません。
伸びる・曲げられる所までで全く構わないんです。それだけでも全然意味がある事ですから。
次ぎに反動をつけない。
一般的と言うか私の学生時代の頃は、ストレッチと言えば=柔軟体操的な事になっており、二人一組になってお互いが掛け声をかけながら反動をつけて押すって感じでした。
それ自体がストレッチ法としてはありますが、上級者向けの手法であり、我々の様な症状を持っており、初心者が行うべきストレッチは「スタティックストレッチ」が適していると思います。
気持ち良いところまで伸展・曲げた状態で静止させておくストレッチ法ですね。
目安としては、一動作で20秒以上静止させておくのが、部位をストレッチさせる意味では効果的の様です。
繰り返しになりますが、あくまで前提が気持ち良い事です。
ですから20秒ならその間、無呼吸や苦しいだけなんてストレッチではなく、気持ち良い程度に抑えるべきであって、それが結果的に心身を楽にしてくれますよ。
そして、大きい筋肉・大きい関節から行う。
これも良く言われる事ですが、体の中の大きい筋肉からストレッチし、弛緩させる事で、勝手に我々でしたら顎関節周辺の筋が弛緩してくれます。
私に関しては、一番最初に大腿四頭筋、緋腹筋、体側、大胸筋と言った具合に進みます。
それくらいする事で、大概は顎関節周辺の緊張は取れてしまいます。

症状の辛い時などは、それプラスアルファで全身のストレッチをします。時間にしたらのんびりやるので1時間ほどかかるかもしれませんが、楽しみながらやるので時間は気にならないし、結果的に顎関節周辺の違和感は消えています。
それとリンクしますが、自覚症状のある筋より遠い部位からストレッチするのも良いですね。

以上、言葉足らずですが、私のやってきたストレッチ法です。
なかなか自宅等で継続させるのは、自分の意志がかなり必要になるかと思います。
私は市営のジムに行き、自分にとってやりやすい環境のところに行っていました。そういう所って、なにかしらをやりたい人達が集まっているので、自然と場の雰囲気がやる気にさせてくれましたよ。

不随意筋に関しては、上記の手法でも結果的に自律神経の働きを適正にしていく方向にありますが、後は自律訓練法であるとか、精神安定剤を本当に辛い時は飲むのも手段としてありだと思います。
ただ、薬に関しては依存してしまう傾向がありますので、私の意見としては一時の対症療法として自覚して飲む事をお薦めします。

ちょっと長くなり過ぎましたので、今回はこの程度にしますが、まだまだセルフケアとして有効な手法は沢山あると思います。
題名がセルフケアですけど、操体法だとか、自強術、太極拳やらヨガ、気功等々、一度経験し、自分のものとしてやってみるのも、また大変有効な手段だと思います。
絶対に個々の方達にとって、その場しのぎであろうが助けになってくれるセルフケアはあります。
そして大切なのは、皆さんは実際に症状を抱えており、その時々でコンディションが大幅に変化している事です。
ですから、どれそれの手法と言う事に拘らず、それらの手法を現在の自分にとって気持ち良く出来る範囲の事から始める事だと思います。
一つでも、自分にとってものに出来れば、きっと皆さんの助けになってくれるはずです。
また時間が許す時でも追加したいと思います。
皆さんも有効な手法があれば意見交換しましょう。


[417] ありがとうございました 投稿者:チリ 投稿日:2002/05/21(Tue) 04:58

福岡の歯科医先生、ありがとうございます。

> >歯学界のブラックジャックの登場を願うばかりですネ。
> ブラックジャックですか、出て来てほしいですねぇ。一人や二人じゃ間に合いそうもないから、何人も出てくると良いですね。

治らないのなら、いっそのことDr.キリコに…
なんて事に、ならないようにしたいですね、本当に。
琵琶丸の針治療でも受けたいくらいです。{^。^`;

>そうではなくて、流石にこのクラスの矯正歯科医が
>きちんと治療すると、TMD患者の30%以上は
>症状が改善するのだそうです。

そうですか。そのきちんとした矯正歯科医に出会う事が
できれば、多くの患者さんも困らないのですが、
ここの皆さんのお話を拝見する分には、それさえも
パーセンテージが低いそうですから、実際の改善率は
とても低いものになってしまうのかもしれませんね。。

>個人的感想でしかありませんが、有効率は、副作用で
>悪化する確率の最低50倍以上無いといけないな、と思います。
>有効率は70%位欲しいですね。
>そして、副作用の発現率は1%以下。
>現状では少し厳しい基準ですが、
>そんな治療法が開発されると良いなと思います。

そのくらい有効確率の高い治療が世界のどこかで
実践されているとすれば、すぐにでも学会に発表していただいて
TMD治療のスタンダードとして活用されていくことを
切に願うばかりですね。

ありがとうございました。


[416] チリさんへ 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/18(Sat) 22:16


>歯学界のブラックジャックの登場を願うばかりですネ。
ブラックジャックですか、出て来てほしいですねぇ。一人や二人じゃ間に合いそうもないから、何人も出てくると良いですね。

それから、
>治癒することもできなければ、悪化することもない、、と。^^;
そうではなくて、流石にこのクラスの矯正歯科医がきちんと治療すると、TMD患者の30%以上は症状が改善するのだそうです。しかし、同時に治る人の半数くらいは悪化する人も出てくる。矯正治療そのものはきちんとできているのに、どういったわけか悪化する場合すらある。どのような要素でそんなことが起きるかが解明されていない、と言うことと思います。

”治る人も居れば、悪くなることもある”では治療法として採用できないと言うことなんだと思います。
個人的感想でしかありませんが、有効率は、副作用で悪化する確率の最低50倍以上無いといけないな、と思います。有効率は70%位欲しいですね。そして、副作用の発現率は1%以下。現状では少し厳しい基準ですが、そんな治療法が開発されると良いなと思います。


[415] 福岡の先生ありがとうございます 投稿者:チリ 投稿日:2002/05/16(Thu) 16:56

福岡の歯医者さま、素人の私にも分かり易い
丁寧なレスをありがとうございます。
今のTMD治療の現状が薄っすらとではありますが把握できました。
そういった歯医者さん達の努力を知らないと
被害を受けた患者さん達は、逆恨みをしてしまいがちですが、
歯医者さん達も悩みに悩んで頑張ってるんですよね。

それでもやはり患者としては‘良い結果’が出ないことには、
どんなに優れた専門家の考察や理論があったしても、
意味をなさないものなんですよね。

>「歯科矯正治療後にTMDの発現頻度が高くなることはないし、
>又減少させることもない。TMDを治癒させる予想は、
>TMDを引き起こす予想と同程度である。
>前方整位型スプリント治療後に歯科矯正治療を行なっても、
>スプリント単独療法より効果が勝ってはいない。」
>と結論付けています。

この教授の考察を言いかえれば、矯正による
顎関節症・不定愁訴などの発症および悪化は、
それほど神経質に心配することもないと捉えていいのかな。
治癒することもできなければ、悪化することもない、、と。^^;
私の先生の使っているスプリントは、スプリントであって
スプリントではない独自のものだそうなので、
ひそかに期待はしています。

>しかし、これは現在までに知られている治療法に関しての話で
>あって、世界の何処かでは新しい有効な治療法が開発されている
>可能性はありますので、絶対に矯正ではダメだとまでは
>言い切れません。けれど、もし、矯正で医学的に意味のあるレベルで
>TMDを治すことができる歯科医がいたならば、
>その歯科医の技術は”優れている”なんて生易しいレベルでは
>ありません。史上初であり、紛れもなく世界最高水準です。

歯学界のブラックジャックの登場を願うばかりですネ。
結論は、まだ出ていませんが、わたしの通っている
矯正歯科の先生がそうであって欲しいです。

> 茶化して言っているのではありません。顎関節症を治す事のできる
>咬合理論が、どれほど重いものかを言いたかっただけです。そして、
>そのような咬合理論が存在しない現状で、歯科医師たちがどれほど
>苦労してこの病気に関わっているかを師って欲しいのです。

多くの悩める患者さん達の為に歯医者さん達には
ぜひ、頑張ってほしいですね。
わたし達患者としても、それに甘えず一緒に考え努力して
なんらかの有益な情報を提供できたらいいなあと思います。

ありがとうございました。とても参考になりました。


[414] Re[413][412]: 歯科と整体 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/16(Thu) 15:06

> 今の医療は細分化され過ぎてしまって、
> 見えるものが見えなくなってしまっている可能性もありますね。。

そういった弊害もありそうですね。
でも、この分野の研究もそれなりに活発にされているんですよ。メジャーな研究論文だけでも1980年から1992年までに4,000を超えています。
多くの研究者がさまざまな意見を述べて混乱していたので、1991年に国際的に著名な専門家が現状を討論するため集まったセミナーが開催されました。
チリさんは矯正予定だったようなので矯正の話をしますが、矯正分野の報告を行なったのはテキサス大学のArthur.Storey教授でした。教授はそれまでの多くの論文を検討して「歯科矯正治療後にTMDの発現頻度が高くなることはないし、又減少させることもない。TMDを治癒させる予想は、TMDを引き起こす予想と同程度である。前方整位型スプリント治療後に歯科矯正治療を行なっても、スプリント単独療法より効果が勝ってはいない。」と結論付けています。

この考えは今も引き継がれていて、アメリカ国立衛生研究所の見解では、矯正や補綴でTMDを治療することはできない、とされています。

しかし、これは現在までに知られている治療法に関しての話であって、世界の何処かでは新しい有効な治療法が開発されている可能性はありますので、絶対に矯正ではダメだとまでは言い切れません。けれど、もし、矯正で医学的に意味のあるレベルでTMDを治すことができる歯科医がいたならば、その歯科医の技術は”優れている”なんて生易しいレベルではありません。史上初であり、紛れもなく世界最高水準です。

茶化して言っているのではありません。顎関節症を治す事のできる咬合理論が、どれほど重いものかを言いたかっただけです。そして、そのような咬合理論が存在しない現状で、歯科医師たちがどれほど苦労してこの病気に関わっているかを師って欲しいのです。


[413] Re[412]: 歯科と整体 投稿者:チリ 投稿日:2002/05/16(Thu) 09:14

> 整形や整体、耳鼻科、眼科などの人たちと交流が深まれば、この病気の研究も、もっと進むのでしょうが、、、

今の医療は細分化され過ぎてしまって、
見えるものが見えなくなってしまっている可能性もありますね。。


[412] 歯科と整体 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/15(Wed) 21:04

>もし、整体と連携の良い歯科医とめぐりあえていたら。こんなに酷いことにならなかったのに。。と悔やんでしまいます。

そうなんですか。困ったことですが、歯科医の性と言いますか、どうしても関心が口の中だけに限定されてしまうので、患者さんの全身に変化が起きていても気が付かないことが多いいんです。
整形や整体、耳鼻科、眼科などの人たちと交流が深まれば、この病気の研究も、もっと進むのでしょうが、、、


[411] Re[410][409]: どうして??!! 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/05/13(Mon) 23:05

こんにちわ。福岡の歯科医さん。レスどうもありがとうございました。
>一部の気合入れて顎関節症に取り組んでいる歯科医は、整体と連携して治療しているケースの方が多いですよ。
そうですか。。。じつは、いままでかかってきた歯医者さんのほとんどが整体などの治療に無関心だったもので。。。
もし、整体と連携の良い歯科医とめぐりあえていたら。こんなに酷いことにならなかったのに。。と悔やんでしまいます。

でも、
>一部の気合入れて顎関節症に取り組んでいる歯科医は、整体と連携して治療しているケースの方が多いですよ。

先生のこの言葉は、とても希望になります。全ての顎関節症患者がこのような先生にめぐりあえるといいんですが。。

先生、レスどうもありがとうございました。


[410] Re[409]: どうして??!! 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/11(Sat) 23:34


> どうして、顎関節症治療で。
> 歯科医と整体師(カイロなど)の連携ってとりにくいんでしょうね??

普通の歯科医は顎関節症には手を付けたがりませんね。
顎関節症はたいてい、放って置いても、何ヵ月かすると治ってしまいますし、それで治らない時は治療しても治らないと言われてますから、大学病院に任せようとするんじゃないでしょうか?

一部の気合入れて顎関節症に取り組んでいる歯科医は、整体と連携して治療しているケースの方が多いですよ。


[409] どうして??!! 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/05/09(Thu) 22:35

 こんちわ。
どうして、顎関節症治療で。
歯科医と整体師(カイロなど)の連携ってとりにくいんでしょうね??
(もちろん、一部の方々を除いてですが。。)
お互いパートナーという感じでいけば、顎関節症治療もより成功率が高くなると思うのに。。。
すみません。とっても素朴な疑問でした。


[408] 理想咬合 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/02(Thu) 19:31

>しかし、誰にも当てはまる画一的な「理想咬合」は無いか
あるいは発見されていません。

これはMR.X先生の書き込みですが、まさしくその通り。理想咬合を求める試みは全て失敗しています。画一的どころか個人個人に付いても理想咬合を求める方法は確立していません。

だからこそ、ここに来ている歯科医は全員が(MR.X MIC KDC そして私)「TMD治療のために大規模な補綴や、矯正をするのは危険だ」と警告している訳ですね。

その点では一致していても、各人の主張に違いはありまして、「スプリントも含めて絶対反対」派はMIC,KDCの御二方、MR.X先生は「なお、スプリントは、夜だけ付ける分には、問題が少ないですし、
プラセボとして、診断用として、ナイトガードとして
ハ少なくとも意味アルト思います。」
という訳でスプリントまでは容認。しかし、「天然歯を削るということは、害のある方法ですから、プラセボ効果ではなく本当に効果があリ、かつ悪化させる危険が少ないという証明がされない限りやるべきではありません。」という事で補綴反対。そして、AAOPアプローチが良い。

さて私は「AAOPアプローチでは ななままさんのような患者さんには対応できない。まぐれ当たりで治ることもあるから、何度でもスプリントを作り変えるのが現実的だ。」と主張している訳です。
つまり、一番スプリント寄りの主張な訳です。


[407] 解釈 投稿者:MR.X 投稿日:2002/05/02(Thu) 01:17

福岡の歯科医 さんの定義では、
たぶん、その歯科医が理想的な咬合位を診断する手段をもっていない場合をスプリント、


その歯科医が理想的な咬合位を診断する手段をもっている場合
は、スプリントと呼ばない。

ゆえに、福岡の歯科医 さんの装置は、その辺のスプリント
とは違うとおっしゃりたいのだと思いました。




[406] おや 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/01(Wed) 23:43

「咬合を改善」じゃなくて「咬合を変更」ですね。


[405] 再びAAOP 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/05/01(Wed) 23:40

1)スプリント系の装置はTMDに対して有効性を科学的に証明できていない。
2)TMD患者に対して大規模な補綴等で咬合を改善しない方が良い。
これは私の考えというより、アメリカのTMD研究者の主流の考えで、AAOPの見解とも一致する、いわば常識です。

MR.X先生もそのことは承知していると思いますよ。


[404] Re[403]: ORAL ORTHOPEDIC APPLIANCES 投稿者:ミカリン 投稿日:2002/05/01(Wed) 23:10

> 福岡の歯科医 さんは、スプリント治療をしていると思います。
> スプリントを使っていないというのは定義のあやにすぎません。

本当にそうなのかどうなのか分かりませんが、
今までのスレを見ても思いますが、
(定義のあや、というのも良く分かりませんし)
もし、スプリント(状のもの)を使っているのにも関わらず
スプリントはダメだとか、はたまた矯正はダメだとか言われても
素人には、全く何の事やらさっぱり分かりません。
もちろん、スプリントにも様々ある事は知っていますが
それならそれで、そういう風に言えばいいのに
一辺倒にアレはダメ、コレはダメと言われても
素人である患者さんは、混乱してしまうと思うんですが。。。


[403] ORAL ORTHOPEDIC APPLIANCES 投稿者:MR.X 投稿日:2002/05/01(Wed) 22:15

福岡の歯科医 さんは、スプリント治療をしていると思います。
スプリントを使っていないというのは定義のあやにすぎません。
口に入れて一時的に咬合を変える器具のことを
日本では一般にスプリントと呼ぶとすればですが。
もともと、咬合を変更する方法は、そういう器具を入れるか、
削るか、補綴か、矯正しかないので、咬合治療とはそういう方法
しかないはずです。


[402] メールの返事にかえて 投稿者:ミート 投稿日:2002/05/01(Wed) 14:45

ええっと、「397」の書き込みをしてからかなりの数のメールが届いたのですが、僕は現在ひとつも返事を書いていないしこれらに今後返事を書くつもりもない(笑)。
それとみなさん勘違いをされているようですが、ぼくはマウンテンさん批判を書いたわけではない(笑)。マウンテンさんの書き込みを僕は肯定しているし、それ以上でもそれ以下でもない。花子さんはマウンテンさんも迷っている患者さんたちのひとりであるということをお忘れではないでしょうか?これだけの多くの人が見ている(そしてほとんどの人たちがそれぞれ苦しんでいる)ホームページを運営するということがどういうことなのか考えたことはありますか?顎が鳴るというだけの人から全身に不定愁訴を抱えているという人まで見ているということを考えたことありますか?
メールに返事を書かない僕が優しいでしょうかね?書き込みひとつで一喜一憂してたら悪い人にかんたんに騙されるぞ(笑)
僕は言葉というものは書き手と読み手が存在してはじめて成立すると思っているのですよ。(あたりまえのことだが・・・)だから慎重に書かれたものは慎重に読まれるべきであると思っているし、もし自分のところに慎重に書かれた(と僕が思う)メールが届いたら、僕もそれに見合うぐらい慎重にそのメールを読み、慎重に返事を書こうと思っている。
マウンテンさんの書き込みに強さだけじゃなくて悲しみや優しさもとうぜん含まれてることぐらいわからないかなぁ?


[401] Re[400][398]: 治療法について 投稿者:ミカリン 投稿日:2002/05/01(Wed) 13:59

> それから ミカリンさんへ

花子さん、レスありがとうございます。
そうですねー。個人個人で口腔の状態は違いますから
一概にこうすれば良い、という画一的な考え方をする方が
ナンセンスかもしれませんね。
私は歯科治療で咬合が狂ったというわけではなく
もともと、噛み込みが深くて歪んだ歯列(表現し難い)を
しているんですよね。
とりあえず今通っている矯正歯科の先生は不定愁訴に関しては
とても実績もおありの先生のようなので信じてみようと思います。

> わかっていません(笑) 今は新しくできるスプリント待ちです。

わたしはスプリント装着して半年近く経ちます。
私の嵌めているスプリントは下顎の前歯を除く
全歯列を外側から覆うように装着するようなタイプです。
ピンポイントで嵌めるようなものではないので
歯の沈下は起こっていません。
外した後は悪くとも噛み合わせる事ができるので
食事にも不便はありませんね。
もともと顎関節症ではないのですが、もともとの
噛み合わせがおかしいので(専門的なことは良くわかりませんが)
スプリントで下顎を誘導しているという感じかな。
花子さんにとって、できたスプリントが有効に働くと良いですね。(^^)


[399] Re[398]: 治療法について 投稿者:ミカリン 投稿日:2002/05/01(Wed) 10:15

> 運良く治ったら、それ以上を求めない方が良い。補綴や矯正はしないほうが良い。スプリントはまぐれ当たりで咬合位を探す方法です。スプリントを使っているということは、その歯科医が理想的な咬合位を診断する手段をもっていないことを示しています。だから、決して、恒久的に咬合を大きく変える治療を受けてはいけません。

福岡先生、こんにちは。質問させて下さい。
もし治ったとして、その後スプリント外したら、
また再発するということはないですか?
わたし自身、スプリント後に矯正をする予定なんですよね…。f(^ー^;


[398] 治療法について 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/30(Tue) 23:01

> しかも、結局、あなたの言うところの「原因」を明らかにせず、
> その「原因」とブリッジとの関連も示さず、治療法も
> 明かさないのでは、不安を煽ったにすぎないのではないでしょうか?

治療法は今回は書きませんでしたが、過去ログではできるだけ詳しく書いたつもりです。ですが、皆さん理解されなかったようなので、もう書くのを止めました。

私の方法の原型は、丸山剛郎大阪大学名誉教授の考案した方法です。丸山先生はTMDの研究では日本を代表する学者ですから、彼が教えるとなれば多くの歯科医がその研修会に集まりました。ここ4,5年の内に1000人近い歯科医が参加しただろうと思います。
その歯科医の前で、説明しながら治療をして見せるのですが、みんな何がなんだか判らないのです。結局理解できたのはほんの数人の歯科医だけだったと思います。
参加した歯科医は、自分の診療所を閉めて、高い研修費を払ってきているのですから、真剣です。
それでも理解できない。
中には治療用の装置を含めて1000万円近い投資をした人もいる。当然真剣です。それでも分からない。そんな方法です。

最初のうちは私も何とか説明しようとしたのですが、うまくいきません。考えてみれば、上のようなことがある方法なのに、私が説明できるわけが無いですね。そのことに思い至って、もう説明はしないことにしました。

どの道、私と直接接している患者さん以外にはそのような治療法は存在しないも同然ですので、説明したところで詮無いことです。そこで、もう書くのを止めました。替わりに、皆さんが実際に受けることができる治療法についてのアドバイスをしようと考えています。

具体的にアドバイスしましょう。
現状では、咬合と全身症状との関係は、一般的には理解されていません。ですが、一般的に使われているスプリントでも、まぐれ当たりで治ることがあります。5軒でダメなら10軒、それでダメなら20軒歯科医院を回ってみることです。歯科医師の腕では有りません。貴方の運です。
運良く治ったら、それ以上を求めない方が良い。補綴や矯正はしないほうが良い。スプリントはまぐれ当たりで咬合位を探す方法です。スプリントを使っているということは、その歯科医が理想的な咬合位を診断する手段をもっていないことを示しています。だから、決して、恒久的に咬合を大きく変える治療を受けてはいけません。


[396] AAOP 投稿者:MR.X 投稿日:2002/04/28(Sun) 23:45

オクルージョンが原因とはならないとまでは言われていません。
明白な因果関係は認めづらいということです。
全く関係ないなら、歯を如何に削ろうが、
問題ないということにさえなってしまいます。
また、AAOPの考え方と違う治療をするなら、
その歯科医が準じていないということです。






http://www.aaop.org/TMD/info_factors.htm

http://www.aaop.org/TMD/info_conclusion.htm


[395] 横レスですが 投稿者:マウンテン 投稿日:2002/04/28(Sun) 20:54

いぬさんへ

少し焦りすぎている印象を受けます。

福岡の歯科医さんも含め、ここに参加されている専門家の先生方は、各自診療所を持ち経営を
している歯科医なわけですから。ネット上での、よろず相談を生業としているわけではありま
せん。

何から何まで「全部教えろ」というのは虫が良すぎるのではないでしょうか。

>で、考えると、こういう目に遭った後は、救ってくれる劇的な場所を求め、
>今までの悲劇を聞いてくれそうな先生をコロッと信用しそうになりますよ
>ね・・でも、それって、危険だと思います。「もっと他にいい治療法があ
>るはず」とか「今までの治療法を根本から覆すような治療に変えなくては」
>なんて思ったら、だめなんじゃないかな?と。冷静に考えたら、ブリッジ
>したことでおかしくなったのだから「元に戻す治療」をしてもらう先生を
>探すしかないんだと思います。そして、治療を具体的に細かく挙げてくれ
>て、なおかつ世間的・大多数の人に信用できる考え方が、一番だと思いま
>す。その意味では、ここに書き込んでるどの専門家も、具体的な治療法を
>明かしていないので、信用できませんね。

自問自答されるのは結構ですが、もう少しお考えになってから書き込みされた方がいいのでは
ないでしょうか。

不定愁訴を含む顎関節症治療に関して、『世間的・大多数の人に信用できる考え方』や『具体
的な治療法』を、事細かに、明確に、全てウェブ上で公表している歯科医なんて自分の知る限
り存在しませんよ。

インターネットで全てがわかってしまうというのは幻想です。

わかろうとするのも無謀なことです。

まず、原則を踏まえてください。

「はじめに」の中に記載している通り、ここはマウンテンという個人の運営しているサイトだ
ということ。

参加されている方達は、各自の意思で自主的に書き込みしているだけであって、よほどのこと
がない限り発言を強制されるいわれはないということ。

メールでのやりとりや、掲示板での発言にせよ、必ず自分の意に沿ったレスポンスがあるとは
限りません。

見ず知らずの他人に、インターネットの掲示板を通じて全てを教えられるほど気のいい方とい
うのはそんなにいないと思います。

このサイトは、さまよっている患者さん達が集う「オアシス=休憩所」的な存在かもしれませ
んが、けして留まって安住する場ではありません。

ここに来れば、全てがわかる。何もかも解決するといったパラダイスではないのです。

一時的な情報交換の場、得るものを得たら行動を起こすべきであって、むしろ、このサイトに
来なくても済むようになるのが、各患者さんにとって理想的なことなのではないでしょうか。

いぬさんだけでなく、参加されている患者さん一人一人が、限られた情報の中で試行錯誤され
ているのだと思いますよ。

そういったことを考慮されずに、参加されている方達に向かって、
「わからないことだらけだ!!全部わかるように説明してくれ!!」
というのは、焦燥だと思います。

けして、ここで続いている一連の議論をするな、というわけではありませんよ。
もう少し冷静になられて、常識を逸脱しない範囲でお願いしますということです。

焦っても、良いことは何もありません。

http://gakukansetsu.com/


[394] いぬさんへ 投稿者:ひろき 投稿日:2002/04/28(Sun) 18:29

こんにちは。

>MR.Xさんは、いつも、一般的な治療法(歯科界や論文で発表されてること)しか述べてませんが、それが、世間一般的・大多数の常識的な考え方で、間違ってないと、思います

>治療を具体的に細かく挙げてくれて、なおかつ世間的・大多数の人に信用できる考え方が、一番だと思います。

それは、現状ではまぎれもなくAAPOの事であって、歯科治療の主流だと思うのですが。

>冷静に考えたら、ブリッジしたことでおかしくなったのだから「元に戻す治療」をしてもらう先生を探すしかないんだと思います。

それはある意味そうなんですが、まず何故ブリッジをした事で下顎変位が起こり、その咬合状態で何故TMDや不定愁訴が起こっているのかを理解している歯科医でなければ戻せません。
いくら技術不足や臨床不足の歯科医であったとしても、一般的主流の咬合平面はとっているんだと思います。
それで改善しないのに、噛み合わせが原因だと感じるのであれば、根本的な咬合平面なり顎位の捉え方に不備があると言う事だし、現実に私の経緯はそうでした。

>私達は、主治医に「何とかなる」だの「あまり気にするな」「悪くはなってない」と、毎回毎回だましだまし良いことだけしか聞かされなくて、本当の事(医師に都合の悪い事)はいっさい聞いてないのですから・・

私も嫌って程経験しましたが、殆どのケースではそれらの言葉は本心で言っているんじゃないですかね?
だって現状の歯科治療における基準的な顎位・咬合に調整しているんですからね、各々の歯科医は。
そうなれば、噛み合わせは彼らに言わせれば問題ないんですから、精神的・肉体的ストレスと言う答えになってある意味当然でしょう。
それが一般的にもっとも普及している歯科治療と私達患者の現実だと思います。
大前提として、概ねその因果関係は歯科でも医科でも否定されています。

でも、確実に精神的要素は症状に関わっています。
肉体的なストレスも。
だからややこしいんです。AAOPでの治療でも程度の差はあれ軽減する事もあるし、スプリントでも同じです。
でも全ての症状を網羅出来ません。

>早急に治したい、率直に話したい、今どうすうればいいか?を聞きたいだけです。

私は思想を書いているつもりはありません。
経験した事と、実際に改善した事を伝えているだけで、その伝え方に問題があったのなら反省します。
いぬさんや皆さんがどうすれば良いのかは分かりません。
でも、その方向性を得る為の一つの情報となれればと思い、経験と分かる範囲の事を書いています。

一患者のたんなる訴えなんで、惑わされる事なく情報の一端として受け止めて頂ければと思います。


[393] MR.Xさんへ。 投稿者:いぬ 投稿日:2002/04/28(Sun) 16:27

AAOPの考え方の先生で、噛みあわせを変える治療(矯正)をしました。
→これは、矛盾してませんか?「噛みあわせは関係ない」と言うなら、歯をいじらないで欲しいです。いじっておいて、噛みあわせじゃないなんて、どういうことですか?

ななままさんのブリッジもそうですが、噛みあわせを変える為に、いじったのなら、噛みあわせが正しくないから、悪くなったのですよね。なら、噛みあわせが、やはり、原因ではないですか?!


[392] Re[387]: 具体性無し 投稿者:いぬ 投稿日:2002/04/28(Sun) 15:52


私も、ななままさんと同じく、顎が完全に左にずれ、体が痛いです。矯正がきっかけなのは、明らかです。でも、ななままさんへ。
MR.Xさんの文
> これですと、これを読んだ人は、ブリッジがひじょうに危険なもの
> のように思い込んでしまうのではないでしょうか?
> しかも、結局、あなたの言うところの「原因」を明らかにせず、
> その「原因」とブリッジとの関連も示さず、治療法も
> 明かさないのでは、不安を煽ったにすぎないのではないでしょうか? そういうことして何か意味があるのですか?

→私は、これを読んで、そのとおりだと思いました。それに、MR.Xさんは「ブリッジで悪化させたこと」に関しては、否定してないからです。中には、ブリッジで治った人もいて、一般的な治療法としては、ごく普通の考え方なんだ、と思います。多分、私達が、受けた治療(ブリッジなり矯正なり)は、先生の技術が悪かったか、治療の時期が悪かったか、だと思います。MR.Xさんは、いつも、一般的な治療法(歯科界や論文で発表されてること)しか述べてませんが、それが、世間一般的・大多数の常識的な考え方で、間違ってないと、思います。ただ、私達の今の状況が、かなり普通じゃないので、被害者としてどうしても、治療に対する反感から、一般論では納得がいかなくなってきているんだと思います。「ブリッジしてなかったらこんなことにはなっていなかった」、「いまの体調の悪さは全部ブリッジのせい」、と考えるのは、被害者として当然だけど、医療側からすれば、飛躍しすぎていると思うのかもしれません。悔しいですが!!でも、その治療を選択したのは、誰のせいでもなく、自分で決めたことなんですよ。結局、私達はもう酷い目に遭った後なのだし、これからの治療を考えるのが一番ですよね。
で、考えると、こういう目に遭った後は、救ってくれる劇的な場所を求め、今までの悲劇を聞いてくれそうな先生をコロッと信用しそうになりますよね・・でも、それって、危険だと思います。「もっと他にいい治療法があるはず」とか「今までの治療法を根本から覆すような治療に変えなくては」なんて思ったら、だめなんじゃないかな?と。冷静に考えたら、ブリッジしたことでおかしくなったのだから「元に戻す治療」をしてもらう先生を探すしかないんだと思います。
そして、治療を具体的に細かく挙げてくれて、なおかつ世間的・大多数の人に信用できる考え方が、一番だと思います。その意味では、ここに書き込んでるどの専門家も、具体的な治療法を明かしていないので、信用できませんね。

福岡の歯科医さんは、自分の理想・思想と一緒になって素晴らしい文章を書いてますが、実際はそんな甘いものじゃない、と私は思います。悲劇に遭った患者に同情してくれるのは、とても嬉しいですが、かといって、信用できるかは、別です。治療法を明かさないのは、異端だからだ、と思います。異端が、いい場合もありますが、私は危険の方が多いと思います。
ひろきさんの文も、沢山勉強されて思想は素晴らしいとは思いますが、「それで、具体的に、何が言いたいのか?」いつもわかりません。もう、「思想」はいいです!!理想的な一見優しそうな文章は、読んでるとイライラします。そうでなくても、私達は、主治医に「何とかなる」だの「あまり気にするな」「悪くはなってない」と、毎回毎回だましだまし良いことだけしか聞かされなくて、本当の事(医師に都合の悪い事)はいっさい聞いてないのですから・・
せめて、ここぐらい、「思想」は抜きにしてもらいたいです!
「現実的」「具体的」「理想・夢は、なし」で、いきましょう。ここを見てる人は、早急に治したい、率直に話したい、今どうすうればいいか?を聞きたいだけです。


[391] Re[383]: 無題 投稿者:いぬ 投稿日:2002/04/28(Sun) 13:55


> きっかけのブリッジはいったいどうするんですか。
> きちんと治療法を教えてください。
→私も、きちんと、教えて欲しいです。ブリッジがきっかけじゃないと、いうなら、それ以外のことをして、ちゃんと、治るんですか?はっきり、言って下さい!


[390] Re[387]: 具体性無し 投稿者:ななまま 投稿日:2002/04/28(Sun) 07:44

MR.X先生。
この症状はフィクションではありません。私も現にこれらの症状が出ています。ブリッジを入れてから、顎の痛み、違和感と共にこれらの症状が現れました。顎が鏡で見てもわかるほど左にずれ、体の左側を中心に症状が出ています。
 ブリッジを闇雲に作り替えたり歯を削ったりすればいいのか?そうではないと思います。だからお聞きしているのです。これらの訴えがフィクションだと片付けられるのなら、この掲示板の多くの書き込みは一体何ですか?誰が不安を煽るために書いているというのですか?
 


[389] 生の例だと 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/28(Sun) 05:58

昨日治療した患者さんの場合です。ほぼ生の訴えを書いてみます。

頭に何かかぶったようで変。夜になると目玉がグニグニと動く。目の周りの血管が脹れていて失明の可能性があると眼科医に言われた。原因不明で、眼科では原因が見つからない。視力は1.5から0.6に急に落ちた。目の下のほっぺたが突っ張って痛い。目の奥が痛い。棒が真っ直ぐに見えない。立とうとすると、どんどん前の方に行ってしまいたてない。今日は右方向にぐるぐる地面が回っている。息が吸えない。鼻も喉も狭くなっている。心臓がなんだか変で痛い。死ぬんじゃないかと思う。首が重く痛い。今日は前に来ているが、昨日は頭が右に行ってしまって動かなかった。歯茎が痛くて歯が動いている。(実際には動揺していません)声が出ない。右肩の後ろから下にかけて重くて変。右手の親指の付け根がぴりぴりする。字が書けない。背中が強張る。痛い。右足が短い。右の腰が前の方に行ってしまう。膝に力が入らない。

いくらなんでもこれでは訳がわからなすぎるので、要点を整理したのです。


[388] フィクションでは有りません 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/28(Sun) 05:15

フィクションではなく具体的にそういう患者さんはたくさんいます。その人たちはもっと多彩な症状を訴えますが、その訴えのなかからこの病気を理解するのに便利なように症状を整理しただけのことです。これは一人の患者さんがもっと多くの訴えを持っているということですが、それでは分かりにくいので共通した訴えと、本質と思われる訴えに絞って記述しました。

患者さんたちの表現は人それぞれですが、そして異常の訴えももっと広い範囲に及びます。しかしその訴えのなかから本質に近い部分のみを選択すると、あのように整理できると言いたかったのです。

病気の究明の第一歩は、その病気がどのような症状を持つかを記述することから始まります。これは基本的な医学常識と思います。この病気に関しては、その最初のステップが間違ってしまっているため迷宮にはまり込んでいるといいたかったのです。




[387] 具体性無し 投稿者:MR.X 投稿日:2002/04/28(Sun) 00:01

>歯科医院でブリッジを入れてから、顎に違和感が出た。喉の奥にも張れた感じがして呼吸がしにくい。首が痛む。肩や背中が凝っていて辛い。腕が痺れ、字が書きにくくなった。めまいがひどい、下を見ようとすると倒れてしまう。視力が落ちて、景色がゆがんで見えたり、眼が痛む。腰が左右にずれた感じがして歩けない。ブリッジを入れる前はこんな症状は一切無く健康そのものだった。歯が原因に違いないと思う。

>これは私が治療した患者さんの訴えを基に書いたのですが

よく分かりました。上記は、実例ではなく、症状を組み合わせて
つくったフィクションだということ。
フィクションとして症例をつくるのはご自由ですが、
これですと、これを読んだ人は、ブリッジがひじょうに危険なもの
のように思い込んでしまうのではないでしょうか?
しかも、結局、あなたの言うところの「原因」を明らかにせず、
その「原因」とブリッジとの関連も示さず、治療法も
明かさないのでは、不安を煽ったにすぎないのではないでしょうか? そういうことして何か意味があるのですか?


[386] 追記 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/27(Sat) 21:46

ここで私が言っている原因というのは「ブリッジが」というようなことでなく、体の何処が障害を受けてどのような過程で症状が出るかという意味での「原因」です。


[385] Re[379][376]: AAOPアプローチ 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/27(Sat) 21:27

> 私もぜひ聞きたいです。ブリッジを入れて私もこれと全く同じような症状が起こって来てます。
> MR.X先生、教えてください。お願いします。
> そして福岡の歯科医先生は、これらの状態をどのように考えて対応されるのか、よろしかったら簡単にでもいいので教えてください。

はい。 ここに上げた症状は闇雲に書いた訳ではありません。私がこの病気の原因と考えているものに密接に関係した症状を選んで列記したのです。
言い換えれば、この病気の原因から考えて典型的な症状はこうなりますよ、っていう例を挙げたのです。一見すると関係が無さそうなこれらの症状は、実は密接が関連があると私は考えています。ですから、私の対処法はその原因を取り除くことです。

しかし、私がここで具体的に書くことは意味が有りません。この方法は私のオリジナルであり、その治療法をしている歯科医は他に居ないので、ななままさんがそれを受けることはできないからです。私にできることは、ななままさんが受けることのできる治療法のうちで、どれが一番可能性が有るかについて、私の意見を述べることだけです。心苦しいのですが、今はここまでしかできません。


[384] Re[380]: 無題 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/27(Sat) 20:55

> また変な言い方をすれば、科学的に証明出来ても、病気・症状が治らなかった意味が無いとも思いました。

勿論そうです。最初のうちは治すことで精一杯なんですが、だんだんと欲が出ます。より確実に治したいと思うようになりました。それで、この病気のメカニズムを研究するようになりました。
メカニズムを調べるもう一つの目的は、それがわかれば誰でも治療ができるようになりますから、皆が助かるでしょ?


[383] 無題 投稿者:ひろし 投稿日:2002/04/27(Sat) 18:55

MR. Xさんの考えはまずブリッジと特定しないで他の疾患を疑えという考えですね。
そうすると最初に
脳腫瘍やストレスによる精神病その他ですね。
もしくは最後に口腔疾患である外傷、ブリッジですね。
でも歯科医である先生はなぜ最初に口腔内が原因かどうかわからないのですか?特定できないんですか。
不思議です。
また症状で病名がわかるのですか、それとも原因がわかるのですか?それとも治療方法ですか?
先生であれば、診断できるはずですから。

そして鑑別治療としてナイトガードをプラセボ効果で治すんですか。
どうゆう診断がくだせるんですか?プラセボ効果があるかないかが、わかる診断ですか?
きっかけのブリッジはいったいどうするんですか。
きちんと治療法を教えてください。


[382] Re[381]: ブリッジ 投稿者:ひろき 投稿日:2002/04/27(Sat) 18:30

こんにちは。

横レス失礼します。
MR.Xさんの書き込みに対して、私個人の感想と言うか思いを書きます。

例えば、歯科治療を前後の境として顎関節症状であるとか、所謂不定愁訴が発生したとしても、初期段階として患者のとるべき対処は、ある意味私もMR.X さんのおっしゃる事は理解出来るつもりです。
それを境にしなくても、なんだかの心身状態の不具合が生じているのであるなら、患者としても、それを診断する医師としても客観的に個体のトラブルシューティングを考えていかなくては、治療・治すと言う事には結び付かないと思うし、またそれをすべきでは無いかとも感じます。

顎関節症・全身の不定愁訴であるのなら、現状ではAAOPの元、またそれに追随する可能性のある疾患の有無を確認する為にも、他科での検査・診断は必要な事だと思います。

それは当たり前の事です。

それらの可能性を消去法的に消化していき、辿り着いた所が、仮にななままさんの書き込みを借りた所のブリッジであったとしら、それは現状ではどうしようも無い現実があると、私は、私の経験に照らし合わせると勝手に思うのです。

AAOPを指針としている限り、そこに問題があっても、それを問題としない現状が出来上がっていて、精神的要因・対症療法を見る事しかしない体制では、患者は行き止まりの壁しかない道を示されたのも同じです。
しかしながら、試行錯誤的に仮に問題があるであろうブリッジを作り替えたり調整しても、試行錯誤ではやらない方が良いとも思います。

プラセボはもう良いですよ。水戸黄門様の印篭よろしく「プラセボだよ」ってのは、ほんと勘弁してもらいたいです。
患者の方達は、本当にプラセボで納得がいっているんですか?
臨床現場の歯科医師達は、精神的・心理的要因が根本原因だと思っているんですか?
理論に合わない顎位・咬合で改善すると言う患者の言葉の裏にはプラセボしかないと思っているんですか?

私の経験では、勿論精神的要因もプラセボ効果も存在しての症状であり経過があるであろう事は否定しませんよ。
でもそれだけじゃないでしょ?

No.376の福岡の歯科医さんが提示したケースが、他科での診断では良好であったとして、頚部の痛みなどを歯科的治療で取れる事が少なからずあると私は思うのですが、頚部の痛みの改善を見越した歯科的治療をしなくては治りません。
ですが、現状でのAAOPでは、それを精神的アプローチや理学療法で緩和させる事しか出来ないんですよ。
何故口腔内を治療しないかは、その因果関係が分からないし、知ろうとしないからだと思います。
知ろうとすれば、そこには必ずEBMの壁が立ち塞がり、医学的・科学的根拠をまず提示させる必要性が出てきます。
治るか治らないかではなく、結局は同一の事ですが、論拠が第一な訳です。
それも当たり前の事です。

東洋医学的な鍼灸であったり、気功であったりを、解剖学から解明しようとするのと同様な困難性があるように感じます。

とても失礼な言葉の羅列をしてしまいましたが、今の私に出来る憤りです。

一患者が、どれだけ歯科的治療で改善があると言ったところで、それはプラセボになってしまい、その論拠を指し示す事も出来ず、仮にある程度理解していたとしても、それを伝えるのは難しいです。
だとしたら、この訴えも一時代の民間治療経験者が改善したんだと叫んでいる万人には認められない訴えの様なものなんでしょうかね。

こんな伝え方しか出来ない自分がもどかしく情けないですが、今思う事として書きました。
何が言いたいのか。
私は様々な医科・歯科で消去法的な診断・治療をし、結果歯科に舞い戻り、でもAAOPでの改善がなかった者として、その先が私にはありましたって事ですか。
それは体感で常々感じていた歯科的問題を改善する事なんですが。

今思う事を短絡的に書きましたので、失礼がある部分に関してはお詫びします。


[381] ブリッジ 投稿者:MR.X 投稿日:2002/04/27(Sat) 14:01

ブリッジを入れてどうとかいう件ですが、
やはり、重要なのは原因と顎関節周辺の症状です。
筋肉の痛みなのか、関節の痛みなのか?
ブリッジが原因とも言えないでしょう。
ブリッジ入れた人が全部そうなるわけではないのですから。
仮にブリッジガ関連するとしても、治療中ニ口を大きくあけすぎたことも関連するかもしれませんし、その前の歯の喪失が心的原因
になっているかもしれません。
また、ブリッジの補綴物が低くできてしまった場合、本来、つくリ直しか材質によっては修正を行うべき所、
それ以外の天然歯を削って調整してごまかそうとしたとか。
ブリッジは単なるきっかけに過ぎず、強いストレスが背後に
あったり、あるいは、脳腫瘍などの別の病気があるかもしれません。
つまり、ブリッジのみに原因を限定すべきではないと思います。

なお、スプリントは、夜だけ付ける分には、問題が少ないですし、
プラセボとして、診断用として、ナイトガードとして
ハ少なくとも意味アルト思います。


[380] 無題 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/04/27(Sat) 03:02

福岡の歯科医先生、コメントありがとうございました。率直な感想は、今現在、人間の体や不定愁訴を、科学的に証明するのは難しいのだと思いました。
また変な言い方をすれば、科学的に証明出来ても、病気・症状が治らなかった意味が無いとも思いました。

勿論、科学的に証明出来て、病気なども完全に治るのが理想的で、目指さなければいけないと思いますが、「どちらを取る・・・?」と聞かれれば、間違いなく治ると言う(結果)です。


[379] Re[376]: AAOPアプローチ 投稿者:ななまま 投稿日:2002/04/26(Fri) 20:17

私もぜひ聞きたいです。ブリッジを入れて私もこれと全く同じような症状が起こって来てます。
MR.X先生、教えてください。お願いします。
そして福岡の歯科医先生は、これらの状態をどのように考えて対応されるのか、よろしかったら簡単にでもいいので教えてください。


[378] 疑問です。 投稿者:いぬ 投稿日:2002/04/26(Fri) 19:29

教えて下さい。
私は、スプリントで顎位が安定した後、抜歯矯正で、噛み合わせを作り、その後、またスプリントはめてます。抜歯矯正後は、以前より、口腔内が狭くなりますよね、そこに、スプリントを装着するのは、抜歯前の状態の顎位と、違うような気がするのですが。主治医に、話しても、「抜歯矯正でそんなに口腔内は変わらない」と、言います。治療自体が、よくわからなくなってきました。スプリントで顎位をとったら、それは、ずっと変わらないものなのですか?


[377] Re[374]: 質問です 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/25(Thu) 10:30

痛みに関しては客観的に測定する方法は有りませんので、主観的表現を基にすることになります。痛みに関してはアナログスケールが良く使われます。これは痛みの程度を長さで表現するものです。又症状によって行動がどう制限されるかを、基準を設けて数値化する方法も取られます。
治療の前後でこれらの指標がどう変化するかを見て、症状と治療の因果関係を調べます。
アナログスケールもQOLも主観に左右されます。これを防ぐため、患者さんをランダムに治療群とコントロール群に割り付け、効果のない偽薬と有効と思われる治療法とを行ないます。患者さんがどちらの群に属するかは、患者さんも治療効果の判定者も知りません。このようにして主観に左右される要素を排除します。その結果を統計処理して結論を求める方法が行われています。

今回私の治療法について、大学関係者が協力を承諾してくれたのは、私の臨床データが、不十分とは言え、このような方向性で記載されていたからです。そして、この治療法はTMDの本質に迫る可能性が有ると思ったためだそうです。


[376] AAOPアプローチ 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/25(Thu) 09:57

AAOPのガイドラインの批判をするつもりなんか有りません。でも、例えば私の医院に来る患者さんで多い症状ですが、こんな患者さんが来たらどうしますか?聞かせてください。

歯科医院でブリッジを入れてから、顎に違和感が出た。喉の奥にも張れた感じがして呼吸がしにくい。首が痛む。肩や背中が凝っていて辛い。腕が痺れ、字が書きにくくなった。めまいがひどい、下を見ようとすると倒れてしまう。視力が落ちて、景色がゆがんで見えたり、眼が痛む。腰が左右にずれた感じがして歩けない。ブリッジを入れる前はこんな症状は一切無く健康そのものだった。歯が原因に違いないと思う。

これは私が治療した患者さんの訴えを基に書いたのですが、MR.X先生ならこんな患者さんにどう対処しますか?スプリントですか?AAOPアプローチですか?それとも精神科を紹介しますか?


[375] Re[374]: 質問です 投稿者:花子 投稿日:2002/04/24(Wed) 15:58

わたしも お聞きしたいです。 お願いします。


[374] 質問です 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/04/24(Wed) 00:09

先生方に質問ですが、不定愁訴などを科学的に証明するには、何が一番必要なのですか?やはり数値に表れなくてはいけないのですか?
ある程度は理解しているつもりですが、臨床者の立場などからお話を伺いたいと思いますので、宜しくお願いします。


[373] スプリントの有効性 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/04/23(Tue) 18:44

かなり厳しい現実です。
顎関節症治療に広く使われているスプリントですが、医学的にはその有効性は否定されています。不定愁訴を含まない、ただの顎関節症に対してすら、有効性は証明されていないのです。
例えば、100人の患者を50人ずつのグループに分け、片方をスプリントで治療して、もう片方を何も治療せずに経過観察します。そして、1年後に両方のグループを比較すると、差が無い。といった研究は何度も行なわれていて、そのたびにスプリントの有効性は否定されています。

ですから、”スプリントで治る程度の顎関節症”の意味は”放置しておいても治る程度の顎関節症”という事なのです。

咬合調整も勿論、有効性は否定されています。


[372] スプリント 投稿者:MR.X 投稿日:2002/04/22(Mon) 19:54

どのような治療法にも副作用や適応では無い場合があるということ
だと思います。ここでは、AAOPのアプローチの評判が良くないようですが、なぜか、それに同意しない方が、下記のHPを取り上げ
スプリントの否定論拠とされていました。
しかし、普通に日本語が読める人が読めば、下記のHPはスプリント
を否定しているのではなく、副作用もあるし、万能ではないことに
注意すべきと書いていることはすぐわかります。ちなみに、
このHPの回答は、AAOPのアプローチについて日本で先導的な人が
書いたものであり、AAOPのスプリントについての考え方を踏襲したものと考えられます。

http://www.dental-diamond.co.jp/qa/kouku0004-2.html


[371] KDC先生へ 投稿者:花子 投稿日:2002/04/22(Mon) 17:21

あちらの掲示板にも書きましたが KDC先生のNo361の書きこみで スプリントで治る程度の患者というのは どういう意味なのか
よくわかりません。 咬合調整で治る程度の患者の間違いでは?
などと 思うのですが。
スプリントをほんとうに入れないといけないような人は
けっこう重症なのでは? と思うのです。
少しこの点について 説明がいただけたらと思いますが。


[370] 歯で殺されないために 投稿者:MR.X 投稿日:2002/04/04(Thu) 23:37

顎関節症の重篤な事例の多くは、天然歯を削ることや、矯正が
関係している場合が多く、訴訟沙汰になっているものもそういう
ケースが多いようです。そういう意味では、
顎関節症と咬合に関連性はあるでしょう。
しかし、誰にも当てはまる画一的な「理想咬合」は無いか
あるいは発見されていません。スプリントの目的の一つに
暫定的に咬合を与えるということがあるなら、天然歯を削ることで
悪化した場合、それを元に戻す補綴の暫定装置としての意味は
あるはずです。咬合が重要だという前提では、スプリント
を重視する結論にしかなりえません。
また、咬合を重視する治療の結果、顎関節症の重篤な事例が生じ
、その治療のために、また、咬合を戻すような治療が行われる
というマッチポンプのようなことが行なわれていることに着目すべきです。

顎関節症の症状の性格上、治療法にプラセボ(偽薬)効果が生じ易いことにも留意すべきです。プラセボであっても効けばいいわけですが、それはその治療法に害が無い場合です。
たとえば、かみ合わせを変えたり、プレートを入れたりすると、
急に姿勢が良くなったような写真がありますが、あれはプラセボ(偽薬)効果の疑いがあります。処置前に、姿勢の悪い写真
を本人に見せれば、次は自動的に姿勢を矯正しようとするでしょうし、かみ合わせが良くなると姿勢が良くなるという暗示がかかって
います。天然歯を削るということは、害のある方法ですから、プラセボ効果ではなく本当に効果があリ、かつ悪化させる危険が少ないという証明がされない限りやるべきではありません。

http://d-inf.org/drug/placebo.html
http://www.health-station.com/daitai11.html


[369] スプリント 投稿者:MIC 投稿日:2002/04/03(Wed) 22:47

スプリント 
狭義には、歯もしくは歯と同等なもの
広義には、波動や心の癒しなど見えないものを含む。
内部の歪みは内部からとるのが原則

http://someya.ne.jp


[368] Oリングってなんですか??? 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/04/03(Wed) 20:51

こんばんわ。このサイトで、頻繁にでてくるO-リングってなんでしょうか???すみません。どなたか詳しくおしえていただけないでしょうか。


[367] 2つあるうちのもう一方について 投稿者:ミカリン 投稿日:2002/04/03(Wed) 16:22

> スプリント治療も歯科治療同様、実は2つあるということです。

今の顎関節治療、歯科治療、歯列矯正ないしスプリント、整骨など
との併用に警笛を鳴らすのなら
この点について詳しいレスが欲しいですね。
そうでないと、ただ、危険だ注意しろ、と言われても
かえって掲示板を見る不特定多数の患者さん達が
混乱するだけだと思います。
このような物言いしかできなくてご無礼をお許しください。


[366] ありがとうございます 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/04/03(Wed) 00:09

MIC先生、温かい言葉をありがとうございます。完治する様にして行きます。後、事細かい言葉選びが足りない部分は、変えて行きます。

また、結果的に破壊行為をしている、出来ない歯医者に言いたい事ですが、ここの掲示板に来ている・見ている歯科医師や患者ばかりが、一生懸命勉強をして努力するのでは無く、出来ない人達も、我々くらい死に物狂いで治す勉強をして、歯科医師として誇りを持てる様に生きて下さい。

お金を取って、心身を破壊して、逆ギレまでしても、何も感じない心を持つ人は、多くの人の健康を守る為、即刻、辞めて下さい。
地獄の底が似合っています。


[365] fighter_1992 さんへ 投稿者:MIC 投稿日:2002/04/02(Tue) 17:16

fighter_1992さんへ
矯正をうけた初期の段階で、運命として決まってしまったのでしょう、非常に大変な思いかと思います。なにも感じられない程度の人もいる反面 、矯正でfighter_1992さんのようになるかたが、いるのも多くの事実です。そして今行われている治療も効果のあることも、もちろん沢山の事実を知っています。現在行われている治療の方法は、決して間違いではありません。その方向性は良いと思いますから、後は信じていくことだと思います。完治することを願うばかりです。スプリント治療も歯科治療同様、実は2つあるということです。

http://someya.ne.jp


[364] 追加 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/04/02(Tue) 00:31

書き忘れましたが、顎関節症や口腔の病気などに関しては、治療方法は決まっていますが、不定愁訴を含む物に関しては、「治療方法は一つだけでは無い・・・」と言う事です。


[363] 無題 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/04/02(Tue) 00:20

MIC先生や、KDC先生の書かれている事も良く判ります。

また、最初に言っておきますが、私の病気・症状はスプリント治療でほとんど全部治りましたが、軽症ではなく、重症と病院でも診断されて、「治らない・・・」とまで言われた状態で、何度か死に掛けた事も有りました。(実際に、二十数種類の病気・症状が出て、大変苦しんでいました。)
「スプリントで治る症例が、簡単な症例で有る・・・」と言う様な言い方は、誤解を招きますので、きちんと詳しく書いた方が良いと思います。

私の症例について言えば、矯正治療により、顎の位置も無茶苦茶にされて、全身への歪みも酷くされたので、顎位を本来の理想的な位置へ戻す必要性や、きちんとした矯正治療を受ける必要性が有ったので、今現在、矯正治療を受けているのです。

もっと詳しく誤解の無い様に書きますと、スプリント治療が終了して、噛み合わせの微調整をした時点で、私は無理に矯正治療を受ける必要性は有りませんでした。
では何故、矯正治療を受けたのかと言いますと、歯列不正の為に、舌に対して圧迫・異常などが有ったと言う理由が一番です。また、歯の土台もきちんと立っておらず、立て直す必要が有ったからです。
細かい状態を治し、理想的に良い状態へ治そうとすると、もう一度、矯正治療が必要だったのです。


不定愁訴を治す方法に関してですが、「スプリントをいれる時点で、全顎の治療を覚悟しなければならないということです・・・」と有りますが、今ある口腔状態を変えずに顎関節症を治そうと言うので有れば、噛み合わせの治療を理想的にすれば良いと思います。
しかし、不定愁訴も多大に含んでいる顎関節症に関しては、全顎治療や、本格的ではない細かい矯正治療を含んだ治療を行っても、個人的な経験から言えば、問題はないと思います。
ただ、口腔だけを意図的に変えても、体は一つとして機能し難い所も出てくる場合が有るので、(カイロプラクティック・鍼灸治療)を併用すれば良いと考え、言っているのです。
中には、反対する歯科医師はいると思いますが、私は調子がかなり良い状態になっています。

また極端な話、酷い病気・症状に対しては、フル・マウス症例になったとしても、治せる一つの手段として、必要だと思います。
現に、スプリント治療をすると二度と戻らないと言われていますが、私は以前よりも健康に、復活して来ています。


また、治療方法に関する考え方の違いが、MIC先生の治療と、私の意見の相違に思います。
私の考えは、兎に角、不定愁訴を無くす方法を取ります。ですから、理想的に体を作り治すと書いていたのです。
今回の件で、MIC先生の言いたい事・考えている事は、大体判りました。ただ、いつもはっきりと物を言わず、霧に包み、質問してくる様な感じである為、真意が判らなく、余計にこちらも混乱をするのだとも感じました。

あと、MIC先生のやり方についてですが、人が知らない所で、ホ−ム・ペ−ジの日記の材料にされていては、やはり不快感が残ります。
写真や画像を元に説明をされた方が、非常に解り易いですが、出来る事なら、この掲示板で議論をして欲しいと思います。

最後に言いますが、もっと踏み込んだ議論を、患者の私ではなく、歯科医師同士が話し合い、今後の治療に役立てて欲しいと、切に願います。そうでなければ、何の為の掲示板か判りません。


[362] Re[361]: 無題 投稿者:じゃわ 投稿日:2002/04/01(Mon) 23:00

 KDC先生へ
 ひとつお尋ねしたい事があります。おそらく先生はOリングを用いた治療をされているように思いますが、その治療方針だけで現在顎関節症や様々な不定愁訴を抱える患者が納得しうる改善が得られるとお考えなのでしょうか?それとも重篤な患者さんになると、やはり全顎治療もしくは別の治療方針を前提として進められているのでしょうか?
 


[361] 無題 投稿者:KDC 投稿日:2002/04/01(Mon) 19:42

MIC先生へコメントが書かれていますが、スプリントの件について書かれていますが、以前は僕もスプリントを用いた治療を行ってきました.しかし、今では数は激減し、あまり使用していません.
まず、第一にわかってもらいたいのは、スプリントを長期にわたり使用すると、もっといえばスプリントをいれる時点で全顎の治療を覚悟しなければならないということです.
全顎の治療がどれだけ大変かはやった患者さんと真剣に取り組んだことのある歯科医にしかわからないことです.結果さまざまな問題を残した結果があとになってわかることです.
つまり、わざわざスプリントを用いなくても最小限の治療で最大の効果をあげればそれで良いわけです.
なぜそこまでこだわるかというと本当に悲惨な目になっている方をそれだけたくさんみてきているからです.
たまたま治ったケースは良いけれど、ほとんどの場合大変なことになっている場合がほとんどです.
正しく補綴物を作れない技工士にちゃんとした診断もできず、いいかげんな技術しかもちあわせていない歯科医がどうして咬合をさわることができるのでしょう.要はそこまで考えて治療のできる先生とそのことが理解できる患者さんが前提です.
自然の姿こそ理にかなっているのです.
ここから先の話は真剣に取り組んだ先生と真剣に取り組んだ患者のみ知り得る世界でケースバイケースです.
以前のレスに書いたように今に自分の実力以上の患者さんは絶対にきません.ですからスプリントで治る程度の患者さんの症状はスプリントを行っている先生のところに行き、治るのです.
でもその上のレベルに行けば、なんてバカなことをしているのだろうと見えることがあり、さらに自分もかつての姿をみているようで恥ずかしくかつ、警告をならしているのです.
ですから、それはそれとして、ご理解していただければそれで十分といことで、おそらくMIC先生もそういう意味で書かれていると思います.


[360] Re[359]: MIC先生へ 投稿者:ミカリン 投稿日:2002/04/01(Mon) 14:03

わたしも同感ですねぇ…。
こちらでの一連のレスや他の掲示板でレスしてる
MICセンセの意見を拝見して思いますが、
スプリントや歯列矯正、整骨などとの併用
(もちろんfightetさんもいわれているように
腕の良い先生・施術者の元でやることが原則ですが)について
批判するにしても、では、どうすればいいのか?
という事がMICセンセのレスではいまいち分かりかねます。
なんだか患者の不安を煽っているだけのような気がしてなりません…。


[359] MIC先生へ 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/03/31(Sun) 20:48

MIC先生へ。
どうも意見の食い違いが有る様に感じますので、レスをさせて頂きます。噛み合わせの治療と、スプリント治療について述べさせて頂きます。

私自身の考えも、噛み合わせの治療は絶対に必要だと思います。少し前に掲示板に書いた、(噛み合わせの治療だけでは、治り難い)と書いた時に一番言いたかった事ですが、「直ぐに、噛み合わせの調整をして体が良くなっても、必ずしも筋肉の異常や、筋肉から来る病理が、完全に取り切れる症例ばかりではない・・・」と言いたかったのです。その上で、「その様な症例にはスプリント治療が効果的で有る・・・」と言う事が言いたかったのです。書き方が足らない部分は、反省いたします。

スプリントを使用しなくて、直ぐに治せる技術を持っているMIC先生で有れば、否定するのも理解出来ますが、私の場合も、スプリント治療で症状が無くなった一人で事実なのですから、意見が合わないと、一方的に自分の考えを貫くのは、辞めて欲しいと思います。

私はスプリント治療も数多く受けて来ましたが、きちんとしたスプリントで有れば、自分の歯で噛めないと言う不具合は起こりませんでした。これは私の経験から言っている事で有って、皆さんが、私と同じだとは言いませんし、思いません。ただ、これも事実なのです。
しかし、MIC先生にはその様に受け取られていませんし、時として、自分の主張と合わないと、患者に対して攻撃的になる様に感じます。

また、先生のホ−ム・ペ−ジで書かれている(スプリントにたいし無屯着な人へ)と言うのは、私の事を指しているのでしょうか?もし、そうで有れば、あまりにも悲しく、心外です。

どちらにしても、私は先生に対して喧嘩をする為に書いたのでは有りません。「この様な事でゴチャゴチャ書いていたら、何の為の掲示板か解らないし、苦しんでいる患者や、勉強している歯科医師の為に、自由に経験した事を書ける掲示板で有って欲しい・・・」と言いたかったのです。


[358] Re][351]: について 投稿者:yoshiaki 投稿日:2002/03/31(Sun) 13:21

351のコメントについて

私も同感です。患者さんはその歯科医に見合った患者さんか、もしくはその困難な患者さんの病気に立ち向かうことにより何かをもたらしてくれる人しか来ないように思います。
大学の先生はともかく、われわれ一般臨床家は理論がしっかりしているかどうか、テクニックがどうかではなく、患者さんを治せてなんぼ・・
ではないでしょうか?
その中から今までにない、または今までわかっていなかった真実が見えてくるように思います。


例えば、このコーナーでもよく出てくる『顎関節症』よいう病名。
噛みあわせと全身との関連を考えるのであれば、術者や患者さんの双方に混乱をもたらすので使用しないほうがよいのでは

下顎位や関節円板の変位は、噛み合わせの異常がもたらす身体への影響のほんの一部であり、そこから考えをスタートするのは、この種の治療をする場合、ボタンのかけ違いとなる可能性大では?
これが私が30年近く咬合に携わって感じていることです。

患者さんの言葉にもっと耳を傾けたいものである


[356] このホームオエージを拝見して 投稿者:氏家賢明 投稿日:2002/03/31(Sun) 12:42

はじめまして
今日たまたまこのページを読ませていただきました
ご自身が非常に苦しみ、自分の苦しみや失敗をほかの人に繰り返すことのないように考えられている、貴公に感心しました。

私は現在53歳になる歯科医ですが、あなたの病歴を拝見し、あの苦しみのなか、よく理性的にそして知的に対処してこられたな---と感心します。

私で少しでも皆さんのお役に立てることがあれば、と思いお便り書きました。
まだ全てのページを拝見したわけではありませんので的はずれのところがありましたらお許しください。

貴公もお分かりのとうり、噛み合わせと全身との関連はまだよくわかっておりません。ですから私のこの治療に関する基本は『患者さんに聞く』ということです。
よく”芸人はお客が作る”という言葉がありますが、医学もおんなじだと思います。

私の噛み合わせに関する治療法の先生は、患者さんです。
昔は本や、講演会、講習会で教わったことが正しいと信じていた時期もありましたが、それではどうやっても直らない患者さんが必ず出てくるのです。その繰り返しのうち、ある日患者さんのいうとうりに調整してみたら、症状がよくなったのです。そんなことが何回か続くと、われわれの医学的常識とはいったい何なんだとなりますよね!

このホームページの患者さんの生の声を聞き、私でアドバイスできることはさせていただこうと思いますが、貴公もお解りのとうり、答は一つではないし、何よりも私の考えが(治療法)が刻々と変わりますので御陵謝ください。ただその時その時に患者さんの身体にとってベストだと思っていることですのでご了承ください。


長くなってすいませんが、最後に一緒に私も患者さんの意見をお聞きして勉強させてもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。


[354] Re[353]: 原因 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/19(Tue) 18:53

> その場合、具体的な咬合・顎位を提示しなければ、他人に不必要な
> 先入観を与えるだけで、何のメリットも与えません。
> もし、すべての顎関節症の原因を解消するような咬合・顎位が
> あるなら、具体的誘導法やその歯科医を提示すべきと思います。

これはひろきさんの書き込みのことを言っているのですか?理由は知りませんが、この掲示板では具体的に歯科医の名前を出してはいけないルールになっているようです。それからひろきさんは患者さんですから顎位の誘導方を説明しろと言っても無理なんじゃないかと思いますよ。
勿論私が治療したわけじゃありませんから、私も知りません。私と同じようなことをやっているのは知っていますが、実際に見たわけじゃないので何も言えません。


> Aという治療法が、30%の人に有効、70%人に対しては
> 無効、あるいは悪化 の場合、30%の人には、Aこそ正しい
> 治療法だと思うでしょう。しかし、70%の人には、間違った治療法だと思えてもしかたがありません。
> つまり、治ったからといって、それが正しいという証明には
> ならないのです。

これは違うでしょう。ひろきさんの場合は複数の大学病院、整形外科、脳神経科などの治療が無効だった難症例です。そういった難症例に有効だった治療法は詳細な検討をする価値があります。「たまたま治ったんだ」なんて、歯医者は考えがちですが、これはどんなもんでしょう?普通でない結果が何の理由もなく起きると考えるのは理性的な態度じゃありません。原因なくして結果はありえません。
テンプレートの理論は明らかに間違っています。しかしテンプレートで治る人もいると言う事実は、テンプレートを入れると言う行為の何処かにその理由を求められるはずです。つまり、術者は咬合を挙上しただけのつもりでも、それと同時に意識せず何かをしている可能性があると言うことです。たまたまうまくいった場合は、どういったファクターによってそれが起きたかを徹底的に検証してゆく、これはブレイクスルーの一般的な手法ですよ。
だから、ひろきさんの例はとても貴重なのです。
特に、この病気の謎を解明しようとする気持ちがある歯科医ならば、こういった例を簡単に見過ごしていたんじゃいけないと思います。


[353] 原因 投稿者:MR.X 投稿日:2002/03/17(Sun) 22:27

やはり原因をどう捉えるかが最も重要であると思います。
外傷やストレスなど咬合以外に原因があるなら、咬合だけをいじるのは無意味であるからです。咬合に原因があるという診断
をするためには、正しい咬合といえる基準が必要ではないのでしょうか?たとえば中心位とかのように。
診断と治療は表裏一体の関係であるべきなのに、咬合に原因ありと
いう診断を行わずに咬合が原因だとして歯を削るのはおかしいと言っているのです。
しかし、咬合が原因でありと主張する人は、なぜ咬合が原因
と診断するのかの基準を具体的には示さず、治る顎位や咬合
があるからということを繰り返しているように見えます。
Aという治療法が、30%の人に有効、70%人に対しては
無効、あるいは悪化 の場合、30%の人には、Aこそ正しい
治療法だと思うでしょう。しかし、70%の人には、間違った治療法だと思えてもしかたがありません。
つまり、治ったからといって、それが正しいという証明には
ならないのです。30%でも有効なら、やらないよりまし という
考えもあるでしょうが、それは、悪化や副作用が発生するリスクとの比較によって決められるべきです。

テンプレート等の、常識を超えたような挙上を図る方法について、
ここでは、批判的な人が多いようですが、それによって治った人は
一人もいないのでしょうか?
私は、それで治った人はいると思います。それで治った人
から見れば、それこそ正しい治療法になるはずです。
治らなかった人から見れば、間違った治療法ということになります。

つまり、一人の人が治ったということをもって、その治療法
が正しいとも言えないし、逆に、一人の人が治らなかったということをもって、誰にとっても無効とも言えないのです。
どのような治療法であっても、治ることは 良いことですが、
そのことをもって、普遍的な事実のように断定するは避けるべきです。 なぜなら、咬合・顎位が原因ではない顎関節症の人が、
咬合・顎位が原因だと思いこむ恐れがあるからです。
もちろん、咬合・顎位が、すべての顎関節症の原因で、優れた
歯科医がいるという意見を述べることを自由です。しかし
その場合、具体的な咬合・顎位を提示しなければ、他人に不必要な
先入観を与えるだけで、何のメリットも与えません。
もし、すべての顎関節症の原因を解消するような咬合・顎位が
あるなら、具体的誘導法やその歯科医を提示すべきと思います。
それが、判れば、顎関節症に苦しむ人が救われるはずだからです。




[352] Re[346]: 定義 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/15(Fri) 21:57

話がややこしくなりそうなので、逐語的に返事していきたいと思います。決して揚げ足取りやいやみでしているのではありませんから、その点善意に取っていただけるとありがたいのですが。

> 「顎関節症」の定義を無視して、肩こりや腕の症状まで飛ぶと
> 混乱が生じます。
この部分が議論のメインとなるテーマだと思います。ゆっくり考えましょう。

>逆に、顎関節症の日本語表記の直接的な意味
> である、顎関節を中心とする症状で苦しんでいる人もいることも
> 忘れるべきではありません。
おっしゃる通りで異議ありません。

> AAOPのアプローチが、顎関節周辺部の痛みに対しても無効という
> ご意見でしょうか? ちなみに、OPは口腔顔面痛のことですが。
この治療法の評価は、ランダム化によるコントロール群との間で二重マスク法による有効性の評価を行なっているのでしょうか?
もっとも、行なっていないから無意味だとは言いません。

> 咬合に関係無く 外傷やストレスのみが原因
> で顎関節症が生じることはないという意見でしょうか?
これは書いた覚えがありませんから、議論から外して良いでしょうか?

> 私は、咬合という迷宮がむしろ顎関節症を誘発し、難しいものに
> しているような気がします。
> どこかに、正しい咬合があると信じて、それを追い求めること、そ>れにこだわりすぎること、はマイナスです。
正しい咬合、正しくない咬合と言う問題じゃなくて、咬合が病気の原因になっているなら治療する必要があるでしょう?変ですか?

確かに咬合が原因で全身に症状が出ることは、厳密な意味では証明されていません。しかし、関係があることが証明されていないとは、無関係であることの証明ではありません。論理的には、関係があることが証明されていないとは、関係が未だ証明されていないか、無関係かのどちらかだと言うことに過ぎません。前者の立場を完全に棄却し後者の立場のみで臨床に当たれば、重大な危険を見逃す可能性が生じます。つまり、未知の疾患に遭遇したにもかかわらず、それに気付かずに放置する可能性があるのです。
目を見開いて患者さんを診てください。耳を澄ませて患者さんの訴えを聞いてください。その患者さんは本当に顎関節症ですか?OPですか?どちらの概念にも当てはまらない未知の疾患の可能性はないのですか?
私の言いたいのは、この一点のみです。


[351] 無題 投稿者:KDC 投稿日:2002/03/14(Thu) 19:39

350について

本当に患者さんとして大変な思いをされてきたのだと実感します.そして本当に貴重な言葉としてぼくも励まされ、また感謝します
さて、噛み合わせと全身の健康とのかかわりがあるとかないとか、あるいは、歯を削るとか削らないとか、整体とのかかわりとかいろいろな意見がこの広場にそれぞれの立場でそれぞれの意見が戦われていますが、要するに、人間の体というのはそれだけ複雑怪奇だということです.まだまだわからないことだらけです.診療をしていていつも思います.それだけ難しいのです.ただ単に自分の前に大変な患者さんを目の前にして治してあげたいという一心だけです.
患者さんにとっても治れば良いという1点に絞られますが、ぼくもその1点のみを重要視しています.

そして患者さんの言葉を信じています.ぼくも多くの若手の先生を教える立場になってきて、感じるのは疑問をまったくもたないということです.僕がこの道を専門的に入ったのは日常の診療をしていて、どうしても理解ができないこと、つじつまが合わないこと、今までの考え方ではだめだということに疑問をもったことからです.
ほとんどの先生は(語弊はありますが)このことについて多分考えたことがないのかもしれません.また森をみずして木ばかり見ているのが現状かもしれません.

診療をしていて不思議なことがあります.
どういうことかというと、その先生の実力以上の患者さんは絶対に来ないということです.30点の実力の先生は30点で治せる患者さんしか来ません.30点の先生が本気になって40点になったら40点先生が治せる範囲の患者さんが来ます.そうやって患者さんと常に追っかけ合いをして、医師は成長していくのです.ですから、80点の実力をもった先生からみれば30点の先生のやっていることはめちゃくちゃです.ものすごく腹立たしく思います.使命感のあるガッツのある先生ほどエキセントリックに非難したりします.また30点の先生から見ると80点の先生のやっていることは常識から外れているようにみえるし、逆に批判したくなるのは当然かと思います.
このことは他の世界でも同じかもしれません.しかし問題なのは80点の先生が非常に少ないということなのです.これが問題だと思っています.それと30点の先生はそれを真実と思い込んでどんどんその行為を続けていってしまうことです.そのことが問題をより複雑に且難しくしているように思います.
ですから、僕はなにが真実かを知りたければ実際に自分のやった行為の結果がすべて物語っていると思いますし、患者さんの言葉はなにものにおいても変えることができない貴重な財産だといつも自分に言い聞かせています.
出きるだけ多くの医療関係者がこのことに早く気付いて欲しいかぎりです.

いま僕の中で既存の歯科治療で本当の意味で正しい治療はほとんどないような気がします.だからこそ、常に勉強しつ続ける必要があって、一生懸命やっているのです.

エビデンスとかなんとかいう前に自分自身はどうなのか、またどうだったのかを問い続けてきたいと思っています.


[350] たんなる横レスです 投稿者:ひろき 投稿日:2002/03/14(Thu) 17:54

こんにちは。

多くの方達の意見、大変参考に思いつつ拝見していました。
治療法の中身に関しては、私も一患者として専門的な事は分かりかねます。
私がこの場をお借りして今まで発言させて頂いているのは、私の経験と体感、そしてなにがなんでも治したいと言う気持ちがあるからですね。
患者の皆さんの言葉を聞いていると、同じ感情に満ち溢れているのが分かります。
皆さんアプローチは個々に違うかもしれませんが、気持ちは同じなんですね。

他の方達との意見交流がなかった時期、世間の医科・歯科の常識の範疇には収まっていなかった、収まろうとしていなかった自分はなんて哀れなんだろうと思った時期もありました。
やっぱり精神的な問題なんだろうか。私が弱いのが原因なのか。受け入れて生きていくべき症状なんだろうか。
やはり悩み苦しみました。皆さんと同じ様に。

良い治療法・良い施術者、全身バランスを考慮してくれる歯科医であったり、とにかく自分の潜在的な心身の訴えを聞き入れそれを実際に改善するという形でサポートしてくれる施術者に出会うにはどうしたら良いのか。
本当にそんな人はいるのか?

私には居てくれました。とても言葉では言い尽くせない幸運を授けて貰ったとしか言いようがありません。
そして、咬合・顎位、口腔内を調整する事で全身バランスを整える事がいかに重要であり、かつ難しいのかを改めて教えて頂きました。

うまい例えが見付かりませんが、私はAAOPに関しては効果はあると思っています。(緩和であって改善とは思えませんが)
ただ、医学的にこんな表現が適当か分かりませんが、顎関節症自体が私は風邪の症状における鼻水位にしか思っていません。

それは空咳でも倦怠感でもなんでも良いんですけどね。
AAOPは、その不特定多数症状の中の顎関節周辺・口腔顔面痛と言う局所的な対応策なんだと思います。
ある状態から起因する不特定多数の症状・状態があり、それらを個々にアプローチする事で、特定のそれぞれの症状を緩和させる事は可能です。

単刀直入に言えば、咬合・顎位が根本原因である症例であったとしても、そこから波及するであろう首・肩などの筋症状であったり(整形外科・整体系)、倦怠感・精神不安定・めまい等(精神科・内科・脳外科・整体系)、不整脈・冷え性・手足の震え、痺れ(循環器内科・精神科・脳外科等)をそれぞれの医科の中の科に行き、処方される薬を飲み続ければ緩和する事は不可能ではないと思います。
整体系においても、それぞれの全身バランスを整える施術であれば緩和する事は不可能では無いと思います。
勿論、顎関節症と言われるものに対してのAAOPも然りです。


ただ、それは私に関してはとても苦痛であり、自分の心身が求めるものではありませんでした。

上記の症状(書ききれない症状もありますが)が、私は歯科的治療をする事で消失しました。

何が真実なのか。それは本人が知っている事ですね。
今までの医科であったり、東洋的医学であったり、カイロやオステなどなど、世の中にはすーっごく沢山の体に対する考え方が溢れています。
同じ考え方であっても、施術者であったり、それを受ける患者との相互関係と言う物が存在し結果が生まれるんだと思います。

私は治るのが一番心身にとって気持ち良いんだと思います。
苦しんでいた時期、それはそれで多くを経験し、学び、人生の糧になりましたが、やっぱり人は楽しくいかないと。

私は現在、治療を担う施術者ではなく、患者としての立場からものを言わせて頂ければ、世間の王道的治療をしていては、本当に苦しむ者とは金も人生の時間も使います。(私に関しては)
それが無駄なのか有意義なのかを判断するのは個人の問題です。
良否ではなく、結論として使う事になるかと思います。

経験した者として言える言葉も分かりません。
私は、私にとって長い時間と、少なくない治療費を使う事で分かった・理解出来た実状であり現実です。

なにを言いたいのか分からなくなってきまして申し訳ないです。

私にとっては過去の話となってしまいましたが、このサイトでの多くの出会いや、多くを学ばせて頂いた者として、より良い患者のオアシスであり、施術者の情報交換の場であってほしい気持ちです。
本当に辛い時、なにかを求めたい時、良いきっかけをお互いが言い合える場であって欲しい様な気がします。

そして、なにかを皆さんなりに見付けていってもらいたいです。

言える事は、治るとか、改善するとかって言葉は言葉でしかなく、その素晴らしさを知るのは本人の体感なのかなって思います。
そんな体感を知れるすべが同じ歯科治療としてあるのなら、知って欲しいと言うだけの事ですね。

なんだか中途半端ですがこの辺で。


[348] 認識の違いによる、混乱 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/03/14(Thu) 01:15

どうしても気になった事が有りますので、横から失礼します。
「顔面部の異常が全くなく、肩こりや腕の症状のみがあるような場合を含めるのは無理がありますし・・・」と有りますが、正にここに、問題を起す事が含まれている様な気がします。

顎周囲筋などに痛みなどが無くても、顎位がずれたり、異常が起こって全身への症状が出ている症例が有りますが、顎関節症と言わないのでしょうか?
これは、日本においての顎関節症と言う名前や、定義がはっきりしていない為に、症状などに対しても極端にアバウト過ぎて、混乱を招いている結果だと思います。

アメリカの様に、TMJからTMDに名前が変わった様に、本来は日本においても、名前の変更が有るべきだと思います。いつまでも顎関節症と言う名前は、いかにも時代遅れの様に感じます。

きちんと、その様な事がクリアされていないからこそ、口腔から起こる不定愁訴や、原因不明の不定愁訴に対して、様々な歯科医師や教授などが独自の名前を生み出してしまい、的確な治療方法なども確率出来ないまま、必要以上の混乱を招いている気がしています。

また病気・症状に対しての個人的な意見は、(定義・理論)よりも、(結果)です。


[346] 定義 投稿者:MR.X 投稿日:2002/03/13(Wed) 21:35

>二人とも側方運動時の咬頭干渉を除去するために歯を削ることには否定的な意見を持っていること

私は、一言も側方運動時の咬頭干渉を除去するために歯を削ること
のみに異論があるとは言っていません。天然歯を、いかなる理由でも、いきなり削ることはすべて疑問です。

「顎関節症」の定義を無視して、肩こりや腕の症状まで飛ぶと
混乱が生じます。逆に、顎関節症の日本語表記の直接的な意味
である、顎関節を中心とする症状で苦しんでいる人もいることも
忘れるべきではありません。
つまり、顎関節の痛み、違和感、その周囲の痛み、開口できないこと、などです。そういう顔面部の異常は、生活そのものを困難にします。顔面部の異常が全くなく、肩こりや腕の症状のみがあるような場合を含めるのは無理がありますし、顎関節周辺部の痛みの関連痛として、それがあるなら、顎関節周辺部の痛みとして認識すべきです。
AAOPのアプローチが、顎関節周辺部の痛みに対しても無効という
ご意見でしょうか? ちなみに、OPは口腔顔面痛のことですが。
咬合に関係無く 外傷やストレスのみが原因
で顎関節症が生じることはないという意見でしょうか?

私は、咬合という迷宮がむしろ顎関節症を誘発し、難しいものに
しているような気がします。
どこかに、正しい咬合があると信じて、それを追い求めること、それにこだわりすぎること、はマイナスです。
どういう咬合であっても、それが
正しいと信じきれると治る場合もあるかもしれません。
信じきることによって、咬合へのこだわりが無くなるからです。


[345] 偽薬はさておき 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/12(Tue) 19:46

MIC先生へ
率直なご返事感謝します。
この病気の発症機序については、
同じようなところを想定されているように思います。
心強く思います。

MR.X先生へ
私とMIC先生のやり取りを読んでもらえましたか?作業側、平衡側、咬頭干渉なんて事とは無縁の咬合理論について話し合っていたのが解りますか?二人とも側方運動時の咬頭干渉を除去するために歯を削ることには否定的な意見を持っていることを感じませんでしたか?貴方と同じように、咬合面をごんごん削る処置には否定的なのですよ。貴方が非難するような古臭い処置をやっている歯科医はここには居ないのです。
だから、もっと別の話をしませんか?

AAOPのやり方で治療をすると保存的治療で50%に長期的安定が得られるということですが、その50%の中身が将に問題なのです。日本の大学もそうですが、彼らが判定対象にしている症状は開口障害であり、顔面の疼痛です。患者さんがいくら顎の痛みに関連するとしか思えないような痛みが背中や腕にあると訴えても、それは考慮されません。口が開くようになれば「有効」と判定されて50%の中に入れられてしまうのです。「背中や腕?それは顎とは関係ありません」と言われて相手にされないのです。それでは医療者としては不十分なのではありませんか?


[344] 偽薬は訂正 投稿者:MR.X 投稿日:2002/03/12(Tue) 02:02

"Most patients suffering from TMD achieve good long term relief with conservative (reversible) therapy. Scientific research demonstrates that over 50% of TMD patients treated with conservative management have few or no ongoing symptoms of TMD."

http://www.aaop.org/TMD/info_mgt_tmd.htm

アメリカでは、薬も治療法も、ダブルブラインドチェックを中心とする科学的裏付けがあって始めて有功と認められます。
50%以上の場合に、切ったり削ったりしない保存的方法のみ
で改善されるのに、なぜいきなり削る必然性があるのでしょうか?
それに、AAOPは、世界に公開しているのですから、あらゆるところの批判にさらされるわけで、いいかげんなことでは耐えられません。ろくに具体的な治療基準を示せないものとは違います。
もともと、咬合と関係のない外傷性のものもあるのに、咬合治療が
すべてに必要になるはずがありません。

いきなり削る咬合治療を偽薬にたとえるのはおかしいような気がしましたので訂正します。
偽薬のうどん粉は、本来は無害ですが、いきなり削る咬合治療
や矯正などは、本当に、さらに悪化あるいは副作用を伴う場合もあるからです。
偽薬のうどん粉が、暗示効果で、10%改善、10%悪化、10%副作用発生だとすれば、
いきなり削る咬合治療は、種類によれば、10%改善、20%悪化、30%副作用発生かもしれません。20%悪化のなかには
1%再起不能ということもありうるかもしれないのです。






[341] Re[339]: 咬合治療と整体の調和 投稿者:MIC 投稿日:2002/03/11(Mon) 19:17

福岡の歯科医さんへ
 整体との調和について大変参考になりました、連係はとても大切ですね。そして連係が必要なことは、当初より認識しています。

>口腔内の多くの筋の過緊張が同時に出ている場合、カントゥアー修正テクニックで舌の緊張を開放する事が解決策を与えてくれるかな?と期待していますが、どうでしょう?

コメントをしばらく休もうと思っていたのですが、ここを出されたもので、、。(笑)
なかなか鋭いところを、突いてますね。その通りです。
一番影響をあたえるところは、歯の咬むところもそうですが、実は咬むところ以外の場所のところが、歯の形態すなわち周囲の粘膜面に触れるすべての部分に、身体に影響を及ぼしている要素としてかなりあるということです。つまり咬んでいないところもポイントです。

機能的にその場において正しく歯の形態を保つかが、変化に対応する能力を身につけ、適応できる方法なのです。通常の天然歯はねじれてすべてうまく避けてます、見た目には悪いのですが。それらの歯を逆に見た目によくすると、どうなるかわかりますね。

秘密主義についても、そのとおりだと思います、各自の閃き(ひらめき)が、現実的対応になるよう、今後ともがんばりましょう?一度だめだといわれたものも、使い道次第、応用次第でまた替われるものもなると思います。なにごとに、おいても可能性を捨てず、自分たち信念を貫いていくことです。評価はあとから必ずついてくると思います。

http://someya.ne.jp


[340] 偽薬 投稿者:MR.X 投稿日:2002/03/11(Mon) 17:18

具体的に、咬合の基準を示すようにと言ったら、
こっちが示すようにとか言う反論、効果の実証できない方法
で他人の歯を壊してでもやらないよりはましという精神論の
反論ですか?
いいですか。アメリカのTMDの専門医の多くがAAOPのアプローチ
に準じて治療して、効果をあげているんです。
彼らは、TMDの治療だけで経営的に成り立ってるわけで、
しかも、日本と違って自費診療の厳しい世界です。何もしない、
効果が無いでは許されんでしょう。具体的に示せということですが、AAOPのアプローチが具体的じゃないんですか?
だれも、咬合がまったく無関係とは言っていません。
多くの原因の一つに過ぎないということ、仮に咬合に原因ある場合でも、他の要素を無視して、いきなり調整はまったくナンセンスです。
リンクはると、他人のとかといっても、しょせん、咬合も
オクル−ジョンを無理やり日本語訳したものでアメリカから
の受け売りでしょう。
 医薬品の効果や副作用をチェックする方法で、うどん粉でできた
偽薬を使っても、飲んだ人が知らなければ効くこともあります。
つまり、咬合治療で治った例があっても、即効果ありとは言えません。咬合治療をいきなり行うような歯科医は、治らないと患者
が言えば、今度は、「精神的なものだ」「歯科医を信頼していないから」とか言い出すのがおちです。
 咬合治療の結果、かえって悪化して生活不能になった人さえいます。というと、正しい咬合ではないからといわれそうですが、
でしたら、具体的に咬合の基準を提示してください。


[339] 咬合治療と整体の調和 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/10(Sun) 21:13

あマ指師さんも開業なさっているのですね。失礼しました。早とちりして、勤務しているため院長である歯科医にものが言いにくいものとばかり思ってしまいました。
ご指摘の通り、咬合治療の現状には深刻な問題があります。が、その点については後ほど論じる事にして、整体と咬合治療の併用について私のやり方を述べたいと思います。何らかの参考になれば幸いです。

まず、整体側からの患者依頼の場合は、何度施術してもすぐ後戻りしてしまう、口腔に原因があると考えられる場合です。このようなケースでは、できれば整体の直前と直後にこちらに来院して頂き、その変化を参考にしながら顎位を決めてゆきます。具体的にはカイロの場合はアジャストで修正しきれずに僅かに残っているサブラクセイションをターゲットに位置を決めます。オステの場合には内側翼突筋と外側翼突筋に対するカウンターストレインを掛ける事を中心として顎位を決めてゆくことが多いです。実際には、やることは同じですが、整体のテクニックによって解決しにくい部分が異なる傾向があるため、このような気持ちでやっているということです。

こちらから整体に患者さんを依頼する場合、一番多いケースは頭部の症状と仙骨変位や下肢の症状が同時に緩和できる顎位が設定できない時です。この場合主に頭部の症状をターゲットにすることが多く、勢い仙骨変位が70%は修正できたがまだ残ってしまったなんて事が起こります。
私の現状のテクニックでは激しい眼、耳の症状と強い仙骨変位や下肢の症状が同時に出ている場合、口腔内の多くの筋の過緊張が同時に出ている場合によくそういったことが起きます。もしかしたら、MIC先生のカントゥアー修正テクニックで舌の緊張を開放する事が解決策を与えてくれるかな?と期待していますが、どうでしょう?

さて、現状の咬合治療での最大の問題点は歯科医の過度の秘密主義にあると思いませんか?それぞれ事情がありますから、完全にオープンにはできないでしょうが、治療方法や治療成績についてもう少し秘密主義から脱却すべきではないでしょうか?世間の認識とは違って、咬合治療はいまだ未完成のフロンティア領域です。トラブルを避けることは不可能な面があります。それは一面、トラブルが起きたからその治療法は棄却すべきだとは言いきれないということでもあります。その面でも、もっとオープンにすべきと思います


[338] Re[335][332]: こんばんわ。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/03/10(Sun) 17:53

こんにちわ。じゃわさん。
さっそくのレスありがとうございます。

>  私の考えでは、歯科治療、整体どちらの治療も適切であれば症状の改善を促しますが、治療の併用は福岡の歯科医さんのようにしっかり連携を取られていない限り、難しいものだと感じています。整体の難しい点は、歪みを正した結果、噛み合わせがずれてしまう訳ですが、その噛み合わせも正そうとして歯科治療を始めると、現在と従来の噛み合わせのギャップが大きすぎると、好転反応が急峻に現れるが故に、逆に体調を悪化させることがあるからです。口腔状態と全身の状態はよくも悪くもバランスを取っていますので、一方の状態が変わると、双方の差を埋めるように体が反応します。その差が大きすぎると、体への負担も大きく
 はい。わたしも大体じゃわさんの言われていることがわかります。というか、経験してしまいました。歯科治療と整体はうまい連携がないとだめかもしれませんね。これは、患者はもとより、歯科、整体の先生も経験していることではないでしょうか?

> なとかと思います。また、MIC先生が言われるように、悪い位置で咬む瞬間で、引き込まれて身体を歪ませるという事実を私自身体感しており、そのことを考えると、いくら整体治療で全身状態を理想形へ誘導しても口腔内が理想状態でなければ逆戻りしてしまうのは素人の私でもある程度理解できます。
 はい。その通りだとおもいます。わたしも経験しています。
ちなみに、今わたしは食事するときは歯で噛むことはできません。いま、歯科の治療も始めましたので、早く安定してほしいものです。

>  私の場合はいなかもんさんと逆の状況でした。整体治療で開口障害が酷くなったので、歯科治療を始め、納得のいく改善を得ています。いなかもんさんのような結果を生み出すような適切な技術を持たない医師が多数存在しているようで、非常に不幸な事だと思います。
 そうですか。じゃわさんは、整体治療からですか。
歯科にしろ、整体にしろ術者の技術でその結果は大きく変わるんですね。ことわざで、「医者を選ぶも寿命の内。」とありますが、けだし名言ですよね。なんか、古人の知恵みたいな。わたしなんか何年寿命を縮めたのかと考えるのがいやになってしまいます。

>  私はそれは違うような気がします。歯によって全身状態を良くも
悪くも保持しているとすれば、整体治療の効果は逆戻りする可能性もあると思います。
 はい。そうだと思います。しかし、軽度の症状の場合。定期的に治療をすることで、顎位のほうが安定するのではないでしょうか。知り合いで、頭が痛いのを整体(カイロ)で治療して、いまでも1ヶ月に1回くらい治療することで、症状が出ないといっていましたから。

とまー、なんか訳のわかったようなわからないような文面になってしまいました。ちなみに私は、整体と歯科両方有用だと思っています。しかし、術者の技術によっては、全く逆になりそうですね。また、時と場合にもよりそうですね。
 では、みなさんまたよろしくお願いいたします。

 


[337] はじめて参加します。 投稿者:レジン 投稿日:2002/03/10(Sun) 16:03

はじめて投稿します。
かなりヒートアップしてきましたね。

あマ指師さん、こんにちわ。
わたしも同じ苦労をしています。
整体の場合は、噛み合わせを変えるのが目的ではなく、顎関節の症状を改善させることにより、結果として噛み合わせが良くなったということです。
あマ指師さんも同じですよね。
ただ問題なのは、最終的に歯科治療をしたほうが良いと思われるケースでも、自信をもってすすめられる歯科医院がわからないということです。
また、歯科で壊して見放した患者を治療するのは、とても大変なことなんです。


[335] Re[332]: こんばんわ。 投稿者:じゃわ 投稿日:2002/03/10(Sun) 12:04

いなかもんさん、はじめまして。

> わたしは。歯科治療、整体とも患者の苦痛をとってくれるうえで大変重要だと思います。どちらが重要かということにかんしてはずばり。
> 「どちらも重要!」
> ただし、状況によりけりですけど。
 私の考えでは、歯科治療、整体どちらの治療も適切であれば症状の改善を促しますが、治療の併用は福岡の歯科医さんのようにしっかり連携を取られていない限り、難しいものだと感じています。整体の難しい点は、歪みを正した結果、噛み合わせがずれてしまう訳ですが、その噛み合わせも正そうとして歯科治療を始めると、現在と従来の噛み合わせのギャップが大きすぎると、好転反応が急峻に現れるが故に、逆に体調を悪化させることがあるからです。口腔状態と全身の状態はよくも悪くもバランスを取っていますので、一方の状態が変わると、双方の差を埋めるように体が反応します。その差が大きすぎると、体への負担も大きく
なとかと思います。また、MIC先生が言われるように、悪い位置で咬む瞬間で、引き込まれて身体を歪ませるという事実を私自身体感しており、そのことを考えると、いくら整体治療で全身状態を理想形へ誘導しても口腔内が理想状態でなければ逆戻りしてしまうのは素人の私でもある程度理解できます。

>  わたしの状況は、MICさんのいわれているとおりです。
> わたしは、歯科治療で、顎関節症になり。顎関節症治療でさらに酷く>なりました。結局、歯科治療のみに頼っていたのでは治らないと思>
>い。整体に駆け込みました。そこでは、わたしの顎の緊張をとってく
>れただけではなく不定愁訴、体の歪みも改善させてもらいました。お>かげで、冷静さを取り戻しました。しかし、歯科が原因ですから、最
>終的には歯科治療が必要だと思っています。

 私の場合はいなかもんさんと逆の状況でした。整体治療で開口障害が酷くなったので、歯科治療を始め、納得のいく改善を得ています。いなかもんさんのような結果を生み出すような適切な技術を持たない医師が多数存在しているようで、非常に不幸な事だと思います。

>  ところで、歯科が原因でない顎関節症の場合は。整体でなおるので>あれば、そのほうがいいなと個人的に考えています。というのは、歯
>科治療というのは、患者に対し強烈な変化を与えるからです。しか
>も、失敗してももとにはもどらない。。治療する人の経験と技術によ
>るところが大きいとおもいますが。。。。整体治療は比較的ゆっくり
>とした効果の現れ方をするのではないかと思います。全身の歪みが消
>えれば、それに応じて、歯の方もゆっくりと動いていって最終的に
>は、噛み合わせも調整されたとおなじようになるのではないでしょう
>か。

 私はそれは違うような気がします。歯によって全身状態を良くも悪くも保持しているとすれば、整体治療の効果は逆戻りする可能性もあると思います。

>  私自身、歯科治療で自分の歯が削られるたびに、自分の歯に対する>執着心が強くなってきました。で、やっぱり健康な歯は削りたくあり
>ません。削らなくても治る治療法があればそちらの方が個人的にはい
>いと思っています。

 そうですね。私も基本的には削って欲しくない気持ちが強いです。ただ、そういった治療で納得のゆく改善が得られている患者さんがいらっしゃるのも事実です。しかし軽度の顎関節症と不定愁訴を有する患者ならまだしも、重度な患者に対しても削る治療が万能な治療方法かというと、いささか疑問です。「削る治療」はあくまで今ある口腔状態の中での最適点を模索するものに過ぎないと思います。それで納得のいく改善が得られている患者の方々を私は軽度の患者と独自の見解で言っている訳ではありますが。


[334] 具体的 投稿者:MR.X 投稿日:2002/03/10(Sun) 11:48

それで、ミートさん。
あなたの言葉で、具体的に、咬合理論と
具体的に、調整法を示してください。


>科学的証明ができていないからやらないのではなく、できてい
ないからこそやるのではないでしょうか?

やみくもに、人体実験をするということですね。


[332] こんばんわ。 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/03/10(Sun) 01:10

こんばんわ。あマ指師さん、福岡の歯科医さん、KDCさん、MICさん。
治療途上なんであまり自信をもっていえませんが。
わたしは。歯科治療、整体とも患者の苦痛をとってくれるうえで大変重要だと思います。どちらが重要かということにかんしてはずばり。
「どちらも重要!」
ただし、状況によりけりですけど。

 わたしの状況は、MICさんのいわれているとおりです。
わたしは、歯科治療で、顎関節症になり。顎関節症治療でさらに酷くなりました。結局、歯科治療のみに頼っていたのでは治らないと思い。整体に駆け込みました。そこでは、わたしの顎の緊張をとってくれただけではなく不定愁訴、体の歪みも改善させてもらいました。おかげで、冷静さを取り戻しました。しかし、歯科が原因ですから、最終的には歯科治療が必要だと思っています。
 ところで、歯科が原因でない顎関節症の場合は。整体でなおるのであれば、そのほうがいいなと個人的に考えています。というのは、歯科治療というのは、患者に対し強烈な変化を与えるからです。しかも、失敗してももとにはもどらない。。治療する人の経験と技術によるところが大きいとおもいますが。。。。整体治療は比較的ゆっくりとした効果の現れ方をするのではないかと思います。全身の歪みが消えれば、それに応じて、歯の方もゆっくりと動いていって最終的には、噛み合わせも調整されたとおなじようになるのではないでしょうか。
 私自身、歯科治療で自分の歯が削られるたびに、自分の歯に対する執着心が強くなってきました。で、やっぱり健康な歯は削りたくありません。削らなくても治る治療法があればそちらの方が個人的にはいいと思っています。
 以上が私の個人的な意見です。が、治療完了時はまた違った考えになっているかもしれません。(なにせ、治療途上なもんで。なおるかどうかもわかりませんし。)

ところで、No.315のレスですが。
>これは私の見た限りですが、顎の歪みとして診た場合、90%以上が左上がりだということです。
これって、日本人の90%が右利きだということとなにか関係ありませんか??

では、私もこれで失礼させていただきます。おやすみなさい。


[331] 無題 投稿者:ひろし 投稿日:2002/03/09(Sat) 23:17

歯医者は歯を削らなければ、ただの大工

http://www.kobe-chiropractic.com/teeth.htm


[330] 歯を削ること 投稿者:MR.X 投稿日:2002/03/09(Sat) 22:53

歯を削ることは、一般的には身体に対する傷害行為ですが、
有資格者が正当な治療行為として行う時に限って免責されています。つまり、顎関節症の治療行為として、歯を削ることが
正当であるということが科学的に証明できない限り、単に身体
を傷つけているに過ぎません。下顎位、作業側干渉、非作業側干渉
など、一般的いわれてきた咬合の要素と顎関節症との間に十分な因果関係があるという科学的証明はされていないのが現状です。

この掲示板で、「歯」が先だと未だに言っている歯科医の人
は、まず、具体的に、どのような基準で調整するのか、
あるべき咬合は何かを述べるべきと思います。


[329] 本当に最後にします。 投稿者:あマ指師 投稿日:2002/03/09(Sat) 22:29

ありがとうございます。
差し障りがあるかな?と思い、メールにしようかと考えた次第です。
せっかくですので、本当に書きたかった事を書きます。
長くなるかもしれませんが、勘弁してください。

私は直接歯科医院に勤務している訳ではありません。
グループ治療をしている治療院の院長です。経営者ではありませんが。
今までに修行時代も入れて1万回近く慢性病の治療に携わっています。
代替医療は大昔から世界中にあり、慢性病に関しては未だに結論が出ていないと思うんです。
ところがここ数年の間に、噛み合わせを治せば慢性病が完治してしまうような錯覚を起こす本やセミナーが目立ち始めました。
私も当然興味があったので、この世界に片足を突っ込んでみたという次第です。
かなり期待していた私は、愕然としました。
咬合治療に関わるトラブルがいかに多いことか。
著名な教育する立場の人間でさえ、トラブルを起こしているのが現状です。
MIC先生は、大方の先生は理解していないと言われますが、では誰が理解しているんですか?
トラブルを起こしている先生に教わった先生は、新たなトラブルを生み出すんですよ。
トラブルに関しては、おそらく先生方もご存じだと思いますが、医者同士はかばい合いますよね。これも問題を大きくしているんです。
少し攻撃的な書き込みになってしまったのは、そんなイライラもあっての事です。(意図的な部分もありましたので、少し反省しています。御免なさい。)

私が最近、危惧しているのは、こういう事です。
ヘルニアは本来、整形外科の専門にも関わらず、手術後には治療院が駆け込み寺になっているのが現状です。全てではありませんが。
それと同じ事が、顎関節症の治療において起こり始めているのです。
咬合治療の弊害はすぐには現れず半年、1年、2年後に現れるようです。
患者の訴えによると治療以前より頭蓋骨が歪み、症状が悪化してきたと言います。
治したつもりでいる歯科医師が相当いるのではないですか?

問題は、その後です。
こういった場合、患者は治療を受けたA歯科医院へ相談に行きます。
ところが、医院側は過ちを認められないので理由をつけて治療を断ります。
次に患者はB歯科医院へ相談に行きます。
ところが、横の情報網がある為か治療しようとしません。
結果、どこへ行くでしょう。
我々、代替医療の人間の元へ来るのです。
患者の泣き顔を見るのは辛いものです。

私の患者にはマッサージを受けに来る医師もいます。
彼に言わせるとこうです。
「咬合治療は、直接命に関わる治療じゃないから危機感が甘いのではないか?」
私も、最近こう思っているんです。

顎関節症は、多因子性の病気だというのは明らかなんです。
それなのに何故、咬合治療だけで治そうとする歯科医師が多いのでしょう。
結局、金儲け主義なんでしょうか?

最終的には文句になってしまったので、終わりにします。
まだ言いたいことは沢山ありますが、個人攻撃になってしまうので止めます。
患者さんには、ショックな内容でしたか?
それでは。








[328] Re[326]: これで最後にします。 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/09(Sat) 20:25

> 羨ましい環境で治療をされているんですね。
> 先生の所で治療にあたっているカイロやオステの先生には、嫉妬を感じます。
あマ指師さんは歯科医院に勤務されているようですが
私たちはそれぞれ独立して開業しています。
その辺りでいろいろ違いが出てくるのだと思います。

> 先生には、他にいろいろお聞きしたい事があります。
> 今回で書き込みは止めようと思っているので、直接メールで質問させて下さい。お願いします。
もう止めてしまうのですか?
個人的なことなら、メールで直接でも構いません。
でも、一般的な治療に関することなら、
掲示板でやり取りする方が
皆にとって有益ではないでしょうか?


[327] 318のいなかもんさんのコメント 投稿者:MIC 投稿日:2002/03/09(Sat) 00:46

318のいなかもんさんのコメントはあっていると思います。ヒントは噛み合ってないほうが、楽だからです。これは、単に身体の現状と歯の噛み合わせの相違です。ですから歯由来の不定愁訴は歯を治せば可能性として高くあります。
そして悪い位置であれば、咬ませないほうが、いいくらいです。
悪い位置で咬む瞬間で、引き込まれて身体を歪ませるからです。よく整体をすると、歪みがとれると、その歪みのあったときの位置で咬まなくなるのは、そのような理由です。

「最新顎関節治療の実際 TMDを知る」には裏があり、アメリカでの歯の訴訟問題を防ぐためのバイブルです。

http://someya.ne.jp


[326] これで最後にします。 投稿者:あマ指師 投稿日:2002/03/08(Fri) 23:06

福岡の先生、KDC先生、MIC先生、それぞれのご意見、有り難く頂戴します。

KDC先生、MIC先生
アメリカの現状に関しては、どのようにお考えですか?
咬合治療はアメリカの方が歴史が古いと聞いています。
私が「いきなり歯を削る治療」に疑問を感じたのは、クインテッセンス社から発刊された「最新顎関節治療の実際 TMDを知る」を読んだ事と、患者の生の声が理由です。
どんな治療であっても、患者を傷つけない治療であれば手段は構わないと思います。
ただ、削って患者を壊している歯科医師の方が圧倒的に多いと思いますので、そういった先生は告発してほしいものです。
こういう事実が誤解を生むんですよ。
いずれにしろ、部外者から口を挟まれない歯科界を作って下さい。期待してます。

福岡の先生
羨ましい環境で治療をされているんですね。
先生の所で治療にあたっているカイロやオステの先生には、嫉妬を感じます。
先生には、他にいろいろお聞きしたい事があります。
今回で書き込みは止めようと思っているので、直接メールで質問させて下さい。お願いします。

最後に一言
私は、318の「いなかもんさん」の言葉が真実だと思います。


[325] Re[320]: 口腔内装置について 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/08(Fri) 19:51

急に随分にぎやかになりましたね。
私が返事を書く前に話がどんどん先に行ってしまっていますので
いまさらくだくだしく書くのもどうかと思いますので
一点のみ。

> 懇意にしている歯科医師や技工士に問いかけても、
> 「上顎の捻転を装置で治すのは無理じゃないか?」という答えが返ってきます。
> 先に手技療法をすすめるのは、こんな理由が大きいのです。
> 手技で上顎の矯正をするのは、それほど難しいことではありません。
装置で上顎骨蝶形骨の捻転機能障害が開放されないのなら、手技によって開放すればいいと思います。状況に応じて一番確実で簡単安全な治療法を選択すべきです。
ですが、協力して治療をしているカイロプラクターとオステオパシーの治療者と私の3人の間では、装置によって頭蓋骨の開放が起きることは当然のことと考えられています。 むしろそういった効果のない装置を作ろうものなら、すぐさま「あれ効いてませんよ。」ってメールか電話が入ります。
私ばかりでなく、KDC先生もそう言った装置を使っていた経験があると思いますよ。結局、KDC先生はその装置には不満で更なる方法を模索し、私は装置の改良によって問題点を克服しようとしているという違いはありますけど。


[324] 無題 投稿者:KDC 投稿日:2002/03/08(Fri) 16:35

323のコメントです
まったく同感です.
322のコメントです.
逆に質問です.まず咬合調整の正しい意味を理解してください.
それから、どこを調整したらよいかを初診時にわかるように方法とトレーニングを積んでください.残念ながら僕の言うことが判る段階ではありません.もう少し勉強と経験を積んでがんばってください.(別にばかにしているわけではなく、以前はぼくもそうでした.
だから段階というのがあるのです.しかし、治って、かつ最小で最大の効果をあげればどんな方法でもよいのです.その結果MICさんとおなじ歯にたどりついたのです.)

以上


[323] スプリント不用論 投稿者:MIC 投稿日:2002/03/08(Fri) 11:31

 横やりです。
普通のシカが原因で、起こしたものに言及すれば、治そうとする機関やHPで宣伝しているスプリントでそのもつ本当の機能を知ってか知らずかわかりませんけれど、誰が見ても治らないと分かっているものをあえていれるモラルの欠如に問題があります。都内の歯科の学部がある国立大学の歯科研修では、スプリント講習は最近いつのまにか無くなりました。遅まきながらの感はありますが。
スプリント不用論は少数派ながら見直されているようです。すこしずつですが勢いを感じています。

歯のよって歪みだして、症状を出し始めたとするならば、歯科医として最低限のモラルとして
身体や歯の機能的低下を防ぐ目的で治療するはいいことです。

両刃の剣ですから、危険な面とそれにより改善する面と両面あります。危険という考えももちろん理解できます。間違って削られたかたが、一番このことを、身体で感じているはずです。
 「咬合調整」=削る よって低くするという考えではなくて、
削るというのは、歯の高さを削るのではなく歯の形の修復すなわち形態修正であり、機能的なものを回復するのが主たる目的です。形態と機能は一致しているからです。外してやりかえるのも方法です。
それにより押し込まれていた関節ポジションを改善し、上顎骨再構築していきます。偏位の人は上顎が歪んでいます、それを逆に噛む力で補正するのです。
 歯に機能的な問題があり、いきなり削り出すケースのほうが私には多いのですが、管理人さんは
逆に機能的大事な必要とされる部分を削られたと思うのです。これはシカの大半の先生はわからないため
ある重要なところをおとさないという意味で、頭蓋骨矯正の利点はあるかもしれません、しかし歯の現況はそのままであり、問題は厳然としてそこにあります。

悪いことがわからない、あるいは分かっていてどうしていいか、どう治せばいいのか、さらに治し方がわかっても、治せる技工ができないそんな悩みになるはずです。実際にORINGをされてる歯科の先生から、技工について問い合わせがありましたから。一般、専門含めてのシカの現状かと認識してます。方法はあるのです、一般的に基準は上顎にとります。(劣成長以外は)

http://someya.ne.jp


[322] Re[321]: 無題 投稿者:あマ指師 投稿日:2002/03/08(Fri) 01:46

はじめまして、KDCさん。
KDCさんは、歯科の先生ですよね。
私は治療する側ですが、自身が顎関節症であり、自分で治した経験を持つ者です。
私は、顎関節症の治療を難しくしているのは、歯科医師の慢性病に対する認識不足にあると思っています。
お金儲けのために顎関節症と咬合を結びつけて患者を壊しているのが現状だと思っています。
KDCさんは、当然違うでしょうけど。
いくつか?に感じたので書き込みしました。

> それはなぜかというと、必ずといっていいほど最終的には咬合再構築をしなくてはならなくなるからです.

それは、最終補綴が早すぎたのが原因ではないのですか?
私が勤める歯科医院でも、最終補綴のタイミングが早いとこの問題はあります。全てそうではありません。
上顎の捻転が矯正できていないとエンドレスなんです。

> それから、以前は下顎を基準に考えていました.まず顎の位置、それから歯でしたが、これも間違いのような気しています.

明らかに間違いだと思います。
頭蓋骨全体を調整する必要があります。
とくに側頭骨と後頭骨の調整には時間をかける必要があります。
私は右の顎関節が全く動かなかったのですが、側頭骨の調整だけで治すことができました。(側頭筋をほぐしただけですけど)

> 従って今はまず第一に歯を調整します.
> このことは長い間僕自身の課題でした.歯の調整をするということイコール頭蓋骨を調整することです.

非常に危険を感じるんですけど。
管理人のマウンテンさんも、いきなり歯を調整されて壊された1人でしたよね。
私の前に現れる患者のほとんどが、最初に歯の調整をされて症状が悪化しているんです。
どのような根拠があって言われているんですか?
なにか画期的な理論ですか?
ただ頭蓋骨矯正は、そんなに難しくないんですよ。むしろ簡単です。時間はかかりますけど。
歯を調整しなくても噛み合わせを変えられるんですけどね。

> オステオパシーで治療をしても歯の治療ができなければ意味をなさないような気がします.(ぼくもオステオパシーはすばらしいと思っています)

心身症の患者さんが必ず言うセリフなんですよね。
歯に致命的な問題があれば、当然歯の治療は必要でしょう。
でも、顎関節症の治療にあたっては、まず先に歯への執着心を除いてブラキシズムを改善させることが重要だと思います。

テンプレートですが、私も同じ意見を持っています。
とにかく歯の沈下が心配です。
ただ、テンプレートで治った人がいるのも事実なんですよね。
万病に効く治療法なんてナイ!というところですか。

最後に質問があります。
アメリカでは顎関節症の患者に対し、むやみに咬合治療を受けないように、日本では保健所にあたる機関が啓蒙活動を行っているようです。
結果が出ないものは認めない国でのこの事実、どうお考えですか?


[321] 無題 投稿者:KDC 投稿日:2002/03/07(Thu) 21:59

最近わかってきたこと.

スプリントやその他それに順ずるもの(三次元的要素を加えたものもふくめて)やはりほとんど使うことはなくなりました.
ただし、明らかに咬合が低い場合は別です.
それはなぜかというと、必ずといっていいほど最終的には咬合再構築をしなくてはならなくなるからです.
この場合は体と下顎は強調しても今度は歯と顎が強調しなくなり大変なことになることが、はっきりとわかりました.
ですから、今はほとんど使いません.

それから、以前は下顎を基準に考えていました.まず顎の位置、それから歯でしたが、これも間違いのような気しています.
従って今はまず第一に歯を調整します.
このことは長い間僕自身の課題でした.歯の調整をするということイコール頭蓋骨を調整することです.
オステオパシーで治療をしても歯の治療ができなければ意味をなさないような気がします.(ぼくもオステオパシーはすばらしいと思っています)
補助的なテクニックとしAKAのテクニックを使っていますがこれは少なくとも全身の確保としては安心だと思っています.
このことを理解できる方はまだ少ないと思いますが、僕自身もうまく説明できないのがはがゆくてしょうがないです.
今度もう少し噛みくだいて説明したいと思います.

いずれにしても治療の手順は歯、頭蓋骨、仙骨、全身、顎かなと思っています.
ところでここで投稿される方々は本当に真摯な方ばかりですが、どうしても言いたいことがあります.
それは、テンプレートとことです.これだけは本当に危険だと自分は考えています.ほんとうにこれだけはやめていただきたい.
テンプレートについてのことでもし僕に異論があるなら、正面から受けてたちたいと思います.それだけ患者さんの人生や健康をくるわせ、そして治療を困難にしているかを理解していただきたいと思います.



[320] 口腔内装置について 投稿者:あマ指師 投稿日:2002/03/07(Thu) 21:05

はじめまして、福岡の歯科医さん。
やはり先生もオステオパシーの影響を受けましたか。
私もオステオパシー医アプレジャーの頭蓋仙骨治療に影響を受けました。
これは、「究極の指圧だ!」と思いましたから。

さて、私は咬合治療を行っている歯科医院で働いていますので、咬合治療に関しては、それなりの知識はあるつもりです。
先生が研究されているのは、保険の範囲内のスプリントですか?
それとも高低差を付けた独自の物ですか?
私は、頭蓋仙骨治療とスプリント(ただし軟質で高低の調整をした物)の併用で、かなりの患者さんを改善させることが出来ると思っています。
ただし、上顎、口蓋骨の捻転を矯正しないと治療がエンドレスになりますよね。下顎は上顎に合わせにいくわけですから。
先生は、上顎の矯正に関してはどのようにお考えですか?
懇意にしている歯科医師や技工士に問いかけても、
「上顎の捻転を装置で治すのは無理じゃないか?」という答えが返ってきます。
先に手技療法をすすめるのは、こんな理由が大きいのです。
手技で上顎の矯正をするのは、それほど難しいことではありません。

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/jojoba


[319] Re[317]: 口腔内の原因について 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/03/07(Thu) 17:09

はじめまして、あマ指師さん。
> やはり先に咀嚼筋の疲労を緩和させるのが、治療としてはベストだと思います。
咬合治療の本来の目的は、咀嚼筋群の過緊張の開放なのですが、実際にはなかなかそれが実現できないので、整体の方からこのようなコメントを頂くのはやむを得ないかとは思うものの残念なことです。

それでも、歯科的にはさまざまなアプローチも行なわれています。私もそんな研究をしている一人なのですが、現在、即時的に咀嚼筋の過緊張を開放できる装置を作れるようになっています。
下のコメントではその事を”生体に調和した装置”と表現したのですが、もう少し詳しく言えば”診断した下顎位に精密に下顎を誘導し保持することによって咀嚼筋群の開放を即時に得ようとするもの”です。ある下顎位に誘導するとは、言い換えれば、咀嚼筋をある長さに誘導することでもあります。もうお分かりかもしれませんが、この装置は咀嚼筋群に対するカウンターストレインテクニックをかける装置です。オステオパシーは私の臨床に大きな影響を与えています。そんな訳で、少しお話したいと思い出てきました。


[318] Re[317]: 口腔内の原因について 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/03/06(Wed) 20:05

こんにちわ。あマ指師さん。

> やはり先に咀嚼筋の疲労を緩和させるのが、治療としてはベストだと思います。
この点ですが、最近この効果を身をもって体験しています。歯だけの噛み合わせ治療中は、どんなことをしても不定愁訴がありましたが。整体で、筋肉の緊張が取れるようになってから。かなり改善しています。(極端な話、歯が全くかみ合っていなくても改善しています。)
筋肉の緊張の影響って大きいのですね。でも一旦緊張したら、自分だけではどうしようもなくて。

では、またよろしくお願いいたします。


[317] 口腔内の原因について 投稿者:あマ指師 投稿日:2002/03/06(Wed) 00:05

いなかもんさん、早速の書き込みうれしいです。
口腔内の問題は確かにありますね。というより大きいと思います。
前回は歪みに関して書きましたが、全く歪みのない人間など存在しないでしょう。(歪みという表現の仕方も良くないかもしれませんが)
歪みには許容範囲というものがあって、この範囲におさまるか否かでコリや痛みを感じたり感じなかったりするのが慢性病だと思います。
これを物理的に壊してしまうのが、不適合な補綴物や人工歯ではないでしょうか?
実際に、歯の素人である私が見ても首を傾げてしまうような処置をされている患者さんはいますよ。かなり。
口腔内の力学バランスが変化して、対応しきれない人が顎関節症になりやすいのではないかと感じています。
やはり先に咀嚼筋の疲労を緩和させるのが、治療としてはベストだと思います。
口腔内装置の話はまた今度にします。


http://www.aa.alpha-net.ne.jp/jojoba


[316] Re[315]: 左上がり 投稿者:いなかもん 投稿日:2002/03/05(Tue) 20:24

こんばんわ。あマ指師さん。
 たいへん興味深く読ませていただきました。
顎関節症の原因の多くは、歯に起因していないという内容ですが。そうかもしれませんね。(ただし、虫歯治療に起因するのは別として。)
 次回のカキコ楽しみににしています。


[315] 左上がり 投稿者:あマ指師 投稿日:2002/03/05(Tue) 01:05

はじめまして。
私は、そこそこ名の知れた医療機関で手技療法(頭蓋骨矯正)部門として顎関節症の治療に携わっている者です。
臨床を通じて感じたことを書こうとおもいます。
まず一番問題なのは、顎関節症にどれだけ歯が影響を与えているのかです。
興味深いデータがあります。
これは私の見た限りですが、顎の歪みとして診た場合、90%以上が左上がりだということです。
もし歪みの原因が歯であるならば、左右の割合がもっと近くてよいはずです。
そうではないという事は、別の理由が大きいのではないでしょうか。私は、習慣性が一番大きいと思っています。
患者ほぼ全員に咀嚼筋の異常緊張がみられることでもわかります。明らかにブラキシズムが原因である患者に硬質な(アクリルレジン)プレートを装着させると、噛みしめによって歯が沈下して逆効果という症例も多いのです。
もちろん咬合治療が必要ないと言っている訳ではありません。
私が言いたいのは治療の順番です。
おすすめしたいのは、先に手技療法を施し、患者自身にもリラクゼーション法をマスターしてもらった後に、最後の手段として咬合治療を選択してもらうということです。
この場合は、ほとんどトラブルがありません。
手技療法だけで治るならば定額で済むわけですから。
次回は、口腔内装置の致命的な欠点について書いてみようと思います。咬合治療で身体を壊されたと感じている人には参考になると思います。それではまた。



http://www.aa.alpha-net.ne.jp/jojoba


[314] 無題 投稿者:313 投稿日:2002/02/05(Tue) 02:51

313で言いたかったことは「顎関節と全身の疾患の関連を認めている本がある」ということです。


[313] 無題 投稿者:よかったら見て下さい 投稿日:2002/02/05(Tue) 02:40

「頸と腕の痛み」(Rene Cailliet著 萩島秀男訳 医歯薬出版)という本は第1版が1972年から出版されている古い本ですがそこで次のような記述があります。
(227〜233P)

「はっきりとした器質的な筋病理の原因がない慢性の筋骨格系疼痛症候群(CMPS)が、一般的に診断および治療でのチャレンジとなり医療人にとってはジレンマとなっている。」

そしてこの(CMPS)は次の3つに分類できるとされています。

(1)一次的繊維性筋痛症候群(PFS)
(2)筋膜疼痛症候群(MPS)
(3)側頭下顎痛および機能低下症候群(TMPDS)

(1)と(2)は体の痛みに関する疾患であり(3)はこのページでいう額関節症とほぼ同じものだと思います。
そしてこの3つについては「3つとも関連があると認められるし、あいまいであるとしても三者間には直接の関連性が存在する」という記述があります。

 日本では(1)はリウマチや慢性疲労症候群などを専門にしている医師が治療していることが多く、(2)はトリガーポイントと呼ばれ鍼やペインクリニックの本に詳しく載ってます。

(1)については http://www.logos.co.jp/fm/index.htm
(2)については http://www.tt.rim.or.jp/~yosihari/
でも見て下さい。


[312] 疾患の捉え方 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/02/05(Tue) 00:01

No.311に関連して、この病気の捉え方に付いて私の考えを述べてみます。
 まず、この病気はどのような範囲の症状を含むのかという点からしても多くの意見が有ります。TMJからTMDへの病名の変遷に示されるように顎関節の症状のみに疾患を限定していた時代から、徐々に広い範囲の症状がこの疾患に関連が有るものだとする考えに変わってきています。OFP−顎顔面痛症はその考えの延長線上にあり、顎関節とその周囲の組織や咀嚼筋ばかりでなく、顔面や頭頚部の疼痛もこの疾患に関連するものと捉える考え方です。時代の流れとしては、研究が進むにつれこの病気の症状の範囲が広げられてきたのです。

私はOFPより更に広い範囲の症状をこの病気に関係するものと考えています。顎関節とその周囲の組織の症状や、頭痛めまい頭頚部の疼痛などのOFPの症状以外に、耳閉感、背部痛、頚腕症候群に見られる上肢下肢の症状、などもこの病気に関係したものと考えています。

その理由はとても単純で、顎関節症状とこれらの症状が連続して起こり、症状の変化も関連していると自覚している患者さんたちの存在です。更に、同一の治療法によってそれらの症状が治ってくるという臨床上の体験です。

このテーマはとても多くの問題を含んでいて、余程気をつけないと議論があらぬところにいってしまいます。それを防ぐため、まず、この病気がどのような範囲の症状を含むかという点について話を始めませんか?


[311] 私の理論 投稿者:TMJ 投稿日:2002/02/04(Mon) 01:41

顎関節症は多くの意味を含んでいます
咀嚼筋といわれている筋の異常。関節内部の周囲組織の異常、その内部の関節円板の異常、顎骨の異常、精神的な異常、あなたは顎関節症といわれるのははたしてどの異常なのか、関節症といわれこれらの異常がまったく同じ治療方法とは限らない、同じ関節円板の異常でもスプリントの装置の機能は異なる、的確に診断しまたその治療方法確立すべきである。


[310] Re[309]: マリンさんへ 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/30(Wed) 00:05

やはり、歯医者さんによって考え方は様々なようですねぇ。(゜o゜)

>本質的なところは形でなく機能です。
>体にジャストフィットした装置の特徴は、
>装着と同時に効果を感じられることです。
>装置を体に調和するように作れた時には、
>患者さんは装着と同時に症状が和らぐのを実感できます。
>不定愁訴についても同様です。逆に言えば、そのような装置を
>作れなかった時は、私の治療としては失敗であるか
>治療の適応ではないと考えています。

こちらから察すると、恐らく私のスプリントの機能・形態と、
福岡の歯科医先生の装置は、異なっているようですね。
とにかく、今の治療が、自分にとって合っているかどうか、
もう少し、主治医を信頼しつつ様子をみてみようと思います。
とても参考になりました。ありがとうございます。


[309] マリンさんへ 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/01/29(Tue) 19:26

下で説明しているのはあくまで「私の考える体に調和した装置の条件」ですので、他の考えで治療している歯科医は勿論いるわけです。
この問題に関しては、さまざまな考えの歯科医が居て、もっともっと議論が必要なのです。


[308] 体に調和した装置について 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/01/29(Tue) 18:55

具体的にどのような形状の装置が良いのかというご質問ですが、これは答えにくいです。
考え方としてはいろいろな形状が考えられます。いろいろな形の装置で、体に調和した装置を作ることができます。私の装置は数ある形の中で体に調和させやすい形をしていることは確かですが、その形でなくても体に調和したものを作ることは可能です。

本質的なところは形でなく機能です。体にジャストフィットした装置の特徴は、装着と同時に効果を感じられることです。装置を体に調和するように作れた時には、患者さんは装着と同時に症状が和らぐのを実感できます。不定愁訴についても同様です。逆に言えば、そのような装置を作れなかった時は、私の治療としては失敗であるか治療の適応ではないと考えています。


[307] ずばり、体に調和したスプリントとは!? 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/28(Mon) 23:12

>私は「体に調和したプレート状の装置」を使って治療をしています。
>この「体に調和した」という意味は、観念や概念としての意味でなく、
>装置を入れることで「筋の緊張が取れ」「頚椎のアライメントが修正され」
>「仙骨の変位が修正され」「脚長の不ぞろいが修正され」る効果を
>具体的にもつ装置という意味です。
>たぶんfighterさんやじゃわさんが使っていた装置もそのようなものだったと思います。
>だから、併用療法が効果的だったのでしょう。
>一方、普通に使われているスプリントはそのような配慮がなされていません。
>その為往々にして顎関節や咀嚼筋群に緊張を引き起こします。
>見た目は似たようなプレート装置でも、内容が全く違うことが有る。
>それがこの議論の食い違いの原因ではないでしょうか?

福岡の歯科医さん、とても分かりやすい説明ありがとうございます。
より突っ込んだ質問をしてもいいでしょうか?
ずばり、「体に調和したプレート状の装置(スプリント?)」とは、
具体的にどのような形状のものでしょうか?
「普通に使われているスプリント」と、先生方が解釈・実践されている
「体に調和したスプリント」との決定的な違いを教えていただけないでしょうか?
是非、治療医院選びの際の参考にしたいと思います。
(ケースによって、その形状も違うとは思うのですが)
ちなみに、私が嵌めているスプリントの形状は(下顎に装着)
咬合面は平面で、4番の歯から覆うようになっていて、咬合面と
(歯茎には触れないように)歯の外側だけ覆うようになっています。
咬合面は平面なので、決して顎位は固定されていませんし、
嵌めている時はあまり噛み締めないように言われいます。
また、口腔内の舌のスペースを確保する為に(ストレスがかからないように)
歯の裏側まで覆うようにはなっていません。
なんでも私の先生が言われるには、舌にストレスがかかると
そこから逃げ出そうと喉の方へ落ち込んでしまうので
気道を塞いでしまって、酸素不足になってしまうとの事です。
ですから、長時間はめていても、口の中で邪魔になる
という感覚もなく、比較的、快適に装着できています。
(多少、舌っ足らずな喋り方になりますが)
大雑把な表現ですが、大体このような感じです。
私のスプリントは、先生や皆様の言われている
「体に調和したプレート状の装置」と言えるでしょうか?

半年程、スプリントを嵌めて症状が快方に向かってから
歯列矯正をする予定ではいますが、
(スプリントを嵌めて3〜4ヶ月程経ちます)
恐らく、私のケースですとスプリント療法だけでは、
目立った効果を得るまでに少し時間がかかるのかもしれませんね。
私は、顎が痛い、開かない、クリック音がするというような
いわゆる顎関節症ではありませんが、
あきらかに噛み合わせが正常な状態ではありませんし、
慢性的な呼吸困難感をはじめ、様々な不定愁訴があります。
整体やカイロの併用で、徐々に快方に向かっていければいいなとは
思いますが、今のところ、腕の良い整体医院、カイロなどを判別する
情報も能力もないので、少し地団駄を踏んでいる状態です。
先生方をはじめ皆様からの貴重な情報を参考にしつつ、
希望を捨てずに、地道に治療に取り組んでいきたいと思っています。
(文字で表現するのは難しいですね(^^ゞ)


[306] 併用療法の条件 投稿者:福岡の歯科医 投稿日:2002/01/28(Mon) 21:45

カイロと咬合治療の併用療法についてひとこと話させて下さい。私は「体に調和したプレート状の装置」を使って治療をしています。この「体に調和した」という意味は、観念や概念としての意味でなく、装置を入れることで「筋の緊張が取れ」「頚椎のアライメントが修正され」「仙骨の変位が修正され」「脚長の不ぞろいが修正され」る効果を具体的にもつ装置という意味です。つまり、カイロプラクティックやオステオパシーの治療と同様の効果をもち、整体治療と相互に補完的に働くことのできる治療装置だということです。

そのような装置を使っている場合、整体と咬合治療は相乗的に働き拮抗することはありません。たぶんfighterさんやじゃわさんが使っていた装置もそのようなものだったと思います。だから、併用療法が効果的だったのでしょう。一方、普通に使われているスプリントはそのような配慮がなされていません。その為往々にして顎関節や咀嚼筋群に緊張を引き起こします。そのような状況下でのカイロとの併用には、MIC先生の指摘されたような危険が有るのかも知れません。

見た目は似たようなプレート装置でも、内容が全く違うことが有る。それがこの議論の食い違いの原因ではないでしょうか?


[305] 並行した治療を薦める理由 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/01/27(Sun) 02:59

私が並行した治療を薦める理由は、私が知っている本当の重症例の患者さん達は、かなりの確率で(病気・症状・骨格の歪み・筋肉のアンバランス)なども酷く、現に、歯科治療だけでは効果が限られて来る場合が有ります。

(体が、理想的に機能する様に出来たスプリント)を、何年も装着し続けていれば、一部の重症例を除き、酷い症状の人もそれなりに効果が出ると思いますが、個人の(様々な環境・状況)などの問題から、色々と難しい問題が出て来る場合が有ります。

例えば、(一刻も早く、体の状態を治さなければいけない状況の患者さん)は、その様な時間の余裕が有りません。
そこで、カイロプラクティックなどとの治療を併用をした場合、(自覚症状を生んでいる、神経・血管の圧迫)などを早急に取り除きますから、自然治癒力なども早く正常になり、治療効果が倍増して治りも早くなります。
その様な患者さんには、その様な選択肢が必要不可欠なので、一概に悪いとは言えないと思います。


また、下記の文章の、「つまり身体をゴムとすると、何度ものばしたり、縮めたりすると最後は劣化して切れてしまうよ・・・」と有りますが、確かに、ミクロン単位での(破壊・再生)などは当然有るでしょうが、筋肉が本当に切れてしまう事は無いと思います。
もし、本当に切れてしまったら、治療方法事体に問題が有ると思います。

しかし、一番問題なのは、(歯科医師・カイロプラクタ−)などによって考え方が、かなり違う所に有ると思います。
ただし要点は、「患者の病気・症状が治れば、どの様な治療方法で良い・・・」と言う事だと、私は思います。


[304] カイロは効果的です。 投稿者:MIC 投稿日:2002/01/26(Sat) 23:54

確かに辛いつき、カイロにていやされれば快適でしょう、私の視点は違うところに向いています、
以下比較的考えに近いHPの記述です。

顎関節症についてのいくつかの考察:
噛み合わせで悪い状態にある人は、噛みにくいので、反対側の歯と顎を使って噛んでしまう。→それにより悪くない方の顎が異常発達する結果となります。その結果、
顎が異常発達した側の半身が特に過緊張状態になり、身体のバランスを崩す原因になるわけです。
歯科矯正についての考察:
歯科矯正と同時進行に整体やカイロプラクティックを受けた場合。
歯科矯正をするときには顎関節にもかみ合わせパターンが矯正器具の強い締め付けなどにより変わります。顎関節(顎の関節)は大変重要な関節で、体中の関節に関連
している関節の一つです。つまり、顎関節が可動性を失うと、その失われた可動性に比例して体全身の関節の動きが同時に制限を受けます。そのような関節はもうひと
つ仙腸関節もそうです。そして週一度や2週間に一度などのペースで矯正具の絞め変えのたびに、体中の関節の硬くなるパターンが変化します。一概には言えませんが、
矯正自体外部の圧力を掛け続ける行為である以上、”身体に対しての負担”となります。よっていくらボディワークの筋膜解放テクニック等で解放していこうとしても
矯正具の締め付けを変えることによりまた新たな歪みが生じます。かつて歯科矯正中のクライアントのワークをして、そのことを実感を持って強く感じました。

以上は私の習っているカイロの先生でも同じ意見でした、
つまり身体をゴムとすると、何度ものばしたり、縮めたりすると最後は劣化して切れてしまうよ、というとりかたではないでしょうか。

私には「正しい歯科」治療上どうしても見過ごせない部分で、ここには非常にこだわっている部分です。
いわゆる健康な過去にもどれるかどうかという検証からです、
わたし自身結局、試行錯誤した上、最終的な安楽な場所が実はそこだったからです。

http://someya.ne.jp


[303] 同時治療 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/01/26(Sat) 23:04

MIC先生が言われている、矯正治療とカイロプラクティックなどの治療を同時に行っていますが、先生の言われる様な症状はほとんど出ていません。
私からすれば、何が危険なのか解りません。先生が貼り付けているホ−ム・ペ−ジも読みましたが、(一つの考え)と言う印象しか持ちませんでした。
その理由に、治療方法と組み合わせかたで、何通りもの、良い治療・悪い治療にもなる事を、経験して知っているからです。

MIC先生の考え・治療法からすれば、同時治療は危険なのかも知れませんが、私は自分が(体験・経験)して、体を完治近くまで治しているので、その様には全然思いません。

また補足説明ですが、私の言っている(調和)とは、今有る状態で合わせるのではなく、理想的に位置関係を正し、機能する様に調和をさせる事です。その様な事から、同時治療は効果を生むと言っているのです。
MIC先生の多くの意見には、理解出来る所が多く有りますが、この事だけに関しての意見は、全く反対です。


[302] マリンさんへ 投稿者:MIC 投稿日:2002/01/26(Sat) 13:30

マリンさんへ
いいえ、いい質問ですね、誰が最初に気がつくかなと思っていたのですが、一見矛盾しているように見えますが、実はある基準にそってみていくと、必然性が論理的で、一貫性があるのです 最近よりそのことに確信を持っています。(ただし名称のみがまったく同じで誤解を受けることもたしかですね でも他に名称がみあたらないのも事実でして、、ここらでオリジナルでの改名かな。名前を公募いたします。)。普通の人は機能的なものまでは見分けがつきませんですからね。

自分自身の顎関節症状を持っていた体験からもとずき、注意を喚起しています、けっして発言する立場をわきまえていないわけではありません。今後もより正確な情報を伝えようと考えています。

また自分自身治してきた経緯で、理論的に説明できるように努力してみます。そして自分の経緯ものち程、時間があればお話できます。きっかけはもちろん歯科治療です。
たくさんの方へ、治療上参考になると思いますので。
想像や理論ではなく、経験上わかってきていることもたくさんあります。ここだぞという手ごたえさえ感じていて、今は最終的なある結論段階へ達するようになりました。のちほどお楽しみに。かならず公開します。

URL失礼しました。

http://someya.ne.jp


[301] 追記 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/26(Sat) 10:56

皆さんの御意見とても参考になりました。

少し疑問に思った事があるのですが、MIC先生はスプリントの
危険性をしきりに訴えているのにも関わらず、その一方では
あるHPで(金属?)スプリントの有効性を述べていますよね?
(最近になって、危険性を確認したのでしょうか?)
いくら、ネット上の事とはいえ、一辺倒に否定されるだけでは、
やはり患者としては混乱してしまうと思うんです。
オブラートに包んだ言い方をしてほしいというわけではないのですが、
もう少し、患者側に立った返答をしてほしいなと思いました。
一患者が生意気なことを言ってすみません。

しかし、色々な意見が錯綜しているということは、
スプリント治療自体、未だ確立されたものではない
ということなのでしょうね、、。


[300] う〜ん、、 投稿者:マリン 投稿日:2002/01/26(Sat) 00:13

ますます、スプリントの事が分からなくなってきました。""A^^;


[299] 選択は自由です。 投稿者:MIC 投稿日:2002/01/25(Fri) 09:00

誤解のないように再度説明させていただきますが、(ここが重要)
私が現時点で思っていることは、3次元的に身体にあってるスプリントはかえって危険ということです。

あってないスプリントは効果もなく、すぐ外してしましますから、期間が短く(それでも影響はでます)その効果をあまりうけないのかなと思います。(見た目)

問題は効果のあるスプリントなのです、これは長期に入れられてしまいます。その間に整体、カイロをされると最悪です。
以上は自分での結論です。
まずは結論から。
内容について詳細は後日説明していきます。

http://someya.me.jp


[298] 患者の為に、選択肢を・・・ 投稿者:fighter_1992 投稿日:2002/01/24(Thu) 22:36

歯科医師で有れば、スプリントに副作用があるのなら、当然その事も報告するべきだとは思いますが、極論すれば、利点と欠点はどの様な物にも有る訳ですから、患者を治す為の(選択肢・方法)などに、限り無い可能性を残しておいて欲しいと思います。
つまり言いたい事は、「悪い意味での極論は、止めて欲しい・・・」、「病気・症状を治す為に、利点・欠点を知り尽くした上で、上手く使い分けたら良い・・・」と言う事です。

「体の事を考えているスプリントで有れば、問題がない・・・」と言うのは、私も含め、スプリント治療を受けて(改善・完治近く)になっている患者さん達で有れば、すでに判っている事です。
(体の事を考えて作られていない、間違ったスプリント)が、大変危険で、心身を目茶苦茶に破壊してしまう事は、ベテラン患者達からすれば、当たり前の事です。

ですから、MIC先生が書かれている様な「スプリント治療事体が危険・・・」と言うニュアンスの発言は、患者を余計に混乱させるだけだと思いますので、もう少し考慮して欲しいと願います。